1月5日に小倉百人一首の競技かるたの日本一を決める
「第59期名人位・第57期クイーン位決定戦」が近江神宮で行われました。

本校でも12日(土)に百人一首大会を予定しています。
そのための予選が昨日行われました。

あらかじめ発表されていた対戦相手と向き合い、
序歌「なにはずに~」を聞き、勝負に挑みます。

上の句が読まれてすぐに札を見つける人、
下の句までしっかり聞いて慎重に札を取る人。
人によって様々ですが、みんな一生懸命準備してきました。
札は全部で百枚あるので、すべて覚えるのは至難の業です。
しかし、あちこちで「はい!」「はいっ!!」という声が聞こえてきます。

また1年生では、「ちはやぶる…」という札をお気に入りにしている人が多く、
「ちは…」と言ったとたんに取り合いの声が上がったようです。

試合を終え、喜んだり悔しがったりする姿が見られましたが、
勝敗にかかわらず試合での振る舞いや心構えを
しっかり学ぶことができたのではないかと思います。

本選まであと2日です。
本日対戦相手が発表となり、すでに緊張していると思いますが、
さらに白熱した戦いが繰り広げられることを期待しています。

(小川)

中学2年生の確率の授業を参観しました。
皆さんは、サイコロ1個を投げたときに1の目の出る確率が
1/6だということは知っていると思いますが、
確率1/6ってどういう意味でしょうか?
「6回サイコロを投げたら、1回は1の目が出る」という意味でしょうか。
1の目が3回続けて出たという経験もあると思います。
だから、6回投げても1回も1の目が出ないこともあり得ますよね。
こんな時、一般的な数学の授業では教科書に書いてあることを使って
先生が説明して終わりにすることが多いですが、明徳中学校の授業は違います。
始めに1/6の意味を聞くと、 「何回もサイコロを投げると、だんだん1/6の値に近づく」
という回答がありました。そこで、実験してみました。
体感し、確認してもらうところから確率の授業が始まりました。
意味は分からないけど、公式にあてはめて
正解を導き出すだけの力を付けるというような授業ではなく、
「なぜだろう」「どういう意味だろう」ということを
しっかり考えられるような授業になっているんですね。
こんな授業から応用力(考える力)がつくんだなぁと思いました。

(千葉明徳中学校 教頭 : 山田)

昨日の1月7日は人日(じんじつ)といって、五節句のひとつだそうです。
七草粥は日本の行事食のひとつで、一年の無病息災を願って食べられます。
春の七草はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
七草を入れて調理したおかゆを食べ、疲れた胃を癒やすとともに、
冬場に不足しがちな緑黄色野菜を補うという意味があるそうです。

今日ではスーパーなどで七草粥のセットが売られていて
誰もが手軽に食べられるようになりました。

冬休みにたくさん遊んだ人、美味しいものをたくさん食べた人。
様々な日々を送れたことと思いますが、楽しかった冬休みは終わりました。

気持ちを切り替えて、しっかり頑張っていきましょう。
(小川)

第3学期始業式  校長先生からのお話


新年、明けましておめでとうございます。

2013年、それぞれに皆さんは、今年もいい年にしたいと願いながら、
新年を迎えたことと思います。

今日は、2012年の年頭にあたり、2つの話しをします。

一つ目は、今年の年賀状からの話しです。

今、皆さんの世代はあまり年賀状のやり取りはしなくなってしまったのでしょうか。
携帯で新年のあいさつを一斉送信なんてことも多いと聞きます。
それも皆さんの文化だと思いますのでいいと思います。
年賀状の主な役割は、年に一回でも自分の近況とともに、
1年の抱負や目標を相手に伝えることであり、
人と人とのコミュニケーションとしても大いに意味のある大切なものだと思います。
私自身は、もちろん年賀状世代で多くの皆さんと年賀状のやり取りをしています。
そんな中でも、私が楽しみなのは、多くの卒業生からの年賀状です。
毎年、家族や子供達の様子を写真と共に伝えてくれるもの、
また、今度、長女が母校千葉明徳を受験します等の年賀状もあり、
私たち教師にとってとても懐かしく嬉しいものでもあります。

その中で、今年は、学生時代の友人からの年賀状に、気になることが書かれていました。
彼は、福島県の南相馬市というところで農業を営んでいますが、
『原発事故の影響で米を作れないのも3年目になります。
しっかり除染して、早く再開できるようにして欲しい』と書かれてありました。
その友人からは、暮れにたくさんの元気な野菜を送ってもらい美味しく頂きました。
国の政策では、被災地へのボランティアに対する補助金も、
昨年12月をもって打ち切られるとのこと、そんなことを知り、複雑な思いで迎えた新年でした。
私自身も、自分自身で出来ることを今年も探し続けていきたいと思っています。
是非、皆さんも同じ日本人として、
3年目を迎えようとしている被災地の皆さんの苦しみや悲しみに少しでも心を寄せながら、
成長していって欲しいと思っています。

