2月も中旬となり、卒業式まで1ヶ月をきりました。

実際に登校するのも今日を入れて22日となります。

嬉しいことですが寂しくもあり複雑な心境です。

 

卒業記念授業とは、6年生と関わりのある方に授業をして頂くことです。

今回は元日出学園幼稚園園長の乗先生をお招きし、昨日からクラスごとに授業をして頂いています。

乗先生の授業は、絵本を使った授業です。

和室に集まった6年生は、絵本を読む乗先生のやさしく語りかけるようなお話に聞き入っていました。

最近では、難しい本ばかりで絵本からは疎遠がちだった6年生にはとても新鮮だったと思います。

あの頃は感じられなかったことが、経験を重ねた今だからこそ感じることもあったのではないでしょうか。

授業を終えて和室から出てきた6年生の顔は、明るく生き生きとしていました。

中学受験を終えた6年生の心に、暖かさが浸みたことでしょう。

先週の金曜日にスポーツ大会が行われました。

天気は良かったものの、冷たい風がグランドを吹きぬけていました。

 

子ども達は、登校の時からウキウキワクワク。

朝のグランドはドッジボールしている子がほとんどで、普段から人気のあるキャッチボールをしている子はあまり見かけませんでした。

クラスの中でも話題は、ドッヂボールで持ちきりです。

 

1年生は小グランド

2年生はアリーナ2

3~6年生はグランドです。

 

 

結果は…

男子  女子

1年 4組    3組

2年 2組    4組

3年 3組    3組

4年 3組    1組

5年 3組    2組

6年 2組    2組  となりました。

 

寒い中、たくさんの保護者の方が応援に来校してくださいました。

授業参観とは違い、活躍しているところを存分に見てもらえるということもあり

みんな一生懸命取り組んでいました。

 

さて、今週から面談週間が始まりました。

この1週間が終わると、あっという間に3月に突入します。

特に6年生は1日1日を大切に過ごしてもらいたいです。

2年生の教室から賑やかな声が聞こえてきます。

「いらっしゃーい!」

「ようこそ遊びの国へ!」

教室を訪ねてみると、

子ども達の作った遊び場がたくさん並んでいました。

どうやら2年生が、1年生やお世話になっている先生方を招いて、

一日限りのテーマパークを開いているようです。

遊び場は、

ボーリング、輪投げ、玉いれ、射的

宝島、コロトン(パチンコのようなもの)、かにたたきの

全部で7種類。

遊び終わったら、可愛らしいキャラクターのハンコがカードに押され、

景品として「かぶと」や「ぴょんぴょんがえる」などの折り紙も貰えます。

2年生は今日のために

招待状を書いて渡しに周ったり、

ダンボールや割り箸・ペットボトルなどで道具を作ったり、

遊び方の発表を練習したりと、

みんなで協力し合って頑張ってきました。

自分達の頑張りが1年生の笑顔になっているのを見て、

少しずつお兄さん・お姉さんとしての自覚が芽生えてきます。

 

 

「願いましては~」

珠算を行うときに最初に言う言葉です。

私も小学生の時に、一生懸命練習しました。

ところで今のそろばんって、一玉が4個ありますよね。

昔のそろばんはどうだったのでしょうか?

 

「今のそろばんと昔のそろばんの違いって何かな?」

そんな問いかけをするのは、千葉県立中央博物館の学芸員の方です。

日出学園小学校に来て、昔の道具を使った授業を3年生にしてくださいました。

「玉が5個ある!」 「木で出来ている」

「位が書いてある」 「古い(笑)」

 

子どもの観察力は見事なもので、一緒に聞いている私も驚かされました。

 

他にも様々な道具の使い方を教えてくださいました。

子どもたちには、なじみの薄いものばかりということで、一生懸命メモを取っています。

この体験を通じて、過去の生活における人々の知恵や工夫に気が付くと共に、

現代の自分たちの生活は、祖先の努力の上に成り立つものであるということを学べたことと思います。

 

社会のさまざまな分野で、デジタル化が加速している今日、

多くの情報がネット上にあふれかえっています。

私たちは日々、情報の取捨選択に追われており、

その能力を小学校時代から少しずつ身につけていくことは、とても大切なことです。

 

さらには、情報の受け手としてだけでなく、

これからの時代は、世界に働きかけていく力を育てるプログラミング教育が求められています。

このプログラミング教育では、子ども達が実現したいアイディアや課題に対して能動的に取り組める態度や能力が身に付くようです。

 

