高校の退任式がありました。長年お世話になった先生方がいなくなるのはさびしいです。

特に今日は校長先生のメッセージが感動的なものでした。40年以上の経験からにじみ出た

深みのあるメッセージはすばらしかったです。私たちは生きているし、やろうと思えば

なんでもできる、というメッセージでした。

 

こういうときは卒業生も顔を出してくれます。懐かしい顔を見られるのはとてもうれしいです。

いろいろと話をしているうちに、このブログを読んでいてくれるという話題になりました。

まさか卒業生までがこれを読んでいてくれるだなんて…。最近記事を書いてなかったのを

ちょっと反省。

 

また先日卒業したての卒業生から、カードをもらいました。すごく手が込んでいるし、

何より思いのこもったもので、とてもうれしかったです。

 

 

私が退任式で壇上に立つようになるにはまだ二十年ちょっとありますけれど、そのときには

そうした教え子たちが集まってくれるような教員生活をこれから送っていけるといいなと

つくづく思いました。どうなることやら。がんばります。

(鮎川)

大地震が発生し、原子力発電所の事故が起こってから12日が過ぎましたが、

まだ予断を許さない状態が続いています。

その間、東電・消防署・自衛隊などの関係者が事故現場で、懸命な作業を続けています。

電気系統の復旧・火災の消火・使用済み燃料棒の入ったプールへの給水など、

放射線が飛び交う中で、その人達は、自らの命を顧みず働いています。

放射線という目に見えないものの恐怖は、想像を絶します。

仕事とはいえ、敬服に値します。

 

このように「他の人のためになる。」と、言うことが仕事の本質です。

お金は、その後に付いてくるものです。

お金目当ての仕事は、仕事とは言えず単なる労働と思うのですが・・・・

 

(上野)

近年、キャリア教育(児童生徒一人ひとりの勤労観、職業観を育てる教育)の必要性が叫ばれています。

その第一歩は、家庭でのお手伝いだと思います。

職業観で最も大切にしなければいけないことは、仕事をした成果が他人の喜こびに繋がらなければなりません。

給料をもらえるということは、その結果ついてくるものだと思います。

自分が子供の頃のことを思い出すと、大掃除の時にガラスを磨いて母親が喜んだときの顔が嬉しくて、

他にお手伝いないかと催促したことがあります。この思いが、職業の基本になると思います。

 

さて、保護者の皆さんお子様達に家庭でお手伝いをさせていますか。

「手伝いなんか勉強に妨げになるから、そんなことはさせない。」と、考えているならそれは間違いだと思います。

勉強して知識は沢山身に付きますが、働く喜びは感じなくなるでしょう。

ただ、給料を稼ぐだけの「働きバチ」になってしまいます。

働く中で生き甲斐や自己肯定感を感じることができたなら、何と幸せでしょう。

皆さん、子供達にお手伝いをさせてください。

どんな小さな事でもかまいません。

そしてそれが実行されたときには、心から「嬉しい」と、喜びを表現してください。

 

(上野)

3月11日午後2時46分ごろ、東北地方に大きな地震があり、

想像を絶する被害が出ています。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

また、地震と津波で原子力発電所が大きな損傷を受け、

被曝という直接的被害や停電という間接的被害も出ています。

日本が、近代社会になって最悪の事態といっても過言ではないと思います。

日本人が一致団結してこの危機を乗り越えなければなりません。

節電や計画停電は、今私たちが出来ることの一つです。

この事には、全力で協力したいと思います。

 

そこで考えることは、

今までの生き方を、根本的に考え直さなければならない時期にきているのではないか

ということです。

生き方、あり方について、深く考えさせられる事故です。

 

(上野)

寒さの厳しかった冬も過ぎ、少しずつ暖かさが増してきました。

昨年より近隣の方からお借りしている畑の草が気になり、畑に行きました。

 

草取りをしていると地主の方がこられ、「雑草は、人を待たない」と、言われました。

昔の人は良いことを言うなと感心しながら草を抜いていました。

 

暫くすると同じ敷地で野菜作りをしている方がやってきました。

明徳の先生ご苦労様、と声を掛けられました。

何で私が明徳の教員だと分かっているのか不思議でした。

きっと私たちの前に畑を借りていた方か地主の方が今年の畑の区分けをする際に

「ここは千葉明徳中学校が使うのだ」と、言う趣旨のことを告げたのだと思います。

 

また、ある方は大きくなった小松菜の食べ方を教えてくれ、

花芽を摘んでおみやげにいただきました。

 

このように外に出ると地域の方々と交流が始まります。

小さな交流が、中学校の応援団になるようにしていきたいと思います。

ほんの僅かな広さですが、草はゴミ袋2杯・時間は3時間ほどかかりました。

学校への帰り道、あの畑にサツマイモを植え、

秋になったら落ち葉で焼き芋でもしようとつらつら考えながら帰ってきました。

 

(上野)

第2回の算数勉強会が先週土曜日に行われました。最初はおっかなびっくりだった

私もすっかりなれて、まじめに算数を指導させていただきました。早速当日の様子を

簡単に報告します。

 

 

教務部長あいさつ。あふれる情熱を身振り手振りたっぷりでお話。

 

 

みんないい姿勢で聞けました。前回姿勢のお話がありました。「あたり前教育」の実践は

もうはじまってます。言葉も丁寧なものを使うように、小学生から中学生になるように

切り替えてもらってます。

 

 

数学科の応援の先生参加。花粉がつらい時期ですね。本職の先生の応援、本当にありがたいです!

