本日、本校では3500人を超えるお客様をお迎えした「南沢フェスティバル」が開催されました。
 本校をより多くの方に知っていただくために全校を開放し、多くの催しを行ないました。
(南沢フェスティバルについてはこちらから)

そのなかで男子部高等科一年は、この機会を「オープンキャンパス」として位置づけ、
自分たちが学ぶ教育の特色を活かした企画を 多く用意して、お客様を迎える準備をしてきました。
内進生も高新生も一緒になって4月中旬から組織づくりを始め、予算の立案、企画書の作成から、備品の購入、
関係部署との調整、ポスターの作成から近隣への配布に至るまで、知恵を絞って取り組んできました。
そして本日、快晴の天候にも後押しされ、前年を超える人数のお客様にご来校いただくことができました。
長蛇の列を成すお客様に、たどたどしさもありましたが一生懸命対応している姿からは、
中学校を卒業したての生徒達が大人に成長しようとしている様を垣間見ることができました。
主な企画は、
・体育館全体を紐とシートで区分けして不思議な空間を作り出した「迷路」
・学内全体を散策していただく趣向を凝らした「ウォークラリー」
・屋台のような屋外での調理、販売にこだわった「ホットドッグ」の模擬店
・学校で作ったクッキーやアイス、手作りの氷汁粉などを販売した「喫茶」
・1時間ほどで整理券200枚が完売してしまった大人気の「ニジマス釣り」(塩焼きにして食べていただきました)
・生徒のバンドによるライブ ・転回運動部(体操部)によるマット演技 ・生徒作成による学校案内のビデオ 
・ サッカー教室 ・藍染めTシャツづくり ・スライムづくり教室 ・折り紙教室 
など、多岐に渡りました。

生徒たちの表情や活躍の様子を写真で紹介します。

本校では、お客様と接する機会を多く大切にしています。 
自分の視点だけではなくお客様の視点に立ち、
どのような振る舞いをすべきか律する気持ち、どのようなことを臨んでいらっしゃるのか察する気持ち、を身につけてほしいと願っています。

 

高等科2年生が、生物の授業で豚の眼球の解剖を行いました。

高等科2年生が、生物の授業で豚の眼球の解剖を行いました。
2人1組に豚の眼球が割り当てられ、一人ひとり自分の手で解剖をしました。
最初は、豚の眼球を目の前にし、腰の引ける様子も見受けられましたが、
解剖を進めるにつれて、構造や働きを理解し、熱心に取り組む姿勢へと変化していきました。
水晶体を顕微鏡で観察しその美しさに感動した生徒もいました。
生徒は解剖の成果をレポートにまとめて提出する予定です。
本校は少人数教育を行っているため、理科教育でも多くの実験実施が可能です。
実際に眼で見て手で触れる学びを通して知識を深めています。
本校の授業については(こちら

 

18日に、高等科バスケットボール部のインターハイ予選がありました。

高等科3年生にとっては最後の試合となり、6年間の集大成として臨んだ試合でした。

結果は都立翔陽高校に45対81で敗れてしまい、最後の試合になりました。

試合後は涙を流す生徒もいましたが、高等科3年生の生徒全員の4名が「バスケットボールを続けてこられてよかった」とこれまでの部活動を振り返っての感想がありました。

敗れはしたものの、改めてバスケットボールの楽しさやチームの大切さを感じることが学び深い試合でした。

 

今年度中等科は、6月4日から6日の日程で、長野県にある赤岳への全校登山を予定しています。

標高2,899mの赤岳は、八ヶ岳連峰の最高峰として知られています。
登山を安全に実施するために中等科3年生の生徒3名と教職員2名が、現在下検分を行っています。
下検分では、登山本番を想定して、登山道の安全確認、休憩場所の点検、植物や野鳥などの観察、宿泊先の方との打ち合わせを行います。
本校の登山は、山で見られる植物や野鳥の観察など、たんに山に登るだけではない総合的な学びの機会としています。
下検分に行った生徒たちからは、カモシカに遭遇したことや、ルリビタキやミソサザイなどの野鳥が観察できたと報告がありました。
本日6日の夕方に帰校予定です。

 

 

 

 

5月9日、本校の70周年記念講堂にて、能楽の鑑賞会が行われました。
本校卒業生に能の囃子方をされている方がいらっしゃることから、全校で伝統芸能に触れる機会をいただくことができました。
行われた演目は、「高砂」でした。「高砂」は、結婚式などで謡われることもある喜ばしい演目です。
会場には、能笛、小鼓、大鼓、太鼓の音や演奏に合わせて繰り出される掛け声が響き渡りました。

演目後には、楽器紹介をしていただきました。
小鼓は湿気を好むのでその日の天候によって音を合わせること、大鼓は小鼓とは反対に乾燥を好み表面が硬いため指にプロテクターをつけて叩くことなど、音色の違いだけでなく各楽器の特徴についてもお話を伺いました。

会の最後には、先生から「高砂」の謡の指導をしていただき、生徒、教職員全員で謡いました。
中等科2年生は、能楽鑑賞の後にワークショップにも参加しました。
ワークショップでは、実際に楽器に触れることや舞の足さばきなどの指導を受けました。
演奏の仕方や舞の足さばきは役によって異なることを学び、能の奥深さを感じることができました。

 

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ポニーが校庭を歩き、道角にはアイス屋さんが出店!フリマにカフェにものづくり教室、迷路や魚釣りまで!!いったいここはどこなんだ!!?

