5年生の私立文系選択者には、数学活用という科目があります。4月7日(火)の最初の授業では、数学Ⅱの「複素数」という単元を学習しました。人類の歴史を振り返りながら、数がどのように拡張してきたのかを紹介し、ピタゴラス、オイラー、ガウスといった数学者が生きた時代を通して、数とは何かを学習しました。最初の授業ということもあり、マリアホールで行いましたが、ホールでの視聴覚教材の効果に加え、通常教室と違って周りを気にせずに発言できたこともあって、生徒たちの理解も深まったようです。(授業担当者談)

4月6日(月)から授業が始まりました。初日は、6年生以外は実力テストを受け、新年度を迎えて気持ちを引き締めています。一方、6年生の授業へと向かうと、「いきなり授業?」など聞かれることは一切なく、受験に向けて気持ちを切り替え真剣に授業に取り組んでいました。日本史では江戸時代の田沼意次の政治から話しがスタートしました。「賄賂政治」と批判される彼の政治が、他の為政者と違った「重商主義的」改革であったことを理解してほしいと思います。(授業担当者談)

春休み中の話題です。3月27日(金)~29日(日)に、7回目の被災地ボランティア研修を実施しました。今回は20名の生徒が参加し、一番参加回数の多い生徒は4回目となりました。仮設住宅での「せいびっこカフェ」は、いつもながら温かい雰囲気で、訪れてくださった方々に喜んでいただくことができました。また、今回初めての試みとして、仙台市内の避難所運営や避難生活を経験した町内会の皆さんとも交流しました。帰りのバスの中で、「目黒星美だからこそできる活動だと思います」「これからも続けてほしい」といった生徒たちの言葉を聞いて、引率教員も大変嬉しく思いました。

4月6日(月)、新入生のオリエンテーション初日、委員会、部活動、同好会の紹介を兼ねた歓迎会が5・6時間目に行われました。中学生徒会を中心に、春休みからこの日のために、パワーポイントや動画の準備をしてきました。本番では予定の動画が流れないなど多少のアクシデントはあったものの、各部活動・同好会の工夫を凝らした紹介の数々は、見ていて楽しいものばかりでした。新入生に手渡されたパンフレットには、それぞれ手作りのバラの花がつけられており、新入生もとても喜んでいました。 

4月4日(土)、朝から小雨の降るあいにくの空模様ではありましたが、多くの保護者・ご家族の方々が見守る中、目黒星美学園56期生の入学式が行われました。呼名では、新入生の元気の良い挨拶が次々とホール内に響く一方、在校生である2・3年生も、聖歌や校歌で、新しい後輩を頼もしくリードしました。56期生の学年色は“緑”。これからの6年間を星美生として、新緑を芽吹く若枝のように、たくましく、また、しなやかに成長できるよう願っています。教職員も“アシステンツァ”の精神をもって、56期生とともに歩んでいきたいと思います。

4月3日(金)、校門をくぐると何やら生徒の大きな声が。「私、○○先生のクラスだ!」「ほんと!?」など悲喜こもごも(?)な声もごもっとも。本日は、平成27年度1学期始業式でした。久しぶりに会う友達、新しいクラス、新しい科目、新しい先生。今日の様子を見るに、新年度を迎えるにあたり、生徒たちは不安よりも期待の方が大きいようです。そんな生徒たちも、始業式を行うためにラウラホールに入ると、ピシっと静かに。こうして見ると、少しずつ成長していることを感じます。明日は入学式。新しい星美生の先輩として、頼もしさを感じる始業式でした。

3月27日(金)、本日より2日間スプリング・セミナーが行われます。これは、中学受験で入学した新1年生を対象に、英語をより身近に感じてもらうための英会話セミナーです。新学期に向けて、簡単な英語を使って自己紹介を行ったり、英語のゲームをしたりしました。新1年生はネイティヴの教員や初めての環境で戸惑っていましたが、教員や新しい友だちとのグループワークを行う中で、少しずつ緊張がほぐれてとても和やかな様子でした。新1年生の成長が楽しみです。

バレーボール部は毎年春休みに4月の春季大会に備えて練習試合を行っています。3月26日(木)は青山学院中等部をお招きして、中学生の練習試合を行いました。最初は繋がらないボールやミスが目立ちましたが、OGからも指摘された「声出し」を意識してからはプレーもどんどん良くなりました。目標としている「ブロック大会への出場」への道は険しいものですが、4月からの練習も向上心を常に持って頑張ってくれることを期待しています。(バレー部顧問談)

3月25日(水)、母子避難所訓練を実施しました。これは昨年本校が、妊婦の方やご家族の二次避難所として、災害時に場所を提供する協定を世田谷区と結んだことを背景に、区が催したものです。小さいお子様連れの地域のお母様方や大学・行政関係の方々、そして被災地ボランティアに参加する本校生徒たちがこの訓練に参加しました。最初の講演では、震災時に妊婦や小さな子どもを連れた母親の立場が置き去りにされがちな状況などについて、お話がありました。生徒たちは、簡易トイレについてのプレゼンテーションを行ったほか、専門家の方からスマートフォンのアプリを用いた、震災時を想定したワークショップや、避難所を運営するワークショップも実施されました。世田谷区としても中高で行うのは初めての試みということで、意義ある集いであったとのことです。今後とも地域との連携をはかり、もしもの時に備える活動を積極的に行っていくことで、減災につなげていければと思います。

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3月22日(日)より、春の研修が始まりました。春の研修は新4、5、6年生の希望生徒を対象に、演習問題などを通じてこれまでの復習や応用力を身につけ、新学年を迎えるにあたってより良いスタートを切れるようにすることが目的です。新6年生の世界史では、1学期からの内容をおりまぜながら、受験を意識してテーマ史を中心に研修を行っています。生徒が苦手とする中国史を取り上げ、経済や儒教の視点から解説を行います。今の苦労が、来年の受験本番で実ることを信じて研修に励んでほしいと思います。

研修について

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