13日(金)宇宙体感学習に行ってきました。

初めての校外学習なので、様々な心配がありましたが取り越し苦労に終わりました。

バスの中では、レク係が4つの企画を用意し、一生懸命取り組み大変盛り上がっていました。

生徒達の丁々発止やり取りを見て、さすが選ばれた明徳生だと感心しました。

 

筑波宇宙センターでは、案内の方の説明を真剣に聞いていました。

また、国土地理院では昼食の後、班毎に自由研究を行いました。

私たち教員が、生徒達の校内では見られない思いがけない面を見ることが出来、

そのような意味でも有意義な行事でした。

 

上野孝裕

少し前になりますが、5月11日付けの1年Ⅰ組学級通信に以下のようなことが書かれていました。

 

  卒業した生徒達がこの連休中に会いに来てくれて、
  
お互いに元気を与え合う事ができ、大変嬉しかった。

 

この記事を読んで私は、次のような感想を持ちました。

 

仕事を考える際に、どうしても給与面が気になります。

次に休みです。

給料は高いに越した事はないし、楽な仕事でたくさん給料を貰ったほうが良く、

休みもたくさんあったほうがよいと思います。

こんな事は誰でも分かっています。

その会社に入るためには多くの人が受験するので競争率も高くなります。

いわゆる狭き門です。

逆に仕事内容はきつく給与面でも恵まれていなければ、誰も採用試験を受けなくなります。

ところで、仕事が楽で給料が高い会社があるでしょうか。

答えは「NO」と考えたほうが良いと思います。

社会の常識として給料を多く貰うためには、それなりの仕事をしなければなりません。

 

そこで、給料のことを考えてみましょう。

仕事をした対価としてお金が支払われます。

(昔は、品物が給料として配られた事もありました。)

給料のことを報酬ともいいます。

報酬はお金だけと考える人もいれば、それ以外のものも報酬と考える人もいます。

仕事の対価はお金だけと考えている人は、金のために働いているのでしょう。

仕事をしてお金を貰うので、それはそれとして正しいと思います。

しかし、それでは少し寂しい感じがします。働くということは、生活の糧を得るために必要な事です。

しかし、その仕事は社会のために生きなければ意味がありません。

その仕事が、社会のために生きていると実感できればなおさら良いと思います。

何をしても儲かればよいという考え方は、一時的に成功しても必ず後からしっぺ返しが来ると思います。

企業でも社会貢献を考えずに利益を継続的に上げる事は難しいと思います。

普通の企業は、社会のために何らかの貢献をしています。

 

そこで、お金以外の報酬とはなんでしょうか。

自分が仕事をした結果、「満足感」「充実感」が得られたかどうかではないでしょうか。

まだ働いて給料を貰っていない人には、実感が湧かないと思います。

しかし、家庭でのお手伝いの経験ならあるでしょう。

手伝いをするということは、家族のためになる事です。

手伝った結果、家族は喜こびます。

このとき皆の心は豊かになります。

時には小遣いを要求することもあるでしょう。

余りお金を期待しすぎると、家族の喜びも半減するし、自分の満足感も薄れてきてしまいます。

 

給料の高低のみで企業を選択した場合、

この「満足感」「充実感」「使命感」がほとんど感じられない場合があると思います。

短期間なら我慢も出来るが1年、2年と続けていくうちに我慢できなくなり、

ついには会社を辞めてしまうのが常だと思います。

また、就職して直ぐに仕事に対する面白みを実感できる事は稀です。

それを実感できるまでなかなか我慢できません。

仕事を続けていれば、いずれその仕事の面白さを実感できます。

それを発見するには1年くらいでは無理で、数年続けないとその面白みは分かりません。

或は自分の創った商品で多くの人が喜んでいるという事が分かれば、

仕事に対する「満足感」「充実感」が湧いてきて意欲的に仕事に臨めるでしょう。

また、少しくらい嫌な事でもきつい事でも乗り越えられると思います。

私は給料も大切だが、その仕事に対する「満足感「充実感」「使命感」が大切だと思います。

それがなければ、人間は働く機械に成り下がってしまうでしょう。

 

上野孝裕 

昨日まで遅刻は、延べ3名でした。

自転車パンク・発熱で休もうと思っていたが熱が引いたので遅れて来た、

そして今朝。

その生徒の事情は次のようでした。

 

電車待ち合わせの時間があったので、ホームのベンチで勉強していて、

電車に飛び乗ったら、ベンチにペンケースを忘れたしまい

それを取りに戻ったら遅刻した、とのことでした。

 

その生徒は、補習常連の生徒でした。

私はその話を聞き、生徒も頑張っているのだなあと思いました。

出来る事なら、家庭学習の時間をもう少し増やせばなあとも思いました。

担任の話では、その生徒は家庭学習をほとんどやらないとのことで、

昨日個人面談で家庭学習を少しでも増やそうと約束したばかりと言っていました。

 

上野孝裕

英語担当の鮎川先生が

「今日はとても嬉しい!朝学習の単語テストで、毎回一桁得点(20点満点)だった生徒が、今回13点取りました。」

と、言っていました。

16点未満が補習なので、頑張りは認めたいがやっぱり補習だなとももらしていました。

私も、頑張ったのだから補習は免除してあげればとも思いましたが、

頑張りは頑張りで誉めてあげ、やはり基準以下の点数は補習を行うことが、その生徒のためだと思いました。

 

