この日は、朝からずっと台風かと思いたくなるような暴風雨で、最悪の天気でした。

守礼門で集合写真を撮影する予定がダメで、国際通りの買い物も、傘が何度も裏返しになるような中で買い物する気分にもなれず、早々に空港に向かいました。

それでも生徒たちは、たくさんのお土産を買ったようで、大きな荷物を抱えて空港に集合しました。

飛行機も無事に飛んで、予定通り羽田空港で解散となりました。

ここまで、全くと言っていいほど太陽を見ず、雨、それも雷雨や暴風雨が続いた修学旅行は、なかなかありません。ある意味、忘れられないものになりました。

そんな中、急な行程変更にも文句を言うことなく、積極的に楽しもうと協力してくれた生徒たちのおかげで無事に終えられたことは、感謝しかありません。

ちなみに、残念ながら行けなかった与論島では、民宿のみなさんが、本来であれば生徒たちが植えるはずだった防風林の苗木を植えてくださったそうです。

与論島の皆様が写真を送ってくださいました。

曇り、時々雨(時折強風)。

今日がマリン体験最終日ということで、生徒たちは、グラスボートに乗って海中の生き物の様子を眺めたり、ドラゴンボートに乗ってスリリングな体験を楽しんだりと、海のアクティビティを満喫しました。

印象に残った言葉があります。

グラスボートの中で、船長さんが台風で海が荒れたためにまん丸だったものがハートの形になったサンゴを見せてくれました。

そこには、サンゴに集まってくる熱帯魚がたくさんいて素敵な光景でした。

船長さんが、これを見ると恋愛運が上がるかも、なんて話してくれたものだから、女子生徒たちは盛り上がっていました。

ところが、下船後ある女子生徒が「ハートの形はかわいかったけど、温暖化とか基地を作ったりとかで自然が破壊されると、サンゴに集まってくる魚にとっては、住むところがなくなってしまうんだね」と友だちに話していました。

楽しむだけでなく、しっかりと自分なりに現実を受け止めてくれていたことに、感心するとともに、あぁこの子たちは大丈夫だ、と不思議と安心しました。

夕食後は、6月が誕生日の生徒たちの誕生会と、沖縄民謡のライブで盛り上がりました。

雨のち薄曇り。

午前中は、むら咲むらで、工芸体験でした。

ここは、大河ドラマ「琉球の風」のセットだったところだそうで、琉球村とはまた違った風情がありました。

各自がそれぞれの作りたいものを作りました。

午後はマリン体験だった訳ですが、ようやく雨が上がってくれました。

日差しが出ることはなかったですが、程よい天候で生徒たちはマリンジェットやバナナボート、シュノーケリングなどを楽しんでいました。

 

夕食後は、阪神タイガースのリクエストで作られた屋内練習場を使って、ドッヂボール大会を実施!

かなり楽しむことができた1日でした!

雷雨のち暴風雨。

午前中は、名護パイナップルパークに立ち寄り、次のホテルへ移動。

 

午後からは、いよいよ海へ!

とは言っても暴風雨。しかも寒い!

他のお客さんは皆無!

短時間でそそくさとホテルへ戻りました。

ここ(残波岬ロイヤルホテル)は、2月に阪神タイガースがキャンプの際に利用しているホテルということで、ユニフォームが飾ってありました。もちろん、本校卒業生の板山選手のサインも!

夕食は、BBQという名の焼肉!

みんな楽しく食事していました!

本校の修学旅行は、「北海道」・「フランス(パリ)」とともに、3方向から選んで参加してもらう形なのですが、実は「沖縄・与論島」が本当の名称なんです。

なぜ「沖縄・与論島」ではなく、「沖縄」になったか?

そこが、今回の修学旅行の最大のポイントとなりました。

 

早朝7:00に羽田空港に集合です。全員しっかりと時間通りに集合してくれ、わくわくした気分で飛行機に乗り込みました。

ところが…

那覇空港に到着すると…

なんと…

豪雨 (T_T)

東京とは違う空模様と、あまりの湿度の高さに一同びっくり!

