最後の礼拝の後、各クラスでの最後のホームルーム。
事務的な連絡などのあと、本当なら明日の卒業式後にお別れ会(一般でいう謝恩会)で流す予定だったビデオレターを各クラスで上映し、72回生の思い出の時間を過ごしました。

このビデオレターは卒業対策委員の生徒たちが作成したもので、
お世話になった先生がたからのメッセージや、先生がたにお願いして踊って頂いたサプライズダンスの映像、
そして自分たちの懐かしの6年を振り返るスライドなど、笑いあり、涙あり、と思い思いに6年間を振り返るかけがえのない時となりました。

この姿には、副校長が語った「積極的自由を得ている」めげない72回生の姿があり、
ここに「女子聖の卒業生あり」とカメラを向けつつ涙、なみだでした!

72回生にとって今日はかけがえのない大切な時、となりました。
明日の卒業式も祝福された1日になりますように。

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各クラスの卒業対策委員から
「ビデオレターを上映します!」
6年間の思い出をふりかえり、
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先生方のサプライズダンスに歓喜し、 ご退職された先生方からのメッセージ、
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学年の先生たちが歌うサプライズ映像
「旅立ちの日に」を見て。。。
涙していました。
大切な女子聖での思い出は心に刻まれ
ています。

2020年3月17日(火)は高Ⅲ登校日となりました。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、また政府からの要請を受け、
女子聖学院でも3月2日から休校の措置をとり、年度末に予定されていた行事がここまですべて中止となっていました。

学校では「卒業式だけは縮小の形であったとしても実施したい」という願いをもって、
これまで様々に対策を検討してきました。

本日は明日の高校卒業式を前に高Ⅲの登校日を持ちました。
本来であれば、17日は例年「卒業礼拝」の日です。
「卒業礼拝」は卒業する高Ⅲがチャペルに揃い、後部座席で全教員が見守る中、女子聖学院で共に6年を過ごし、
一緒に成長が与えられたことを感謝する礼拝の時として大切に守られたきた最後の礼拝です。

今年はこのような状況の中、各教室にて放送の形で「最後の礼拝」を守りました。
渡部克己副校長は卒業する72回生が中1から高Ⅱまで学年主任として関わってこられました。
最後の副校長からのメッセージは、このような状況の中にあっても、女子聖で過ごした感謝と喜び、
そして将来に対する希望と励ましを与えるものでした。

以下抜粋です。

『72回生の皆さんと在学中最後の礼拝を、懐かしい皆さんの顔に会うことなく行うことになろうとは、
夢にも思っておりませんでした。皆さんの卒業を前にした真剣な眼差し、決意の眼差し、
それらを渡部はこの眼(まなこ)に焼き付けておきたいと願っていました。残念です。
「人生、思い通りにはならぬものだ」と、今改めて思わされています。
ですが、渡部はめげません。めげないことにしています。72回生の皆さんも、今回の一連の出来事を後ろ向きの発想にならずに乗り越えて欲しいと切に願っています。

最後のメッセージとして選んだのは新約聖書 ガラテヤの信徒への手紙 5章13節、14節
「あなた方が召されたのは、自由を得るためである。その自由を愛をもって互いに仕える機会としなさい。
律法の全体は”自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ”という一句に尽きるからである」です。

女子聖学院は自由であることの重要さ、重たさ、難儀さ、でも自由に活動した結果得られるものの素晴らしさを、毎日の礼拝や運動会・記念祭を初めとする多くの行事を通して学んできた学校です。
積極的自由に向けて訓練してきた学校です。そしてその背景には先輩から受け継いだ「温かさの伝統」があったことをどうぞ忘れずにいてください。
これから皆さんは、女子聖学院の卒業生として、世に立っていきます。
「あなた方が召されたのは、自由を得るためである。その自由を愛をもって互いに仕える機会としなさい」
この聖句をどうぞ心に刻み、ご自身の人生を創って行ってください。どうぞお元気で!

