本校の寮には在校生の3/4が在籍し、異学年とも家族のように交わって生活しています。
14日に、10月と11月の誕生日者を祝う会が寮で行なわれました。

該当の教職員も招待を受け、20人ほどの誕生日者一人ひとりに、各部屋からのプレゼントと、スピーチの機会がありました。

中1の生徒が緊張した面持ちでスピーチすると温かい拍手が送られていました。

食事は生徒の係りが準備したもので、大判のピザ2枚と山盛りのチキンサラダ、アイスというボリューミーな献立でした。
当日の放課後から夕食まで、係りの生徒達が一生懸命準備をしました。

高3の生徒の司会進行のもと、終始和やかな雰囲気に包まれ、日常での穏やかな関わり合いの様子が垣間見られました。

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中等科1年生が同じ市内にあるインターナショナルスクールのCAJ (Christian Academy in Japan)の生徒と文化交流を行いました。 本校とCAJは、生徒達が毎年お互いの学校を訪問しているほか、サッカーやバスケットなどの交流試合も盛んに行なっています。

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午前中は、まず自己紹介をし、キャンパスツアーと題して、本校の生徒がCAJの生徒と共に校内を周りました。
その後、「アナと雪の女王」の主題歌となった「Let’s it go 」と、「レ・ミゼラブル」の中から「民衆の歌」の2曲の歌の練習をしました。
歌の練習の際には、発音や単語の読み方を教わり、次第に打ち解けていきました。
食事の時間には、練習した歌をステージの上で発表しました。中でも盛り上がったのは、レミゼラブルの「民衆の歌」で、本校の生徒は日本語、CAJの生徒は英語のパートで合唱しました。
午後は、グランドで野球大会をし、集合写真を撮り交流会が終わりました。

【生徒の感想】
「初めて英語を試せた気がした。少しは、通じることが分かったので、さらに英語の勉強を頑張ろうと思った。」
「最初は、緊張して思うように話すことがでなかったが少しずつ打ち解けて話せるようになった。」
「学校内を案内する時単語は頭の中に出てきているのに合っているか心配で話せないことがあったので、自信を持って話せるようになりたい。」
「伝えたい物の単語がわからなくても、関連する単語を言えば伝わると感じた。気持ちがあれば通じることを実感できた。」

英語を経験的に学ぶ貴重な機会となりました。

 

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11月2日と3日に高等科の有志生徒14名が仙台市内の2ヶ所の仮設住宅を回り、東日本大震災後に本校が寄贈した縁台のメンテナンスをしてきました。
(同時期に行なわれた石巻市でのボランティア活動の様子はこちらから)

 

木材の固定が確実かネジを増し締めする、電動サンダーで表面を研磨する、防腐塗料を塗る、という3工程に分かれて作業をしました。

「高さを調整して欲しい」「いくつかつなげてバルコニーとして使用したい」「踏み台として加工して欲しい」など、
住民の方々から様々な要望をいただき、生徒たちは持参した工具や材料など限られた中でアイデアを出し合いながら作業をして、きちんと要望に応えることができました。
2ヶ所の仮設住宅で合計約70台の縁台をメンテナンスしました。

また、津波で壊滅的な被害を受けた荒浜地区を仙台在住の卒業生の方に案内して頂きました。
卒業生の方は震災前から荒浜地区でお仕事をされており、色々なお話しを詳しく伺うことができました。

2日の夜には、その方のご紹介で、震災当時、荒浜小学校の6年生で現在仙台市内の高校に通う男子高校生2名と本校生徒が交流する時間がありました。
被災した時の状況、これまでどの様な生活をして、どういうことを考えていたか、生徒の質問にも答えてもらいながら話をしました。

