菅生高校の池にマガモが4羽います。菅生高校の創立者島田久先生の「菅生

の地で自然と共生すること」という教えを実践し、3年前から飼い始めまし

た。里山教育に力を入れている菅生高校は、緑豊かな土地に校舎を持ち生徒

の豊かな心をはぐくむのに一役買っています。

 

鴨は冬鳥です。雪の降る寒い日にも水面を優雅に泳いでいます。生徒も登下

校の際に池に立ち寄って鴨の様子を見ています。産まれたばかりのヒナが母

鳥の脇について池を泳いでいる様子を見たときには、「かわいい!」と喚声

があがりました。

 

そんな鴨池にどこからか一羽のニワトリがやってきて棲みつきました。最初

は遠慮がちに鴨の餌をついばんでいたのですが、今では鴨と仲良く暮らして

います。

 

厳しい冬を越すと鴨のヒナが孵り、鴨池もにぎやかになることでしょう。高

校3年生も3年間過ごした学舎を後にし、それぞれの夢へ向かって飛び立と

うとしています。菅生高校という小屋を飛び出した夢あふれるひな鳥たちは、

いったい社会にどんな希望を与えてくれるでしょう。楽しみに待ちたいと思

います。

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日本武道館で行われた東京都高等学校秋季剣道大会で、本校剣道部が男女とも
準優勝に輝きました。来年のインターハイ出場をうらなう大事なスタートを男女とも
準優勝で飾った新チーム。新メンバーのこれからのいっそうの活躍が期待される
秋季大会でした。
男子は1年生高須智之選手が大金星
男子は3回戦が大会の山場となりました。対戦相手は優勝候補の呼び声の高い国
士舘高校。先鋒・次峰・中堅が引き分けて互角の展開に持ち込むと、1年生ながら
副将に起用された高須智之選手(小平一中)が思い切りのよい戦いで、鮮やかな
出小手を決めて1本を取りました。最後は大将・辻選手が激戦を制して、強豪国士
舘高校を撃破しました。「これで勢いに乗った」と坂田監督が言うように、チームは
破竹の快進撃。強豪冨士高校も退け、決勝戦に進出しました。

決勝戦の相手は全国屈指の好選手をかかえる高輪高校。先鋒・次峰が勝ち、中堅
が引き分けに持ち込む大健闘。しかし、副将・大将戦を高輪高校に取られて、高輪
高校も譲らない。双方まったくの互角の試合となりました。そして、優勝の行方は代
表戦にまでもつれ込み、西選手が果敢に戦いましたが惜敗。準優勝となりました。
昨年の秋季大会は3位だった男子は、今年は全国屈指の選手をそろえる高輪高校
と互角に渡り合っての準優勝。新チームの実力アップを確かなものにしました。

女子はねばり強さで代表戦を制して準優勝
男子とは対照的に女子は接戦につぐ接戦をものにしての準優勝となりました。初戦
と2回戦は圧倒的な強さで相手を寄せ付けなかったものの、3回戦からは「胃が痛く
なった」と坂田監督が言うように、代表戦の連続となりましたが、地元あきる野市出
身の2年生が大活躍。東京成徳大高校戦は藤木香織選手(あきる野秋多中)、冨士
高校戦と篠崎高校戦は土師みつき選手(あきる野東中)が制しました。

