自由学園男子部中等科・高等科 本校では、毎朝、その日の当番学年の日番（日直）が、一日の目標を決めています。
本日は入学式。目標は、「迎える」でした。
受付や、新入生の誘導など、在学生がさまざまな仕事につき、入学式に備えます。
掃き掃除が進む朝のキャンパスに、新入生が緊張した面持ちで次々に来校しました。
受付のあと、新入生は保護者の方といったん別れ、係の生徒の案内で教室に向かいました。
担任の先生に会うより先に、出迎えて説明をするのは高等科３年生の生徒たちです。
「新入生係」と呼ばれるその任は立候補制で、２月から準備に当たってきました。
新入生は「新入生係」の誘導で入学式の会場へと進みました。
次に保護者の方と会うのは、午後の学校寮「東天寮」の入寮式になります。
いよいよ明日、自由学園男子部８０回目の入学式が行なわれようとしています。
イースター礼拝のあとに、明日の入学式のための準備が全校を挙げて行われました。
全ての機会を学びとする本校では、このような行事の運営や準備も生徒の手によって行なわれます。
明日も受付、会場設営、誘導から、駐車係、警備係、装飾に至るまで、ほぼ全ての場に生徒が携わり、新入生を皆で迎えます。
入学式の準備は３学期から長期にわたって行われ、係りの生徒がよく準備をしてきました。
今日の掃除も生徒全員が気持ちよく行うことができ、新入生を歓迎する皆の心が表れていました。
お昼の報告では、委員長から「新入生とその父兄にとって本当に大切な１日になる明日をよいものにしよう」と呼びかけがありました。
４６名の新たな兄弟を私たちは待っています。
本日、明日行われる始業式に先駆け、学校寮「東天寮」の帰寮式が行なわれました。
久々に合う友人と顔を合わせた生徒は、楽しげに話をしており、寮が皆の活気で溢れていました。
寮長は、「今年度の自分の目標は『燃え尽きない』ということで、１年間しっかりとした生活をしたい」
と決意を述べました。また、「皆にも何か目標をもって生活をして欲しい」と呼びかけをしました。
寮担当の先生からは「一番寮を良くしたいと考えているのは、君たちだと思っています。私は皆が困ったときのサポートをする立場です。」
とお話しがあり、寮の主役は生徒であることを伝えられた寮生は顔が引き締まったように見えました。
式の最後には、「寮の修繕や整備のために皆より早く帰寮した高等科３年生が、寮のトイレをピカピカに磨いてくれた」という報告があり、
清々しい雰囲気で寮生活をスタートさせることができました。
明日は、通学生も揃い全校生徒が顔をそろえ、新年度をスタートさせます。
自由学園では生徒全員が毎週月曜日に習字を提出します。
習字を提出するといっても、書く字が決められているわけでもなく、もちろんお手本もありません。
その週を振り返って、自分が感じたこと、考えたことを書くのです。
ですから、提出される習字はみなバラエティーに富んでいます。
限られたスペースと字数の中でいかに自分の思いを込めることができるかが勝負です。
その過程で次第に言葉が研ぎ澄まされていきます。
修業式を迎えた３月２４日、年度最後の習字解説が本鈴後に行われました。
高２以下の生徒の文章には、一年間学校生活を支えた高等科３年生への感謝を表す習字が多くありました。
ある高等科３年生は、共に学び生活したクラスメイト一人ひとりについて、習字で文字にして表していました。
年度の終わりを目の前にして、一人ひとりの思いに向き合う時間を持つことができました。
本校では木と触れ合う学びが多くあり、机や椅子も自分たちで作ることが慣例になっています。
（先日行なわれた中１の椅子作りについてはこちらから）
そんな木工のノウハウを活かして、今回は『Myスプーン』づくりにチャレンジします。
使い捨て食器が巷にあふれ、１００円もあれば買えてしまう時代ですが、
木材の切り出しから削り、磨きまで、自分の手を動かし、
心をこめて作るスプーンは、
簡便なプラスチックの食器とはまったく違う重みを感じるものになります。
ものを大切にする姿勢、辛抱強く取り組む姿勢、そんな力を本校で身につけませんか？
ものづくりや自然体験に興味のあるお子さんのご参加をお待ちしています！
