高等科3学年(高校1・2・3年)は、合同で6月に行う登山の「足慣らし」を行いました。

「足慣らし」とは、6月に行う「登山」のための体力的・精神的な準備がなされているかを、実際に秩父の山を登り、確認するものです。

欠席者2名を除く高等科3学年全員と引率の教員・学生が参加しました。

高等科3学年合同で登山を行う目的は、広大な自然環境のなかの厳しさや不便さを乗り越えた時、生徒たちが一段とたくましく、問題解決型の青年へと成長を遂げることです。

 

朝、6時40分に学校に集合し、全員で電車を使って芦ヶ久保駅に向かいました。芦ヶ久保駅から、登山ルートに入り、二子山、焼山、武川岳、伊豆ヶ岳を経て、正丸駅に至るコースを、約5時間半かけて登りました。

途中、急な上り坂や、歩きにくい岩場などもあり、遅れてしまう生徒もいましたが、参加した全員が登りきりました。

 

今回の足慣らしをもとに、反省点や改善点を挙げ、6月の登山本番に向けて、それぞれの生徒が改めて準備を始めます。

 

 

 

山岳ガイドの平田謙一さんをお招きし、中等科の生徒と高等科1年生の新入生が登山のレクチャーを受けました。

創立者は、山登りについて「人生行路の縮図」と表しています。

平田さんには、靴の結び方や、リュックの詰め方や背負い方、歩き方など、登山の基本を教えていただきました。今年は縦走登山ですので、「荷物の軽量化」が特に重要であること、リュックの背負い方や歩き方が、疲れや負担が大きな影響を与えることを学びました。

また、団体で臨むにあたり、「声がけ」「チームワーク」をもって「楽しく歩く」ことの必要性をお話され、生徒たちも改めてその大切さを確認していました。

レクチャーの後には、平田さんに積極的に質問する生徒の姿が目立ちました。

現在本校では、6月に予定されている遠足に向かって活動を開始しています。
本校の遠足は中等科、高等科に分かれ2泊3日の日程で
本格的な登山をおこないます。

詳しくは(こちら

今年の高等科遠足は、6月5~7日の日程で北アルプスの槍ヶ岳(3180m)に登山を予定しています。

5月11日(土)に高等科の生徒が皆でで話し合いをし登山の目標を決めをしました。


リーダーからの遠足に対する意気込みが述べられたあと、A~Dまでの4つの縦割りのグループに分かれ、
目標について議論を交わしました。
最後には、グループごとの意見を皆で共有し「石を穿つ」という目標を決めました。
本校の遠足は山に登ることに加えて、2ヶ月間の準備期間も重要な学びの場です。

昨年の夏に全国友の会と共催で開催されたサマースクール
のことが、 月刊誌『学校図書館』5月号
(公益社団法人全国学校図書館協議会発行)に取り上げられました。

この雑誌は、ほとんど全ての学校の図書館や公共の図書館で
購入されている雑誌です。

 

掲載された記事は、本校の国語科担当の櫻井先生が投稿してくださったものです。

記事には、昨年の夏に福島周辺の親子を受け入れたサマースクールの際に、学園の図書館を連日開放し、様々な企画を準備して、 親子で読書を楽しんでいだきました。

東久留米市中央図書館の協力を得て、204冊の絵本、童話なども貸していただきました。

また、書館内の教室を使い、漢字クイズや算数の勉強になる四角錐で 生徒学生と遊ぶ企画など、図書を通じての支援活動についての記事が掲載されております。

寮がある本校ならではの独自の被災地支援の紹介文となっています。

中等科1年生の生徒が英会話の時間に単語の発音について学びました。

本校では、ネイティブの先生をお招きして英会話の授業を行っております。
また英会話の授業は、30人学級を半数に分けて行っているため、15名という少人で授業をしています。

全員に英語を話す喜びを知って欲しいという先生方の思いから、
授業の中では全員に話す機会が与えられ、生徒たちは授業の中でたくさんの英語を話します。

今日は、DVDの映像を見ながら、画面に映し出されたA~Zまでの
単語を先生の後に続いて読むレッスンをしました。


先生は「まだ英語を勉強し始めてから1カ月しか経っていないのに、
みんなが声に出して英語を読めるのはすごいことです。
自分で自分を褒めてあげましょう」と皆を褒めていました。