英語の単語テストは、練習すれば出来ることです。

家庭学習の習慣が付いていない生徒は、今まで毎回補習でした。

しかし、徐々に家庭学習の習慣が身につき始めて、このように良い結果が現れ始めたのではないでしょうか。

やれば出来るという成就感・達成感を味わい、更に努力してくれればと願うばかりです。

 

上野孝裕

入学して1ヶ月。

1、2時間目の授業参観・保護者会、クラス懇談会・給食試食会のプログラムでした。

1時間目はⅠ、Ⅱ組はともに英語、2時間目はⅠ組国語・Ⅱ組理科の授業を行いました。

英語は、鮎川・土佐先生によるスライドを多く使った音声活動中心の授業。

国語は、水内先生によるパワー溢れる授業でした。

また、奥村先生の第Ⅱ分野の授業で、保護者の方も参加していました。

普段どおりの授業を行いましたが、授業者は、「緊張した」「緊張しなかった」「失敗だった。」などの感想をもらしていました。

引き続き保護者会の全体会、クラス懇談会と進みました。

 

クラス懇談会では、事前アンケートに答える形で会を持ちました。

宿題が多過ぎて余裕がないという意見が出る一方、

もの足らないのでもっと出して欲しいという意見が交錯していました。

また、英語単語テストの個人の点数には、一喜一憂していました。

生徒ホールの給食試食会では、皆さん早速携帯電話の番号交換をしていました。

 

雨の中、皆様ご苦労様でした。

 

上野孝裕

 


Ⅰ組の授業(左:英語、右:国語)


Ⅱ組の授業(左:英語、右:理科)

地球温暖化の影響かどうか分かりませんが、年々田植えが早くなっているような気がします。

また、田植えをゴールデンウイークに帰省する人に合わせているという説もありますが、

この時期に田植えを行っている所が多いようです。

本校は、行事と重なり5月21日に田植えを予定し、

校舎の日当たりの良い場所に、簡易ハウスを作り苗を育てています。

 

上野孝裕

 

ある日の放課後。朝学習の時間に各教科の小テストを実施しています。その出来次第で、

放課後にお呼ばれ…補習に参加です。帰りの会で発表する時などは、それはもう大騒ぎ…。

 

小学校までの勉強のスタイルとまるで違うためか、呼ばれてしまう生徒が

少なくありません。家で準備してくる、という大切な習慣作りの真っ最中です。

 

その放課後の補習で見かけた、学ぶ姿を紹介します。。教えあいもあり、個人の

努力もあり。いいなーと思ってついシャッターを押す私。この日は理科だったかな。

 


 

 

毎日コツコツ勉強するためのきっかけになること間違いなし、と私たちも精いっぱいのお手伝いです。

次回は土曜日、英単語。がんばってほしいと思います。

(鮎川)

鎌取駅から中学校まで「春の道」を徒歩で通っていることは、先日書いたとおりです。

 

今年で4年目を迎えますが、その通勤路で気になっていた公立中学校の女子生徒が居ました。

もう3年前のことですが、私が見かけるといつも一人で、

常に下を向いて何か心配事があるような雰囲気で歩いていました。

その生徒が、昨年は高校に進学しました。

無事3年間通えるのか人ごとながら心配でした。

制服から判断すると、市川市内の名門女子校に進学していました。

今日その生徒を同じ通学路見かけて私はびっくりしました。

自転車に颯爽と乗り、前髪を少し上げ眉毛も整え大変明るい表情で、

中学時代とは全く雰囲気が変わっていました。

また、スカート丈も今時の高校生の長さになっていました。

表情や服装にこんなにはっきりと替わった人を見たことはありません。

きっと、心に大きな変化が生じたのだと思います。

それも良い方に。

 

さて、中学時代は思春期の入り口で心身共に大きく変化する時期です。

様々な体験を通して、サナギが蝶になるように特に「こころ」を華麗に変化させたいと考えています。

 

上野孝裕

本校では、教員同士がお互いの授業をいつでも見学し合おうという約束をしています。

22日に、早速Ⅱ組の国語の授業におじゃましました。

 

担当は水内温子先生です。

今年度から本校のスタッフに加わってくれた、若くてエネルギーのある先生です。

この日の授業は「漢字ボクシング」と題した漢字の小テストから入りました。

毎回きちんとテスト範囲を示し、生徒のやる気が向くように声掛けをしているようで、

みんなよく勉強してあったように見えました。

 

授業は金子みすゞの「ふしぎ」を題材にした授業。

まだ授業開始から10日あまりという期間ですが、

授業前にすること、ノートの取り方、質問に対しての積極性など、

詳細にわたって「水内式」がすでに染み渡っています。

授業規律を確立しつつ、その中で生徒が質問にどんどん答える。

本校の「自慢の授業」です。

 

本当にいい先生が加わってくれて、立ち上げのメンバーとして、とてもうれしく思います。

さて、私も自分の授業をしっかり作らなきゃ。がんばります。

 

(土佐)

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