第26回 国際高校生選抜書展、通称「書の甲子園」

入選率約1割程度というかなりハイレベルな国際書道展です。

今回展の出品点数は次の通りです。

出品点数 日本国内・・15,331点   海外及び留学生・・299点
合計 15,630点

出品作品の中から文部科学大臣賞2点、大賞13点、準大賞25点
優秀賞46点、秀作賞138点、入選1875点が選出されました。

 

今回は本校書道部中心として5名が受賞、入選しました。

個人での上位入賞は9年連続10回目の受賞です。

 

- 個人賞 -

優秀賞 2年  近 江 茉 倫
入   選 1年  柴 田 奈 南
1年  吉 村 玲 華
1年  戸 田   恵
1年  小 林 叶 音

尚、展覧会は2018年1月30日(火)~2月4日(日)まで大阪市立美術館で開催致します。
表彰式は2月4日(日)毎日新聞大阪本社「オーバルホール」で行われます。

 早いもので平成29年も残すところ1ヶ月となりました。さて、昨日12月1日大安に、私は「国立国会図書館」と「防衛省防衛研究所」へ納本して参りました。

それは・・・

本校の創立者が出版した本を復刻したものです。

まずは、「地界現象の研究」

こちらは、大正2年(1913年)出版ですから・・・104年ぶりの復刻版となります。

内容は、地学分野の解説で、本校の中高で取り組んでいる“ナショナル ジオグラフィック”

のベースとなる内容です。

続きまして・・・

こちらは、大正10年(1921年)出版ですので・・・96年ぶりの復刻版となります。

内容は、北清事変へ出征した創立者の陣中日記です。

開成中学校で教鞭をとっていた若き日の創立者のもとへ、故郷山口に召集令状が来た旨の電報が届き、

至急帰郷しなければならない所から始まります。

当時、東京から山口までは(汽車で)車中2泊かかりました。

帰郷するにしても先立つ汽車賃がなく、それを工面するために右往左往します。

一般に知られている北清事変のリアル版であり、さらに創立者のキャラクターまで理解できる大変興味深い内容のため

“復刻版”だけでなく現代語の“書き換え版”も発行することにしました!!

この書き換え作業が大変で、約半年作業に当たった校長先生は・・・相当悪戦苦闘した模様です(笑)

「心の授業」講師:皆木 怜 先生 (アスリート3年A組)

テーマ『感謝』

 

「僕は高校3年間でプレーとケガの割合が半分半分でした。

ケガ人は復帰までのリハビリの他に、チーム(仲間)の為に練習前のボトルやマーカーコーン等を準備します。

その事を(その存在に)自分は1年の夏まで気づきませんでした。

1年の夏に自分がケガをして、初めて練習前に用意してあったもの等が当たり前だと思って練習していた自分が恥ずかしくなりました。

誰かの支えがあって今の自分がある。

それ以来、仲間の為に、自分が出来ることを一生懸命行い、仲間が思う存分プレー出来るようにしたいと思いました。」

 

続いて、「君たちは『感謝』と言うと、誰を思い浮かべますか?」と質問したところ、中学3年の宮山君が「『親』です。」と答えました。

 

「その親の存在があってサッカーができ、勉強ができる。

ユニフォームやシューズ類、勉強道具も何不自由なくある。

自分は、自分の気づかないところでのサポートに感謝している。

また、サッカーの現場では指導者や環境面も当たり前ではない。

ぜひ、感謝の気持ちを持ちながら日常から臨んでほしい。」

 

さらに、「先日の選手権予選も、ケガでサポートする側にいました。

応援カード、応援歌、横断幕等、ピッチに立つ仲間の為に、決勝前日まで出来る事を一生懸命やりました。

試合は残念ながら負けてしまいましたが、ピッチに立った仲間から「応援ありがとう」「支えてくれてありがとう」と言ってもらいました。」と、一緒に戦った様子を中学生に伝えてくれました。

この後、中学3年青野君から寮についての質問がありました。質問されたことだけでなく、その他アスリートクラスのことについてまで説明してくれました。

 

実際に、中学校の先生方から、「皆木君が一生懸命応援していた。終わったあともゴミを残さず、最後まで拾ってからスタジアムを後にしていました。」と、選手権決勝の応援席での状況も聞いていました。