明るいネイティブ先生のもと生徒たちはのびのびと学び、授業の最後には、先生のガイドなしでも単語を読めるようになりました。

また、本校では、スピーキングの上達を目的として、年に1度学内でレシテーションコンテストを開催しています。レシテーションコンテストは全学年で取り組み、英語の詩や大統領の演説などを暗唱し皆の前で発表します。
(レシテーションコンテストの様子はこちら
さらに英語教育は学内だけでなく、近郊のアメリカンスクール(CAJ)との交流会を通して、
学外でも学ぶ機会を設けております。
(交流会の様子はこちら

今後も、より多くの体験型の学びを通して英語を話す喜びについて学びを深めて行けると良いです。

 

本校では5月19日(日)に南沢フェスティバルと同時開催でオープンキャンをいたします。

本校独自の教育を生かした授業体験やものづくり体験、
広いキャンパスを生かしたさまざまな楽しいプログラムをご用意しています。
事前予約の必要なものもございますが、小さい方からどなたでもご参加いただけます。
また入学希望の方の個別相談も行います。

(詳細・申し込みはこちらから)

初代委員会から第二期委員会への更迭式(引継ぎ式)が行なわれ、男子部の新旧委員がそれぞれの思いを述べました。

退任する男子部初代委員長は、「一人ひとりが、男子部の自治という山の頂上を目指して歩んでいる道に、自信を持ってほしい、そして、決して立ち止まらないでほしい」というメッセージを男子部生に向かって投げかけました。そして、「毎日良くなっていく男子部を見ることができて、本当に嬉しかった」と、共に歩んできた男子部生全員に、感謝の言葉を述べました。

就任する男子部二期委員長は、「ある物事に対して、全員がこれでよいと思ってしまえば、成長はそれまで。よしとする人、まだまだ改善できるとする人の両方を大切にしたい」と述べ、これからの男子部と共に歩む決意を表明しました。

男子部の今週の目標は、「次へ動く」です。男子部生一人ひとりが、「次」とは何を意味するのかを考えながら、新たな期を有意義なものにできるよう生活していきます。 

 

中等科3年生が美術の時間に小槌と鐫(のみ)を使って一生懸命丸太を彫っていました。
ほっている丸太は、全て学内で生産された丸太のため、長さや太さもそれぞれ異なります。

近くに行って見てみると、ほっている形も人によってまちまちです。
今はまだ丸太を掘った木ですが、どうやらこの一本の丸太が一枚のお皿になるそうです。
出来上がりが楽しみです。

 

本校の生徒は、自然豊かなキャンパスの中で、実際の木々や植物に触れてたくさんのことを学びます。

中等科3年生が生物の時間に学内を散歩し、グランウンドの周りや芝生などに生えている木や植物の観察をしました。

 

先生は、「なぜグラウンドの周りには、木々や下草が生えていて、グラウンドには生えないの?」、
「この草はなんだろう?」と
実物を見せながら生徒に質問をします。

また生徒も「この木はなんですか?」、「この草はなんですか?」など
その場で疑問に思ったことをどんどん質問します。

 

散歩が終わった後には、興味を持った植物や木について観察スケッチを行います。

生徒たちは、四季折々に変化する恵まれた環境の中で、実物に触れて生物の学びをしています。

 


初代から2期への委員を決める選挙が行われました。
(委員会についてはこちらから)

選出された生徒たちは、それぞれの抱負を述べ、大きな拍手を受けました。それぞれの抱負は以下の通りです。

委員長U君「初代ほど引っ張る委員長が務まるか自信はありませんが、今の学校は、下駄箱がきれいになったり、揃うべきところに自分たちから静かに集まれるようになってきています。更に上のレベルにいけるように、できていることやできていないことをみんなに伝えていこうと思います。初代より君たちの男子部を創れるように頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いします。」

副委員長M君「自分の身の回りの整頓もできずに欠点ばかりで、自分のことで精一杯で不安ですが、初代委員長の礼拝で自分が変わった部分があります。ここで終わらせてしまうと、初代委員長のやろうとしていたことがもったいないと思いますので、みんなに呼びかけることがあったら呼びかけ、二期委員長のフォローをしていこうと思います。」

寮長Y君「今は東天寮をよくしようといろいろな係りが動いています。そういう人たちと一緒に、寮生全員で楽しい寮を作っていきましょう。」

 

5月7日の更迭式を以って、2期が始まります。

初代の委員の仕事や考え方を引き継ぎつつ、「どうしたら男子部のよいところを更によくできるか」、「どうしたら男子部の課題を乗り越えられるか」を2期の委員はもう考えています。常に向き合い、問い続ける-男子部の自治が行われています。

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