25日から27日までのあいだ行なっていた高等科全員での北岳登山(標高3193m)は、
本日無事に全員が帰校しました。

決して天候には恵まれないなか、困難に向き合い、北岳に登れたことから、生徒たちは自信をつけた面持ちでした。

帯同してくださったドクター、卒業生、教職員に全員でお礼を述べ、
明朝からも全員でそろうことを呼びかけて解散となりました。

多くの方のお祈りのうちに今回の遠足も無事に終えることができました。
この場を借りて御礼申し上げます。

(自由学園の総合学習、「遠足(全校登山)」についてはこちらから)

 

高等科3学年は本日12時半ごろ、南アルプスの北岳(標高3193m)に登頂を果たしました。
脚の痛みから2名の生徒が頂上直下の北岳肩の小屋に留まりましたが、そのほかの全員が無事に山頂にたどり着きました。
あいにくの天気で周囲の景色は眺めることができませんでしたが、
有志は明朝4時に起床して 日の出を眺めるとのことです。
 

男子部では、中等科3年生になると、生命について学びを深める「産業」の授業があり、畑・果樹・養豚・養魚のグループに分かれて活動します。
6月25日に中等科3年生の養豚グループが、 5月24日に入荷し、約1ヶ月間育ててきた2匹の豚を出荷しました。
昼食後、養豚グループのメンバーが豚舎前に集合し、トラックへの積み込みの準備をしました。
養豚グループの生徒は出荷に備え、事前に豚舎からトラックの荷台までスロープを作成しました。
荷台に積み込む際に、豚が思うように動かず移動に時間がかかることもありますが、今回の積み込み作業はとてもスムーズに行うことができました。

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今年度も英語の授業で、統一テストが実施されました。
統一テストは、中等科2、3年生と高等科に分かれ、それぞれが同じ問題に取り組みます。
中学段階、高校段階で必ず身につけて欲しい内容が取り扱われ、下級生はまだ授業内で学んでいない部分からも出題されます。
各学年が同じ問題に取り組むため、学年の枠を超えて教え合い、競い合い、切磋琢磨し合います。
厳選された40問の基本文が出題されるので、上級生にとっても重要な文法やイディオムなどを復習する機会になっています。

本校では、毎年6月に高等科と中等科に分かれて、全員参加の登山を行っています。
本日より高等科の生徒が、2泊3日の日程で南アルプスの北岳(3193m 日本第2位)を目指し出かけました。
朝7時50分に集合し、出欠席と荷物の点検を行いました。
お見送りに来てくださった父母の方と学園長に挨拶をし、8時35分にバスに乗り込みました。

本日は広河原山荘に宿泊し、明日北岳登頂の予定です。

 

 


『ぼくは東天寮に恋をした』
50日の任期を終えた、寮長(高等科3年生)の言葉です。

「4年前の寮長が『東天寮に恋をした』と言っていたが、同じような心境。
ぼくは東天寮に恋をした。
人を楽しませる、喜ばせる人は幸せな人。人を傷つける人は不幸な人。
厳しいルールを守って生活するのも大切だが、優しい温かみも大切。
病気や悲しみと同じように笑いや上機嫌も伝染するもの。
寮がこれからもそのようなところであってほしい。」

150名の中高生が、親元を離れ、自らを鍛えようと心に決めて入寮する『東天寮』

その責任を担う寮長は、寮生一人ひとりを家族のように感じるまでに成長していきます。

50日間ごとに委員は交代し、今週から今年度3人目の寮長が就任しました。
彼は、いままで数百人の寮長が守ってきた寮を自分も寮長として守ることの不安と決意を次のように述べました。

「リーダーは盲目。責任が視野を狭くさせ、新しく変えることが怖くなる。
やりたいことは自分でやろう。変えたいことは自分で変えよう。
ぼくたちは入学したときからその責任を担っている。」

24時間の関わりによって人が育つ場所。
それが自由学園男子部の東天寮です。

本校は「生徒がつくる学校」を掲げ、生徒による委員会組織を中心として自治生活を営んでいます。
委員会組織の長である委員長、副委員長、寮長は、全校生徒による選挙を通じて、年に6名ずつが選出されます。
(委員会についてはこちらから)

選出された新委員長は「今学期は全校生徒が少しずつ良い方向に向かっている。今足りないものは継続。プラスアルファで一つずつ良くしていきましょう」と抱負を述べました。

より生徒の生活に根ざした取組みを行なっている寮長は、
「団体を変えるのはリーダーではありません。寮生一人ひとりです。寮生が自分たちの頭で考えていけると信じています。」
と訴えかけました。

第3期委員会は21日からスタートします。

6月18日(水)から20日(金)まで、高等科3年生の生徒3名と教職員2名は、来週行われる、北岳登山の下検分に出かけました。
下検分では、安全に登山ができるようにコースの確認を行なうほか、
宿泊の係りの生徒は、宿泊先との打ち合わせや宿での動線の確認、
自然の係りの生徒は、皆が登山を通じて自然について学べるよう、どのような植物や鳥を見ることができるかなどの確認をします。
今日の行程は、本番には使用できる道路がまだ開通していなかったため、北沢峠から広河原まで約10㎞を歩いて宿に到着しました。
明日はいよいよ北岳山頂を目指します。

仙流荘出発

 

先日、高等科3年生と中等科3年生が、それぞれ救急救命講習を受講しました。

寮での生活を営む本校の生徒が、万一の不測の事態の際に正しく迅速に行動できるよう、

毎年この時期に行っています。

東久留米市消防署の方々にご指導いただき、AEDの使い方と心肺蘇生法について学びました。

高3の生徒は中等科のときにも学んでいますが、いざというときに迷わず行動できるように、繰り返し学んで身につけて行ってほしいと願っています。
来週からは高等科の全校登山が始まります。

傷病者の対応など、衛生の係りが中心となって学び、みなで安全な行事、日常生活を送れるよう、意識を高めています。

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中等科1年生が、新しい英語の授業の試みとして「生活単語」に取り組みました。

生活単語とは、日常生活で使っているモノや学校施設など自分たちの身近にあるものを英語に翻訳したもので、実際に生活の中で触れているモノを英語で表現できるようにするために英語科の教員が計画しました。

学習方法は、スクリーンに日常生活で活用しているモノを写し出し、クイズ形式で答えていく方法を取りました。

単語はSubjects ,Dormitory, MyBelongings ,ClassRoomなどのカテゴリーに分類されており、現在約200種類の単語が生活単語の対象となっています。

生活単語の中には、1年生で習わないものも多く含まれておりますが、身近にあるモノということもあり、スライドに合わせて積極的に発言する生徒が多くいました。
また、模範回答とは異なりますが、知っている単語を組み合わせ、なんとか英語で表現しようする生徒の姿があり、一生懸命に取り組むことができました。

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