自分が置かれている立場で、今何が出来るかを考え、実行した事で、一緒に戦った仲間との絆を感じましたし、中学時代からの成長も感じました。

皆木先生ありがとうございました。

成立学園では、ナショジオの取り組みを始め、読書や論語講座などさまざまな体験などを通じて、「教養」を広げます。

そのことで、生徒たちの器を大きくする、別の言い方をすれば知的好奇心を目覚めさせることができ、そのことが、「見えない学力」をつけ、そしてテストなどにあらわれる「見える学力」が培われると考えています。

11月25日(土)、中学校ナショジオ発表会が実施されました。

ナショジオの魅力の一つは、写真の持つ力です。毎号素晴らしい写真が数多く掲載されていますが、それらの中からこれという写真を選び、そこからインスパイアされたことについて、各学年それぞれのチームが、中1:食、中2:環境、中3:科学というアース・プロジェクトのテーマに沿って、内容はもちろんのこと、スライドや発表方法などに工夫を凝らして発表しました。

各チームのテーマ一覧です。
《中1》
「食と人との関わり」、「「VR」と「食」」、「5秒に1つ消える命」、「食べ物が持つ物質の効果と影響」、「象の減少の理由と人はなぜ象を食べるのか」、「ガラパゴスの生物たちの運命」

《中2》
「環境汚染」、「コロラド川はなぜ干上がったか」、「南極の氷はなぜとけるの?」、「押し寄せる海ゴミ」、「タバコと環境について」、「環境の変化と人類の進化」

《中3》
「宇宙開発」、「屋久島の固有種」、「宇宙の不思議」、「火星までの有人飛行は可能か」、「ロケットの垂直着陸について」、「無駄なものを再利用する科学」、「屋久島と自然の問題」

講評は中村尚哉さん(日経ナショナル ジオグラフィック社社長)からいただきました。中村さんには、本校がこの取り組みを始めた最初の年からずっと発表を見ていただいています。

 


今回の講評として、

・グループの中で個人が調べたものが、うまくチームとして1つにまとまっているかということがポイント。
・中1はいい意味で発表会デビュー感がなく、しっかりと落ち着いて発表できていた。
・中2・中3は発表自体には慣れた感じがあったが、深く調べられていてさすがだった。

などの言葉をいただきました。
そして、各学年の最優秀チームを選んでいただき、ナショジオ賞として貴重な書籍(『PHOTO ARK 動物の箱舟』)を贈呈していただきました。この書籍は、1人の写真家が世界の動物園・保護施設で飼育されている生物をすべて一人で撮影しようという壮大な挑戦の記録だそうです。
中1 「食と人との関わり」


中2 「押し寄せる海ゴミ」


中3 「無駄なものを再利用する科学」


となりました。どのチームも自分たちで考え、調査し、しっかりと発表していました。

 

実は、今年は最後に中3の女子生徒がぜひ発表したいことがあるということで、1人で「戦争から学ぶ私たちの価値」というテーマで、第2次世界大戦において尊重されなかった人権と、終戦後も隊員たちを苦しめた精神障害について発表してくれました。

つい2週間ほど前にアース・ツアーで訪れた「知覧特攻平和会館」で見た特攻で亡くなられた兵隊さんの手記(遺書)を読んで感じたことを、穏やかではありましたがとても力強い言葉で伝えてくれました。

 

今回から、生徒1人ひとりが自分のiPadのロイロノートを使って各グループの発表についての意見を提出するということをやってみましたが、みんなしっかりとコメントを書いてくれていました。

まさに成立学園が目指している「見える学力」と「見えない学力」を共に育てる教育の成果の一端が垣間見えたイベントでした。

 

「Roar’s rising star shaped by the Land of the Rising Sun」

「日出ずる国(=日本)で育った期待の星」

昨年卒業し、現在は、オーストラリア1部リーグ(Aリーグ)「Brisbane Roar FC」に所属しているオトゥール=コナー先輩が、リーグ戦デビューを果たしました!

AFCアジアチャンピオンズリーグでは、 グループステージの Muangthong United(タイ)との試合で、すでにプロデビューを果たしていましたが、国内リーグでのデビュー、そして好プレーでチームの勝利に貢献したことで、Aリーグ公式HPでも大きく取り上げられています!

https://www.a-league.com.au/news/roars-rising-star-shaped-land-rising-sun

https://www.brisbaneroar.com.au/news/roars-rising-star-shaped-land-rising-sun

動画もあります。

https://www.a-league.com.au/video/young-player-follow-connor-otoole

11/15と23に大学入学共通テストのプレテストを実施しました!

