6月14日(土)、6年生は、学研の講師の方から「志望理由書の書き方」についての講演をして頂き、その後実際に自分の第一志望の大学を想定した「志望理由書の書き方模試」を受けました。実際に志望理由者を書く必要がある生徒も、まだ考えていない生徒も、それぞれが真剣に話を聞き、書き方模試を受けていました。特に模試ではじっくりと時間をかけて自分自身と対話する姿が見られ、感心させられました。(学年担当者談)
6月21日(土)、本校では高校生の希望者を対象に、成城大学のオープンキャンパスツアーを実施しました。この度のツアーは、成城大学の広報部に勤務している本校卒業生を介して実現したものです。本年度で2度目となる試みですが、休日にもかかわらず5名の4年生が参加。大学生の方々のプレゼンテーションに真剣に耳を傾けるなど、みんな真面目に参加していました。特に、自発的にメモをとってお話を伺う姿勢はすばらしかったと思います。質問タイムでも、学生生活や取得できる資格についてなど、将来を見据えて積極的に尋ね、自身の将来に対する真摯な姿勢を垣間見せていました。このようなツアーは、生徒にとって近未来である大学生活をイメージするにはうってつけです。これをきっかけとして、理想の将来像を具体化していくことができたらよいと思います。(進路指導部教諭談)
6月20日(金)に球技大会が行われました。本校の球技大会は、バスケットボール・バレーボール・ドッジボール・キックベース・テニス・卓球の6種目を全学年対抗で競い合います。上級生の貫禄勝ちもあれば、下級生の下剋上もあり、本校の学校行事において例年、非常に白熱したものとなっています。その開催も今年で50回目の節目を迎えたこの日は、サッカーW杯の日本代表戦とも重なり、体育委員長からは「地球の裏側で行われている熱戦に負けないように頑張ろう!」との呼びかけが冒頭にありました。その言葉の通り、今大会もブラジルに劣らない熱い戦いが繰り広げられました。中学優勝は3年、高校優勝は6年、総合優勝は6年でした。今回の球技大会を通じて、より学年で1つに一致団結する力がついたのではないかと思います。(体育委員担当者談)
来年2015年は、学園の創立者であるドン・ボスコの生誕200周年です。それにむけて、サレジオ会関係の姉妹校・兄弟校では、シンボルフラワーとしてひまわりを選び、各地で育てる取り組みをしています。本校でも先日、中学1年生の生活環境委員が、強い日差しの中で汗をかきながら、苗を丁寧に花壇へ植えかえてくれました。このひまわりは、偶然ですが、本校が被災地ボランティア研修で毎年訪れている、仙台の荒浜地区産のものだそうで、親しみも一層深まります。夏には、太陽に向かって力強く咲くことと思います。このひまわりを来年、再来年とつないでいくことができるように、荒浜地区を含め被災地の方々のことを想いながら、生徒たちと大切に育てていきたいです。(生活環境委員会顧問談)
6月18日(水)、2年生はテーマをキャリア教育においたLHRの時間に、教育実習生のお話を伺いました。「大学で専攻している学問」「中学・高校時代と大学の違い」「目黒星美で学んだ6年間を振り返って」など、多様なお話を聞くことができました。大学生は自由だが、実は自由と義務・責任がセットになっていることや、計画性の大切さなど、なかなか深いお話もありました。また、中高時代に得た友人が、本当に大切で深く理解しあえる仲となることなど、2年生という多感な時期だからこそ、わかっていてほしいこと、知っていてほしいことへの言及もありました。まだピンとこない生徒もいたようですが、かつて同じ制服を着ていた先輩の姿に、将来の自分を置き換えて聞けた部分もあったと思います。頭の片隅に置いて、時折思い出してほしいと思います。(学年担当者談)
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