アイセックジャパンのインターンシッププログラムで、ルワンダに7週間ほど滞在した現役大学生に来ていただき、ルワンダでの体験とその国の事情についてお話をしていただきました。
ルワンダ内戦に関与して、すでに英語の授業で、難民救済のために働いた緒方貞子さんを扱っていたので、生徒たちはそのイメージを強く持っての聴講となりました。

内戦後のルワンダはいまだに水や電気などのインフラが未発達で、そのためにシャワーを浴びるのに苦労した話や、レストランで冷蔵庫が機能しておらず、腐った肉を店に出そうとしている店主に対して、衛生員として腐った肉を捨てるように指導した話など、エピソードの一つひとつが非常にショッキングなものでした。

・学習環境が整えられているところで学ぶものよりも、現地で行ってみて手探りの方が学べるものがあると感じさせられました。
・自分で何かをやろうとして、日本の企業と交渉し、手洗い指導と「おにぎり教室」を開くという、行動力がすごいと思いました。
・日本がどれだけ発達しているか、涙が出るほど実感しました。

今回の話は、有名大学の学生の話ということもあり、生徒の学習意欲や職業観にも少なからず影響を与えたようです。

毎年この季節に中学全学年を通して制作する美術課題「冬に贈るグリーティングカードコンテスト」。
入賞者が決定し、展示を行っています。
今年はコラージュ作品が減り、各自お気に入りの手描きイラストを中心にデザインした作品が上位を占めました。今回は一票差で順位が変わるケースが多く、かなりの接戦でした。参考出品として留学生の作品も並べてあるので、カードでのお国柄の違いも感じて欲しいと思います。

学校見学の際、こちらもお楽しみくださいね。

 

中学1年生の二人が英語検定2級に合格! という素敵なニュースが届きました。二人にどんな秘訣があるのか、ちょっと話を聞いてみました。

二人とも幼稚園から英語を習い始めたという、長いキャリアの持ち主です。子供が言語を獲得していく自然な流れの中で、日本語と同じように英語も身につけていったようです。
とはいえ、あくまでも「音声」としての英語の学習しかしてこなかったという二人。中学に入学後、日本語で説明される英語のルールには少々びっくりしたみたいです。

「今まで、be動詞とか三人称単数とか意識せずに話していたので、“ルール”を聞いて“へぇ~”と思いました。あと、スペリングも全然勉強してきていなかったので、今まで発音の雰囲気で書いていたものを正確に覚えるのは、けっこう苦労します。テスト勉強も、もちろんちゃんとやってますよ! 何にもしないと大変です(笑)」

――楽しく話していた英語も、いろんなことを覚える必要が出てきて、つまらなくなったり、嫌いになったりはしませんか?
「それは全然ありません!! やっぱり英語が好きなので覚えることも楽しいです。」

――英会話力を維持するために、どんな努力をしていますか?
「英語部に入りました。顧問の先生とは、部活以外でも英語で話すようにしています。あとは、英会話の取り出し授業をはじめとして、二人での会話でも英語を使うように心がけています。」

――英語の勉強に苦労している人に、何かアドバイスをお願いします!
「最初から“ルール”を考えてしまうと、かたくなってしまうので、間違ってもなんでもいいので、まずはしゃべって“慣れる”ことが大事だと思います!」
「“勉強”って考えない方がいいです。英語も日本語と同じで、会話の方法の一つだから、やっぱり使うことを優先していくと、楽しいはずです。ちゃんと伝えようって思うと、覚えることも苦にならないと思います。」

「英語はツール」。伝えたいという気持ちを忘れなければ、自然と勉強にも力が入っていくものなんですね。
なんと一人の子のお母さんは、娘のどんどん英語が上達する姿をみて「一緒に英語で話したい!」と思い、英語を習い始め、今では家庭でも母娘の会話に英語を使っているそうです! 「遊びに行くと、私とも英語で話すんですよ♪」ともう一人もとっても楽しそうに教えてくれました。ちなみに二人の次の目標はTOEFL受験。また、良い報告を聞かせてくださいとの言葉に、元気よく「はい!!」と答えてくれました。
楽しむことが、上達への近道なんですね♪

今日で中間試験(高校3年生にとっては期末試験)が終了しました。
一年で一番長い範囲となる今回の試験。
みんな、日ごろの学習の成果が発揮できたでしょうか?