また、昨年6月に閣議決定された「日本再興戦略」において、「義務教育段階からのプログラミング教育等のIT教育を推進する」ことが記され、

次の学習指導要領の改訂では、記載されるのではないか考えられます。

 

そこで日出学園小学校では、「CA Tech Kids」の方にお願いし、出張授業をしていただくことになりました。

今日は、6年生対象に2時間続きで行われた「プログラミング授業」の様子をご紹介します。

 

メディアルームに、子ども達1クラスと、色とりどりのユニフォームを着た10名の先生方が集まりました。

使う教材は「Scratch」。

マサチューセッツ工科大学で、小学生向けに開発されたプログラミングの教材です。

今日の授業は、オリジナルのシューティングゲームを作ってみます。

 

インターネット上で「Scratch」を開き、「秘伝の書」(作成の手引き)を使って作成していきます。

キャラクターの選択や大きさの変更、動作のパターンやタイミングなど、

ブロック化されたプログラムをドラッグ&ドロップしていきます。

90もの行程を、早い子ですと、30分足らずで終え、基本のシューティングゲームができました。

ここからは、子ども達が「こうあったらいいな」と思うオリジナルのシューティングゲームにしていきます。

背景をファンシーな家の中にしたり、飛び出すミサイルをバナナにしたり、すべてを好きなアニメキャラの世界にしたり、

ミサイルの数や敵が飛んでくる方向を変えてみたり…。

子ども達の発想は、挙げればきりがありません。

 

早いもので、2時間続きのこの授業も残り15分となりました。

ここからは、作品の披露です。

全員立ち上がって、男の子も女の子も関係なく友達が作ったゲームで遊びます。

 

友達が作ったもので遊んでみて、自分が作ったものの良さや改善点などがわかります。

でも、それだけではありません。

自分が作ったものを友達が嬉しそうに遊んでくれる。

そんな様子を見ることで、「もっといいものを作ってみよう」という、次の意欲につながるのです。

 

子ども達の感想です。

 

「夢にまで見たゲーム作りがの夢が叶いました。

実際に遊んでみてとても嬉しかったと同時に達成感を感じました。」

 

「ゲームを作るのは初めてだったけれど、お兄さん、お姉さんがやさしく接してくださり、手助けしてくれたのでとても楽しく作ることができました。

今後もインターネットのことやゲームのことを知り、生活に生かしていきたいです。」

 

「私はパソコンは苦手だったけれど、今日、みなさんに教えていただいて、とてもよくわかり、パソコンで作業することが好きになりました。

また、「180度シューティングゲーム」は、作る過程も作ってから遊ぶ時も楽しかったので、家でもぜひ作ってみたいと思いました。

そして、家族に自分が作ったということを自慢したいです。今回は楽しい授業をありがとうございました。」

 

「いつも人の作ったゲームで遊んでいて、どういう風に作られているのかが疑問に思っていたけれど、

今回、知らなかったことが分かってよかったです。

自分でもこんな風にゲームが作れるとは知りませんでした。

自分で作れることを教えてもらったので、今度は家で違うゲームを作ってみたくなりました。

一番思ったのは、このゲームを作るのも大変なのに、人が作っているRPGなどのゲームを作るのは相当難しいということです。」

 

来週の金曜日は子どもたちが楽しみにしているスポーツ大会が行われます。

今のところ、天候の心配もなさそうです。

本校のスポーツ大会は全学年ドッジボールを行っています。

 

スポーツ大会に向けて作戦をたてているクラスも多いようです。

休み時間もドッジボールをしている子が増えてきました。

子どもの頭の中はドッジボールのことでいっぱいのようです。

 

4年生の合同体育でも、スポーツ大会の練習を兼ねてドッジボールをしていました。

女子のコートは、ボールからの逃げあい・・・かと思いきや

強いボールを捕ったり速いボールを投げたり。

去年からメキメキと力をつけていたようです。

 

男子のコートは、さすが高学年です。

ボールの速さも強さも女子とは比べものになりません。

ボールをキャッチする時に聞こえる音は「ボフッ」という重い音です。

そういうところにも成長を感じます。

 

本番どういう結果になるか楽しみです。

雪も思ったほどではなく

被害がなくてよかったです。

子ども達は雪を期待していたかもしれませんが

学校は通常通り

授業が行われています。

 

今日は3年生のクラスで

理科の授業研究が行われました。

「音」についての学習です。

この単元は3割削減で

現在小学校では学習されていませんが

日出学園小学校では

今までどおり3年生の学習に取り入れています。

ですので教科書は使用せず

事前にプリントを用意しての取り組みになります。

 

