7月1日(火)、2年生のLHRでは(株)LINEの方をお招きして、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の特徴と危険性についてお話いただきました。互いの表情や声色がわからない中で展開される、ネットワーク上のコミュニケーションは、誤解や齟齬を生みやすく危険なのです。会話はよくキャッチボールに例えられますが、シチュエーションなどを設定することで、ボールの投げ方を変えたり、声かけをしたりと、状況に応じたコミュニケーションの方法があることに気づいたようです。こうした講演を通じて人の立場に立って物事を考える力をつけていってくれたらと思います。(学年担当者談)

6月15日(日)、ソフトボール部は日体荏原中高、多摩松蔭中高をお招きして、練習試合を行いました。今回の試合のテーマは、「自主的に考えてプレーする」ということでした。格上のチームを相手に、結果としては2敗でしたが、とても実りある試合内容だったと思います。どちらも中盤までは競ったゲーム内容でしたが、本校が先に自分たちから守りのリズムを崩し、失点してしまうということがありました。攻撃面での荒さも目立ちましたが、まずは最小失点に抑え、守備からリズムを作っていくということをしばらくのテーマとしていきたいと思います。(ソフトボール部顧問談)

期末試験前のトピックスです。6月23日(月)、週に1回のアグネス会。今回は、第5回被災地ボランティア研修に参加した5年生をゲストに招き、スライドを通して、宮城の皆さんとの生き生きとした交流の様子を伝えてもらいました。現在、世間では震災自体が風化し、「もう被災地は大丈夫」という風潮がありますが、実際には3年を経て、いま精神的な虚脱感を感じている現地の方が多数おられます。参加者の生の体験談を聴いて、多くのメンバーが震災を忘れないことの大切さに気づき、ぜひ自分も参加してみたいと思ったようです。また、前回の活動で出会った、森さんというシンガーソングライターの方の「思い出の跡」という歌を聴きました。震災当時のスライドと共に歌から伝わるメッセージに涙が流れました。(アグネス会担当者談)

期末試験前のトピックスです。6月23日(月)、4年生の化学の授業で、ライター用ガスボンベ(ブタンガス)を用いた実験を行いました。ボンベに含まれているガスを「水上置換法」によって捕集し、質量や体積、温度を測ってブタンの分子量を求めます。ボンベから気体を少しずつ出すのには結構コツが要り、生徒も交代しながら一生懸命、気体を集めていました。捕集した気体に火をつけると炎が上がるのですが、予想以上に大きな炎だったのか、皆とても驚きながらその炎を見つめていました。実験を終えた生徒は、データ処理のため今度は必死に計算するため机に向かっていました。(授業担当者談)

6月15日(日)、生物部は神奈川県葉山の芝崎海岸へ、毎年恒例となっている“海の生物の観察会”に行って来ました。昨年と日程を変えての実施でしたので、見られる生物や、その行動も少し変化しており、毎年参加している生徒も変化を敏感に感じ取っていました。現地では、ウミウシやヒトデ、ウミユリなど、目的を持って見つけようとしないと見つけられない生物も多く観察でき、非常に有意義な観察会ができました。(生物部顧問談)

7月4日(金)、1学期の集大成とも言える期末試験が始まりました。本日から土・日を挟んで、9日の水曜日まで実施されます。念入りに準備をした生徒、一週間前から勉強を初めて今さらあせる生徒、もはや悟りを開いている生徒など多々いますが、持てる力をすべて発揮して、前回より今回、今回より次回がより良い結果となるように頑張ってほしいと思います。大変なのは先生も一緒。みな試験づくりと採点でヒーヒーいっていますが、生徒のみんなを応援しています。試験が終われば夏休み。最後まで頑張って楽しい夏休みを手に入れよう!


6月17日(火)に避難訓練を実施しました。避難の心がまえである「押さない、駆けない、しゃべらない、戻らない」の「おかしも」に、今年は「だ」--「だらだらしない」--を加えました。当日は、星美オリジナルの「おかしもだ」を意識して、一人ひとりが真剣に取り組んでいたと思います。前日の全校朝礼であらかじめ注意が促されていたとはいえ、実際、避難開始から校庭に整列するまで、不気味なまでに静粛が保たれており、消防の方からも、「集合した後も沈黙を保っていて素晴らしい」という講評をいただきました。地震はいつどこで起こるか分かりません。一人ひとりが防災意識と判断力を高めていくことが重要です。ご家庭でもぜひ普段から災害が起こったらどうするかを話し合ってください。(防災担当者談)

6月24日(火)、2年生のLHRでは夏休みの課題である、「職業インタビュー」に向けたトレーニングを実施しました。これまでのLHRで「働くということ」について考察を深めてきました。これを踏まえて各自が興味のあるジャンルの「働く現場」を訪問し、具体的な事例を通じて「労働」についての意識を高めます。今回のLHRでは、事前のアポイントメントの取り方、実際に会社にうかがった際の挨拶の仕方など、礼儀作法について学習しました。「職業インタビュー」は9月の純花祭での学年展示で展示される予定なので、今からその出来映えが楽しみです。(学年担当者談)

6月19日(木)、東日本大震災の被災地の一つ、福島県南相馬市の原町で活動されておられるCTVC(カトリック東京ボランティアセンター)のシスター畠中と大久保さんをお招きして、被災地の現状についてお話をしていただきました。大久保さんは、本校で長年事務職員をされていた方で、退職後CTVCの活動に携わる中、本校の被災地ボランティア研修のサポートもしてくださっています。放射能や原発のことについて、「復興」はまだ遠いということについて、現地で働かれている方ならではのお話を伺うことができました。最後に、シスターが「いのちを大切にすることを最優先してください」と、私たちに向けたメッセージが強く心に響きました。(学年担当者談)

6月30日(月)、今週末に1学期の総仕上げの期末試験を迎えることになります。中間試験よりも科目数が増えるので、よりいっそう計画的に勉強しなくてはなりません。中学では今年から「学習と生活の記録」という日々の勉強の計画表を配り、計画性を身につける取り組みをしています。また、毎朝ラウンジで自学習をしている5・6年生の姿を見て、中学生も「自主勉」に取り組む様子が見受けられるようになりました。学年での取り組みに加えて、先輩の背中をみて勉強への意識が生まれる、そんな光景をみることができました。

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