高校1年「サステイナビリティ基礎」が本年度もいよいよ始まりました。
昨年同様「災害と地域社会」「開発経済と人間」
「環境とライフスタイル」のテーマごとに
アクティブラーニング型の授業が展開され、
生徒たちは探求心、思考力、プレゼンテーション力などを向上させていきます。
高校1年「サステイナビリティ基礎」が本年度もいよいよ始まりました。
昨年同様「災害と地域社会」「開発経済と人間」
「環境とライフスタイル」のテーマごとに
アクティブラーニング型の授業が展開され、
生徒たちは探求心、思考力、プレゼンテーション力などを向上させていきます。
2016年度より創部した模擬国連部は14名で結成、
その後続々と入部希望者が増え、
部員20名を超す人気の部活動となりました。
本年度は新たに6名の新入部員を迎え、
中高の垣根を越えた活発な議論をスタートさせました。
英国チェルトナムで英語研修に参加している生徒たちは、
イギリスならではの様々な授業を体験しています。
3月15日(水)は、ドラマレッスンを受講。
April先生から体を使って表現する英語コミュニケーション方法を学び、
日本では体験したことのない授業に笑顔が絶えませんでした。
3月17日(金)の午前中は教室を飛び出し、チェルトナムの街中で特別授業。
イギリス競馬の祭典「Gold Cup」の最終日にあたるこの日は、
英国全土からの来訪者で活気に満ち溢れていました。
そんな街中で生きた英語表現を学ぶべく、
フィールドワークを行っていました。
3月19日(日)に関西学院大学で開催された
全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会(SGH甲子園2017)において、
高校2年の3名がプレゼンテーション部門(英語発表の部)で優秀賞を受賞しました。
同時に、優秀賞3校の中から1校が選出される審査員特別賞も受賞し、
7月に開催される国際的な研究発表会「Global Link Singapore 2017」に
最優秀校とともに招待されることとなりました。
プレゼンテーション部門には、
全国のSGH校から86組の応募があり、
書類と動画による選考を経て25組が本選に出場。
本校代表の3名は、
“What Japan can learn from English education in Singapore”と題する発表を行い、
シンガポール・フィールドワークを経た研究成果を堂々と披露し、
審査員の大学の先生方から多くの称賛コメントをいただきました。
2月28日(火)、中学3年社会の時間に「基本的人権研究発表会」を実施。
社会科学習の集大成として、基本的人権のうち「平等権」「自由権」「社会権」
「参政権、国民の義務」「新しい人権」といったテーマについてグループごとに調べ、
ロイロノートというipadアプリを使ってプレゼンテーションしました。
基本事項はもとより、新聞記事やニュースから具体的な社会的事象を取り上げるなど、
各グループごと積極的な学びを展開。
生徒たちは他人ごとではない当事者としての意識を持ちつつ発表していました。
2月22日(水)、中学3年生は、LHR(ロングホームルーム)の時間を利用して、
NASA(アメリカ航空宇宙局)の知的トレーニング「月からの帰還」に挑戦しました。
生徒全員が宇宙船の船員でありながら、
月で遭難してmother shipから遠く離れた地点に取り残されてしまうという設定の中、
母船に戻るために唯一残された15の持ち物に優先順位をつけることが今回の役割です。
まずは、持ち物に自分で1~15の順位をつけ、その後グループ内でディスカッションし、
グループの意見を決めて全体に発表しました。
最後に専門家の模範解答を示し、各グループごとの模範解答との誤差を計算して、
実際の場面での生き残る可能性を想像しました。
限られた情報の中、生徒たちは個性的な発想を用いて
さまざまな視点から持ち物の重要度を論理的に考えていました。
1月24日~28日、
サステイナビリティ演習「環境とライフスタイル」を履修する高校2年生11名が
マレーシア・フィールドワークを行いました。
“環境にやさしい住居”“国民の意識とエコ活動”“経済発展と環境教育”
といったテーマを設定して課題研究を進めてきた生徒たちが、
経済成長著しいマレーシア・イスカンダル地域を訪問。
開発の現場と自然保護地域で現地の課題を学ぶとともに、
ジョホール州の21世紀教育推進校 スルタン・イブラヒム・ガールズスクール(SIGS)と
環境問題についての交流授業を行いました。
1月28日(土)、高校1~3年生13人が参加し、
「環境史から浅草・吉原をみる」をテーマにフィールドワークを行いました。
浅草駅前を出発し、姥ヶ池跡である花川戸公園、待乳山聖天社、今戸神社、
山谷堀公園を経て、吉原遊郭があった地区へ行き、
最後に安政大地震の際に遊女の遺体が投げ込まれ、
投込寺と呼ばれるようになった浄閑寺を見学する行程を約3時間歩き、
最後に上智大学に移動してリフレクションをしました。
前回12月のガイダンスで取り上げた2つのテーマ(「浅草観音と姥ヶ池」・
「安政江戸大地震と新吉原」)にまつわる信仰や伝承の場を実際に見学し、
現在でも、乳山聖天社は子宝、今戸神社は縁結びを願う人々の信仰を集めており、
江戸から続く信仰の場であることがわかりました。
また、江戸時代の町割りが現在も残る吉原遊郭があった地区には、
苦界の女性を救済する観音信仰が残り、霊を鎮めるための寺が存在しています。
1月16日(月)、
サステイナビリティ演習で『開発経済と人間』を選択する高校2年生5人が、
取材のために文部科学省(以下、文科省)を訪問しました。
この生徒たちは「英語教育と格差」をテーマにした課題研究において、
日本とシンガポールの両国の教育行政のあり方を調査・研究しています。
そこで今回、生徒からの発案で文科省への取材をおこないました。
文科省では現在の英語教育の問題点や今後の政策の方向性など
非常にていねいに説明していただき、生徒たちも活発に質問をしていました。
昨年末の台湾フィールドワークにつづき、1月24日には、
『開発経済と人間』を選択するグループがシンガポール、
『環境とライフスタイル』を選択するグループがマレーシアでの
フィールドワークに出発します。
シンガポールでは、文科省と同様の取材を
当国の教育省(Ministry of Education)で実施する予定です。
2年目を迎えますます充実する富士見丘のSGHプログラムの成果は、
2月18日(土)のSGH研究発表会でぜひご覧ください。
12月17日(土)、高校1年は
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科大川研究室との連携による
グローバルワークショップの第6回目を行いました。
「グローバル経済」シリーズの2回目となる今回は、
テーマへの理解を深めるために経済ゲームをおこないました。
各班がある国になり、
他国と貿易したり自国で商品を生産したりして
お金を稼いでいくというゲームです。
高い技術は持ちながら資源が不足している富裕国、
技術も資源も中程度の中流国、
技術な未熟ながらも資源に恵まれた貧困国。
どの国とどのような関係を結べば経済発展が望めるのか、
作戦を立てて他国と交渉をおこないます。
資源や技術が不足していても、
国際貿易や他国との経済提携の結び方次第で
経済成長できることが実感できました。
ゲームを通じて、各国が実施している経済政策、
連携協定の背景が見えてきたようです。
ページ
TOP