二つ目は、自分の目標にどう立ち向かうべきかという話しをします。

明治時代の日本の医学史に偉大な足跡を残した北里 柴三郎博士の話です。
細菌学者として、ドイツに留学していた北里博士は、
当時、不可能だと言われていた破傷風菌の培養に成功し血清療法を考案しました。
以来、北里博士は『世界のKitasato』と称され、
帰国後、フランスのパスツール研究所と肩を並べる伝染病研究所を設立し、
後に慶応大学医学部を創設しました。
ドイツに留学中の北里を、後の京都大学総長となる若き頃の荒木 寅三郎が訪ねました。
その際、研究に悩む荒木に対し北里は、こう励ましました。
『人に熱と誠があれば何事も達成する。世の中は決して行き詰まらぬ。
もし、行き詰まったとしたら、それは、熱と誠がないからだ。』
つまりは、『自分を信じて、必ずやり遂げるという信念をもって進んでいけば、
必ず道は開けてくる。』
ということでした。

皆さんも、自分の目標を実現していくために、熱をもち、
誠をもって進んでいって欲しいと思います。
以上、2013年の年頭にあたり、二つのことを話しました。

さて、今年4月には、皆さんは2年・3年生に進級し、待望の新入生が入学してきます。
いよいよ千葉明徳中学校に全学年が揃います。
それぞれに、この3ヶ月間で、名実ともに素晴らしい先輩として、
新入生を迎えられる準備をしていって欲しいと思います。

それでは、皆さん一人ひとりがこの1年、自己の目標に向かって頑張っていく決意を込めて、
全員で三三七拍子を行います。  全員起立、ヨォーオ…………………

皆さん、頑張りましょう。

(千葉明徳中学校・高等学校 校長:園部 茂)

終業式が無事に終了しました。
いよいよ明日から冬休みに入ります。
今年も残すところあとわずかです。本当にあっという間ですね。
みなさんにとってこの一年はどんな一年になったのでしょうか。

今日は今年のしめくくりとして、大掃除が行われました。
いつもの2倍の時間をかけ、汚れを落としました。
みんなで一生懸命掃除をしたので
校舎が見違えるほどきれいになりました。
これで気持ち良く三学期を迎えられますね。

明日から冬休みに入りますが、事故や体調管理には
くれぐれも気を付けてください。
始業式に元気な姿で会いましょう。
それでは良い冬休みを!
(小川)

今年の一字は「金」でした。
金メダル、金環日食、金字塔など
「金」を象徴する年でした。
世の中では様々なことが起こった一年でしたが、
生徒たちにとっては どのような一年だったのでしょうか。
そこで、一年生も二年生も 「あなたの『今年の一字』」を書いてみました。

この一年間を振り返りどのような漢字がふさわしいか、
どのような漢字で表現できるかを考えました。
一年生にとっては中学校入学が決まり、
そして入学をして いろいろなことを体験し、感じた一年でした。

全員分の文字を紹介したかったのですが、
スペースもありませんので、数人の抜粋を載せておきます。

「挑」・・・大きなことに挑戦した一年。
「歩」・・・「進歩」「歩み」の一年。
「憧」・・・先輩の素晴らしさに憧れた一年。
「学」・・・今まで以上に学習した一年。

さあ、今年も残りわずか。
来年への思いも含めて大切に過ごしていきましょう。
(吉田)


一年生の「今年の一字」

二年生の「今年の一字」

2年生の体育(男子)は柔道でした。
今学期最後の授業ということで
トーナメント式の試合を行いました。
柔道の専門家である木屋先生のご指導のもと、
柔道の基本である受け身から、姿勢や組み方まで
多くのことを学んでの総まとめです。
大きな体の生徒が勝つわけではなく、
小さな体の生徒も懐に入って投げの姿勢に入るなど、
まさに「柔は剛を制す」でした。
周囲からの応援やアドバイスなどを受けながら試合をする生徒たちは「柔道家」そのもの。
いつもよりも顔がキリッとして見えるのは気のせいではないでしょう。

礼に始まり礼に終わる…
そんな基本姿勢もしっかりと身に付いていたことは言うまでもありません。
(吉田)



今日は今年最後の給食でした。
クリスマスが近いこともあり、ケーキが出ました。
みんな目を輝かせ、嬉しそうに給食を食べていました。
「いただきます!」
「ごちそうさまでした!!」
いつも食べ物に対してはもちろん、給食を作ってくれる方々に対して
感謝の気持ちを込めて大きな声で言います。

今日はいつもと少し違いました。
食べ終えると全学年が起立をし、給食を作ってくださっている
方々の方を向いて、感謝の気持ちを伝えました。

今年最後の給食。
とても心が温まる光景となりました。
いつまでも感謝の心を大切にしていきたいですね。
来年も給食を食べるのが楽しみです。
(小川)

今日は期末考査の答案返却が行われました。
結果を出せた人、思うような結果を出せなかった人。
いろいろな人がいたと思います。
できなかったところをできるようにしっかり復習しましょう。
答案返却の時間を有効に使うチャンスです。
この時間を大切に、次に生かしていきましょう。

明日はいよいよ最後の答案返却日です。
そして、皆で食べる今年最後の給食です。
どんなメニューなのか楽しみですね。
冬休みまで残り少なくなりましたが、
提出物など、出し忘れているものはありませんか?
冬休みを楽しく迎えられるようにしましょう。

(小川)

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