理科科では、日常生活と科学の関わりを積極的に取り上げています。得られた知識や観察力を用いて、物事を科学的に思考し、論理的に表現する力を育成することが目標です。身の回りの自然現象と教科書の内容をつなげるためには、実験・観察は重要ですので、多くの実験を取り入れています。そのためⅠ期(1・2年)では、観察・実験に関する基本的な技術が身につけられるよう、顕微鏡やガスバーナーの実技テストを行い、正しく器具を扱えるようにしています。1学期に1年生は顕微鏡、2年生はガスバーナーの実技テストを行います。授業担当者だけでなく、理科科の教員全員が試験官となります。テスト直前には、理科室に多くの生徒が練習をしに来ていました。

 

0526

 

salesian_br

中間テストは、期末テストに比べると科目数が少ないため、1~3年生は2日間、4~6年生は3日間の日程で実施されます。1年生にとっては初めての定期テストで、1時間目は英語でした。小学生までの英語とは違い、文法や単語をしっかりと理解しているかが問われるので、日頃の勉強の成果が問われます。今日のテストをうまく乗り切って明日の試験へ弾みをつけてほしいです。

 

0525

 

salesian_br

現在1年生の授業では、体育祭に向けて、実施種目であるドン・ボスコ体操とクラスリレーの練習を中心に行っています。ドン・ボスコ体操は本校体育祭の風物詩といえるもので、何十年にもわたって取り組まれてきましたが、今年度は従来のものに感染症対策を施し、大幅なモデルチェンジをしています。まだまだ未完成な部分もありますが、1・2年生の合同演技である新生ドン・ボスコ体操に是非ご期待いただきたいと思います。

 

0524

 

salesian_br

来週5月29日に迎える聖母祭に向けて、本校では、「9日間の徳の花」に取り組んでいます。「徳の花」とは、日々の善い行いを積み重ね、それを「心の花束」として、聖母祭で祈りとともにマリア様にお捧げするというものです。今年度は、各クラスの宗教委員が提案したクラスごとの実行目標を毎日達成していくことを「徳の花」としました。定期試験の直前ではありますが、毎日の自分の行動を振り返りながら、聖母祭に向けた心構えをしていってほしいと思います。

 

0521

 

salesian_br

3年生の古文では、動詞の活用について学んでいます。現代語と異なる活用に苦戦しながらも、元気よく音読して古語の活用のリズムを習得しています。また、『古今和歌集』の仮名序の暗唱練習も行っています。「生きとし生けるもの、いづれか歌を詠まざりける」が生徒のお気に入りの部分。千年前に思いをはせながら、日本の美しく豊かな言語文化への関心が高まっていくことを期待しています。

 

0520

 

salesian_br

4年生の美術の授業では、絵本制作を行っています。絵本制作では、ストーリー作り、キャラクター作り、物語の世界観などを自分で構想し、絵本の製本までを行います。自分の構想したものをそのまま表現するのではなく、対象年齢やテーマを設定し、読み手に「伝える」ことを意識するように指導しています。生徒たちは、初めての絵本作りを楽しんでいるようで、内容は、ユニークなストーリーのものや知育絵本、大人が考えさせられるようなテーマのものまで多岐にわたっています。

 

0519

 

salesian_br

本日より1学期の中間テスト1週間前。1年生にとっては初めての定期試験となります。緊急事態宣言発令中ですが、中間テストは予定通り実施です。放課後になると1年生ラウンジには、クラスメイトと相談しながら勉強している生徒たちの様子が見られました。中間テストは期末テストと比べて科目数が少ないため、これまでに学習した範囲を時間をかけて復習することができます。わからないところがないように準備をしてテストに臨み、1学期後半に向けて弾みをつけてもらいたいです。

 

0518

 

salesian_br

4年生の書道の授業では、中学の書写と違い、本格的に書の歴史を学び、書の古典を習っていきます。今は楷書体を書いていますが、これから行書、草書、隷書、篆書など5つの書体を深く学んでいきます。1学期後半には、印の制作にも取り組みます。今週も半紙一枚に28字の細字を書きましたが、全員真剣に取り組み、集中してすばらしい作品を作り上げました。書道を選択してきた生徒たちなので、皆かなりレベルが高く、これからの授業が大変楽しみです。

 

0517

 

salesian_br

2年生の英語の授業では、理由や方法を尋ねる表現を学習しています。そこで、“Why” “Because” を使った寸劇を発表しました。シチュエーションは自由に考えて、セリフを考える際は、難しい単語を使わずに、習った単語や知っている表現を使うことを心がけました。生徒たちの発想は非常に豊かなもので、「困っている人を助ける」などのテーマ設定から、普段の登下校風景の中に題材を求めたものなど、多岐にわたりました。発表では、ただ読むのではなく、表情やジェスチャーをつけて演じることで、見ている生徒も楽しむことができました。今後、話す活動では、英語を話すことの楽しさを感じてもらいたいです。

 

0514

 

salesian_br

ドン・ボスコと共にサレジアン・シスターズの修道会を創立した聖マリア・マザレロの祭日が5月13日です。この日を本校の開校記念日としてお祝いしています。「『たとえ感染することが分かっていたとしても……』マリア・マザレロは、ボランティアで、チフス患者のある家族の者全員が快復するまで看病し、一家から感謝されて家に帰りますが、やはり彼女はチフスに感染していた。生死の境をさ迷ったのち、頑丈で健康な彼女は身体の弱い、もろい娘になってしまった。」(伝記p.41)しかし、神の摂理に委ねていた彼女は、「あなたに少女たちを委ねます」の声に、「少女たちのために自分の人生を捧げる」決意がみなぎります。新しい光に眼を向け、女子を集め、教育に身を捧げる道を見出しました。サレジアン・シスターズは現在、97か国にわたって教育事業が行われています。聖マリア・マザレロの女子教育への照らしは、伝染病患者にいのちを賭けたことから始まりました。コロナ禍の厳しい現況が緩和されるよう聖女の取り次ぎによってお祈りしましょう。

 

0513

 

salesian_br

ページ
TOP