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 礼拝は放送で行われ、各教室にて
最後の礼拝のときを守りました
 渡部副校長先生
72回生の学年カラーの黄色いネクタイ

3月2日から臨時休校となった女子聖学院。
本来なら学年末試験の結果に一喜一憂したり、卒業前の思い出作りなど、思い思いに年度末を締めくくろうとする生徒の姿で賑わう校舎ですが、ここ2週間はそんな賑やかさも懐かしく思えるほど教室や廊下は静けさを纏っています。
来週には中学、高校の卒業式が予定されており、生徒や保護者の皆様の安心と安全を考慮しつつ、このような状況といえど久々に顔を見れる日を楽しみに、準備を進めております。

また庭園では、桜の木の蕾にだんだんと変化が見られるようになり、開花が待ち遠しくなります。
銀杏広場の夏みかんの木も、大きな実をつけておりました。
夏みかんはそのまま食べるには酸味が強すぎるとのことですが、さっそく召し上がった高Ⅲ先生方からは
「花粉症も忘れるほどの酸っぱさ!」と、かなりの刺激を受けたようでした。

例年と異なる状況に身を置かれ、不安な思いを抱える方もいらっしゃることと思いますが、
皆様の健康が守られ、健やかに春を迎えられますようお祈り申し上げます。

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職員室の先生方
生徒の皆さんとまたお会いできる日を
楽しみにしています!!
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桜の蕾 花びらはまだ見えないですが、
先が桃色になっています
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静まり返った校舎 普段の様子
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夏みかんの木 重みがありました

2月26日付けの朝日新聞にて、本校生徒の活躍が掲載されました!
今夏開催の全国高校野球選手権大会のキャッチフレーズコンクールにて本校生徒が優秀賞に選ばれ、
その喜びの声が紹介されました。
選ばれたキャッチフレーズは「ここにある、ぼくたちの夏」。
記事では生徒のキャッチフレーズに込められた甲子園への思いと、甲子園を目指す高校生たちへのエールが紹介されております!

記事はこちら(WEB版)

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2月22日、新入生面接を実施いたしました。
ガイダンスに続いて、入学前2回目の登校となりました。

毎年、入学へ向けての準備として面接を行っています。(入試とは関係なく、入学が決まった方々とお会いしています)
これからの6年間、大切なお嬢様をお預かりするにあたり、
「学校が家庭と協力し合って生徒の成長を見守り、教育に励みたい」という学校の基本姿勢をお伝えしています。

エントランスのお出迎え、受付・案内は中学生が担当し、新入生の皆様をお迎えしました。
教師との対面で少し緊張している様子もありましたが、面接は和やかに行われ、お一人おひとりの穏やかな笑顔が見られました。
4月には、この日以上にたくさんの素敵な出会いがあります。
入学式の日を心より楽しみにお待ちしております。

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リハーサルは生徒同士で念入りに・・・ 受付は中1生徒が担当しました
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面接室・控室案内は中2・3生徒 校長先生も面接を担当されました

73回生高2は長崎入りしました。この学年は、暑さと縁が深いようです。
2年前の北海道旅行も尋常でない暑さでしたが、今日はまるで桜が咲きそうな気温でした。
強い紫外線にも負けず、被爆遺跡フィールドワークで、長崎証言の会の方々に沢山お話を伺うことができました。
原爆資料館をじっくり見学した後は、証言の会事務局長森口さんからリアルな体験をお聞きし、涙ぐむ生徒もいました。
戦争経験者の方々の高齢化が進む中、生徒たちにとって大変貴重な機会となりました。
明日はグループでの自主研修です。

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フィールドワーク
平和記念像前へ
暖かい天候に恵まれました
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原爆資料館にて 長崎原爆のお話を伺いました

2月19日、中学生徒会役員選挙を実施しました。
生徒会役員は8つの役職(会長・副会長、議長・副議長、会計・副会計、書記・副書記)からなり、役職ごとの立候補者演説がチャペルにて行われました。
女子聖学院では、日ごろから”良いリーダーを選べる生徒たち”に育っていることを大切にしています。
今回の立候補者もそれぞれ自分のクラスの半数以上の信任を得て選挙に出場しています。
候補者演説は静粛に保たれる中、中3選挙管理委員によって行われます。
また、中学側の廊下には本人作成のポスターが貼られ、候補者たちの意気込みが感じられました。
今回の選挙で選出された生徒たちもこれまでの先輩同様、自覚と責任をもち活躍してくれることでしょう。

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中学生徒会長からの言葉 中2演説
会長、議長、会計、書記を選出しました
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中1演説
副会長、副議長、副会計、副書記を
選出しました
選挙管理委員によって運営されます
(立っている生徒)

