中等科1年生は本日から3泊4日で山中湖にある東京YMCA山中湖センターにきています。
これは学年ごとで行なわれる「修養会」と呼ばれる宿泊学習の一環で、
中等科は自然のなかでの学び、
高等科は社会に触れる学びの機会と位置づけ、
教科を超えて多くの体験を行ないます。
(修養会についてはこちらから)

今日はさっそく山中湖でカヌー体験を行ないました。
救命胴衣をつけ、十分に安全について講習を受けてからグループごとに沖に繰り出しました。

横から吹き付ける風に負けずに進むためには、かなりの集中力と高いチームワークが必要になります。
生徒たちはときに声をかけながら、息を合わせてオールを漕いでいました。

あっという間に夏休みを迎えた中1にとっては、
夏休みあけのこの時期にもう一度学年の絆を強くしていく必要があります。

この4日間を通じて生徒たちがお互いを大切に思えるようなプログラムを多く行なっていこうと考えています。

本校では、2学期の始まりに3泊4日で「修養会」と呼ばれる校外学習に出かけます。
中高6学年がそれぞれ異なる行き先を選び、学年ごとで活動をします。


 

修養会では、「読書」「レクリエーション」「話し合い」に加え各学年ごとに様々なイベントがあり、盛りだくさんの予定が組まれます。

また、修養会は学年の仲間との絆を深めるとともに新学期充実した生活を送るための準備期間でもあります。

中等科は、北軽井沢での野外宿泊体験、三浦半島での生物観察実習などを経験し、
大自然のなかで学ぶ機会を設けています。

高等科は、障がいを持った方々や高齢者の方々など環境も年齢も異なる方々と触れ合い、
社会について考えを深める機会を設けています。

昨年度の修養会の様子はこちらからご覧いただけます。

・各学年の行き先
中等科1年生:東京YMCA山中湖センター (山梨県南都留山中湖村)

中等科2年生:YMCAふれあいの村 (神奈川県三浦市初声町)

中等科3年生:北軽井沢スウィートグラス 群馬県吾妻群長野原町北軽井沢

高等科1年生:自由学園東天寮

高等科2年生:信州共同学舎(長野県北安雲群小谷村)

高等科3年生:仙台友の家 仙台市太白区鹿野

夏休みといえば部活!本校も例外ではありません。
全国各地から集まってくる生徒たちはいったんそれぞれの地元に帰りますが、
サッカー部をはじめいくつもの部活が夏も盛んに活動しています。

中等科サッカー部では3年生の最後の大会となる私立中学校サッカー大会に向けて練習を行ないました。
一足早く始まっていた高等科サッカー部の合宿にも中3の希望者は参加して、
高等科の大会当日にも、数名がマネージャーとしてベンチでサポートにあたりました。

迎えた私学大会の初戦、対戦校は広尾学園中学校。
全員が一丸となって戦い、6対2で勝利を納めることができました。
翌日にあった二回戦では早稲田実業中学校と対戦、一歩及ばず敗退してしまいましたが、
最後まであきらめない姿勢はすがすがしいものでした。

多くの保護者の方、高等科サッカー部の部員、中等科の同級生が大会に応援に駆けつけてくれました。
また、50年以上前に卒業されたサッカー部OBも、大会があることを聞いて激励にきてくださいました。
そのような温かいつながりと支えのなかでサッカーができる幸せを生徒たちは存分に感じることができたようです。

私学大会が終わった2日後、引退したはずの3年生の姿がグラウンドにありました。
市内大会を戦う新チームのサポートを買って出てくれたのです。

勝利を希求しながらも、それだけではない、大事なことに気づける成長の場として、
自由学園サッカー部はこれからも活動を続けていきます。

本校では部活体験を受け付けております。あなたも一日参加してみませんか?
部活体験の申し込みはこちらから!

数学教育協議会による月刊誌「数学教育」9月号(国土社発行)に、
本校数学科教諭の高田貴先生の授業が紹介されました。

「子どもを変える手づくり授業」という特集のなかで、
先生が日ごろから取り組んでいる手づくりの教材を使った授業が「手にも考えてもらう数学」というタイトルで紹介されています。
(高田貴先生の紹介ページはこちらから)

自由学園は受験勉強に拠らない本当の教育を目指して「生活即教育」を掲げている学校です。
本校の授業は英語も数学もただの丸暗記ではありません。
学ぶ喜びを知ってほしい、自ら考える力を育んでほしい、そんな思いは創立90年を超える今も大切に受け継がれています。

