3年生の現代文の授業では、島崎藤村の「初恋」を扱いました。文語で書かれた表現を読み取るというだけでなく、現代とは時代背景も違う中での思春期の恋心をどう読み取るのかという難しさもありましたが、生徒たちは、じっくりと表現と内容について理解を深めていくことができました。現在、先取りで学習している古典とも文法や表現的に重なる部分もあるため、ぜひ、横断的に学びを深めてほしいと思います。
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4年生の美術では、1学期に引き続き、絵本製作を行っています。根気強く長期間かけての作業ということもあり、生徒たちの熱い想いが込められた素晴らしい作品ができ上がると思います。絵本作りでは、自己表現をするだけでなく、他者に伝える能力も必要になっていきます。今回の絵本作りを通して、コミュニケーションは、言葉だけでなく絵やデザインなどの中でも表現することができるということに気づいていってほしいと思います。
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11月9日(土)、慰霊祭が行なわれました。カトリックの暦では11月は「死者の月」であるため、本校ではこの時期に、亡くなった方々を偲び、私たちが「より良く生きる」ことについて考える慰霊祭を催しています。今年度は、昨年亡くなった樹木希林さんを取り上げました。彼女の深く、また、温かい言葉に生徒たちは様々なものを受け取り、これからの生活に多くの励ましを得られたようでした。
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10月26日・27日に、信者の生徒を対象とした練成会を行いました。今年度のテーマは「教皇様ってどんな方?」。1日目は来日間近の教皇様についてクイズ形式で学び、その後、成城教会のミサに参加しました。2日目は目黒星美小の児童の皆さんを招待して、ゲームやクッキー作りに挑戦し、みことばの祭儀でしめくくられました。短い時間ではありましたが、たくさんの人たちと仲を深め、充実した時間を過ごすことができたようです。
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11月5日(火)、第2回語彙コンテストが行われました。300~400語の英単語から、1題1点の100点分の問題が出題されます。合否によって追試もあるため、定期試験と同じく、本校ではしっかりと勉強して挑む一大イベントとなっています。昨今、翻訳アプリの精度や電子辞書の機能が向上してきましたが、それらを使いこなすにも語彙の力があってのことです。中高時代にしっかりと根付いた語彙力は、大学生・社会人となっても色あせず、とっさに出てくる言葉として大いに役立ちます。今回の知識が将来の自分の力となることを意識して、今後も励んでいってもらいたいです。 1107

 

11月1日(金)と6日(水)に4~6年生で進研模試が行なわれました。中間試験が終わったばかりですが、試験範囲が直前に学習した内容に限定される定期試験とは違い、事前の対策ができない模試はこれまでの学習の理解の積み重ねが試されます。それはよく健康診断に例えられます。つまり、診断結果である模試の結果には、現在の自分の弱い部分がはっきりと出るのです。点数で一喜一憂するのではなく、自分の弱点、そこをどう改善していくかを大切にし、力を確かなものにしていってほしいです。

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5年生の情報の授業では、CGの制作を行っています。フリーウェアPOV-Rayを使って、3次元の空間に光源やカメラ・モデルなどを配置してモデリングします。基本立体を組み合わせて複雑な形を作る作業は、数学的な空間認識力と発想力を養います。文法はC言語に近いものですが、慣れてくるとハマる生徒が多く、授業時間だけでなく、放課後や休み時間にも課題に取り組んでいます。12月に生徒の作品を学校の公式HP上に公開いたしますので、是非ご覧ください。
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10月26日(土)、サレジオ学院のピアノ同好会チャリティーコンサートに、本校の合唱部が賛助出演しました。姉妹校でもあるサレジオ学院とは、これまでもサレジアン・カレッジ交換留学や企業インターンシップ、スポーツ交流試合などでもコラボしています。同じ教育理念のもとで学ぶ仲間として、今後も交流を深め、活動の場を広げていきたいと思います。今回集まった募金は、イエスのカリタス修道女会を通じて、南スーダンの子どもたちの教育支援のために使われます。生徒たちの歌声で、世界の子どもたちの生活が少しでも豊かになれば嬉しく思います。
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10月29日(火)、1~3年生で学力推移調査が実施されました。この調査では、午前中いっぱいかけて、国・数・英の3教科を受験します。4月にも同調査が行なわれているため、今回の結果は自分の学習成果を比較するための材料となります。中間テストが終わったばかりですが、定期テストや小テストとは違って出題範囲が幅広く、本当の実力が試されるため、結果が楽しみです。今回のテストの振り返りを丁寧にして、基礎固めをしっかりとしてもらいたいです。

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10月25日(金)、3年生は「作法」の特別授業を行ないました。講師は、茶道部の活動でも担当していただいている裏千家の先生です。今回の授業では、「真」・「行」・「草」と呼ばれる3種類のお辞儀の仕方についておさらいした後、お茶のお手前をメインにご指導いただきました。お茶を点てる練習とお茶をいただく練習をそれぞれ交代で行うのですが、一つひとつの動作の中には相手への感謝が表されており、心を込めて行うことが大切だというお話がありました。普段の生活の中でも、美しく思いやりのある礼儀作法を実践してほしいと思います。
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