今日は手話教室の最終日です。

今まで数日間に渡って講師の先生から

『手話を通して色々な立場の人の気持ちを

理解する』という勉強をしてきました。

最終日の今日は子ども達中心の活動になります。

教材は合唱『たんぽぽ』です。

歌いながら歌詞を手話で表現します。

まずは去年も経験がある5年生が

4年生の前でお手本を見せます。

次に各学年4、5人の合同グループに分かれ、

5年生が4年生に優しく教えていきます。

5年生が積極的に歌ってあげ、

慣れていない4年生をリードしていました。

限られた時間で2番まである歌詞を

覚えなくてはいけないので、

教える側も教えられる側も必死です。

最後は皆で円になって

手話をつけた大合唱です。

込み上げる思いが、

自然と歌声を大きくしていきました。

講師の先生方からの最後の挨拶では

「みなさん本当に手話が上手。

この中から是非、翻訳家が出てきてほしい」と

お褒めのお言葉をいただきました。

5年生は最後の手話教室。

一人ひとりと握手をして別れを惜しみました。

4年生は来年、教える立場です。

頑張って覚えてくださいね。

 

本日の2・3時間目に租税教室がありました。

対象は6年生で、市川税務署の方が特別講師です。

 

『税金を払いたくない人いますか?』

まず最初に、講師の先生が聞きます。

子どもたちは、消費税の値上げを実感しているのでしょうか。

半分以上の子どもが手を挙げました。

『値段が高くなる』 『物を買うときの計算が大変』

なるほど、『税金=物が高くなる』というイメージができているのでしょうか。

そして、簡単な税金の意味や言葉の確認をしました。

子どもたちは、学校の授業では習っていないことなので、とても興味深そうに聞いていました。

 

次にビデオを見ました。

内容は、『税金がないとどうなるのか』ということをアニメ形式でわかりやすく説明してくれているものです。

壊れた橋もそのまま、信号機もつかない、教科書のお金も払う…。

当たり前のように思っていることが、すべて税金によって支払われていることがよくわかりました。

 

最後に講師の先生が再び聞きます。

『税金を払いたくない人はいますか?』

今度は誰も手を挙げません。

 

納税は国民の義務のひとつです。

税金は、私たちの生活にならなくてはならないものということを学習できました。

今日は少し難しい内容だったかもしれません。

子ども一人ひとりが税金について考えた良い機会となりました。

昨日から

小中高クラブ体験が始まりました。

 

日出学園は

小学校と中学高校が

ひとつの敷地にあります。

共有する施設もあり

お互いを身近に感じる環境にあります。

 

小学校から中学校への進学も

内部進学試験の出来で

内定をもらえます。

じっくり学校生活を送る上では

恵まれた環境でもあります。

 

普段身近にいながら

なかなか触れ合うことの出来合い中学生と

クラブ活動を通して

触れ合うことは

より中学のことを理解するうえでは

有効かと思います。

 

今年も4,5,6年生を対象に

希望者による体験会が始まりました。

期間は10日から12日までの3日間。

 

第1日目はソフトテニス、女子バスケット、女子バレーボール

囲碁将棋、茶道のクラブがありました。

 

小グランドでは

女子のソフトテニスが行われました。

ネットをはさんで

ボレーの練習ですが

小学生はなかなか上手にできません。

手先だけで打つのではなく

体のバランスが大切なことを教わっていました。

 

ピロティーでは

男子のソフトテニスの指導をしていました。

男子は力強いスウィングを指導されていました。

 

アリーナ1では女子のバスケットとバレーボールが活動しています。

人数は少ないのですが

中学生に

「上手だね」

と褒められながら活動していました。

 

中高の教室では

将棋をしていました。

顧問の先生も参加しています。

よく見ると小学生相手に

長考しているようです。

(この試合は小学生が勝ったようです。)

 

和室では茶道クラブの交流会が行われていました。

以外(と思ってはいけないのかもしれませんが)にも

たくさんの小学生が参加していました。

この日のクラブ参加者で一番の人数でした。

 

今日の体験クラブは

野球、サッカー、女子硬式テニス

男子バスケット、美術、英語クラブです。

 

お兄さんお姉さんからの話をしっかり聞いて、新しいことにどんどん挑戦していってもらいたいです。

先日行われた日出郵便局引継ぎ式から1週間が経ちました。

今日から、日出郵便局が開局します。

 

日出郵便局とは、生活科の授業の一環として毎年2年生が開局する郵便局のことです。

全校児童が学年を超えて、お友達やお世話になっている先生にお手紙を書き、

その手紙を2年生が収集、配達してくれるのです。

 

今朝、朝礼で2年生の局長さんがあいさつをしました。

『今日からよろしくお願いします!』

 