男子高校生2名は、「被災地に来てくれるだけでありがたい」「家族や友達が何より大切だと気付かされた」「”津波被災者”として特別扱いされるのが嫌だった」「津波などについて人前で話したのは初めてだが、経験した者として語る責任があると思っている」「震災に限らず身近なところで家族を亡くした人がいると思う。そういう人たちに寄り添える様な人でありたい」と、話してくれました。
仙台滞在中は、様々なコーディネートを卒業生の方にして頂き、仙台友の会の方々には友の家を貸して頂き、更に食事の用意もして頂きました。
また、寝具は同学会(本校の卒業生会)から援助をして頂きました。

たくさんの方々のお力添えのもとに活動をすることができました。
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

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11月2日と3日に有志生徒8名が宮城県仙台市石巻市に出向き、ボランティアに参加しました。
(同時期に行なわれた仙台でのボランティア活動の様子はこちらから)

今回は、4カ所の地元の漁師さんのお宅に分かれ、お手伝いをさせていただきました。
主な仕事は、わかめの種付け、わかめと昆布の袋詰め、ラベル張り、配送のお手伝いでした。
お宅では、9月に高等科3年生が手入れをしたロープに、わかめの種付けを行いました。
漁師さんのご好意で船にも乗せていただき、実際に種付けをしたロープを沖で張る作業も見学させていただきました。
今回参加したメンバーの中には9月の活動に参加した生徒もおり、「9月に自分が掃除をしたロープに種付けができて、わかめ作りのサイクルを学ぶことができて良かった。『3月の収穫にも来て』と言ってもらえたので是非また参加したい」と感想を述べていました。

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2日目の朝には、定置網による鮭の漁を体験させていただきました。
朝5時、真っ暗な海の中に出て行き、網を手繰りながら魚を獲る体験をさせていただきました。
引き上げられた鮭は、船の上で踊るように飛び跳ねていました。
漁終了後には、鮭からいくらをとる行程も見せていただき、大変貴重な経験をさせていただきました。

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2日間とも地元の漁師さんに大変お世話になり、生徒も精一杯働くことができました。
また、2日目の夜には、漁師さん宅で夕食会を行い、良い交わりの時を持つこともできました。
会の最後には感謝の気持ちを込めて事前に準備していった椅子をプレゼントしました。
石巻での活動中には、食事や移動など仙台友の会の方に多くのサポートをしていただきました。
今回の活動は、本当にたくさんの方々のお力添えのもと無事に行うことができました。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

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本校では、中等科3年になると産業という授業があり、畑・果樹・養豚・養魚のグループに分かれて生命を育てる学びをします。
今回は、中等科3年生の養豚グループの生徒が授業時間を使って、豚舎にウォーターカップを設置しました。

 

ウォーターカップとは豚がいつも新鮮な水を飲めるようにするための飲水器です。
今まで使っていたものが壊れてしまったため、今回修理をしました。
スコップで地面を掘って配管を出し、古い配管と飲水器を取り外して新しいものに取り替えるところまで、すべて生徒たちが自分たちの手で行いました。
水道の元栓を開いて配管に水が通り、新しい飲水器で豚が水を飲んだ時には、思わず歓声を上げていました。

 

もちろん専門の教員の指導のもとこのような実習が行われますが、実際の作業の内容は、専門の業者さんと同レベルです。
本校では、このように、生活の中にある様々な問題を生徒が自分たちの手で解決することを大切にしています。

(産業の授業についてはこちらから)

 

地域の方をはじめ多くの方に本校のキャンパスで楽しんでいただきたい!

そんな思いで始まった南沢フェスティバルが、5月に続いて11月9日(日)に開催いたします。

トラクターライド

ふれあい動物園

吹奏楽

ニジマス釣り

10万㎡の自然豊かなキャンパスは秋深く色づき、多くの催しを彩ってくれます。

「トラクターライド」「ふれあい動物園」「ニジマス釣り」「くらしのマルシェ」などなど人気イベントは毎回大盛況!

ごはんも、学内のいろいろなところで開くカフェやお弁当など、とても充実しています。

お手伝いはもちろん本校の学生や生徒、そして多くの卒業生の方々!

活気あふれる学校を舞台に、秋の休日をおもいっきり楽しんでみませんか?

詳細はこちらから!