 

 

計算間違えをしないように文字は大きく書こう、という取り組みの最中。これだけで

ミスがぐっと少なくなりますよね。

 

 

今回から、参加者一人増えました。骨折してしまったそうですが、ようやく動けるように

なったとのこと。松葉杖で登校してくれました。えらい。

 

というわけで、無事に第2回の勉強会もおしまい。次回(3/12)の第3回で入学前勉強会は

おしまいです。私は出張のため参加できないのが残念ですが、みんな次回もがんばって

勉強してほしいと思います。また、顔を合わせるうちに友だち作りにもなるでしょうから、

お互いに積極的に声を掛け合ってみてください。

(鮎川)

ここ数日、大学入試問題の漏洩が大きな話題になっています。

試験中に携帯電話を使用し、試験問題の内容を質問掲示板に投稿したという事件です。

携帯電話は確かに便利な機械ですが、犯罪に使われることも多々あります。

科学の進歩は人間の生活を便利にする反面、

それが使う人の使い方(心)によって不幸をもたらす事が往々にしてあります。

日本の大学進学率は50%を超えたといわれていますが、

精神的な成長は、その伸びと一致していないのが現状のようです。

千葉明徳中学校では、学力の向上はもちろんですが、人間性の向上にも力を入れます。

 

(上野)

私も算数勉強会に参加しました。

開始予定時刻の少し前には全員が集まりました。

入学予定者として初めて顔を合わすので、みんな少し緊張していました。

そこで、私たちの年齢当てクイズを行い、和やかな雰囲気になりました。

始めに、数学担当の田村先生から、今回の練習会の目的について話がありました。

素直な気持ちで練習会に臨むこと、丁寧に答を書くこと、時間にせかされず落ち着いて問題を解くことなどが話されました。

ほとんどの生徒は、真剣に聞いていました。

しかし、ほんの数名が机の上に肘を置いて聞いていたり、名札をいじくっていたり

人の話を聞く態度が出来ていませんでした。

そこで、人の話を聞く時は「話し手の方にからだ・顔を向ける、手は膝の上、意識を集中する」と、注意しました。

今までこんな事はどこかで習っているはずなのだが、まだ自分のものになっていない生徒がいたようです。

注意をしたら素直に改め、練習会の終わりの会ではみんな整然と人の話を聞いていました。

つまらないことのようですが、「小さな事からコツコツと」の精神で、人間性の向上に努めたいと思っています。

 

(上野)

算数勉強会の1回目の様子です。紹介はすでに記事がありますので、当日の様子を

写真で簡単に。

 

 

 

まずは教務部長からあいさつ。

 

 

 

いっせいに算数の問題に取り組みました。みんな真剣でとてもよかったです。

 

 

 

真剣じゃない人が一人。

 

 

 

どんどん問題をこなしていきます。

 

 

 

勉強会が終わっても、きりが悪いと残って勉強を続ける児童、一人。えらい。

 

2時間ちょっとの会でしたが、とてもいい雰囲気でした。次回が楽しみです。

(算数、勉強しなきゃの英語科鮎川)

つい先ほど、1回目の算数勉強会が終わりました。

入学前に算数の不安な部分を解消しておこうという企画で、

どんどんプリントをこなしていく形で進めていますが、いくつかのグループに分かれて

それぞれに1人ずつ先生がつきます。

1枚終わったら採点し、わからない部分は教えてもらう、という手順です。

私も担当教科は英語ですが、今回は採点に参加させていただきました!

1年間授業を持たずに開設準備に専念して、生徒との久々のふれ合いは何とも言えず

嬉しかったです。みんな、ありがとう。

 

余談ですが、予習として自分でも同じ問題を解いておきました。

最初の方は簡単な問題(少数のかけ算など)が続くのですが、

意外にもペースが上がらず、難易度が上がるにつれてペースが上がるという状態に、

脳(右脳?)が固まっているのを実感してしまいました^^;

教える=学ぶ、なんですね。私たちも日々、生徒たちと一緒になって、

沢山のことを学ばせていただきたいと思います。

 

やっぱり、中学校はいい。元気が出た!

そう思えた算数勉強会でした。

 

(土佐)

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