月曜日の生徒の様子を見ると二つに分けられます。

元気な顔と疲れ切った顔です。元気な顔の生徒は日曜日に十分休養を取り、活力が溢れて問題はありません。

問題なのは疲れ切った顔の生徒達です。この生徒達も二つに分けられます。

日曜日に部活動がありエネルギーを使い切ってしまった生徒と遊びすぎて寝不足の生徒です。

前者は運動量を減らすとかからだが成長して慣れてくるとか何とか解決の方法がありますが、

後者は自分で時間の管理をしなければ、直りません。

日誌の効果を期待して時間を自分で管理できるように少しずつ指導していきたいと思います。

 

上野孝裕

 

昨日、サイエンスパートナーシップ・プロラム(SPP)の一環として、

東邦大学理学部生物学科の長谷川雅美教授に授業を行っていただきました。

先生は、若葉区の大草地区で休耕田を水田に復活させて、そこに生き物を呼び戻す活動を行っています。

授業では、田んぼに機械が入れるように整備した結果、冬になると田んぼに水が無くなり、

その結果カエルの産卵場が無くなり個体数が減ってしまったことや、

田んぼに生息する色々な生き物のつながりを気づかせていただきました。

これから生き物の視野がさらに広がるでしょう。

6月18日(土)には、長谷川教授の指導のもとで、明徳中の田んぼに行って生き物調査の予定です。

 

上野孝裕

本校では朝学習の時間、各科の小テストを行っています。

今日は英語の単語テストの日でした。英語は週6日制の恩恵を受けて

月曜と土曜に行われます。

 

日頃、朝学習~授業~補習~家庭学習の繰り返し(完全復習プログラム)を

行っていることで、勉強の仕方をみんなが分かってきています。

そして今日、私の受け持っているクラスでは20点満点・16点合格のテストで全員合格しました!

初の快挙です!!

努力が実りましたね。

今まで、単語を覚えるのが苦手で、今回ついに合格点に達した生徒、

毎回きちっと20点をとる生徒、

うっかりミスで20点には満たないけれど合格点だけははずさないという生徒、

みんなが努力した結果です。

「継続は力なり」ですね。

私も、○付けをしながら期待が高まり、最後の生徒の点数を書いた後、

「ノーヒットノーラン」を達成した投手のように万歳してしまいました。

頑張ってくれてありがとう!おめでとう!

 

また月曜は新しい範囲のテストです。頑張ろう。

 

(土佐)

 

6/6・Ⅰ組、6/7・Ⅱ組と2日間体験入学をしました。

朝学習から帰りのSHR、さらには放課後補習まで、すべて生徒と一緒に行動を共にしました。

 ・授業に対するスタンスは?

 ・クラスの雰囲気は?

 ・先生方の生徒掌握・指導法は?

など様々なことが分かりました。

 

授業とは:

先生と生徒がいて授業が成立します。

私は、先生と生徒の共同作業が授業と捉えています。

良い授業は、先生の指導法だけがよいのではなく、生徒の授業を聞く態度、発言などもよいのだと思います。

悪い授業は、先生の指導法の善し悪しは論外として、生徒が先生の話を聞く態度が悪いのだと思います。

多くの生徒が集中して授業を受けているのに、一部の生徒が机の上にうつ伏したり、

横を見て隣の生徒に話しかけたりという場面がありました。

これでは、授業内容をしっかり把握できないと思いました。

人の話をきちんと聞くことは、簡単なようで簡単ではないようです。

 

クラスの雰囲気:

Ⅰ組・Ⅱ組とも非常に活気がありクラスの雰囲気は良かったように思います。

ただ、手綱を引き締めないと暴走する危険性もありました。

体験入学の後、各クラスの帰りのホームルームで、上記の悪かった点についてきちんと指導しました。

また、担任の先生にも報告しました。

 

上野孝裕

中間テストの成績が報告されました。

点数にすると0点から100点まで、順位をつけると1番から43番までつけられます。

その点数・順位に生徒・保護者の方々は一喜一憂していることでしょう。

そこで、テストの目的を述べたいと思います。

 

テストは、生徒がそれまで学習したことがどの程度理解・把握できたか確かめるものです。

そしてその結果を振り返り、良かった点はさらに伸ばし、できなかったところはできるように修正する機会です。

ですから、試験の後の振り返りが大変重要なことになります。

できなかったところをそのままにしておけば、

次に同じ問題が出たときに同じ失敗を繰り返しますし、新しいものは積み上がってきません。

この作業を行うのは、当然生徒自身です。

 

