本校では、7月1日~3日に学期末試験を行いました。
(期末試験の様子はこちら

本日は本校期末試験に向けての取り組みをご紹介します。
本校では期末試験前になると、朝礼前(朝7時~)と
放課後に各教科の先生方が補習授業を開設しています。

補習は主に希望者対象に複数人で行われますが、
個人的に質問に来た生徒にはマンツーマンでサポートもしています。


普段の授業よりも少人数で行うことができる補習は、
たくさんの質問ができ理解が深まると生徒たちに人気です。

 

また、補習が受けられるのは朝と放課後だけではありません!

本校には寮があるため、夕食後の19時から学校の教室と寮の勉強部屋で補習が受けられます。
(寮についてはこちら

本校では夜の補習を「Sプロ」と呼んでおり、係りの高等科生徒と
父母ボランティアの方の協力によって 開設されています。



Sプロはテスト期間以外にも行っており、生徒の日頃の学習をサポートしています。

(詳しくはこちら

 

 


日頃の授業も生徒同士が互いに質問を交わしたり、
分からない問題を教え合ったりする「学び合い」を導入しており
補習やSプロに参加しなくても、生徒同士が集まりいたるところで勉強会が行われています。


生徒たちは、朝から夜まで仲間と共に学ぶことができ、
教員はもちろんのことボランティアの方や先輩から勉強面で手厚いサポートを受られます。

 

本日、カリフォルニアから生徒2名、先生1名が男子部に来校されました。

本校には外国からのお客さんをお迎えする機会が多く、英語を使う機会や伸ばす機会に恵まれています。

彼らは、カリフォルニアの日本語学校で日本語を学んでいる方々で、男子部の学びを見学後、昼食を共にいただきました。

昼食後は、有志の生徒が彼らを英語で学園内を案内をし、その後女子部の講堂で女子部へ来校された方々・女子部の高等科生徒・男子部へ来校された方々・男子部の高等科生徒がそれぞれスピーチをしました。カリフォルニアからの生徒は日本語で、男子部と本校の生徒は英語で行いました。

最後には、彼らの英語のスピーチのレベルや英語力を非常に評価していただき、今回のために一生懸命準備をしてきた成果が表れました。

 

中等科二年生が学内を英語で案内しました。

 

本校の生徒が英語でスピーチを行いました。

 

7月1日(月)からあった期末試験が本日終了しました。

試験期間中ということもあり、この3日間はいつもより早く登校して勉強したり、休み時間に友だち同士で教え合う姿が目立ちました。

最後の試験を終えた後、2週間ぶりの再開した部活動に喜んで行く生徒が多くいました。

 7月8日(月)に中等科の、9日(火)に高等科の成績報告会がそれぞれ行われます。

今日は午後に学校全体で大掃除を行いました。

本校は寮のある学校で、半数以上が寮生活を送っています。先週末に寮の部屋替えがあり、寮生はそれぞれの新しい部屋を、通学生は教室など学内の掃除をしました。

寮の掃除では、上級生が中等科1年生にトイレ掃除や洗濯機周りの掃除などを丁寧に教えている姿が、学校の掃除では学年に関係なく一緒に草抜きなどをしている姿が目立ちました。 蒸し暑い中、生徒たちは汗を流して掃除をしていました。ピカピカになった寮と学校で、気持ちも新しく学びに集中できるようになりました。

本日、あいにく曇り空でしたが、中等科3年生が落合川に校外学習に出かけました。

本校ならではの教科横断プログラムで、国語でローレンツの「ソロモンの指輪」の中に出てくる「アクアリウム」に関する文章を読み、ポンプをまったく使わない、自然そのものを水槽に再現するシンプルなアクアリウムについて学びました。

同時に理科2分野の授業で、植物と動物の共存の循環のしくみも学びました。

そして、その実践ということで、中等科3年生は、東久留米川クラブの方に、網の使い方や水草の生えている場所や生き物の名前を教えていただきながら、川につかり夢中になって取り組み、水槽に植物や魚などを入れて帰って来きました。
さっそく教室では家族ごとに持ち帰った水槽をのぞきこみ、観察がいよいよ始まりました。

 

 

本校では、中等科3年生になると、生命について学びを深める「産業」の時間があり、 畑・果樹・養豚・養魚・きのこの5つのグループに分かれて意欲的に生命あるものを育てています。

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本日、養豚グループが2月20日から約4ヶ月間育ててきた2匹の豚を出荷しました。

昼食後、養豚グループのメンバーが豚舎前に集合し、トラックへの積み込みの準備をしました。

豚がトラックから逃げ出さないように、鉄パイプと板を用いて柵を作成し、豚舎からトラックの荷台までの道を木材で覆いました。

生徒は「今日でお別れだから綺麗にしてあげたい」と今まで育ててきた豚に丁寧にブラシをかけていました。

養豚グループの生徒は今日の出荷に備え、産業の時間を利用して小屋からトラックの荷台までスロープを作成しました。一生懸命作ったスロープの効果もあり、小屋の鍵を開け先生が手を叩くと、豚はスムーズにトラックの荷台に歩いていき、30秒ほどで積み込みが完了しました。