教室終了後は校内芝生で昼食もお出しいたします。
詳細とお申し込みはこちらから！
『サッカー教室』 『バスケットボール教室』 『科学実験教室』
も同日開催中！！
「ほんものに触れる」教育を大切にしている本校では、
理科や数学といった教科も「実学」の場として、概念的な理解だけではなく、
かたちのあるものとして学ぶ姿勢を大切にしています。
（数学科の取組みはこちらから）
（理科の取組みはこちらから）
今回の教室では、小学生にもわかりやすく『偏光』について学んでもらうために、万華鏡づくりを行ないます！
「なんで？」「どうして？」という素朴な疑問、
「なるほど！」「分かった！」という新鮮な驚きや発見を、
楽しめる内容になっています。
理科好き、実験好き、観察好きのお子さん必見です！
教室終了後は校内芝生で昼食もお出しいたします。
詳細とお申し込みはこちらから！
『サッカー教室』 『バスケットボール教室』 『木工教室』 も同日開催中！！
本校では独自のバスケット理論『モーション・オフェンス』を取り入れており、みなが主体的に動いて考えながらプレーする生きたチームづくりを目指しています。
（考える力を育む本校のスポーツ教育についてはこちらから）
今回は、そんな『モーション・オフェンス』の考え方を知ってもらい、バスケットの奥深さに触れられるような教室を行ないたいと考えています。
初心者も、もちろん経験者も大歓迎です！
春の陽気の下で、バスケットセンスを磨きましょう！！
教室終了後は校内芝生で昼食もお出しいたします。
本校にはＢ級ライセンスを持つサッカー専門の教員がおり、地域トレセンでも指導に当たっています。（サッカー部の取り組みについてはこちらから）
今回は、体格や技術以上に必要となる『駆け引き』に注目して、サッカーの奥深さに触れられるような練習を行ないたいと考えています。
そして練習場所は、貴重な天然芝！転んでも痛くない！転んでも汚れない！
そんな環境でのびのびとサッカーセンスを磨きましょう！！
初心者も、もちろん経験者も大歓迎です！
教室終了後は校内芝生で昼食もお出しいたします。
詳細とお申し込みはこちらから！
『バスケットボール教室』 『木工教室』 『科学実験教室』 も同日開催中！！
２月８日に実施された漢字検定試験の表彰が先日行われました。
最優秀表彰を受けた高等科２年生は、２級に１８５点という高得点で、合格しました。
他にも高等科１年の２級合格者、中等科２年の準２級合格者、
中等科１年の３級合格者がそれぞれ優秀者として表彰されました。
本校の漢字検定合格率は、平均をはるかに上回っています。
国語の授業で積極的に取り入れていることもありますが、
生徒たちのなかに漢検への取組みが根付き、自分の時間を使って準備にあたっていることが要因だと考えられます。
２月の回は任意受験でしたが、来年度にはまた全校での受験もありますので、ぜひ、各々が目標を達成してほしいと願っています。
「所属するチームでなかなか自分の上達が実感できない‥」
「技術を伸ばしてチームの中心選手になりたい！」
「もっと自分のバスケ観を広げたい！」
そんなアナタのために、自由学園ができるコトが少しだけあります。
本校では女子バスケット部の指導を「株式会社ERUTLUC（エルトラック）」にお願いしています。
そのご縁から、同社の経験豊かな指導員の方々によるバスケットクリニックを毎週土曜日に開催しています。
対象は「バスケットがうまくなりたい」小学５年生～高校１年生。性別も経験もまったく問いません。体験参加だってだいじょうぶ！
なんで自由学園がそこまでするのか、ですって？
それは、自由学園が「ほんものに触れる教育」を大事にする学校だからです。
そして、自由学園が「よい社会をつくる」人を育てる学校だからです。
「ほんものの人やものに出会うことから学ぼう！」
その精神は、学校の生徒はもちろん、私たちと出会う全ての人たちにも知ってほしい本校の伝統です。
興味がある方はこちらから
ぜひお気軽にお問い合わせください
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