ちょっと日が経ってしまいましたが、元旦の毎日新聞に載っていた記事より。

 

アウンサンスーチーさんの「ビルマからの手紙」が掲載されていて、その文章の中に

インドの詩人カーリダーサの文が引用されていました。すごく感動したので紹介します。

 

昨日はただの夢であり

明日は予感にすぎない

今日をしっかりと生きたらば

昨日という日は理想となり

明日という日に希望を開く

だから今日という日と精一杯向き合おう

 

当たり前だけど、このことに気付くまでに何十年かかかったように思います。でも、

そんな当たり前のことは、今から1,500年くらい前に既に誰かが書いていた、という

事実にも感動してしまいました。私なんてちっぽけだな~。

(鮎川)

年末年始の帰省でのこと。

 

ストーブとかコタツといった暖房器具のある空間に身を置きました。田舎では

まだ使っています。

 

私自身が集合住宅で暮らしているので、ストーブは使えません。禁止なんです。

コタツは、一度入ると動かなくなるし、そのままうたた寝して頭が痛くなるから

使いません。一人暮らしの時にジュースをこぼして、クリーニング代に泣いた

経験も大きかったりして。

 

そんなわけで、もはやストーブとかコタツは、私にとって懐かしさを感じるような

暖房器具なわけです。

 

そして久しぶりにそれらのある空間にいて、驚いたこと。それは、そういった古典的

暖房器具があることで、人が集まり、自然とコミュニケーションが生まれる空間に

なっているということでした。

 

家の、他のどこにいても寒いわけですから、一カ所に集中して、顔をつきあわす

しかないわけです。これって、結構すごいことじゃありませんか。もはやなんでも

一人一台の世の中では貴重なことだなぁと感動せずにはいられませんでした。

 

技術の進歩を止めることは出来ず、それに伴う私たちの生活の変化も、たぶん

止められません。そんなどうしようもない流れの中で、ふと感じた感動を書き残して

みました。本校の教育の発想のひとつと同じですけど、中学生にはむずかしいかなぁ~。

(鮎川)

毎晩、犬(純粋な雑種、♂、4歳)の散歩で田んぼ道を歩いたり走ったりしています。

東京湾を越えて羽田空港に着陸しようとしている低空飛行の旅客機の光が

6、7個連なり、何か幻想的な光景です。

すぐそばを東京湾アクアラインを走る車のヘッドライトとテールランプが

やはり連なっています。

 

散歩から帰ると、犬にご飯をあげます。

食器を目の前に置いて、「おすわり」をさせ、ゆっくり20まで数えます。

その後、「お手」「おかわり」をさせるのですが、

「良し」と言う前に前足を下ろしたりしたら最初からやり直しです。

私達はこれを「忍耐のお手」と言っています(言っているのはもちろん私だけ)。

 

何気ない、本当に本当にちっぽけな光景ですが、平和な、穏やかなひとときです。

 

(田村)

明けましておめでとうございます。

 

私は、鎌取駅から学校まで約30分掛けて通勤路を歩いて通っています。

今日も歩いて来ました。

今日は、いつもと何か違う感じで、「 いよいよ4月に千葉明徳中学校が開校するのだ。」という

思いが自然に湧いてきました。

 

学園前駅まで来ると、そこには工事の覆いが外された校舎側面の黄色い外壁が

曇り空の中にくっきりと浮かび上がり、開校が現実のものとして感じられました。

 

そして、陸橋を渡ると右斜面にまだ枯れ枝状態の桜の木が目に入ってきました。

 

この桜が咲く頃には、千葉明徳中学校の第1期生がこの坂を上がっていく姿を想像すると、

更に開校という現実感が強まりました。そして、千葉明徳中学校に期待を寄せていただいた

保護者の皆様の信頼に応えなければいけないという思いを一層強くしました。

 

中学開設企画局  局長 上野孝裕

 


(幼稚園園庭側からの新校舎)

 

昨年の今頃は、大急ぎで仕上げた学校案内(初版)の発送でてんてこ舞いした記憶があります。

そして、今年はもう既に第1回の入学試験を終えています。

さっと今年を振り返ると4月には、新しいスタッフを迎え本格的な広報活動に入りました。

そして、5月18日の塾対象学校説明会の開催に合わせて本格的な学校案内の作成に取りかかると同時に、塾訪問も行いました。

6月、7月には体験授業・9月26日には京成ホテルで第1回の保護者対象学校説明会その後5回の説明会を開催しました。

説明会にこられた方々は、異口同音に説明会の良さを語られ、私たちが目指す学校は間違っていないと

確信を持ちました。

まだまだ、広報が行き渡っていない部分もありますが、千葉明徳中学校の良さを地道に広めるしかないと

思っている今日この頃です。皆様良いお年をお迎え下さい。

 