 

まずは、昼食です。ステーキをいただき、そのおいしさと、シェフのパフォーマンスに大満足でした。

昼食後、最初の見学場所は「平和祈念公園(摩文仁)」。

「平和の礎」や「平和祈念資料館」を訪れ、沖縄戦について知り、亡くなられた方々、そして平和の尊さに思いを馳せました。

まもなく6月23日を迎えます。今年も「沖縄全戦没者追悼式」がこの場所で開催されます。きっと当日は、式典の模様がニュースで流されることでしょう。参加した生徒たちが、その様子を見て、改めて何かを感じてくれればいいなと思います。

 

そうして、ホテルに入り、夕食となりました。

ところが、そこで今回の最大のアクシデントが発生しました。

なんと…

沖縄から与論島へは船での移動となるわけですが、その船が欠航もしくは出航しても与論島の港には寄れないかもしれないという条件付きの出航になるという情報が入ってきたんです。

天気予報によると、1週間ずっと雨。しかも台風並みの暴風雨。仮に何とか与論島に行けたとしても、帰る時にも同じことが心配されました。

そこで、生徒たちの安全を第一に考え、与論島に渡らず、沖縄本島だけの5泊6日とすることに急きょ決定しました。

与論島での体験を楽しみにしていた生徒たちにどのように伝えればよいか、どのようにすれば動揺を最小限にとどめられるのか、もちろんホテルやバスの手配、アクティビティをどうするかも含め、引率の先生たちは悩みました。

結論は、本来のものより絶対にいい内容にするからということを真摯に伝えるしかないということでした。

いざ生徒たちを集め、決定を伝えたところ、最初はがっかりしたり、不満そうな表情をしていた生徒たちも、次第に理解を示してくれ、最後は先生・生徒全員で円陣を組んで、明日からの行程を素晴らしいものにするぞと一致団結することができました。

苦渋の選択でしたが、生徒たちに助けられたと感じた瞬間でした。

2日目に続く。

5月31日(水)、青空の下、平成29年度の体育祭が無事終了しました!

中高ともに事前練習の成果もあり、学年競技、色別競技とも大きな盛り上がりを見せました!

まずは、第1弾!

 

駅から歩いてくる生徒たちも、これから始まる体育祭に向けて気合の入った表情が並びます!

ダンス部とチア部は昼休みのパフォーマンスの準備に余念なし!

今日も暑い一日になりそうです!

 

開会式からいよいよ体育祭がスタート!

今年度の鷲宮祭の実行委員長は、3年F組の宮本章信君(バスケ部:内部進学3期生)が務めてくれました!

 

続いて、優勝旗の返還です。

昨年度黄色の京谷泰我君(3年A組:サッカー部)が、校長先生に優勝旗を手渡します!

今年は、何色が1位を取るのか!?

 

最後に、恒例の3年アスリートクラスによる選手宣誓。

開会式前の打ち合わせにも余念がなかった二人による熱い言葉で、いよいよ今年度の体育祭が始まります!

ともに3年B組:サッカー部所属

左:3年B組田中将太君 右:鈴木 皓君(キャプテン)

 

全色、全力で!

いざ、平成29年度の体育祭開幕!

   

 

今日の記事の最後は、鷲宮祭開始前のグランドの様子をご覧いただきます。

準備にはアスリートクラスの鷲宮の寮生と生徒実行委員の面々が活躍しています。

普段はサッカー部の専用グランドですが、当日一日だけは、体育祭一色になります!

 

彼らの影での準備があるからこそ、体育祭の成功があるのです!!

 

次回は各学年の競技の様子をお知らせします。

お楽しみに!

東京も梅雨入りしました。

週間天気予報では、沖縄・与論島方面は曇&傘マークが続いております。

たとえ曇だとしても、南国の紫外線はハンパではないので日焼けには要注意です。

しかし・・・

沖縄へは簡単に行けますが、与論島へはなかなか行けませんので、

生徒たちには白い砂浜と蒼い海&空のコントラストをぜひ見せてあげたいです!

昨年も与論島上陸の際は強烈な“ゲリラ豪雨”でしたが、2日後には↑の“快晴”でしたので大丈夫だと思います。

そんな中、今日は「平成29年度 生徒総会」が開催されました。

それにともない、生徒会新役員候補者が毎朝挨拶運動を続けていました。

そこで嬉しい話をひとつ・・・

今年8期生を迎えた中学校も、もちろん生徒会の傘下にあります。

昨年までは、先生たちが推薦した生徒が役員となって生徒会へ参加していました。

しかし今年は、我々の常識(!?)を超えて立候補者が出ました。

なんと、中3から6名もです!?!?

