昨年11月から年末にかけて、

給食の時間の政見放送、自作の選挙ポスター、

立会演説会での全校生徒の前での演説を経て、

見事当選した第4期生徒会の7名。

 

新メンバーによる最初の活動がこの「挨拶運動」です。

冬の早朝7時半から寒い玄関口に並んで、

登校する生徒に元気よく声を掛ける生徒会メンバー。

学校を盛り上げるためには率先垂範、まずは自ら行動あるのみ。

その姿はまさに「行動する哲人」!

DSC_0645

次の大きな活動は来年度の新入生歓迎会に向けての準備です。

受験生のみなさん頑張れ!(堀田)

2年生の3学期初の実験は、固体の砂糖と塩に

電気が流れるか流れないかを確認した後、

水に溶かし水溶液にします。

その後、この水溶液に電気が流れるかどうかを

検証してもらいました。

 

1.14理科④

予想と違う結果に驚きながらも、楽しそうに実験をしていました。(金子)

 

1.14rika5

3学期が始まり、1年生は炭酸水素ナトリウム(重曹)

についての実験をしています。

1回目の授業で、炭酸水素ナトリウムの性質を調べました。

 

1.14理科①

 

その後の授業で、炭酸水素ナトリウムを加熱し

加熱前と加熱後の性質を調べます。

 

1.14理科②

 

ガスバーナーの扱いもだいぶなれた様子で、頼もしいです。(金子)

 

1.14理科③

2016年1月7日 第3学期始業式 校長講話

新年、明けましておめでとうございます。

 

2016年、今年も良い年にしようという決意のもとに、新年を迎えたことと

思います。

 

さて、この冬休みも世界では様々なことが起こりました。依然として続く、

EU諸国が直面する難民問題、そして昨日は、北朝鮮による核実験の強行が、

世界を震撼させました。世界は、様々な不安要素を抱えながらの2016年の

幕開けということになりました。年頭に当たり、私が年末年始に感じたことを

一つだけ話しをします。

 

昨年暮れに福島県南相馬市で農業を営む学生時代の友人からお米が届きました。

早速、お礼を言うために電話をしました。すると震災以来、初めて収穫したお米

だとのことでした。一昨年までは、地域の一角で共同でお米を作り、放射能の

影響を調べてきたそうですが、やっと環境省の基準を下回り、昨年から本格的に

米を作り始めたとのことでした。しばらく、休耕田にしておいたせいか、収量は

震災前の1.3倍になり、自分が農業を始めてから最高だったと皮肉を込めて

話していました。彼は、大学を卒業して福島に戻り、農業を始めたのが38年前、

その頃すでに、『安心・安全』を謳い文句に福島第一原発が運転を開始していま

した。彼は子供の頃、地元に原発が出来ることで大人達の間では、原発が来ると

仕事も増えて、暮らしも裕福になるという賛成派がいた一方で、『誰が安全を

保障するのか。』『万一、地震でも起こったらどうするのか。』という反対運動

も起こっていたことを記憶していると話していました。そして、そのときに積極

的に受け入れた大人達の多くが居なくなり、その子や孫の代で実際に例の3・11

大震災が起こったのでした。原発の完全な廃炉までの道のりは40年から50年は

かかると言われています。結局は、そのときは良かれと思ってやったことが、

今後約半世紀に亘って影響を及ぼしていくことになってしまったのです。

 

この年末年始にも、間もなく5年目を迎える被災地の様子も紹介されていました。

遅々として進まない復興の中でも明るく元気に未来に向かっている多くの人々が

いました。私自身も、日常の忙しさに、ついつい3・11があったことも忘れがち

になっていた中で、福島の友人から贈られてきたお米の味は格別でした。

私自身も、春には一度、福島の彼の下を訪ねようと思いながら、彼に負けないよう

に今年一年も、また頑張ろうと決意をして過ごした年末年始でありました。

 

さて、皆さん一人一人は、今年一年どんな目標を立てて新年を迎えたのでしょうか。

今年は、ブラジルのリオで南半球で初めてのオリンピック・パラリンピックも開催

されます。夏の参議院選挙では、18才から選挙権も施行されます。

 

そんな中、いよいよ今日から一年間のまとめ、三学期が始まります。高校三年生の

皆さん、まずは全員が、3月1日の卒業式に有終の美を飾ってくれることを期待

しています。そして、その前に一般入試を挑む皆さんは、まもなくセンター試験、

そして本番の入試が迫っています。体調を整え、これまで蓄えた力を充分に発揮

できるよう頑張ってください。そして、1・2年生、まずは全員進級しましょう。

そして、中学生の皆さん、今年4月には、3年生は高校に進級します。

1・2年生はそれぞれ進級し、待望の新入生が入学してきます。

憧れの先輩になれるよう頑張っていきましょう。

 