そんな自由学園の授業を体験できる機会を2学期も数多くご用意しております。
お気軽にご参加ください。
(お申し込みはこちらから)

本校の夏休みは、通学圏のうち各学年1名ずつの生徒が当番制で学校を掃除しています。

本日は、午前中に畑や花壇の手入れや物置きの片付けを、午後に芝刈りを行いました。

非常に暑い一日でしたが、高等科3年生が芝刈り機の使い方を教えたり、水分補給の指示をしたり、皆が協力して一生懸命働きました。 

 

 

 

 

夏休みは生徒たちにとってたんなるお休みではなく、「夏休み学期」と呼ばれる、大切な学びの期間です。

8月3日、「福島県四倉児童クラブ」の子どもたち50人が本校に来校して、“キャンプ大会”が行われました。
この企画は、四倉の児童クラブに継続的な支援を行ってきたひばりが丘児童センター(アミーゴ西東京)より、
テント会場として夏休みの学校が使えないかとお声掛けいただき実現したものです。

 

本校の生徒、教員がスタッフとして参加して、子どもたちと一緒にお風呂に入ったり一緒に遊ぶことができました。
手伝いをしていた生徒たちからは「楽しかった!」「(子どもたちが)めちゃくちゃかわいい!」と声が上がり、
翌朝にバスを見送った際には本当にさびしそうでした。

(当日の様子はこちらから)

いわきの皆さん、地域の皆さんとうれしい活動をともにすることができた貴重なひとときでした。

いわきの皆さんの帰路のご無事を心よりお祈りいたします。

夏休みは生徒たちにとってたんなるお休みではなく、「夏休み学期」と呼ばれる、大切な学びの期間です。
震災直後より活動している「支援の係り」の生徒5名(うち1名は現地で合流)が、
教員など4名の引率のもと、本日から20日まで東北に向かいました。

現地では夏休み明けに高3の生徒たちが現地で行なう活動の下見をするほか、
現地の友の会や卒業生の方々にご協力いただき、見学や現地の方々のお手伝いを行なう予定です。


本校ではこのほかにも、夏休みの期間を使って全国のさまざまなところで力を出す生徒たちが多くいます。

生徒たちが健康と安全に守られ、一回り成長して新学期に再会できることを祈っています。

他校や女子部・初等部よりも一足早く、本校は本日終業式を迎えました。

学園長からのお話のあと、生徒たちのうち1学期のあいだ無遅刻無欠課(完全出席)の生徒をみなで喜び合う、
「完全出席の会」を行ないました。

全学年のトップは高等科1年生で、7割を超える生徒が毎日健康に登校することができました。

本校では夏休みを「夏休み学期」と呼びます。
この期間だからこそ学びえるものを大切にして、1ヵ月半後にひと回りもふた回りも成長して帰ってきてほしいと願っています。

中等科・高等科が6月に行なった全校登山(遠足)の様子を、
山と渓谷社のWEBマガジン「週刊ヤマケイ」で取り上げていただきました!
登山愛好者の方々の投稿記事に混じって、全校登山の様子が特徴的です。
こちらからご覧ください。

登山(遠足)は全校生徒が一丸となって3000m級の山に挑戦する伝統行事です。
今年度、高等科は日本第五位の名峰「槍ヶ岳」(標高3180m)に、欠席者1名をのぞく全員が登頂しました!!

詳細はこちらからご覧ください。

 

7月5日、高等科3年生を対象に詩人の谷川俊太郎さん・息子で音楽家の谷川賢作さんによる特別授業が行われました。
授業は、「かっぱ」「男の子のマーチ」「生きる」などの代表作を、賢作さんによる伴奏と共に、
俊太郎さんご自身が朗読してくださるという贅沢なものでした。

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また高等科3年生が黒板に自分が作った詩を板書すると、俊太郎さんは、一つ一つに丁寧にコメントをして下さいました。

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さらに、全学年が集う昼食の時間にも、俊太郎さんは代表作の「くり返す」「大小」「ひとりぼっち」や新作『こころ』の中から「靴のこころ」「問いに答えて」を朗読してくださり、
賢作さんは男子部生徒への応援メッセージと共に、ピアノでビートルズの「ヘイジュード」を熱演してくださいました。
昼食の後、生徒の一人が「3年前の国語の授業で意見が分かれ謎のままになっていた俊太郎さんの詩の解釈、どっちなんでしょう」と質問に来ました。
俊太郎さんからは、「読む人が想像をふくらませて読んでくれればどっちでもいいんですよ。詩の読み方に正解はないんですよ」というお返事をいただきました。
生徒たちにとってまたとない貴重な一日となりました。

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