そこで、保護者の方は成績を見て何と言うでしょうか。

いろいろな言葉掛けがありますが、言葉掛けした結果、子供がやる気を起こすような言葉掛けが必要です。

悪い点数・順位(子供の期待値と親のそれは異なることが往々にしてあります)を取ってしまった生徒は、

そのこと自体引け目を感じています。

親に申し訳ない気持ちで一杯だと思います。

そこに「傷口に塩を塗る」言葉を掛けた時、子供の心は大きく打ちのめさせられます。

奮起を期待するつもりの言葉が、全く逆の効果を現す場合も多々あります。

どのような言葉が『自分の愛するお子様』に届くのか、もう一度考えてみましょう。

 

言葉がけ一つで奮起する子供がいると同時に、立ち直れなくなってしまう子供がいるのも事実です。

 

上野孝裕

今考えると私の勉強に向かう心は、小学校時代に培われたのだと思う。

通っていた小学校には優秀賞と努力賞があった。

優秀賞はクラス(一クラス40名)で点数の良い上位3名が受賞し、

その他2~3人の児童には努力賞が与えられていたように思う。

学期末にはこの賞がクラスで与えられ、子供達の学習意欲を喚起していた。

子供ながらに優秀賞が欲しくて自分なりに勉強したつもりだったが、

いつも努力賞でとても悔しい思いをした。

通知票を家に持ち帰り母親に見せると「よく頑張ったね」と、いつも優しく言ってくれた。

私は、この言葉を今も忘れない。

前回のコラムに出ていた、「継続」「言葉」は、

私の場合「コツコツ努力すること」「やればできる」と心の中で置き換えて物事に対処している。

母親の言葉は、すぐには成果は出なかったが10年後・20年後30年後に着実に私の学ぶ力となっている。

 

上野孝裕

読売新聞に連載として、教育ルネッサンスの欄があります。

6月1日に「勉強の意味 心に刻む」という記事が載っていました。

そこには、勉強ができる・できないは、「勉強に向かう心の問題ではないか」と述べられています。

そして、成績を上げる「七つの心」として以下の7項目が提示されていました。

 

①目標(目的地をイメージする)
②できる(自分自身を信じる)
③忍耐(目の前の苦痛は未来の喜び)
④継続(小さなことを積み重ねる)
⑤言葉(使う言葉が未来を作る)
⑥感謝(勉強できるありがたさ)
⑦信念(強い思いは才能を超える)

 

なかでも私は②と④を大切にしてきました。

 

上野孝裕

里芋の状況と田植え後の稲の状況、田の生き物調べを行いました。

机の上の勉強だけでなく実際外に出て様々なものを体験すると、いつもと違う生徒の表情が見えました。

生き物調べのために家から虫取り編みを持ってくる生徒もいました。

 

上野孝裕

中学に入って始めての中間テストが終わり、昨日は答案返却日でした。

学習の成果が、思うとおり出た人・出なかった人様々です。

テスト前の学年集会でも学習指導部長から試験の目的や目標が話されました。

順位をつければ1番から最下位まで出ますが、順位は結果であって目的ではありません。

自分が試験のためにどれくらい準備したかが問題だと思います。

 

今回は勉強がでる・できないについて考えてみました。

 

●勉強が『出来ない人』

やっても無駄・どうせ出来ない・私には難しい

---否定的に物事を考える人はあまりよい効果は得られません。

☆無理→やらない→悪い結果→嬉しくないの悪循環・・・・成績下降

 

◎勉強が『出来る人』

良いことを話してくれるだろう・やれば出来る・何とか出来だろう

---肯定的に取り組む人は良い効果が得られる。

☆できそうだ→取り組む→良い結果→嬉しいの好循環・・・・成績向上

 

勉強ができるようになるためには

1 やれば出来るという心構え(親や先生がかける言葉が大切) 

2 しっかり先生の話を聞く信頼

3 説明されたとおりやってみる行動力(素直さ)

4 目の前の問題を一つずつきちんと解決する実行力

 

心の持ちようは自由です。

いかようにも考えることは出来ます。

プラス思考・マイナス思考どちらに考えるかはその人の自由です。

出来れば成功体験の考え方を持って欲しいと思います。

その為には、子供・生徒に通じる(心に響く)言葉がけが大切だと思います。

 

上野孝裕

4月の中旬、生徒全員で入学記念の里芋を植えました。


(4月16日、里芋を植えている様子)

 

しかしこの里芋、5月に入ってもなかなか芽が出しませんでした。

もう出ているのかと思って畑に何回か行きましたが、出ていないので腐ってしまったのかと思っていました。

昨日畑に行くと雑草がかなり生えていました。

その中に里芋の芽を発見しました。

植えてから早1ヶ月以上経っていましたが、やっとその芽を出しました。

それにしても雑草の勢いは凄まじいものです。

放っておいたらおそらく畑中雑草だらけになるでしょう。

雑草の中にジャガイモの葉が茂っていました。

誰が植えたのではないジャガイモですが、誰が植えたのでしょう?

 

上野孝裕

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