決勝の国士舘高校戦は、先鋒、次峰が敗れ、もう後がないというところで、中堅・中
村絵美選手(2年・小平西中)が引き分け、望みをつなぎました。そして、副将・藤木
選手が1本を取り、勝敗の行方は大将戦に持ち込まれました。「思い切り行け」の坂
田監督の指示を受けて、大将・土師みつき選手は序盤から果敢に攻め込みました
が、相手に巧みにかわされ引き分けとされてしまいました。絶体絶命のピンチから
挽回して、あわやというところまで相手を追いつめた準優勝は見事でした。
図抜けた力を持つ選手のいない女子新チーム。それだけにひとりひとりがしっかり
と自覚を持って試合に臨んできました。接戦を戦っていく中でねばり強さも生まれ、
精神的にひとまわりたくましくなりました。
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12月5日(土)、3年生の生徒と保護者を対象にした一般入試ガイダンスを本校で
行いました。当日は駿台予備学校から講師2名をお招きし、それぞれ文系会場、
理系会場に分かれてガイダンスを実施しました。
最初に受験人口推移や学部別志望動向など今年度の受験事情を説明した後、大
学別に学部ごとの入試動向の説明がありました。生徒・保護者は今年度の入試予
測など受験生にとって関心の高い情報を熱心にメモしていました。過去問を解く意
味、過去問の利用法、受験校選定の注意点など、現役合格のための学習ポイン
も説明があり、生徒・保護者は真剣な眼差しで聞き入っていました。
あと1ヶ月後にはセンター試験が実施されます。その数週間後には私立大学の一
般入試も始まります。受験生にとって、これからが正念場。このガイダンスが志望
校合格へのステップとなることでしょう。
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11月30日(月)奥多摩町立氷川中学校第1学年18名の生徒が来校しました。氷川
中学校は小規模校なので1学年全員での来校となりました。
11時に本校へ到着するとさっそく昼食。各々が自分の希望のメニューを注文しました
が、中でもパスタが好評でした。担当の先生と同じようにセルフサービスを体験しても
らいました。氷川中学校の生徒たちはメニューが豊富なことと、大盛り券まで用意され
ているといった説明に驚いていました。昼食後、テーブルをきれいに片づけ、次の人
に気を遣うといった心遣いも忘れませんでした。
食事の後は校内見学。授業と施設を菅生高校の先生の案内で見学しました。何台も
のコンピュータがホールに置いてあったり、開放的に作られた校舎内を見て、「すごい
ねぇ」と声を挙げていました。中でも「自学館」のシステムにはみんな興味津々。「朝7
時から勉強してるんですか」、「いろんな講習があるんですね」といった声があちこちか
ら聞こえてきました。
校舎見学の後は、阿部副校長のガイダンス。阿部副校長はこの日のために準備した
スライドを使って、中学校と高等学校の違い、そして公立高校と私立高校の違いなど
の説明をしました。初めて聞く内容に氷川中学校の生徒は熱心にメモを取っていまし
た。その後菅生高校の紹介があり、最後に「Dreams Come True」と画面一杯の文
字。普段の努力がとても大切で、少しずつ積み上げることであなたたちの夢がかなう
のです。と話を締めくくりました。みんな大きな瞳をして、阿部副校長の話にうなずいて
いたのがとても印象的でした。
2時間30分という短い時間でしたが、初めて訪問する菅生高校に、氷川中学校の1
年生たちは好奇心いっぱいでした。
たまには教室から飛び出して自分で経験してみるのも大切です。普段考えていたこと
と違う感じを抱き、見方が180度変わることもあります。さて、氷川中学校の生徒は今
回の訪問で何を感じどんな印象を持ったでしょう。次の機会が待ち遠しく感じられます。

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東海大学菅生高校の森が今、美しく紅葉しています。東京ドーム2.5箇の広さを

もつ菅生の森に一歩足を踏み入れれば、色とりどりのカエデやツタが目を楽しま

せてくれます。校庭では、3本のメタセコイアの巨木が秋の陽を受けて金色に輝

いています。

11月28日(土)の第4回説明会で、ぜひ菅生の森のすばらしい紅葉をご覧になっ

てください。

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Yokota High School(YHS)の生徒たち19名が11月16日、来校しました。YHS
は横田基地内にある中学・高校で、東海大学菅生高校は以前から交流を続けてき
ました。今年度は10月に本校生徒がYHSを訪れていて、今回は本校がYHSを招
待することになりました。
朝9時にバスで到着したYHSの生徒を出迎えたのは、EEC(英語クラブ)と1年特進
コースの生徒達。10月にYHSを訪問したメンバーが中心です。おたがいに「Good
 morning!」「Hi!」と元気よくあいさつした後、Campus Tour。生徒達の案内で学
校の中を見学してまわりました。YHSの生徒たちは、菅生高校の大きさと充実した
施設にびっくりしていました。
2時間目は学校紹介の時間。それぞれが英語で自己紹介しあった後、菅生高校の
特色と部活動をパワーポイントで説明しました。YHSの生徒は、「スライドがとても
よくできていて、わかりやすかった」とアンケートに答えていました。説明者の英語も
よくわかったと言っていましたが、「Be more confident」(もっと自信を持って)と
いう評価もありました。次回はきっと大丈夫でしょう。説明にあたった生徒たちは、英
語の説明文を推敲したり、何度も繰り返して発音を練習したりして、入念にリハーサ
ルをしてきました。部活動と授業の合間をぬっての準備で大変だったようですが、
「熱心に説明を聞いてくれて、みんなの反応がとてもよかった」とあれしそうに話して
いました。
3時間目は、書道と体育の体験授業。バレーボールでは日米混成チームでゲーム
を楽しみました。
4時間目は食堂でランチタイム。ラーメンが大変な人気でした。YHSのカフェテリア
よりメニューがたくさんあって、おいしいと好評でした。食後はバンド演奏とダンスの
ショータイム。YHSの生徒もいっしょにバンドに加わって演奏したりして、なごやかな
雰囲気でした。
半日の交流でしたが、前回の交流をさらに深めることができました。YHSのある生
徒は、こんな感想を書いてくれました。”I wish I could come to Sugao High
 School.”(また菅生高校に来たい)