3時間目になり、いよいよ最初の仕事が始まりました。

まず、校内のポストに入っている手紙の収集です。

その後、教室に戻ると4つのグループに分かれて「消印押し」「仕分け」作業を行います。

消印は、スタンプを押す子、赤鉛筆で日付を書く子、それを学年ごとに分ける子、と流れ作業で行われます。

初めてのお仕事に緊張しながらも、楽しそうに活動していました。

消印が入ると次は仕分け作業です。

グループでの手紙がある程度たまると、仕分け係がクラスの書かれた棚に葉書を仕分けしていきます。

先日の郵便局見学で、郵便物の流れはしっかり頭に入っているようです。

 

いよいよ配達です。

職員室に配達係がやってきました。

「日出郵便局です。葉書を届けにきました。」

「ありがとうございます。」

 

初めての郵便局のお仕事は、少しぎこちないようでしたが、これから2週間ほど日出郵便局は続きます。

これからも、みんなの思いが届くよう、小さな郵便局員さんがんばってください!

入学試験2日目を迎えました。

昨日の天気とは異なり

今日は曇り空。気温も昨日より低めで

コートやマフラー、手袋がほしくなります。

 

日出学園小学校では

昨日に引き続き

入学試験が行われます。

今日は面接試験です。

(昨日はペーパー試験と行動観察が行われました。)

今日は土曜日ということもあり

両親での面接にこられる方も多いようです。

子どもたち以上に

お父さんお母さんが緊張している感じがしました。

久しぶりの試験ということもあるのでしょうか。

落ち着いてお話ができるといいですね。

 

今日も昨日に引き続き

5年生の女子児童がお手伝いに当たります。

昨日は集団での移動が多かったのですが

今日は一組一組の移動になります。

間が開かないように気をつけて

誘導しなくてはなりません。

また試験に使われました

バッジの回収など

昨日以上に気を使うことがたくさんあります。

普段の学校生活の成果が試されます。

 

5年生の児童もそうですが

普段5年生の指導に当たっている担任の先生は

入学試験と子どもたちの掌握で

とても神経を使います。

今日も緊張した1日になりそうです。

 

 

街中の木々が色づき始めました。

桜の木も

上の葉から色づき始め

赤や黄色、そして緑の残る

色のコントラストがとてもきれいです。

11月7日、今日は立冬です。

暦の上では

冬を迎えたことになりますが

今日の天気は秋晴れの穏やかな様子です。

気温も20度ほどになるようで

すごしやすい陽気です。

 

日出学園小学校では

今日から2日間

入学試験になります。

今年の応募人数は

昨年をやや上回りしたが

かつての人数までには

まだいたっていません。

私立学校全体

ここ数年応募人数を減らしています。

そんな中でも

昨年とほぼ同数の方に

本校を選んでいただき

私たちもその期待に応えられるように

がんばらなくてはいけません。

 

朝早くから期待と不安な様子で

多くの受験者が

正門を通っていきます。

受験のお手伝いには

5年生の女子が当たります。

5年前に体験した

小学校受験での思い出は

それぞれですが

あの時上級生のお姉さんが

優しくしてくれたことを覚えている子は

とても多いです。

あの時感じた思いを今度は自分たちでと

一生懸命お手伝いをしてくれることでしょう。

入試をされる方もする方も

緊張感を持った1日のなりそうです。

 

明日から二日間、

日出学園小学校で

入学試験が行われます。

子どもたちは学校には登校せず、

自宅での学習期間であるということを全学年に指導してあります。

皆様の御協力よろしくお願い致します。

本日は3校時で授業は打ち切りになり、

4校時は大掃除をしました。

試験会場や控え室で使う教室だけでなく、

ご来校された皆様が気持ちよく過ごしていただけるように

そして自分たちがいかに学校が好きかをわかっていただけるように

学校中をピカピカにします。

机や椅子の脚の埃も取り、

下駄箱に溜まった砂埃もきれいに落とし、

教室の床や廊下は何度も雑巾がけをして磨きあげます。

自分たちが入学しようとしていた前日にも、

こうして先輩達が協力して学校中を掃除してくれていたんだね。

新しく入ってくる一年生のために

今度は僕たち・私たちがおむかいの準備をする番です。

学年集会の時間を利用して、

日出郵便局の引継式が行われました。

引継式は多目的ホールで郵便事業を行う2年生全員と

3、4、5、6年生の代表児童によって行われました。

校長からのお話があった後、

まずは3年生から各クラスの局長さんに消印を引き継ぎます。

「消印を押すときは方向に気をつけて」などの

去年の経験を生かしたアドバイスも聞くことが出来ました。

高学年は各学年に役目があり、

4年生は郵便受け

5年生はポスター

6年生は切手のデザインを沢山の児童が考えてくれました。

2年生は10月の中旬に、

市川郵便局へ社会科見学に行き

仕分けや配達の仕組みついて学びました。

今日からはその経験を生かし、

お兄さん・お姉さんの意志をしっかりと引き継いで

立派に仕事ができるように頑張ってほしいです。

6年生は社会科見学で

国会議事堂と最高裁判所を見学してきました。

 