それでは、中高生の皆さん全員がこの1年、自己の目標に向かって頑張っていく

決意を固めていく思いを込めて、全員で三本締めを行います。普通、三本締めは

何かの終わりを閉めるという意味でやるのですが、調べてみると三本締めには、

もっと深い意味がありました。三三四を足すと十、漢字の九にもう一つ点を足す

と十、になるというわけであります。つまり、一本締めとは、三三四を一回、

三本締めとは、三三四を三回、いちなに、一回だけたたくのは、一丁締めという

そうです。

 

それでは、今年一年の皆さん目標が三重丸で実現することを願って、三本締めを行い

ます。

全員起立、ヨーオ…………………

今年一年の皆さんの目標が、三重丸で実現することを期待しています。

 

千葉明徳中学校・高等学校

校長 園 部 茂

 

今日で2015年の授業も最後となりました。

今年の世相をあらわす漢字も「安」に決まり、その字のごとくさまざまなことが

ありました。

「安保関連法案」が審議され、採決に国民の関心が高まったことや、世界で頻発する

テロ事件や異常気象など、人々を不「安」にさせた年でもありました。

みなさんにとって、来年はどんな年になるでしょうか。

また、どんな年にしたいでしょうか。

 

今日の終業式での生徒のみんなに送った校長の言葉を載せておきます。

 

「2015年12月22日 千葉明徳中学校・高等学校第二学期終業式講話」

 

2015年も残すところ数日となりました。二学期は、曇り・雨の続く中で始まり

でした。そして、なかなか寒くならない冬、最近になってやっと冬らしい気候に

なってきました。

 

さて、今日は終業式にあたり、まだ記憶に新しいノーベル賞の話しをします。

今年、日本人では大村 智さんと梶田 隆章さんのお二人がノーベル賞に輝きました。

今日は、ノーベル賞の中で、あまり日本では話題にならなかったノーベル平和賞に

ついてお話しをします。

 

今年のノーベル平和賞は何だったか、皆さんは知っている人はいますか。中学生の

皆さんには、少しだけ難しい話しになってしまいますが、頑張って聞いて下さい。

今年のノーベル平和賞は、チュニジアという国の四つの民間団体が受賞しました。

それは、『チュニジア国民対話カルテット』という団体です。チュニジアという

国は、アフリカ大陸の最も北に位置し、地中海に面した小さな国です。チュニジア

では、長きに亘り、軍事独裁政権が続いていました。しかし、2010年に、一人

の青年が自分の未来を憂い、民主的な社会の実現を訴えて、焼身自殺を図るという

事件が起きました。このことに、端を発し反政府デモが起こり、やがて国内全土に

拡大していきました。そして、ついに23年間続いた政権が崩壊したのでした。

この事件は、チュニジアを代表する花の名前から『ジャスミン革命』と命名されま

した。さらに、この民主化運動はチュニジアだけにとどまらず、エジプトなど他の

アラブ諸国へも広がり、各国で長期独裁政権に対する国民の不満と結びつき、数々

の政変や政治改革に繋がっていきました。一人の青年の命を賭けた訴えに始まった

一連の動きは、『アラブの春』と呼ばれています。社会の授業で高校生はすでに

勉強したと思いますが、中学生は、これから勉強することになると思います。

 

こうして、チュニジアでは暫定政権が発足しましたが、相変わらず与野党間の対立

はくすぶり続け、しだいに激しさを増していきました。そんな中で、暴力ではなく、

あくまでも『対話・話し合い』で問題の解決をすべきだという市民運動の盛り上がり

から、四つの団体からなる『国民対話カルテット』という枠組みができあがりまし

た。四つの団体とは、労働組合の連合体、経営者の連合体、そして人権擁護連盟、

全国弁護士会でした。この四つの団体は、対立する与野党の仲介役となり、機能

停止に陥っていた議会の再開に道筋をつけ、さらに議会では男女平等や人権尊重を

認める新しい憲法が承認され、報道の自由や多くの人権なども認められていきまし

た。『国民対話カルテット』は、社会の問題を解決していくときに、武力や暴力

ではなく、『あくまでも対話・話し合いによって解決すべきである』ということを

粘り強く訴え続けてきました。

 

私は、このニュースを聞いて思いました。ノーベル賞の選考委員会は、今、現在も

世界の様々な国や地域で戦争やテロが繰り広げられる中で、その解決への最大の

糸口は、『対話・話し合い』であるということを広く世界にアピールする意図が

あったのではないかと感じました。今年、日本でも国民の多くの反対がありなが

らも、安全保障保障関連法案が強行採決をされましたが、もっともっと対話・話し

合いが必要だったのではないでしょうか。皆さん自身の、日常生活ではどうでし

ようか、スマホや携帯電話が普及する中で、メール・ツィツターなどの顔の見えな

い中でのやり取りから、不必要ような誤解が生まれたり、さらにはいじめにまで

発展してしまうようなことも少なくないと聞いています。是非、この機会に皆さん

には、人間同士が理解し合うためには、どうしても、Face to Faceで

対等・平等な立場での、『対話・話し合い』が必要であるということをこの機会に

しっかりと胸に刻んでおいて欲しいと思っています。

 

