毎年、中学1年生は遠足で市川ウォークラリーを行っています。ウォークラリーは、

学校周辺の史跡を巡り、市川・国分の地の長い歴史や文化を体感すると共に、学校周

辺の地理に明るくなることが目的です。

 

 今年の遠足は、雨天コースでの実施となりました。雨天コースは国分寺、国分尼寺

跡の見学、そして市川の歴史・考古博物館での見学になります。例年と比べ、見学箇

所の少ない中ではありましたが、その中でも生徒たちは市川の歴史や文化を感じられ

たようです。

 

 見学後は学校の体育館でお弁当。みんなで円になって楽しそうに食べていました。

午後は、クラス対抗ドッヂボール大会。生徒たちは午前の疲れも忘れ、キャーキャー

走り回ります。

あいにくの雨天コースでしたが、生徒たちの晴れやかな表情が印象に残った遠足と

なりました。

 

VOICE

「博物館では、昔の人の服やくじらの骨、貝塚から出てきた人骨を見ました。市川

には古い歴史があることを知りました。雨が降って残念でしたが、体育館でみんな

でお弁当を食べたことが、一番楽しかったです。」

 

 「雨が降っていたので、雨天コースだったけれど、博物館は楽しかったです。晴天

コースでは、和洋女子大学のキャンパスを見学する予定でしたので、楽しみにしてい

たぶん残念でした。体育館でのドッヂボールで、私のクラスは4位でした。次はもっと

頑張りたいと思いました。」

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 新1年生が入学して1ヶ月が経ちました。部活動のお試し期間である仮入部期間

も終了し、本格的に1年生も部活動に参加しています。今年の1年生は運動部への

入部が多いようです。どの部活も一生懸命声を出して元気に活動していました。

 

 

バスケットボール部 部長

 はじめの頃は、バスケ部は他の部活に比べ、見学に来てくれる1年生が少なく、

とても不安になりました。でも、いつも以上に声を出して練習をしているうちに

たくさんの1年生が見学や仮入部に来てくれて、2・3年も先輩としての自覚が

持てるようになりました。

口だけではなく、行動で後輩の手本になるよう、頑張っていきたいです。

 

 

ソフトボール部 2年

 ついこの間まで自分たちが1年生だったので、後輩ができたのが少し不思議な

気分です。1年生が入ってきたことで、部活がもっと楽しく、活気のあるものに

なってくれればいいなと思っています。

ソフトボール部はチームプレーが大切なので、後輩・先輩共に仲の良い部活に

していければうれしいです。

 

 

ダンス部 1年

 今までクラシックバレエしか踊ったことがなかったので、他のジャンルに挑戦

できることが楽しみです。コンクールのメンバーに選ばれるように一生懸命練習

して、頑張りたいと思います。そして、返事や挨拶もきちんとしたいです。

 

演劇部 部長

 新入部員に中学校生活や校則、部の活動や部則を、全て一から教えることが、

どれだけ大変なことか良くわかりました。部長として、どのように後輩を引っ張

っていかなければいけないか、考えるきっかけになりました。

 

吹奏楽部 2年 

 初めての後輩が出来て嬉しいです。これから音楽や楽器、部活についてなど、

いろんな事を教えていきたいと思います。楽しみです!

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 中学2年生は、理科の授業で年に5回ほど解剖・観察を行います。今年度はじめての

解剖はアジ。砂川先生の授業の様子を見に行きました。

 

 魚のにおいが充満した理科室。砂川先生が中央で手順を説明します。その手順に従い

ながら、少しずつ解剖は進みます。

 

 はじめに、エラにハサミを入れ、お腹から尾びれにかけて切っていきます。次に、

人差し指を使い、背骨にそって、アジを開きにします。生徒たちは「無理~」と声を

あげながらも、順調に進めていました。

 

■理科担当 砂川から

 今回の解剖は、普段食べているアジを使いました。食べる際、ほとんどのアジは、

干物として食しているので、「食べ物」という意識が強いと思います。つまり、食品

になってしまうと「命ある物」という意識がどうしても希薄になってしまいがちです。

 解剖は、生き物から直接、「科学」と「いのち」を学べるものです。そのような点

からも、自然への敬意や他の生き物の命に支えられているということを生徒に学ばせ

る良い機会だと考えています。

 和洋の理科教育は、教科書や資料集の図だけで終わらせず、五感をフル活用できる

ことをモットーにしています。今回のアジに関しても「くさい」「ぬるぬるしてる」

など多くの感想が出てきました。五感で感じたことは、記憶に残ります。記録するこ

とももちろん大事ですが、理科はそれ以上に「体に記憶」です。そのような授業を展

開しております。(私も毎回、発見の連続です)

