いよいよ待ちに待った春休み!

こんなときにはなにか思いっきり興味のあることに取り組んでほしい!

そんな思いからご用意した『木工・スポーツ教室』もいよいよあさってに迫ってきました。

今回ご用意したのは4つの教室です。
それぞれ専門の教員が指導に当たり、アシスタントの生徒たちがお手伝いさせていただきます。
いずれか一つを選んでお申し込みください。

今年はなんと、保護者の方がお待ちいただく際にも楽しんでいただけるよう、大人向けの企画もご用意しました。
本校自慢のパン工房での『パン作り体験』、(好評により受け付け終了いたしました)、春満開のキャンパスを巡る『キャンパスツアー』にご参加いただけます。

多くの方とお会いできるのを楽しみにしております!!

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お申し込みはこちらから!
ご不明な点がございましたら、
自由学園男子部教師室 042-422-3115 (担当:山本)
までお気軽にお尋ねください。
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<教室の内容と概要>

日時:平成25年3月30日(土) 
    10:00受付開始 10:30開会 12:30昼食 13:00終了

・フラッグラグビー体験会 ~みんなでシッポ取り!楕円のボールも面白いゾ!!~

受付終了

 ※初心者大歓迎!!
 ※運動のできる靴をお持ちください。(スパイクは不可)
 ※雨天時は室内での実施になりますので室内履きをお持ちください。
 ※フラッグラグビーとは、ボールを持った人のしっぽを取り合う、安全で体格差を感じずにみなが楽しめる今注目のスポーツです!!ラグビー指導歴20年の教員が優しくお教えします。

・サッカー練習会 ~駆け引きを楽しんでサッカーをしよう!!~
 ※初心者大歓迎!!
 ※運動のできる靴をお持ちください。(スパイクは不可)
 ※雨天時は室内での実施になりますので室内履きをお持ちください。
 ※B級ライセンスを持った教員が専門的な観点からサッカーの楽しさをお伝えします。

・バスケット練習会 ~考えてプレーすることでバスケがもっと楽しくなる!~
 ※初心者大歓迎!!
 ※運動のできる室内履きをお持ちください。(サンダルなどかかとのないものは不可)
 ※本場アメリカでバスケットの指導法を学んだベテラン教員が楽しく分かりやすくお教えします。

・工作教室 ~君も今日からサバイバルマスター!原始時代の火おこし道具を作ろう~
 ※男女不問!!
 ※軍手(汚れてもいい手袋)をお持ちください。
 ※苦労して起こした火で、お楽しみも‥!

<保護者の皆様へ>

保護者様対象の『パン作り体験』は要予約となります。お子様のお申し込み時に併せてお申し込みください。
 参加可能人数に限りがありますので、お申し込みの先着順とさせていただきます。なお実費を当日にいただきます。
(好評により受け付け終了しました)

・『キャンパスツアー』のお申し込みは不要です。
 校内のカフェ図書館をご利用いただけます。校内の散策もご自由に行なっていただけます。

・教室終了後、学生寮(東天寮)で昼食をご用意しております。お申し込み時に希望人数をご記入ください。
 なお実費(¥500/人)を当日に頂戴いたします。

・昼食終了後、ご希望の方には寮のご案内と個別相談をお受けいたします。
 ご希望の方はお申し込み時にご記入ください。

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お申し込みはこちらから!
ご不明な点がございましたら、
自由学園男子部教師室 042-422-3115 (担当:山本)
までお気軽にお尋ねください。
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本校は寮がある学校で、中等科1年生から高等科3年生までの生徒が、「東天寮」とよばれる寮で共同生活をしています。
原則として新入生全員が1年間寮生活をし、中等科2年生以降は地方生と入寮を希望する生徒が寮生となります。また室長として部屋の責任を負う高等科3年生は大部分が寮生となり下級生の指導にあたります。現在は143名(全体の4分の3)の生徒が東天寮で生活をしています。

 

東天寮の最大の特徴
最大の特徴は、自分たちのことは自分たちでする自治生活にあります。
そのため、大人の舎監は置かず、生徒の自治で運営されています。
え!大人がいなくて成り立つの?と疑問をお持ちになる方もいらっしゃると思います。
心配はいりません。担当の教員をはじめ寮母さんと呼ばれるスタッフがおり、寮の運営に携わっています。
生徒は教員と協力しつつ、規律ある、家庭のように暖かい寮を目指して生活をしています。
明日から東天寮で実際に生徒たちがどのように暮らしているを数回に分けて紹介していこう思います。
明日は、寮のタイムスケジュールについてです。

