ドルトンプランがめざすのは、子どもをActive Learner(自律的な学習者)へと成長させること。大人から与えられたことをその通りこなす「優等生」になるのではなく、自ら考え試行錯誤を重ねて「自分の学びのスタイル」を作り上げていくことが求められています。

そこで欠かせないのは、自分の学習時間をどのように配分し有効に使うか、というスケジュール管理です。今回は、中等部の2年生たちが、自分が1年間経験して気づいたこと、身についたことを、1年生に披露してくれました。

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クイズ形式で場の空気を盛り上げたり、

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しっかりと作り込んだスライドを使ってていねいに説明をしたりと、それぞれがよく工夫され、熱のこもったプレゼンテーションです。学習者が互いに助け合い刺激し合って学ぶ「ピア・ラーニング」、これもドルトン東京学園の学びのスタイルの一つです。

新学期の初めは部活動体験期間、新入生がさまざまな部や同好会を見学し、体験参加をしていました。

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こちらは理化学研究会。位置づけは同好会ですが、外部大会での研究発表や受賞など、実績では他の他校の高校生にも引けを取りません。期待で胸いっぱいの新入生を集めて、上級生が設備や実験のようすなどを優しく教えています。

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とくに目立っていたのは第1期生である4年生(高等部1年生)。入学したころとは見違えるように成長した体格もさることながら、国内外の研究会の参加や発表など場数を踏んできたこともあり、態度にも自信と余裕が感じられます。

連綿と続く理科好きの系譜。先輩から後輩へと、しっかりと受け継がれているようです。

 

ゴールデンウィークが明けてすぐの7日(土)、八王子エスフォルタアリーナでスポーツフェスを行いました。

今回は応援席から保護者の方にもご観覧頂くことができ、4学年揃っての大きなイベントとなりました。

 

スポーツフェスを実施しました!All had fun in the Sports Fest 2022

 

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ドルトンプランの根底にある「学習者中心の教育」という理念は、生徒自身が興味を持ちみずから学びに向かうことで、それは「生きた学び」としてその子に蓄えられる、という考え方から来ています。そのため、ドルトン東京学園では教師による一方的な教え込みを避け、生徒が自ら選んだり決めたりする機会をたくさん設けています。

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毎週水曜の7時間目は、オフィスアワーの時間。生徒はそれぞれが取り組むことを決めて、(Webで)予約した関連教科の先生の教室に向かいます。理科室で実験に熱中する子もいれば、

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美術技術室で思い切り創作活動に励む子も。この時間をうまく使って、授業中に出た課題を仕上げている子たちもいます。

ときおり受験生の保護者から、「やりたいことが見つからない子はどうなるでしょう?」とご質問をいただくことがあります。実際に在校生のようすを見ると、あまりそういう心配はないのではないかという気がします。「自分の時間」だからこそ自分で有効に使う、たまに無為に過ごしてしまうことがあっても、それはそれで今後の反省材料になる、ドルトン生はそんな風に成長しています。

スポーツフェスの開催まであと1週間、ハウス対抗戦となるため、1年生から4年生まで(中1~高1生)一緒になって練習をしています。

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これは大縄跳びの練習、場所は最近グラウンドに設置された、テニス・バスケットボール用の多目的コートです。

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スモールハウス18名ほどが1チームとなり、列に並んで次々と縄を跳んでいきます。1度跳んだらすぐ抜けて次の人に交代し、制限時間内に何人跳べるかの勝負です。練習を続けるうちにだんだんタイミングをつかんできて、回数も順調に伸びてきました。

当初Zoomミーティングルームで開く予定だったのですが、あっという間に申し込みが200件を超え、Zoomウェビナーに変更して開催となりました。

当日は400名以上の方にご参加いただく大盛況、一方通行になりがちなウェビナーを、少しでもライブ感を感じていただけるように、

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荒木校長のウェルカムメッセージ、

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布村副校長からの教育内容のご説明に続いて、

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中2在校生に学びと学校生活のあれこれをインタビューする、という企画を行いました。生徒の率直な感想や、「学校をこうしたらよいのでは」という提案など、参加者アンケートでは「生徒が遠慮せずに発言できる雰囲気がいい」「生徒と先生が一体になって学校を作っているようすが感じられた」とご好評をいただきました。

ご来校いただくイベントは、5月28日(土)のオープンスクール(校内見学会)が皮切りとなります。みなさまのご参加をお待ちしています。

ありがたいことに予想をはるかに上回る資料請求をいただき、2022年度版の学校案内は昨秋の増刷分も3月で底をついてしまいました。ただ今2023年度版のパンフレットを急ピッチで制作しています。

今年も新戦力が加入した教員スタッフ、全員で写真におさまって掲載しよう!ということで、大階段に並んでいると…

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いい背景ができたとばかりに写真を撮ってもらう4年生女子。

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先生たちは「映え」に一役買えたでしょうか?

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DSC(生徒会)中心メンバーも笑顔で1枚!

2023年度版の学校案内は、連休明けの「子どもまなびフェスタin武蔵小杉」「私立中学校合同相談会in新百合ヶ丘」(いずれも5月8日)を皮切りに、「Discover東京私立中学合同相談会」(5月15日)、そして校内最初の学校見学会となるオープンスクール(5月28日)でお配りする予定です。どうぞお楽しみに!

※各イベントのご案内と申し込み、主催者サイトのリンクは、本校ホームページ「イベント情報」をご覧ください→

4/15は朝から全学年、各教室でラボに関するオリエンテーションに参加しました。

ドルトンの大きな特徴の一つであるラボラトリー(通称「ラボ」)は、

興味の裾野を広げたり、興味あることを更に深掘りしていくために、

生徒が自ら設計し、学んでいく時間です。

ラボは基礎ラボと探究ラボにわかれ、

基礎ラボは学年・ハウス単位での様々な活動に当てられています。

探究ラボは更にテーマラボとオフィスアワーに分かれます。

テーマラボは、教員の専門分野や外部の専門家を招聘して、

年間約140の多彩なテーマで展開する時間。

オフィスアワーは生徒が好きな場所で好きなことを学ぶ時間という位置づけです。

 

全校ラボオリエンテーション~Laboratory Orientation

 

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中1生が入学して約1週間、彼らをハウス(異学年でつくる生徒コミュニティ)に迎えるレクリエーション行事がありました。

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今年は1年生から4年生(高等部1年)までの全校生徒が6つのビッグハウスに分かれ、それらが各4つのスモールハウス(人数は17~18名です)で構成されています。スモールハウスごとに室内でゲームに興じたり、

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校庭に新しくできたバスケットボールコートで体を動かしたり、

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新入生を連れて校内各所を案内したり。半日をともに過ごす間にすっかり距離も縮まったようです。

第四期生の入学式では、準備から当日の運営まで、新3年生有志が大いに活躍してくれました。新入生を案内・誘導し、かいがいしく世話を焼く姿を見るにつけ、「成長したなあ、大人になったなあ」と感慨もひとしおでした。

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朝早くから集まって、最終確認をしている様子。標準服の正装も板についています。

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カメラに気づくとこの様子。みんな根はお茶目で明るい子たちです。

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