 423日(土)は保護者会でした。保護者会では、クラス懇談会の前に、授業見学が

あります。今回、1年Cクラスは超低温の実験を行いました。授業には多くの保護者の

方が見学に訪れました。理科の担当は、担任の屋形先生です。

 授業では、マイナス196℃の液体窒素を使い、様々なものを凍らせます。そして、そ

のものの状態や性質の変化を学びます。

 手で触るとパリパリと音をたて崩れる凍った花、冷えると液体になり、磁力を帯びる

酸素など、普段の生活では経験できない目の前の出来事に、生徒も保護者も興味津々の

様子です。

 

 授業後半は、超低温クッキング。市販のマシュマロに液体窒素をかけて凍らせます。

外側はパリパリ、中はしっとりした食感に生徒はご満悦。生徒全員が食べた後は、

保護者の方も体験していました。

 

■一コマ

 

 屋形「マシュマロ食べたい人」

 生徒「ハーイ!!!」

 屋形「1人1つずつだよ」

 生徒「冷たくておいしい~」

 新入生歓迎会を行いました。歓迎会では、各部活が舞台に上がり、新入生を歓迎

すると共に、部活の魅力を伝えます。この日のために、どの部活も時間をかけ、

練習してきたようです。

 舞台では、各部が趣向をこらしたパフォーマンスを繰り広げます。そして、舞台

裏では、生徒会の新メンバーが、各部活を支えます。在校生が一体となり、新入生

の入学を祝福した歓迎会に、新入生はとても喜び、成功のうちに幕を閉じました。

 

 

VOICE

 

「特に、印象に残ったのは、演劇部とダンス部と吹奏楽部でした。それ以外の部活

も、先輩達が凄くてびっくりしました!」

 

「歓迎会をみるまで、入部したい候補が3つありましたが、どの部活も魅力的で迷

います!」

和洋国府台女子中学校HP・・・http://www.wayokonodai.ed.jp/

 12月に行われた各学年の百人一首大会。そこで勝ち上がった各学年の生徒による、

百人一首大会学年対抗戦が行われました。この大会で、和洋の百人一首クイーンと

最優秀学年が決まります。

 

 大会は、茶室「春望亭」で行われ、学年を代表する生徒が一堂に会します。珍しく

積雪のみられた寒い日でしたが、各学年のつわもの達の静かな闘志がぶつかり合う、

熱い戦いになりました。

 

 12回戦を勝ち上り決勝に進んだメンバーは、3年生が3人、12年生が各1人。

白熱した接戦を制し、今年の和洋百人一首クイーンに輝いたのは3年生の久保さんで
した。
2位も3年生でした、3位には1年生が入賞する活躍をみせました。

 最優秀学年は第3学年。第3学年は、1年次から3年連続最優秀学年の快挙を達成し

ました。

 

VOICE

 

優勝 3年生 久保さん

「百人一首は、中学校に入ってから覚えました。始めは、言葉の美しさや穏やかな

物言いがめずらしく、興味をひかれました。しかし、学校での試合は怪我をするほ

ど激しく、1年の時は速い人の動きを見て、ただ驚いていました。それでも好きな

句を見つけたり、放課後、友達と練習していくうちに、試合に慣れていき、今回1

になることが出来ました。私は百人一首を通じて目的を達成する事の嬉しさを学ぶ

ことが出来ました。この経験をこれからも活かしていきたいです。」

 

3位 1年生 小田切さん

「初めて出場した和洋の百人一首大会では、周りの先生方や先輩方を見て、1年生の

代表として出場できた喜びと、プレッシャーがありました。1回戦では、先輩方の熱

気が感じ、すごく緊張し、手が伸ばせませんでした。でも、2回戦に進むと、その場

の空気に慣れ、先輩方と百人一首をしていることが楽しくなってきました。決勝戦で

は、先輩方がさらに強くて、百人一首がもっと楽しく、もっと好きになりました。そ

して、予想を上回る3位という順位をもらえ、とても嬉しかったです。」

  3年生は2学期後半から3学期にかけ、天文分野の授業があります。そのことが

あり、中学の理科では、2月に天文観測会を実施しています。

 

 天文観測会は3年生の希望者を対象とし、日没後(18:00頃)に、グラウンドにて

行われます。観測は主に月と木星。月のクレーターや木星の縞模様、そして木星の

周りを回る衛星を、望遠鏡で観測します。

 また、それ以外にも、肉眼でオリオン座をはじめとする冬の正座の観測を行います。

 

 普段、何気なく見上げていた夜空が、これまでとは違う視点で見られるようになる

でしょう。

 

VOICE

 

「天体観測会、とても楽しかったです。月のクレーターや木星を自分の目で見たのは

初めてだったので、すごく嬉しかったです。天体望遠鏡で見た月には、沢山のでこぼ

こがあり、それがクレーターだということがわかりました。木星にはうっすらとしま

模様が見えました。本当に理科って楽しくて、面白いです!」

 