くわしくは… 菅生学園HPまで

本校卒業生・植木竜太郎選手がクルム伊達公子選手とペアを組んで11月14日、

有明コロシアムで行われた第84回全日本テニス選手権大会混合ダブルスの部で

優勝しました。

植木選手は本校第18期卒業生。在学中はテニス部の中心選手として活躍し、イン

ターハイなどで好成績をおさめてきました。日本大学に進学して、現在は伊予銀行

に勤務しながら実業団で活躍しています。クルム伊達公子選手とダブルスを組むの

は初めて。決勝で井上摩衣子・篠川智大組を破り、全日本選手権大会で初優勝の

栄冠に輝きました。クルム伊達選手は「植木君のファイトがあっての優勝」と、植木

選手の果敢なプレーを讃えています。
(写真は@niftyスポーツより転載)

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毎週金曜日は家庭科部の活動日です。毎回生徒がレシピを考え、顧問の先生

の指導で美味しい料理を作ります。家庭科部では本格的なビーフシチューや

煮込み料理、舌触りのさわやかなデザートなど毎回異なった料理に挑戦して

います。

 

1113日はオニオンスープ作りに挑戦しました。タマネギを薄切りにし、小

さく切ったベーコンと一緒に炒めます。そこに固形スープのもとと水を入れ

て一煮出ちしたら、コーンを入れて塩・こしょうで味を調えて出来上がりで

す。

 

試食をした後はミーティングをします。「この工程を工夫すればもっと手際

よくなる」とか「この食材で試してみたら?」など、いろいろなアイディア

が出てきます。みんな美味しい料理を作るために色々な知恵を絞っています。

 

いつも料理は多めに作ります。職員室の先生方に試食してもらうためです。

毎日遅くまで仕事をしている先生方に元気をつけてもらおうという気持ちか

らです。料理の出来映えを批評してもらうと参考になります。

 

金曜日の放課後、職員室は良い匂いと先生方の笑顔でいっぱになります。

 

英語クラブ(EEC)と1年特進コースがYHS(Yokota High School)を訪問しました。
横田ハイスクールは、横田基地内にあるカリフォルニア州立の中学・高校で、EEC
クラブとは2005年度から交流を続けています。
9月23日にEECクラブはYokota West Elementary Schoolの日本祭りに参加
し、横田ハイスクールの生徒と学校紹介をしたりして交流を深めました。今回は1年
生が中心でしたので顔合わせが主な目的でしたが、英語と日本語でとても楽しく交
流し、友達がたくさんできました。EECクラブは、これまでにYokotaで行われた模
擬国連(Model United Nations)に特別参加したこともあります。
10月6日には特別進学コース1年生が横田ハイスクールを訪問しました。今回は初
めての訪問だったので最初は緊張気味でしたが、徐々にリラックスして日本語と英
語をお互いに教えあうなど交流しました。11月、12月はYHSの生徒が菅生を訪問
します。生徒はとても楽しみにしています。

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15回日本管楽合奏コンテストに出場した吹奏楽部が最優秀賞を受賞しました。

 

日本管楽合奏コンテストの会場となった文京シビック大ホールで113日、

A部門(35人以下)に出演した東海大学吹奏楽部(吹奏楽コンクールB組)

は、加島貞夫先生の指揮で天野正道「GR~シンフォニックセレクション」

を演奏しました。柔らかで暖かみのあるベルベットサウンドにしなやかさが

加わり、技術的にも音楽的にも高校生の水準を超えた演奏に、会場からは

「ブラヴォー」の声と大きな拍手が送られました。

 

演奏後の学校紹介では、及川大輝君が「私たちの学校は東京にありますが、

周りを森に囲まれていて、夏はホタルが見られます」と紹介し、「今までや

ってきたことをひとりひとりができたと思います」と、悔いのない演奏がで

きたことを話していました。

 

講評では、審査員で「GR」の作曲家・天野正道先生が、「ひさしぶりに

GRのいい演奏を聴きました」と絶賛するなど高い評価を得て、全国から

選抜された高校の中で最優秀賞に輝きました。

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