22日、修業式が行われました。
本校では月、学期、年度ごとにその期間毎日学校に来れた人たちを表彰し、お互いの健康を祝い、努力を讃えあいます。
中等科修了生には4名の3年間完全出席(皆勤賞)の生徒がおり、高等科修了生にも1名の6年間完全出席の生徒がおりました。
それぞれステージに上がり、学園長からメダルを渡されて笑顔を見せました。
寮があり、24時間を学びとする本校において、自分の力で生活しながら体調を崩さずに毎日登校することは骨の折れることです。
彼らにはその苦労を知る生徒たちから温かな拍手が贈られました。

そしていよいよ修了者の点呼が始まりました。
本校は小さな学校、全員が一人ひとりの名前や性格を知っています。
彼らの苦労と成長を思い、周囲の教員や生徒たちも静まり返って一人ひとりの点呼を見届けました。



壇上に上がった代表の生徒は、
『この学校で培った絆と経験を糧に、これからみなはばらばらになるが心を一つにして羽ばたいていきます!』
と熱い思いを語りました。

 

本校では、卒業生にこの学校をもう一つの家庭として、家族としていつでも心のどこかに残しておいて欲しいと願っています。
毎学期、長期休暇の前に学園長は生徒に向けてこう言って送り出します。

『いってらっしゃい!』

今日も発されたこの言葉に、修了生は万感の思いを込めて

『いってきます!』

と叫びました。

修了生の皆さん、私たちはいつでも『おかえり!』と言って迎えます。
そしていつでも君たちの家族として君たちのことを祈っています。
安心して社会に羽ばたいていってください!!

高等科3年生は卒業前に最後の試練が待っていました。
体育で3学期を通じて取り組んできた『創作体操』の発表です。
本校では体育の中で『体操』を大切な位置づけとして捉え、年間を通じて学習していきます。
卒業する学年はクリエイティブなことが大好きな生徒たちがそろっていて、どんどんアイディアを出し合って演技作りが進みました。
動くことが好きな人だけでなく、音楽が好きな人も、パソコンが得意な人も、それぞれの力を出し合ってグループで演技を作りました。
修業式前日の放課後、芝生に生徒たちが集まりました。
在校生も多くの生徒が寮から、あるいは部活を中断して駆けつけ、演技に拍手喝采を送りました。

なかには、中等科のときにはけんかばかりしていたりお互いに認め合えなかったような生徒たちも息を合わせて演技をしていて、
個々の内面や関係性の成長を感じることができました。
修了生を送る壮行会、寮での壮行会、ラグビーの試合、そしてこの演技発表も終わり、いよいよ明日は修業式です。

本校は、寮がある学校です。(寮についてはこちらから)

寮では、高3が卒業する間近になると高2の生徒が中心となって寮で壮行会を開きます。
壮行会では、1年間室長をし、下級生の面倒を見てくれた高3に感謝の思いが語られると共に、高3がこれまでの学校、寮生活を振り返って下級生に熱いメッセージを残しました。

    

 

今年は、高2の係りの生徒が、高3の一人ひとりに対して質問を準備してくれたこともあり、普段は聞けない高3の話にみな興味深々の様子でした。会の最後には、高1からはバンドの演奏、高2の生徒からは歌のプレゼントが送られました。

 

 

それを受けた高3のある生徒が、お返しに歌を熱唱しました。
会は終始暖かい雰囲気でおこなわれ、皆が感謝の思いを共有することができました。

 

毎学期末行なわれているラグビーの学年対抗戦も今年度最後となりました。
高等科3学年が三つ巴で激突した今日の試合では、
高1が高2を破る金星を挙げ、高3は2学年に地力と経験の差を見せつけました。

 

 
本校ではラグビーを全生徒必修で取り入れており、一年かけて学年のカラーがよく表れるチームに仕上がっていきます。
生徒たちの学年の意地と意地がぶつかり合い、どの試合も白熱した内容となりました。
試合終了(ノーサイド)のホイッスルが鳴ると、自然とお互いに握手を交わし、健闘を讃えました。
高等科を修了する高3の生徒に下級生が感謝を伝え、最後には全員が笑顔で記念写真を撮りました。

ラグビーを終えて『これで(高校生活も)本当に終わりだ~』と、卒業を実感する生徒もいました。

本日、高等科3年生の壮行会が行われました。


皆共通して「感謝」という言葉を語り、両親や先生、6年間生活を共にしたクラスの仲間にありがとうの思いを伝えました。

中でも印象深かったのは、父母の方に対する感謝で、
「この学校に入れてくれてありがとう」、「普段は恥ずかしくて言えないけれどいつも感謝しています」など素直な思いを話す生徒が多くいました。