 

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11月4日の放課後にグラウンドでラクロス体験会を行いました。ラクロス経験者の講師の先生、現在教育実習中の学生の指導のもと、今回は高等科生徒を中心に15名の生徒が体験しました。

ラクロスは大学生を中心に人気があり、地上最速格闘球技とも言われ、金属とプラスチックからなるクロスと呼ばれる用具を使い、空中でボールをパスしゴールにシュートするスポーツです。

生徒にとっては未経験のスポーツのため、最初は見慣れない用具に驚いていました。
まずは基本的なパスとキャッチを体験した後、ゴーリー(ゴールキーパー)経験者の講師の先生を相手に、シュートの体験もしました。
最初は思い通りにボールを投げることができなかった生徒も、1時間の体験の中で思い通りにボールを投げることができるようになり、力強いシュートを打っている生徒もいました。

みな技術の習得が早く、とても楽しそうに体験しており、よい経験になったことが伺えました。
会終了後には「今度は中等科対象に体験会を開いてほしい」という中等科2年生もいました。

 

 

 

高等科テニス部は東京都私立中学高等学校テニス選手権大会に挑み、5回戦に進出する快挙を修めました。

以下は大会結果です。

1回戦:シード
2回戦:安田学園(5-0)
3回戦:東洋高校(3-0)
4回戦:東京電気大付属高校(不戦勝)
5回戦:明大明治中学高等学校(0-3)

どの試合もゲーム差以上に拮抗した展開が続きましたが、
粘り強くポイントを重ね、セットをものにすることができました。
大会を通じてチームの成長が見て取れる内容でした。

5回戦では強豪の明大明治に挑み、個々が大会を通じて最もいいパフォーマンスを見せましたが、
一歩及ばず、敗退となりました。

最後の団体戦を終えた高等科3年生は、悔しさから涙を流していましたが、冬休みの個人戦に向けて、また後輩指導にも最後まで力を出したいと前を向いていました。

行事や係りなどで忙しいなか、限られた練習環境のなかで練習に勤しみ、この結果が出せたことを嬉しく思います。

より一層の活動の充実のためには、選手、学校の努力もさることながら、OBの皆様のお力添えも必要になるかと思います。

今後とも自由学園テニス部を応援していただきたく、よろしくお願いいたします。

(文責:テニス部コーチ 中村知基)

 

本校では1年間を6期に分け、それぞれの委員長・副委員長・寮長を全校生徒の投票で選出します。
(男子部の委員会についてはこちらから)
全校生徒の顔はもとより、日ごろの言動や姿勢を分かり合っているからこそできる、本校独自の方法です。

9月の中旬から始まった第Ⅳ期も、いよいよ終盤にさしかかっています。
本日、第Ⅴ期の委員選挙が行われました。

以下はそれぞれの所信です。

委員長M君
「委員長としてと言うより、高等科3年として自覚に欠けているところがある。(他の候補に票を)入れた人はそこを見ていたのだと思う。僕自身もしっかり成長してやっていきたい。やっているふりはしたくないので、しっかりやる。」

副委員長N君
「僕はこの学校を少しでも良くしたいと思っている。ただ僕自身もいつもの生活とか、駄目なところがあるので、これを機に自分を変えていこうと思う。」

寮長A君
「どのような寮にしたいかはまだ分からないが、下級生と関わっていきたいと思っている。高等科3年だけでなく、下級生と一緒に楽しい寮を創っていけたらいい」

新旧の委員が交代する「更迭式」は8日に行われる予定です。

 

毎週木曜日に行なわれている高等科2年生の調理実習では、
全校生徒と教職員分の昼食を朝から準備します。

10月30日の食事作りは、高等科2年生の半数グループが行いました。
メニューは、ご飯、豚汁、肉じゃが、わかめとキュウリの酢の物、デザートにはチーズケーキがつきました。

デザートは分量通り丁寧に作らないと仕上がりが悪くなってしまいますが、
舌触りのいいおいしいケーキに仕上がりました。 

 

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