中学開設企画局  局長 上野孝裕

 

今日は、天候が良ければ皆既月食が見られるということですが、どうやら雨模様らしいです。

そういえば、先日のふたご座流星群も期待したけど見られませんでした。

 

僕は天体分野が得意な訳ではないけれど(というより無知)、

やはりこのような現象には夢を感じます。

ですから折角のチャンスを逃してしまうといのは残念でなりません。

今晩、淡い期待を持って夜空を見上げようとは思いますが・・・・・。

 

心はいつも When you wish upon a star・・・♪なのですが。

 

(田村)

12月2日、千葉明徳中学校にとって初めてとなる入学試験(第一志望入試)が行われました。

実は出願締切まで、とても心配で、不安でした。

 

「受験者はいるのか」

「入試そのものを行えるのか」

 

おかげさまで、本校を第一志望としてくれる受験生が集まりました。

本当にありがたいことだと思っています。

合格した子、不合格になってしまった子、ともに「ありがとう」です。

 

合格したみんな。受験は終わったけれど、入学までの間、

しっかり小学校の基礎固めをしておいてね。

 

残念ながら不合格になってしまったみんな。

まだチャンスは3回あります。力をつけて、次回こそ実力を発揮してね。

 

新しいものを「創る」ということは、本当にエネルギーのいる作業だと改めて思います。

そして、海のものとも山のものともわからないこの学校に期待してくださる皆さんに、

心から感謝します。

 

まだまだスタートラインに立ったばかり。

第2回以降、多くの受験生が千葉明徳を選んで挑戦してくれることを祈りながら、

山積みの準備作業を進めていきたいと思います。

そしてこの大変な作業のど真ん中で仕事させていただいていることを、、

個人的にはとても嬉しく、誇りに感じます。

 

さ、今週も頑張るぞ。

 

(土佐)

高校が試験期間に入りました。問題もなんとか作り終えて、無事に終了です。ほんとに、よかった。

 

本校の高校3年生は12月で普通の授業が終わります。

今年は3年生の授業も持っていますので、先日最後の授業を行いました。

 

最後にどんな挨拶をしようかなとずっと考えてました。

今年は、大村はまの『教えるということ』という本を紹介しながら、

振り返ることなくどんどん前へ進んでいってほしい、というような話をしました。

 

授業を終えて、翌日、日誌の取り組みをしている生徒が書いてくれました。

「2年間、先生に習うことができてよかった」と。

 

少しはいい仕事をしたのかな、と自己満足してしまいました。ははは。

 

(鮎川)

私は、小さな畑を持っている。(正確には、貸してもらっている。)

毎週土曜日には、朝早く畑に出かけ農作業を楽しんでいる。

 

12月4日の土曜日にいつものように出かけると家の近くの交差点に家庭用ゴミ袋が棄ててあった。

次の交差点にさしかかるとそこにも一つ棄ててあった。

そのままにしておくとカラスが突いたり、車が踏みつぶしてゴミが散乱するだろうと思ったが、

誰かが片付けるだろうと他人事のように思いながらゴミ袋の脇を通り過ぎた。

小一時間経ち、今度は来た道を帰った。

案の定、先ほどのゴミ袋からゴミがはみ出していた。

家に着き畑の道具を片付け、家に入ろうとしたがゴミのことが頭から離れず、

ゴミ袋を持って家の近くの交差点に向かった。

そこには、ゴミ袋が一つとその端からこぼれている紙くず、ビニールに入れられた残飯の袋が一つあった。

私は持ってきたゴミ袋を、それらのゴミの上から被せ、大きなゴミを拾った。

全部は拾いきれなかったので、素手でいくつかのゴミを拾い家に帰った。

昼頃になり、再度その交差点を通ると何もなかったように、きれいに掃除されていた。

誰かが掃除したに違いない。

 

この事から、手の汚れは洗えば落ちるが、

心の汚れはどうすれば落ちるのかとつくづく考えてしまった。

 

私たちは、ゴミを片付ける心のきれいな中学生を育てたい。

 

上野

ページ
TOP