最高裁判所では、大法廷の傍聴席に座らせていただき、

吹き抜けに設計したわけや壁掛けにこめられた意味、

岩の壁に隙間がある理由など、最高裁判所の特徴を教わりました。

 

国会では、いつもテレビで見る本会議場に入れていただきました。

近くの部屋で、安部総理が会議中だと聞いて、子どもたちは興奮気味でした。

 

日出学園は、2日の創立記念日をもって80周年を迎えました。

土曜日の朝は、小中高の児童・生徒が舞台のあるアリーナ1に集合して、

創立80周年記念式典が行われました。

式典では、日出学園園歌の斉唱と学園長の話がありました。

学園歌の斉唱では、小学校の吹奏楽クラブが伴奏し、元気いっぱいの歌声がアリーナ1に響き渡りました。

また、学園長は、日出学園の創立当時の経緯や様子、市川市や読売ジャイアンツと同じ80歳であることや、

児童・生徒のこれからの活躍を期待していることを話しました。

 

さて、私の覚えている日出学園は、

幼稚園が菅野駅近くにあり、曲がりくねった所がちょうど正門でした。

道からは園庭がのぞけて、幼児が砂の上を元気に走り回っています。

芝生の上では先生と幼児が、何か(お菓子のようなもの)をつまんでお話をしています。

そして、楽しそうに笑っています。

 

道なりに進むと、四つ角になります。

左に行きますと中学高校の壁が続いています。

低い壁ですので、庭に植えられている草木がよく見えます。

体育館が今の小学校前の駐車場付近にあったので、

中学生や高校生が体育館履きを持って移動してきます。

大変だなあと思いながらも、みんな楽しそうです。

すれちがうときに「こんにちは」と声をかけてくれます。

小学校のときは小さな子だったのに、大きな靴を持って太い声になっても挨拶をしてくれます。

・・・・・・・・・・昭和33年完成の小学校校舎・・・・・・・・・・

 

中学高校の正門前を右に折れると、なだらかな坂になり、正面には小学校の正門があります。

小学校は変わったつくりで、建物の下の通路を抜けると職員入り口になります。

左手には校舎が並び、二階建てです。

・・・・・・・・・昭和49年完成の小学校校舎・・・・・・・・・・

 

建物と建物の間には中庭があります。

人工芝の中にジャングルジムと鉄棒があります。

低学年の子が鉄棒で逆上がりを練習しています。

教室校舎の向かい側の校舎は図書室と三階は5、6年生の教室です。

教室と教室の間にはバルコニーがあります。

20畳ほどの広さがあり、女の子たちが縄跳びをしています。

建物はとても古いのですが、子どもたちの声は活力に満ち溢れています。

 

古くなった建物の建て直しのため、校庭に仮校舎が立てられました。

校庭は半分になり、子どもたちの遊び場は狭くなりました。

それでも子どもたちは遊びを工夫して楽しく遊んでいます。

運動会も今までの半分の広さで大丈夫かなと心配されましたが、

みんなの協力のおかげで、無事、いつものような運動会ができました。

大雨で運動場が水浸しになったとき、板を渡して仮校舎に移動したのもいい思い出です。

 

平成になり鉄筋の三階建て、地下一階の立派な校舎ができました。

当時の六年生は半年だけの新校舎生活でしたが

新しい校舎を経験できた喜びは大きかったようです。

中庭の小グラウンドは低学年用のグランドです。

毎日ドッヂボールをしているようすが目にかびます。

・・・・・・・・・・平成4年完成の小学校校舎・・・・・・・・・・

 

まだ新しかった校舎がなくなる!

もったいないなあ。

外環道路の建設予定は変わることなく、日出学園も移動せざるを得ませんでした。

今の校舎が出来上がりました。

いろいろなことが考えられた校舎です。

思い出の赤山はなくなりました。

藤の木も形を変えました。

変わっていくことは時代の流れの中でいたし方のないことです。

しかし、時が流れても変わらないであることもあります。

それが一年一年の積み重ねです。

80年の積み重ねは、いろいろな経験を元に積み重ねられた貴重な財産です。

これからも一つ一つ、財産を積み重ねていきたいです。

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