2月20日に、高等科3年生と中等科1年生は合同でタッピングタッチの実習を行ないました。
タッピングタッチとは、指先の腹のところを使って、左右交互に、軽く弾ませるようにタッチすることを基本としたホリスティック(統合的)でシンプルなケアの手法です。(詳しくはこちら)
本校では、親元を離れた中高生が集団生活のなかで健康に成長していけるよう、
このようなケアの導入も大切に考え、積極的に行なっています。
高等科3年生は、以前からタッピングタッチの技法について学んでおり、被災地支援のボランティアでも実施した経験があります。(支援の様子はこちらから)
中等科1年生は、タッピングタッチについて学習するのは今回が初めてでした。
実習の初めには、タッピングタッチの概要や意義、実際にどのような効果があるかなどの説明を受けました。
また説明には、高等科3年生が中等科2年生の時におこなった実験データが用いられ、「ストレス」の数値がタッピングタッチ後に下がることを確認しました。
説明後には、高等科3年生が中等科1年生に中等科1年生が高等科3年生に対して、それぞれタッピングタッチをしました。
中には、リラックスして寝てしまう人もいました。
今回初めてタッピングタッチをした中等科1年生は「癒された気がする」、「心地よい気持ちになった」、「気持ちがホッとした」 などの感想を口にしていました。
また、「上級生とのペアは最初緊張したけれど、優しい人なんだと知ることができた。」というような、
他学年の交流という意味でも収穫があったようです。
日頃の忙しい生活から開放され、ほっとするひと時を過ごすことができました。