生徒たちは、従来のセンター試験よりも思考力が問われる中で、必死に問題と格闘していました。

結果はいかに・・・

 

今後、大学入試でも徐々に思考力の問われる問題が増えていますので、在校生にはぜひ今回のプレテストを生かしてほしいと思います!

学校としても、新テストに向けて、ますます「見えない学力」と「見える学力」の充実を図っていきたいと思います!

11月17日付、読売新聞朝刊で、新しいタイプの出題として取り上げられました。

ナショジオの写真を見て考えを書いてもらう出題で、創造力・論理的思考力・表現力などを総合的に判断します。

そして、この「ナショジオ入試」の体験会「ナショジオ アドベンチャー」が明日18日(土)、14:00~15:00で開催されます。

これまで、3回開催してまいりましたが、今回が最終回となります。

そこで、本番同様の形でチャレンジしていただこうと考えています。

詳細・ご予約はこちらからご覧ください。

内進生で現在高校1年生のK.Sくんが、留学先のオクラホマから近況を報告してくれました!

 

留学生の話を聞くと大概皆んなこう言いますよね。「3ヶ月で慣れる。」

1.2ヶ月前の僕は、イメージしていた留学と今の留学がかけ離れすぎていて、なぜ留
学をしようと思ったのかわからなくなっていました。

それがもう3ヶ月経ち、今ではそんなこと全く考えなくなりました。

要するにもう慣れた!!まだまだ授業のスピードにはついていけないし、友達の話が理解できないことも多々ありますが、少しずつそれにも対応できるよになってきました?!!。

自分でもよくわかりませんが、とりあえず今は前より楽しいです。

この間は家族でアーカンソー州へ旅行に行ってきました!

東京では決して触れることのできない大自然、真っ赤っかな紅葉に唖然!口が開いたまま3分ほど閉まりませんでした笑笑。

パターゴルフ、マジックショー、大自然の中の教会にも連れて行ってもらいました。

濃い時間をホストファミリーと過ごし、また1つ仲が深まった気がします。

来週、レスリングの大会があります。

負ける気が一切しません。

今までの練習の成果を十分に発揮して優勝しようと思います。

「第96回全国高校サッカー選手権大会 東京都Aブロック予選 決勝」が、11月11日(土)、駒沢陸上競技場で行われました。

対戦相手は、関東第一高校。

昨年の決勝と同じ会場、同じ相手でした。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017東京(通称「Tリーグ」)のT1リーグでは、今シーズンは1勝1敗。

まさに雌雄を決する1戦でした。

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1年前のリベンジを目指し、立ち上がりからボールを保持しながら攻撃のリズムを作って攻め込みましたが、相手も堅い守備をベースに鋭い速攻で好機をうかがい、前半を0-0のまま折り返しました。

後半も拮抗した展開が続きましたが、後半33分に一瞬のすきを突かれて失点してしまい、昨年と同じ0-1のスコアで、悔しい敗戦となってしまいました。

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昨年の決勝の舞台には誰ひとり立っていない状況から、選手たちはここまでよく頑張ってきました。

3年生は、胸を張って残りの高校生活、そして次のステージへ向かって歩んで行ってほしいと思います。

 

最後に、皆様からは大きな、熱いご声援をいただきました。

心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

アース・ツアー最終日です!

今日は早朝6時に、希望者のみ、ホテル裏手の城山に日の出を見に行きました。

 

待つこと30分・・・

日の出です・・・。雲に隠れてしまっていましたが、オレンジ色に輝いていました!

 

朝食を食べ、班別自主研修前に、ホテル隣の照国神社で1枚・・・

その後、各班で自主研修に向かいました。

自主研修では、桜島に向かったり、食べ歩いたり、お土産を爆買いしたりと、楽しんだようです!!

H先生にかき氷をおごってもらった生徒もいたとかいないとか・・・

 

ホテルに集合後、鹿児島空港へバスで向かい、閉校式です。

生徒たちは「なんだかんだで、アース・ツアーが1番面白かった」等、「楽しかった」の言葉が多かったことが印象的でした。

 

何よりも、誰一人怪我なく、病気なく、問題を起こすことなく、時間を守り行動できていたことに成長を感じました。

3年間で成長したな・・・としみじみ感じた4日間でした。

卒業まで、もう1段階大きくなり、高校へと羽ばたこう!!

 

みんな、お疲れ様!!

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