生徒たちは、荷台に乗った2匹の豚に「今までありがとう」、「美味しい肉になって帰ってこいよ」などとそれぞれが感謝を述べていました。

 

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本日出荷した豚は、昼食で出され、皆でいただきます。

政治経済の学びとして、高等科3年生が裁判所や国会議事堂に見学に行きました。

地下鉄桜田門を下車し、午前中は高等裁判所を傍聴しました。窃盗、強盗、薬物、わいせつ罪という厳しい現実が身近で起こっていること、しかもそれほど年齢も変わらない人たちが被告人となっていることは、生徒たちにショックを与えたようでした。生徒の中には「被告人の涙が印象的だった」「実際の裁判を傍聴して心が痛くなった」という感想があり、彼らの知らない社会について知り、学び、考えさせられる非常に深いものとなりました。

裁判所の食堂で昼食をとった後、午後からは国会議事堂に移り、衆議院本会議場を見学しました。蒸し暑く大変でしたが、これまで都心に行くことがなかった地方出身の生徒たち、また普段寮生活を送っている彼らにとっては、新鮮な都心見学ともなりました。

特別講師の森憲一さんをお招きし、高等科2年生が情報の時間に企業経営について学びました。
現在、高等科2年生は夏休みに行うオープンスク-ルの企画運営に携わっており、どのような内容を盛り込めば有効的な企画ができるかを森さんの指導のもと考えました。

 

森さんのお話の内容は、どのようにしたら、オープンスクールに来園してくれた人が男子部に入学してくれるかを考えようというものでした。
過去三年間のオープスクール参加者の入学率を皆に示し、更なる入学率向上を目指すには、どのようにすれば良いかを皆に問いかました。
経営コンサルタントである森さんは、「達成できそうな小さな目標を立てるのではなく、大きな目標を掲げ、それを達成するために企画を考え過程を丁寧に行うことが重要である。」とおっしゃられ、今までの2倍の入学率になるような企画を考えようと生徒に投げかけました。

一人一人思いつく企画を紙に書き出し、その後グループごとでディスカッションをしました。

森さんは「できるかできないかは後で考えれば良い。突拍子もないことでもいいからどんどんアイデアをだそう」としきりに生徒たちに呼びかけました。

また、「ただ楽しい企画を考えればよいのではなく、大事なことは、正しい目的に添ったことであり、どれだけ学校の魅力を伝えられるかがポイントです」とアドバイスをしてくださいました。 
その後、グループごとで出た意見を代表者が発表し、皆のアイデアを、ホワイトボードに書き出していきました。「来てくれた子供に楽しんでもらうためにバーベキューをしたい」、「来場する父母の方にも男子部の魅力を知ってもらうために、生徒が父母と話す機会を設ける」など様々な意見が出ました。
森さんは、「広報活動や企業経営において一番大切なことは、目的を明確することです。次に大切なことは、その目的を達成するために目標を決め、その目標を達成するために考えて行動することです」とおしゃいました。
高等科2年生にとっては、レベルの高いお話でしたが、生徒皆が真摯に取り組むことができ良い学びとなりました。

 

 

6月10日発売の時計専門雑誌『時計Begin 2013 SUMMER』(世界文化社)の連載企画
「情熱ですよ腕時計は」において、男子部で行われている「腕時計の分解組立の実習」が取り上げられました。

記事のタイトルは「あぁ驚愕!大人も受けたい実習を通じて人生まで学べる伝説の時計レッスン」で、 見開き2ページのインタビュー記事として掲載されています。
男子部の工作教育の歴史や創立者の願い、また実習を終えての生徒の感想などがテンポよい文章でまとめられています。
男子部での実習についてはこちらをご覧ください。

自由学園では毎年の初夏に、中等科と高等科に分かれて団体登山を行なっています。
60数年の伝統を誇るこの行事は、3年生を中心とした組織が新年度が始まってすぐに準備にかかり、
生徒全員がトレーニングやミーティングを重ねて心身のコンディションと結束力を高めていきます。

高等科の生徒は、6月5日から2泊3日の日程で
北アルプスにある槍ヶ岳に団体登山(遠足)に出かけました。

長い準備期間を経て、参加88名引率10名計98名が無事3180mの頂上に立つことができました。

準備の様子はこちら

一日目の様子はこちら

二日目の様子はこちら

出発前の様子

 

2日目の急な雪渓

 

槍ヶ岳登頂

槍ヶ岳山荘から見る朝焼け

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