採点中の先生達のため息も聞こえてきたり、こなかったり…?

週末を使ってもう一度試験を見直し、来週の答案返却を迎えましょう。

「できた」「できない」ではなくて、「なぜ」が大切。点数に一喜一憂してしまうかもしれませんが、「できた理由」「できなかった理由」とよく向き合いましょう。
テストのやりっぱなしは禁物です!

9月から翠陵高校に通っているレナータさんが、自分の国スロバキアについて話をしてくれました。
日本に来る前は日本語を勉強したことがないという彼女ですが、この3ケ月くらいの間に翠陵の友達も増え、日本語もだいぶ上達しました。時々英語を交えての発表でしたが、クラスメート:レナータさんの発表に全員が注目していました。
翠陵生も、レナータさんに出会うまでは「スロバキア」について知っていることはほとんどありませんでした。お互いがそれぞれを通して、お互いの文化や国について興味を持つきっかけになるという、すばらしい留学経験になっています。

生徒たちのコメントです。
・日本について知られていなくても、アニメのことはわかるということから、日本のアニメは本当に有名なんだと思いました。
・スロバキアという国は、食や建物はヨーロッパらしいけど、テレビ番組はアメリカよりだと思いました。
・翠陵に留学してきてくれたレナータの出身国について、その国の文化や歴史がどういうものなのか、とても気になっていたので、今回の講演は私にとって喜ばしいものでした。

身近な留学生を通じての世界観・海外からの日本観。またひとつ積み重なりました。

先月横浜を会場に、APEC(アジア太平洋経済協力:Asia-Pacific Economic Cooperation)が21カ国からの参加者を迎えて開催されました。
翠陵生も、11月8日(火)と12日(土)の8時から11時まで、横浜駅構内で、APECジュニアサポータというボランティア活動を通して参加。
募集の段階から非常にたくさんの生徒たちが立候補し、意欲満々で準備を進めてきました。
当日は、朝早くからの活動でしたが、みんな張り切ってJRや京急の改札口に立ち道案内などをしました。外国人に話しかけられた人は少なかったものの、APECという大きな国際会議を皆で支えているという緊張感・使命感を持って取組んでいました。お土産のAPECオリジナルワッペンを手にして、ちょっと誇らしそうな様子が印象的でした。

 

LHRを利用して、中学3年生を対象に進路指導部主催の「キャリア劇」を体育館で実施しました。
将来の進路を考えるための準備として、「職業体験」「大学出前授業」と実施してきましたが、今回は役者さん2人による劇を通じて進路について考えてみようという企画です。

第1部は、高校生に扮した役者さんにより、高校卒業後の進路について、第2部は、高校生と大学生に扮した役者さんにより、大学生活について対話形式で演じられました。

時折ギャクを織りまぜた楽しい演技により、生徒たちも集中して鑑賞していました。以下に生徒の感想を載せておきます。

・大学、専門学校とたくさんの進路がありますが、その中で私が行くことができるのは、1つだけです。私の将来、進路について見直すことができたのは、とてもありがたいし、悩むきっかけも作っていただけて本当によかったと思っています。自分で努力することの大切さを学ぶことができました。
・大学の授業の取り方、サークルについてなど、いろいろなことをたくさん知ることができました。また、今まで自分が持っていた大学のイメージと違うことも聞くことができたので、今回の劇を見られてとても良かったです。
・本当に行きたい大学へ行くには、中学、高校の頃から、色々と調べて、努力しないといけないと、改めて実感しました。自分の夢をかなえるためにも、頑張りたいです。

 

先週、中学2年生の国際コミュニケーション研修が実施されました。より良いコミュニケーションを図るためにはどのようなことを大切にしなければいけないのかについて、年間5回に分けて学んでいます。
今回は第4回目で、テーマは“アサーティブ・コミュニケーション”でした。“アサーティブ・コミュニケーション”という言葉はあまり聞きなれない言葉かも知れません。assertiveは、「自分の考えを述べる、主張する」という意味の動詞assertの形容詞形で、「主張的な」という意味になります。
“アサーティブ・コミュニケーション”を直訳すると「主張的な対話」という意味になりますが、「自分の主張を理解してもらえるような対話」のことを意味していると考えてください。