「オリオン座は三ツ星がみつけやすいので、空を見上げてすぐにみつけました。雨が

降った後だったので、空気が澄んでいてとても見やすかったです。冬の大三角形が

思った以上に大きくて感動しました。」

 マラソン大会当日の129日(土)は、風が少なく良く晴れた心地よい日和に

なりました。マラソン大会は、中学・高校が同時に行う数少ない行事の一つで、

中学生は4km、高校生は6km、江戸川河川敷に設定されたコースを走ります。

 

 中学生・高校生それぞれが集合し、準備体操、スタートです。生徒たちはそれ

ぞれの思いを胸に江戸川河川敷を疾走します。

VOICE

【高校生】

 総合1位(1年)

 「高校生になって初めてのマラソン大会で1位をとることができ、とても嬉し

いです。走ることが好きなので、好きなことで1位をとりゴールをするのは本当

に気持ちが良かったです。陸上部として最高の結果を残すことが出来て良かっ

たです。」

 総合2位(2年)

 「今年のマラソン大会は、私にとって最初で最後の大会でした。昨年は体調不

良で走ることが出来ず、それまで部活で走り込んできたことが発揮できず悔しい

思いをしました。だからこそ「今年こそは!」という思いで大会に臨みました。

それが大きな結果となったのですごく嬉しいです。同時に大きな自信にもなりま

した。万全の体調で走れることがどれほど大切なことか改めて感じました。」

【中学生】

 中学2年 総合1位

  「2年連続で一位が取れて、とても嬉しいです。毎朝、陸上部の練習で、寒

い中を走っていますが、マラソン大会ではスタートするまでの待ち時間が長く、

結構寒かったので、体が動くか心配で緊張しました。走るコースが去年と変わっ

ていましたが、最後まで自分のペースを維持することができ、寒風も気持ち良く

感じられました。来年はもっともっと速くゴールできるように、また頑張りたい

と思います。」

 中学1年 学年1位

  「初めての校内マラソン大会は、部活の大会と違い楽しんで走るものだと思

っていましたが、顧問の先生から厳しい条件がだされ緊張しました。途中の砂利

道は走りづらく、大変でした。楽しんで走っている友達をみて羨ましくも思いま

した。でも、結果が良かったので、頑張って良かったと思いました。」

 120日と23日は、中学校の一般入学試験でした。試験では、中学3年生のボラン

ティアの生徒が、受付や案内、テスト監督補助を担当します。

 

 両日とも寒い中、朝早くから真摯に取り組む生徒たち。3年前の自分たちの受験に

想いを馳せているように見えます。その様子を見ていると、生徒たちが3年という

月日の間に、心も体も一段と大きく成長した事を、嬉しく思うと共に、この思春期

3年間の重要さを改めて感じました。

 

VOICE

 

「自分の受験を思い出して、とてもなつかしくなりました。もう少し丁寧な言葉で

受験生に話かけられれば良かったです。」

 

「朝の早起きが大変でしたが、受験生の真剣な目をみて、自分も『頑張らなきゃ』

と、身が引き締まりました。」

 

「自分が受験生であった時、今日のように、3年生が働いてくれていた事を実感しま

した。」

 

「一度やりたかった試験監督補助ができて嬉しかったです。自分の受験とはまた違っ

た緊張感があって不思議でした。」

 

「保護者の方が『お疲れ様です』と声をかけて下さって、嬉しかったです。大変で

したが、やりがいがありました。」

 年明けに行われる席書大会。この大会は日本武道館が主催する書道の大会です。

この大会への学校としての参加は、和洋中学の伝統の一つとして、代々受け継が

れてきています。

 

 大会は、予選を通過した場合に、武道館内で行われる本選に進むことが出来ま

す。和洋の中学1年生は、全員予選に応募しました。102名の生徒が本選に進み、

武道館に集まりました。

 本選では、手際よく準備し、正座で心を整えます。大太鼓の合図がなり、本番が

始まります。それぞれが気迫を込め、課題の「広がる世界」に取り組みます。

 昨年は、優秀団体賞をいただきました。今年の結果は2月頃に通知がくる予定です。

 

VOICE

 

 「最初、私は持ち時間20分という短い間で2枚書き上げ、片付けまで終わるか不安

でした。始まりの大太鼓の音が大きくて驚きました。1枚目は字の大きさのバランス

が上手くいかなかったのですが、2枚目はバランスに気をつけて書けたので、納得の

いく作品が出来ました。嬉しかったです。20分は、あっという間に過ぎました。とて

も集中していたのだと思います。この経験をこれからの勉強やクラブ活動に役立てた

いと思います。」

 

 「テレビで見た事のある武道館での席書大会に参加できたことは、とても嬉しかっ

たです。始まりの合図の太鼓の音で私は少し緊張しましたが、書道の先生に教えてい

ただいたことに気をつけながら、精一杯力を出して書くことができました。この貴重

な経験は、とても良い思い出になりました。」

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