本校は寮がある学校で、中等科1年生から高等科3年生までの生徒が、「東天寮」とよばれる寮で共同生活をしています。(寮生活についてはこちらから)
本日は、東天寮生の身だしなみや衣類などを考える「衣」の係りについてご紹介致します。
係りの目的:東天寮生の衣生活の向上
・自分にあった清潔な服を着るためにどうしたら良いのかを提案する。
・寮から不整理品(持ち主のわからない服)をなくす。
紹介
衣の係りは3年ほど前に発足した係りで、発足当初は新入生のに洗濯の仕方を指導することが主な活動だった。(本校では、新入生の一年間は、洗濯機を使わず手洗いする。)
今年は東天寮生全体に働きかけをすることができた。6年2人、5年2人、4年2人、3年1人、2年4人
主な活動
・新入生への洗濯講習(手洗い洗濯のやり方、ウールの洗い方を教えた)
・靴のもち数調べをし、下駄箱に入れる靴の数を決めた→下駄箱から靴がはみ出すことがなくなった。
・各フロアに不整理品を入れるかごを設置し、金曜日の夕食時に見せた。→昨年度まではすべて一箇所に不整理品コーナーを設けていたが、各フロアごとすることによってだれのものかわかりやすくなった。昨年に比べ不整理品は減った。
・クローゼットを整理してもらうため寮生のクローゼットの中を写真撮影し(良い例、悪い例)どうしたら整理された使いやすいクローゼットになるかについてプレゼンをした。→良い刺激を受けて小物を使ったりして整理に取り組んだ人がいた。
・東天寮生のファッションセンスの向上を目指しファッションショーを開催した→ファッションセンスが向上したかどうかわからないが大変盛り上がった。


・洗濯機の管理 各フロアに衣の係りの担当者を決め大掃除の際に洗濯機、排水口の掃除の仕方を指導した。
東天寮では、自分たちのことは自分たちでする。自分たちの生活は自分たちでよくすることを日々実践しています。掃除、洗濯、炊事など大変なこともあります。しかし、生徒たちは暮らしの中から学び、係りの仕事を通じて自分の属する社会をよくする喜びについて学んでいます。