続いて、学内の出来事で私が感動した出来事も沢山ありました。中学の明実祭、

生徒会本部中心に多くの改革があり、まとまりのある素晴らしい一日でした。

高校の明高祭、若さ溢れる数々のパフォーマンス・1年生のクラス演劇など年々、

質的にも高くなってきていることを感じています。体育祭、中学は初めてお昼を

挟んでの終日開催としました。閉会式では、高校野球部の関東大会出場にエール

を贈る一幕など、中高の一体感にも包まれました。高校の体育祭、年々、迫力を

増してきています。閉会式前の全員での校歌、是非高校生活の大切な記憶として、

しっかりと各自の胸に刻んでおいて欲しいと思います。

 

高校の運動部の活躍もめざましいものがありました。チアリーディング部の全国

三位、野球部の秋季大会準優勝・関東大会への出場、サッカー部男子のインターハイ

予選ベスト4進出、サッカー部女子のの千葉県リーグ優勝・水泳部の関東大会・国体

への出場など全校に誇りと勇気を与えてくれました。

 

様々なことがあった2015年も、あと数日で新たな年、2016年を迎えようと

しています。高校三年生は、卒業式までの約二ヶ月、是非、有終の美を飾って欲し

いと思います。そして、一般受験でこれからが本番という皆さん、健闘を祈ります。

そして、中学生・高校1・2年生は、それぞれが進級し、4月からは、新たな後輩達

が入学してきます。来るべき年、みんなで大いに学習し、部活や学校行事も盛り上げ、

さらに誇りの持てる学校へ進化させていきましょう。

 

それでは、年末年始を元気に過ごし、希望に満ちた新年を迎え、3学期に臨んで

下さい。皆さん、良いお年をお迎え下さい。

 

千葉明徳中学校・高等学校

校長 園部 茂

 

DSC08957

先日、「かずさDNA研究所」の方たちが理科部の生徒を対象に

DNAについての体験授業を行ってくれました。

DNA1

野菜ジュース、乳酸菌飲料、米のとぎ汁、魚の白子から

DNAを取り出して、確認まで行いました。

研究所の人の指示に従って、丁寧にDNAを取り出す操作を進めていきます。

普段使わない道具も使うことができ、皆楽しそうに実験をしていました。(金子)

研究所のHPにも今回の様子を載せて頂きました!→http://www.kazusa.or.jp/j/information/events/2015/151215.html

 

DNA3DNA2

次の代へバトンをつなぐ大切なイベント、生徒会役員選挙が行われました。

開校5年目でようやく生徒会も生徒会らしくなってきました。

 

最初の頃は右も左も分からず、何か面白いことはできないか、

何かみんなが笑顔になれるイベントを作ることはできないか

そんな思いを抱き、今では学園祭、体育祭、新入生歓迎会など多くのイベント

を運営できるまでになりました。

 

今日はそんな生徒会前会長の心のこもった立会演説会開催にあたっての挨拶を

紹介したいと思います。

 

「今、私はさびしいという思いと達成感の2つが入り混ざったとても複雑な

思いを抱えています。生徒会長としてのこの1年、たくさんのことを経験し、

たくさんのことを学ぶことができました。後悔していることや、やり残した

ことはたくさんあります。新入生歓迎会をスムーズに進めることができなか

ったり、文化祭をもっと盛り上げたかったなど、やりたいことはまだ残って

います。けれども、その反面、(体育祭では)応援団を作ることができまし

た。前日の練習で少しもめ事があったり、近所の人からうるさくて苦情が

きていたりと、とてもお騒がせな応援団でしたが、本番の皆の笑顔、各組の

生徒と応援団との一体感に鳥肌が立ったのは今でも忘れられない最高の思い

出です。

「応援団を作ってくれて本当によかったよ」

その一言で私は生徒会長になってよかったと感じることができました。誰か

のために、何かを考え、実行することの難しさ。そして、達成できたときの

喜び。たくさんのことを学ぶ機会を下さった全校の皆さん、ずっと支えて

くれた生徒会のメンバーと先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。来年の

生徒会役員の皆さんは、今よりもっと良い学校生活を送るにはどうしたらよい

か、全校生徒のことを常に考え、これからの学校を作っていって下さい。

1年間本当にありがとうございました。」

3年Ⅰ組 松﨑広奈

 

(新島)

中学2年生の授業で、磁石と電流の力を利用した

仕組みの簡単なモーターを作成しました。

11.30理科1①

 

11.30理科1②

上手くコイルをまわすためには

コイルの巻き方、クリップの位置など

全体のバランスが大切です。

どうやったら回るかを試行錯誤しながら

実験をしていました。(金子)

 

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