 

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スピーチ後には、生徒たちが自分のお父さん、お母さんにタッピングタッチをしました。

この企画は高3の生徒から提案されたもので、6年間沢山迷惑をかけ、お世話になった両親に自分たちが学んできたことで恩返しがしたいという強い思いから実現しました。

彼らは、これまでも東北支援や国際交流会の場などでタッピングタッチの経験を重ねており、父母の方にその成果を披露することができました。

高3の男の子がお母さんの背中に手を置き感謝を伝える。父母の方の中には感極まって涙する方もいました。

高3の生徒は、寮生活や思春期特有の反抗期を乗り越え今ようやく感謝を伝えられる人に成長しました。


 

3月11日。私たちにとって忘れられない日が今年もやってきました。 
この2年間、生徒たちが自分たちから『なにかできることはないか』と考え、 
「支援の係り」が組織され、様々な取組みを行なってきました。 
昨年度に続き今年度も、高等科3年生による被災地での活動を続けることもできました。 
11日の昼食時には、高等科3年生の「支援の係り」の生徒が全校生徒の前で次のように語りました。
 
「今日は学校中ででレトルトのカレーを食べている。ぼくたちは『また非常食か』としか感じない。
でも被災地の方は、レトルトのカレーを見れば当時のことを思い出すだろう。
ぼくたちには薄れていく記憶でも、被災地の方々には決して忘られない記憶だ。
先週僕たちは仙台に行ったが、現地の人たちが前を向いて歩もうとしていることを感じた。
そんななかで僕たちにできることはなにか、と考えさせられた。
僕たちはこの生活の中で友だちに向かって軽々しく「死ね」と言ってしまう。
たとえばそんな心無い言葉を言わないこと。
そしてつながりを大切にして、生かされていることに感謝すること。
そんな姿勢が今必要なのではないか。」 

 

本校は創立以来、本校に対してなにかしようといつも考えてくださる数多くの卒業生によって支えられています。
在校生だけでなく、卒業生も含めて家族のように成長していくあたたかな学校の姿があります。

9日、高等科1年生の教室に3名の若い卒業生が訪れました。
『生き方を考える』と題して1年間さまざまな取り組みをしてきましたが、
今年度最後の機会として、20代の卒業生の等身大の姿に触れることで大人になることについて
考えようと学年で企画したものです。

職種も卒業後の生き方もそれぞれ全く異なる3人の方が赤裸々に語る姿を見て、
生徒たちは今まで固定概念として持っていた『大人』というイメージが変わっていったようです。

「内部進学をどうしようか悩んでいる」という切実な質問から、給与や恋愛、結婚といったざっくばらんな質問まで、
卒業生の方にはまっすぐに答えていただき、あっという間に2時間が過ぎました。

終了後に全員で書いた振り返りには、
「大人になるのも悪くないかなと思った」
「子どもから大人になってからが本当の人生の始まりだと思った」
「大人はガマンすることだらけだと思っていたが、そうではなくそれなりに楽しいということが思えた」
「悩んでいた将来のことについて少し希望が見えた」
などと、これから生きていくうえで成長の機会になったことが分かる嬉しい内容が記されていました。

 

 

 自由学園では期末試験が終わっても毎日が学びの場です。
卒業年次にあたる中高3年生も、学年が終わるまで毎日登校します。

3月8日には、築地にある「つきじすしざんまい喜代村塾」で調理実習を行いました。

講習の始めに包丁の持ち方や使い方のレクチャーを受け
、さっそく鯵 の三枚おろしに挑戦しました。
水に当てすぎないことや体温を伝えない
こと、押さえ過ぎないことなど、中学生にとってはかなり高度なご指導を受け取り組みました。

三枚におろした半分はつみれ汁に、もう半分はにぎりのねたになりました。
その後は、アボガドの入った”カリフォルニア巻き”を作り、中トロやあ
なごなどのねたでにぎりすしを作りました。

形を整えてゆく際に、微妙な力加減が必要でしたが、どの下駄の上にも、色とりどりでかたちもさまざまな寿司が並びました。
最後には、塾の方が作って下さったつみれ汁をいただきながら、自分
で握ったにぎりをいただきました。

卒業を前にして学年の全員がそろい、最高の思い出となりました。

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