教卓には大太鼓やろうそく、カメラなどが置かれていました。

カメラは教卓の上を映し出すものでテレビ画面で

大きく映し出し

クラスの子ども達が後ろの席でもよく見えるようになっていました。

 

音はどうすれば出るのか、またどのように伝わるのかを知ることが

本日の目標になっています。

実際に音を出してみて

変化に気がついたかを確認します。

子ども達は思い思いの言葉で

発表ができていました。

難しい言葉もいきなり出てきます。

「振動」

「振動って何?」

「震えることだよ。」

「何が震えているの?」

「太鼓!」

「だから音が聞こえてくるんだよ。」

先生とのやり取りが続きます。

では何を伝わっていくのかな?

太鼓の前にろうそくを置いて火をつけます。

「どうなるだろう?」

「消える!」

「炎がゆれる!」

「よしやってみよう。」

どーん。

火は消えません。

でもゆれている。

「先生もっと大きくたたいて!」

どーーん。

「ゆらゆらゆれた!」

 

私たちの身の回りには

いろいろなことが起こっています。

それをなぜと考えてみることが大切です。

気がついたら実際にやってみて

自分が考えたことがあたっているのか

確かめてみる。

科学者の第一歩なのです。

 

今朝の予報は雪。

子ども達は雪が積もるのをまだかまだかと楽しみにしていますが、

大人たちは、交通機関のストップ、翌日の雪かき等、雪のニュースが流れると気が気ではありません。

 

日中は、雨だか雪だか分からない天気でしたが、夕方、窓の外を見ると、雪が激しくなっていました。

子ども達は雪の中を帰っていきます。気をつけて帰ってくださいね。

 

さて、日出学園小学校では、緊急一斉メールシステムを利用して、各家庭および職員に連絡しております。

先ほど、校長よりメールが届きました。

 

「天気予報によると今夜から明日未明にかけて降雪が予想されています。

朝は交通機関の状況を確認した上、滑りにくい靴を履くなどして安全に登校できるようご注意ください。」

みなさんも、どうぞお気をつけください。

本日、5年生が朝日新聞社とリスーピアに行きました。

 

朝日新聞社では、高さ10メートルを超える大型の印刷機で

大量に新聞が印刷される様子を見ることができました。

帰りにはお土産として出来立てほやほやの夕刊をいただきました。

 

リスーピアとは、お台場にできた理数体験ミュージアムです。

普段の勉強とはまた違った新鮮さがあったようで、

子ども達は積極的に色々な装置を体験していました。

 

さて、近年、若年層の新聞離れが浮き彫りになっています。

その原因は言わずもがな、インターネットの普及であると考えられます。

「紙面から得られる情報量の方が多いから新聞は読むべきだ」

という意見もあれば、一方で

「雑多な情報を取捨選択でき、メディアによるマインドコントロールを

ある種、警戒する必要がなくなるから新聞離れはいいことだ」

とする意見もあります。

 

どちらを選ぶかは個人の自由ですが、

「無料だし、インターネットでいいや」という安易な考えに陥らずに、

利便性や将来への危機感を常に天秤にかけ、

全体を鳥瞰図のように把握しておく必要があります。

 

今の子ども達が大人になる頃には、

情報社会は益々、発展しているでしょう。

その中で生き抜く力を身につけていけるよう、

質の高い教育に励んでまいります。

2月3日。

今日は節分です。

昨日の朝礼でも節分について

校長先生からお話がありました。

季節を分ける日でも

特に冬から春の分かれ目は

暖かい春を待ち望む気持ちと

1年の始まりを無事に過ごしたいという思いとで

特別なのかもしれません。

 

今日は1年生と3年生と5年生の

掲示物を紹介します。

 

1年生は鬼のお面が飾られていました。

生活科の時間に作ったのでしょうか

色とりどりでなかなかいい出来です。

先生からも節分のお話がされたのでしょうか。

学校で豆まきはできませんが

悪い鬼を退治できたかな?

3年生の教室には

先日行われた幼稚園との仲良し会の

お礼の手紙が飾られていました。

4月から小学校に通うことになります。

少しでも小学校に早くなれて

日出っ子の一員になれますように。

5年生の教室には

「日出祭新聞」が飾られていました。

昨年10月に行われた日出祭のことを

新聞形式に情報の時間にまとめたものです。

写真などもたくみに取り入れて

きれいにまとめられました。

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