毎年中1音楽の授業では、J.S.バッハのオルガン曲「小フーガ ト短調」の鑑賞を通して
作品の理解のみならず、パイプオルガンのしくみを理解するために、
本校チャペルに設置されいているパイプオルガンを実際に「見て、触って、聴いて」体験する
授業を行っています。

パイプオルガンは実際にパイプが並んでいるパイプ室に入ることができ、手鍵盤(第1手鍵盤、第2手鍵盤)、
足鍵盤とそれぞれにパイプが並べられている場所が違います。また、音の種類によってパイプの材質や形なども
違うので、実際に中に入って見ると良く分かります。
生徒たちはパイプ室に入って目の前のパイプに空気が送られる風の音や風圧を感じたり、実際に目の前の
パイプの音が鳴ってものすごい音と振動に驚いたり、鍵盤に触れて音の種類の違いを楽しんだりしました。

パイプオルガンは精巧に作られていれば300年~500年もつ楽器と言われています。
女子聖学院のパイプオルガンは1993年の秋に南西ドイツのエンディンゲンにある
オルガン製作所”フィッシャー&クレーマー社”で
製作されて奉献された楽器です。普段は礼拝の奏楽や入学式、卒業式でも演奏されています。

中1パイプオルガン授業④ 中1パイプオルガン授業③
フィッシャー&クレーマー社製のパイプオルガン 目の前のパイプは足鍵盤のリード管
中1パイプオルガン授業①
先生がストップを引くと音が鳴った!

女子聖学院では毎年3月が近づくと、東日本大震災の日を覚え礼拝を行っています。
今年の3月11日を迎えると、あの大震災から9年が経ちます。
穏やかな日常の中で忘れてしまいそうになる震災と言う事実を風化させないために、皆が心を一つにし祈りを捧げました。

礼拝では、昨年釜石でボランティア活動を行った高Ⅱの生徒が、津波を体験した小学生の作文を読みました。小学生が綴った作文には、紛れもない事実が鮮明に記されており、実際に体験しないとわからない恐怖が伝わってきます。私たちはこの事実から目を背けず、あの日の事実を忘れないよう、そしてまだ苦しみの中にいる人を思い祈りました。

日本では、昨夏も大雨や台風で大きな災害が起こり被災された方がたくさんいらっしゃいました。
私たち一人ひとりの力は小さいけれど、一歩行動を起こす勇気が持てるよう私たちはこれからも祈り続けます。

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キャンドルに火を灯します 高Ⅱ生徒による作文の朗読
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作文はリレー形式で読み継がれます 生徒による祈祷
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2月12日は中学、15日は高校礼拝を行いました 全員で心を一つにします

2月12日、中学レシテーションコンテストが開催されました。
女子聖学院では英語教育の一環として中学ではレシテーションコンテスト、高校ではスピーチコンテストを年に一度実施しています。(レシテーションコンテストについてはこちら
どちらも40年以上にわたって行われている伝統行事です。
1月の予選を通過した中2、中3それぞれ10名ずつがコンテストに出場しました。

審査の間は中1生による「A Whole New World」の合唱と、英語絵本のリレー暗唱の発表があり、一年間の英語学習の成果を発揮することができました。
また、昨年夏に行われたセブ島プログラムの映像を視聴しました。

表彰のあとには全力で取り組んだ出場者20名に称賛の意を込めて拍手がおくられました。
コンテスト出場者の皆さん、MCを務めた中3生、そして中1生の皆さん、お疲れさまでした!

コンテスト結果は以下の通りです。
中2
1位 K.F 「Education First」
2位 A.M 「Education First」
3位 A.I 「Peter Rabbit」
3位 H.O 「I Have a Dream」

中3
1位 A.C 「Give Me Liberty or Give Me Death」
2位 K.Y 「Give Me Liberty or Give Me Death」
3位 A.H 「Give Me Liberty or Give Me Death」
3位 K.S 「Paper Cranes」

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中2優勝者 K.F
「Education First」
中3優勝者 A.C
「Give Me Liberty or Give Me Death」
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英語でMCを務めました 中1の皆さんで
「A Whole New World」を歌いました♪
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英語絵本「The Rainbow Fish」を
リレー暗唱
英語科の滝澤先生より
留学プログラムについて
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表彰式 お疲れ様でした!

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