これこそ「学校」という枠を超え、近隣地域の方を始め多くの方々が楽しめる本校独自のイベント「南沢フェスティバル」です。卒業生や保護者会の方々の熱い応援をいただき、今年も5月25日に無事開催いたします!

10万㎡の緑豊かなキャンパスは、お散歩にも最適!男子部や女子部では、それぞれのイベントを企画・運営する元気ではつらつとした生徒たちにも会うことができます。
おいしいものを食べるもよし、体験型イベントで汗を流したり記念の一品を作るもよし、 生徒や教員に気軽に話しかけてみるもよし。春の一日を本校で満喫してみてはいかがでしょう?

入場無料・申し込み不要!多くの方のご来校をお待ちしております。
(詳細はこちらから!)

本日、中等科3学年は奥多摩の山に「足馴らし」にでかけました。
「足慣らし」とは6月上旬に行なわれる全校生徒参加の本格登山(今年度は八ヶ岳)に向けて、
山道に慣れること、装備の扱いに慣れること、班行動や諸準備に慣れることを目的として、
毎年この時期に行われています。

(本校の登山についてはこちらから)

午前6時30分に学校に集合し、埼玉県飯能市の伊豆ヶ岳(標高851メートル)に登りました。

本番に向けた準備として、これまでは放課後に筋力トレーニングやマラソンを行っておりましたが、
本日の足馴らしではより本番に近い形で準備を行いました。
途中、疲れてしまった1年生の荷物を上級生が持ってあげることがあり、
体力のみならず、精神面として団体登山にふさわしい準備ができつつあることが確認できるものとなりました。

9時から最寄の駅から登山を開始し、10時30分に伊豆ヶ岳に登頂、昼食を経て14時30分に下山し、16時に帰校しました。
天気にも恵まれ、全員怪我もなく行えました。
本番に向けて、今後も入念に準備をしていきます。

 

連休最終日の5月6日のお昼は、寮に残った生徒たちが主体となってBBQが開催され、
ご招待した父母と学園長に教職員も加わって約80名で大いに盛り上がりました。
寮に残っている生徒にとっては、ゴールデンウィーク最後のビックイベントとなりました。
高等科3年生が調理や準備にあたり、皆が楽しめるように、朝9時から火おこしや材料の準備を行いました。
調理も準備も手馴れたもので、煙よけのゴーグルをかけながら鉄板の前に立って下級生に手際よく料理をふるまっていました。
まず焼きそばである程度お腹を満たしてから、フランクフルト、そして満を持して焼肉になりました。
フランクフルトを焼くあたりから2つの鉄板の周りには多くの人だかりができて、盛り上がりは最高潮になりました。
また、父母の皆様からは飲み物、学園長からはアイスを差し入れして頂き、更に賑やかな食卓になりました。
霧雨も降る肌寒い中でしたが、片づけまでてきぱきと動き、清々しい、とても満足なBBQでした。
連休が明けると、第二期委員会になり、登山へ向かって動き出していきます。

本校では、海外の学校との交流や、地域との交流を推進しています。
中等科2年生は7日に近隣のインターナショナルスクール、CAJ(Christian Academy in Japan)に訪問しました。
CAJと本校はお互いの学校を訪問する交流関係があり、今回は本校からの3回目の訪問となりました。
1月にはCAJの生徒を本校にお招きしました。
(お招きした様子はこちらから)

今回の内容は、礼拝・キャンパスツアー・スポーツ・昼食でした。
礼拝では生徒が楽器を演奏しながら歌を歌うことや、キャンパスツアーでは自動販売機が設置されていることなど、
自分たちの学校との違いに驚くことが多かった様子でした。
スポーツでは、CAJの生徒とソフトボール対決をしました。休み時間を迎えた他のCAJの生徒が応援するほど、白熱した試合となりました。
昼食はみんなで外でいただきました。
天気もよく、非常に気持ちの良い時間を過ごせました。
他校との交流を通して、多くの気付きがあり、また自分たちの学校について改めて考える機会となりました。

この場を借りて、CAJの先生方にお礼を申し上げます。

寮のある本校では、ゴールデンウィークになると多くの生徒が帰省します。
人気のなくなった学校はいつもより静かで、部活動の生徒が来校するほかは閑散としています。
今日はこどもの日、旗ざおに掲げられた鯉のぼりも、少し寂しそうにはためいていました。

明日は連休の最終日、寮に残った生徒たちも楽しめるよう、昼には寮の中庭でバーベキューが企画されています。
夕方の帰寮定刻に、みなが元気な顔で帰ってくるように、鯉のぼりも私たち教員一同も祈っています。

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