6名の立候補者の中でも(私の勝手な見解ですが)最も意外な生徒へ、今朝登校の際に声をかけると大変照れていました。

何か心境の変化でもあったのでしょう!?

いずれにせよ、成長しようともがいている生徒たちと真正面から向き合っている先生方の指導が、「見えない学力」の成長の下支えになっていると改めて実感しました!!

ということで、梅雨にはいりましたが(でも今日は猛暑ですが…)“気持ちは快晴”です。

最後に告知です・・・

6月11日(日)13:00~13:30 地上8チャンネル

「さまぁ~ずの神ギ問」

本校国語科主任の高瀬先生の“普段の”面白~い授業が紹介されます。

内容は内緒ですが、是非ご覧ください!!!

11日は私の誕生日でした。

とっても嬉しいサプライズがありましたので、個人的なことですが書かせていただきます。

サプライズの主は、授業を持っている中2の生徒たちでした。

いつものようにチャイムが鳴る前に教室に入り、授業の準備をしていたのですが、いつもならワイワイしている休み時間なのに、だ〜れもいませんでした。

妙だなと思っていた時、ちょうどチャイムが鳴りました。すると、廊下をわさわさと歩く音が…

廊下が見える窓からは見えないように…
(腰をかがめて隠れるようにして歩いて?いた訳です)

まるでまっくろくろすけの集団のようでした ^_^

そして、一斉に教室に入ってくるなり、みんなでHappy Birthdayの歌を歌ってくれました。

びっくりするやら嬉しいやら、でも泣くわけにもいかないので、平然としたふりをして、照れ隠しでありがとうとひとこと言うのがやっとでした。

そのあとの授業では、いつもなら小言を言うような場面でも、言えませんでした… ^_^;

5月にしては気温が高い日が続いています。

そんな中、先週土曜日のオール中学校を皮切りに、高1生による田植えが全て完了いたしました!

今年も地元の方のご協力により、新たな田んぼが加わり、2017年 収穫目標は “3000kg=50俵”

既に本校HPでは紹介されていますが、違った視点から“成立田2017~田植え編~”をレポートします。

成立田の大原則・・・“素足”

「キャ~」、「うぉ~」etc.

あちらこちらから悲鳴や雄叫びに近い声が上がります(笑)

配置についたら、泥を均して苗を植えます。

一列終わったら、半歩下がってまた植えます。

この単調な作業を、ひたすら続けます・・・

全体を見回すと、たいへん目立つ生徒がいます・・・

そうです。マリ共和国からの留学生、箸を上手に使いこなす202cmガウソウ君です(ちょっと長いので、私は“ガウ”と呼んでます)。

理想的な農耕民族体型の私と違い、(座高は変わりませんが)足のレングスは私の倍近くある狩猟民族体型のガウには大変かと思いきや・・・

田植えが、上手いんです!!

ご覧ください、この見事な右手首の返し・・・

丁寧に泥を均して苗を植える姿は、彼の性格を表しています。

田植えが終わって、手足を洗っている時に感想を聞くと、「面白かったです」と流暢な日本語で応えてくれました。

さらに・・・

「ずいぶんサマになっていたけど、田植えは初めて?」

と、尋ねると

「やってました」

と、これまた流暢に応えてくれました。

一方、私と同じ農耕民族である上海からの留学生 張君は・・・

「生まれて初めて、田植えをやりました。楽しかったです。」

これまた流暢な日本語で応えてくれました。

二人とも来日して2ヵ月弱ですが、間違いなく日本の環境に適応して来ています。

上海育ちの都会っ子と、遠くアフリカ大陸育ちのマリっ子の対比・・・

教科書には載っていない、世界の現実を身近に理解しました。

↑最後まで丁寧だった高1FG組。

↑お尻までまくり上げて、田植えに精を出すアスリートクラス・・・

↑の2枚は高1HIJK組で、

田植え4年目となる内進クラスK組が全体のサポート役で活躍しました。

9年目を迎えたアースプロジェクト“水田学習”。

今年は中学だけでなく、全高1ともに丁寧で最も素早く田植えができました。

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