講師の実践コミュニケーショントレーナー西田弘次先生から、アサーティブの程度で3つのタイプに分けることができるという話がありました。
・「非主張的(ノンアサーティブ)タイプ」: 相手のことは大切にするが、自分のことは二の次にする。
・「攻撃的(アグレッシブ)タイプ」: 自分のことは大切にするが、相手は無視・軽視する。
・「アサーティブタイプ」: 自分のことをまず考えるが、相手のことも十分考慮する。
続いて、理解を深めるために次のようなワークトレーニングを行いました。
「友だちが約束の時間に遅れてきました。3つのタイプの表現についてそれぞれ考えてみよう。」という課題です。
・「非主張的タイプ」→
・「攻撃的タイプ」→
・「アサーティブタイプ」→
皆さんも、少し考えてみてください。
自分のことをまず考えるが相手のことも十分考慮する「アサーティブタイプ」の表現が思いつきましたか。

さらに、「依頼の基本パターン」と「断りの基本パターン」についても学びました。
自分の考えや理由を相手に分かるように具体的に述べるという点は両パターンとも共通していますが、「依頼」する時は“どのような良い結果が生まれるのか”、「断る」時はそれに代わる“代替案”を述べることが大切だという話がありました。
「依頼」する時のワークトレーニングです。少し考えてみてください。
「あなたは今日掃除当番なのですが、授業の質問を先生にしていたため掃除の時間が少なくなってしまいました。あと5分ほどで掃除の時間が終わってしまい、自分一人では終わりません。教室には友だちとおしゃべりをしている人たちがいて、その人たちに手伝ってくれるように頼みたいのですが。」
「依頼」する表現の中に、手伝ってもらうことで“どのような良い結果が生まれるのか”を加えてみてください。
続いて、皆さんが多分苦手にしている「断る」時のワークトレーニングです。
「あなたは友だちから本を貸してくれるように頼まれました。しかし、あなたは今晩その本を読むつもりでいたので、貸したくありません。」
「断り」の表現の中に、“代わりとなる案”を加えてみてください。

最近、企業研修や社会人講座などで“アサーティブ・コミュニケーション”が取り上げられています。今日の話の中で良さそうだなと思ったことを実践してみてください。
開校記念講演会の細谷先生の、融通や妥協ではなく“協同”が、同情ではなく“共感”が大切というお話にも通ずることだと思います。

12月19日(日)10:00より模擬入試【要予約】を行います。

小学6年生のみなさんには、受験本番と同じ雰囲気の中で試験(国・算)を受けていただきます。

保護者のみなさんは、以下のいずれかの説明会に参加していただきます。
[初めての方用]
   学校の全体説明
[二度目以上の方用]
   英語と国際について・学習についての説明

なお、今回の保護者説明会は、同敷地内にあります短大レクチャーホールで開催いたします。(すべての保護者のみなさまに、一度レクチャーホールに集まっていただき、その後上記二つの説明会にわかれていただきます。)

受験当日と同じように、受付手続きから体験していただきます。教室での諸注意が10:00開始となりますので、9:50までに受付を終了して着席できるよう、お早めにお越しください。

*一週間前までに申し込みをされた方には、本校より確認ハガキを送付いたします。

【お申込み方法】
    電話:045-921-0301(受付時間 平日9:00~16:00)
    FAX :045-921-1843
    e-mail: suiryo.soei.ac.jp

    下記の項目をお知らせください。
       ・児童氏名
       ・学年
       ・電話番号

    または、本校HP内「受験生の方へ」→説明会日程のページよりお申込みください。

 

高校受験をお考えの方へ、学校見学についてのお知らせです。

現在、予約数が大変多くなっており、ご案内できない日程があります。大変申し訳ありませんが、以下の日程内でのご予約をお願いします。

12月6・7日 → すでに予約がいっぱいのため、学校見学はできません。
12月8~10日 → 13:30~14:30 の時間帯での予約をお願いします。
12月13~14日 → 13:00~ の時間帯での予約をお願いします。

 

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