6月26日(月)、4年生の音楽選択者は7月に出場するNコン(NHK全国学校音楽コンクール)に向けて練習しました。課題曲は「君が君に歌う歌」です。各自が部活動や委員会などに所属していて、練習時間の確保が難しい中ですが、週1回の音楽の授業で練習時間をしっかり確保して、歌声を合わせています。この日はパート毎の課題を見つけ、お互いの歌声を聞いたあとに全体で合わせました。目黒星美の音楽室は中央に声が集まってくる構造になっていて、とても美しいハーモニーに仕上がっているのがわかりました。期末テストが終了すると本格的に練習が始まりますが、今から7月25日(火)の本番がとても楽しみです!
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3年生の被服実習では浴衣製作を行っています。1人1台ミシンを用意しているので、自分のペースで進めることができます。生徒たちは、まず「おくみ」「共えり」「三つえり芯」などの日常ではあまり聞くことのない各パーツの名称を覚えることに苦戦している様子でした。身ごろの大きさに驚きながら、各自がスペースを譲り合ったり床なども活用しながら、うしろ中心(背の部分)を縫い合わせました。座学の授業なども同時並行で行っているため、成は3学期を予定しています。来年の夏休みは、この浴衣を着て花火大会などに出かけていってほしいと思います。(家庭科担当者談)
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7月3日(月)より4日間の1学期期末テストが始まりました。期末テストは副教科のテストも加わり、1年生は大荷物を一生懸命背負って大変そうな姿が初々しく感じられます。一方、6年生にとっては夏休み前のカウントダウンともいえる今回のテスト。6年生はテスト前もこなれたもので、一見リラックスしています。しかし、テストが始まると、まったく目つきが変わります。6年間生徒を見ていると、6年生のテストの様子は成長を感じる瞬間です。6年生は目黒星美での生活も残るところあとわずか。持てる力をすべて発揮して、悔いのないテストにしてほしいと思います。

本校では昨年度から今年度にかけて、英語関連行事の再編を進めています。宿泊を伴う英語研修を各学年に置き、英語学習の意欲喚起とスキルの向上をはかります。夏休みには、3・4年のカナダホームステイと5年のオーストラリア交換留学があります。そのうち、交換留学は栄えある第1回目の訪問。姉妹校サレジアン・カレッジを4名の本校生徒と4名のサレジオ学院の男子生徒が訪れます。日豪3つのドン・ボスコの学校のコラボレーション企画でもあり、展開がとても楽しみです。
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6月20日(火)にオリンピック・パラリンピック教育の一環として「夢・未来プロジェクト」を本校で実施しました。アテネオリンピックで活躍された元バレーボーラーの大山加奈さんを講師にお迎えし、講演とバレーボールの実技指導、バレーボール部のクラブ指導をお願いしました。講演会では、「自分の夢を信じて努力すれば、きっとかなうんだ」というメッセージをいただきました。テレビでは弱さをみじんも見せない力強い選手のイメージでしたが、日本の期待を背負い、エースとしてプレーすることが大きなプレッシャーだった、また、そこから逃げ出さないでたくさんの人からの応援を力にして乗り越えられた、というお話しは、生徒たちの心に深く刻まれたと思います。「つらいこと・苦しいことを乗り越えたら、必ず良いことが待っている。仲間の力を借りて乗り越えてほしい」。大山加奈さんはとてもキラキラして、魅力的な女性でした。生徒たちも目標に向かって、大山さんのように輝く女性になってほしいと思いました。
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1年生の国語では現在、説明的文章の学習を行っています。学習のまとめとして、文章の書き方で工夫されているところについてグループで意見を出し合い、代表者が発表しました。接続詞の働きや、問題提起や具体例の効果、文章の構成についてどのグループも非常によく読み込めていて、ここで学んだ説明的文章の工夫や読み方のポイントを、さらに難しい文章や本を読むときに活かしてもらえたらと思います。(国語科担当者談)

1学期期末テストを1週間後に控え、4年の世界史も大詰めとなってきました。生徒たちに興味を持ってもらえるような授業を目指していますが、一方でいかにして歴史的事実を連関させ、できごとの道筋を理解してもらうか日々悩むところです。右の写真の日は、19世紀前半のウィーン会議とウィーン議定書の内容を確認しました。この議定書の中でイギリスに割譲されたセイロン島とケープ植民地の場所を確認しつつ、これら植民地と同時期に、イギリスに占領されたオランダ領東インド(インドネシア)は、なぜオランダに返還されたのかを考えました。イギリスのインド航路の確保といえば話は早いのですが、生徒自身が地図や資料を確認しながらその理由を見出し、最終的に論理立てて文章にする。そんな力を身につけていってほしいと願いながら授業をしています。(世界史担当者談)
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6月26日(月)、試験一週間前となりました。受験生である6年生は、夏休み前に行なわれる試験に向けて一人ひとりが努力を続けています。試験後には保護者と担任との三者面談も始まり、いよいよ具体的な進路を考えていく時期となります。基礎である学校の授業を大切に、復習をきちんとして試験に臨むことが大切です。入試に向けての土台をしっかりして、希望の進路に向かって自分に足りないところを見つめ直しながら精一杯努力してほしいと願っています。(6年担任談)

今夕は第1回イブニング・ミニ説明会がありました。その中で、卒業生の座談会コーナーがあり、2人の卒業生が来校して受験生保護者の前で話をしてくれました。一人は大学4年生の成瀬さん、もう一人は大学1年の高橋さんです。2人ともそれぞれの立場で、目黒星美で学んだことなどを実感を持って話してくれました。卒業生の愛校心がにじみ出るメッセージが、保護者の方々に届きましたら幸いです。

3年生の社会では、前回(5月に実施)の特別授業に続き、視点を変えたり、ちょっとしたアイディアを活かしたりすることを考える授業を行いました。学園祭で販売する商品を社会問題に結びつけて、付加価値をつけようというものです。今回は、前回の授業をさらに深め、発生した利益を寄付するときにどんな団体があるのか、どのような貢献の仕方があるのかなども考えました。生徒たちは、「カロリーの高い災害時用の食事は、貧困問題と結び付けられるかな?」とか「相手に迷惑にならないような貢献ってなんだろう?」とたくさん課題を考えながらグループワークを行っていました。今はグループワークですが、夏休みはこれを基礎にした個々人の宿題となります。根拠や寄付をする団体のことなどをじっくり調べ中身の詰まった宿題にして、来年の学園祭の出し物として提示できるような企画にしていってほしいと思います。(社会科担当者談)
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