7月25日から、3泊4日の日程で、中2の「海のフィールドワーク」が行われました。

舞台は静岡県の清水、土肥です。

以下、4回シリーズでその様子をご紹介します。

 

清水では、東海大学海洋学部の海洋科学博物館のバックヤードを学芸員の方の説明で見学しました。


発表用にiPadを使って撮影です


大水槽の上から!

 
展示用水槽で泳いでいる魚に何かあった時の「控え」の魚たちだそうです


巨大なろ過装置

 

そして、恒例のミズウオの解剖。


駿河湾の特徴や、海岸に漂着するゴミなどについてまず伺いました


最初はおっかなびっくり見ているだけでしたが…


いざとなれば積極的に鋏を入れていきます!


女子も積極的です!


胃(黒い色をしたもの)を取り出しましたが、なんか妙な形をしていませんか?

 

深海魚であるミズウオの胃の中から出てきたものは…


慎重に鋏を入れます


カタクチイワシやハリセンボンはわかりますが、プラスチックのボールのようなものは何でしょうか。

 

人間の出したゴミであることは間違いないです。深海魚であるミズウオの胃の中からゴミが出てくるとは…

この「海のフィールドワーク」は、成立学園のアース・プロジェクトの中の、「環境」をテーマにした取り組みの1つです。

海が汚れていることは頭ではわかっていても、実際に解剖して見てみると、より理解が深まります。

 

明日は磯観察の予定ですが、若干天気が心配です。


駿河湾フェリーで一路土肥へ

昨日で定期試験が終了した中学生。

本日は、試験勉強でなまった?体を動かす意味と、全員が未経験の新しいスポーツにチャレンジしてみるという意味で、タグラグビーの体験を行いました。

講師に、石川安彦さん(元日本A代表、U23日本代表、関東代表、学生日本代表)をお招きし、ルール説明から基本的な動きなどを教えていただきました。

実際に試合をやってみると、ついサッカーやバスケの動きになってスローフォワードの反則になってしまって戸惑う部分も多かったですが、次第に慣れてきて、素早い動きでトライを奪ったり、タグを取ることが出来たりしてきて、本当にみんな楽しそうにプレーしていました。

石川さんからも、「うまい!」、「切り替えが素晴らしい」とほめていただき、充実したレクリエーションになりました。

昨日、上海より小5・中1・中3の中国籍の女子が保護者とともに来校しました。

3名ともに母国語の中国語はもちろん英語も完璧で、日本語もできる“trilingual”でした。

「スピー○ラーニン○」で日々英語の鍛錬を欠かしてない私ですが・・・

今回はあえて“美しい日本語”で説明しました(ブレント先生が英語で通訳)・・・

彼女たちは、現在高1に上海から留学している女子生徒の口コミで来日しました。

ちなみに、この来日の団長は、その女子生徒のご尊父です。

(愛娘に会うため、なんだかんだ理由をつけて来日した模様・・・)

現在留学している女子生徒と同様に、成立学園を卒業し日本の難関大学入学を目指しているので、保護者共々気合を感じました。

特に、中3保護者は航空会社に勤務しているため、毎週日本へ来ているとのこと。

さらに、中1の生徒はブレント先生の友人が勤めているインターナショナルスクールに通学しているとのこと。

私自身の今まで持っていた“世界地図の距離”が一気に縮まり、目から鱗で・・・軽いカルチャーショックを受けている本日です。

 

さて、本日より金曜日まで定期試験です(中学は木まで)。

生徒達にとって、この山を乗り越えれば“楽しい夏休み”が待っています。

さらに、試験終了後の土曜日は“Olympic Year”に滅法強いと言われている!?野球部の初戦となります。

写真は私のデスクの背後に張り付けてあるトーナメント表です。

ベスト32で関東一高と激突するあたり、前回のロンドンオリンピックの時と同じです。

いずれにせよ、高3部員にとっては“最後の高校野球”!

ベンチ組・スタンド組の気持ちが“一戦必勝”ただ一つとなれば、必ず好機は到来し勝利に繋がります。

次も同じくトーナメント表です。

こちらは中学校の私学大会です。

昨年ベスト4まで勝ち進んだため、今大会は第3シードとなりました!!

昨年のチームのお土産である“シード権”。

今年のチームも“シード権”という襷を後輩達へ繋げてもらいたいです。

とにかく、野球部も中学サッカー部も・・・

です。

皆様の応援よろしくお願い致します!!!

去る6月25日土曜日、成立学園内において、大学個別相談会を実施いたしました。

多数の大学に参加していただき、高校3年生を主とした生徒たちに向けて、大学の紹介や進路の相談をしていただきました。

教室を使用して特別の説明会を実施してくださった大学もありました。

高校3年生にとっては、ここからが勝負の夏になります。この相談会が、意識を高め、また具体的な進路を決意する機会となったことでしょう。

参加してくださった大学の皆様、また、生徒とともに行動してくださった保護者の皆様、貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。

index

index2

 


「高校 オープンスクール」

・7月30日(土)10:00~14:00

・クラブ体験ができますので、お申し込みの際は参加希望クラブをお選びください。

(男子サッカー部、硬式野球部、女子サッカー部は当日体験はできません。それぞれの電話番号、メールアドレスまで直接お問い合わせください。)

・授業体験、個別相談などもできます。

・お申し込みはこちらからお願いします。

2016年6月25日(土) 14時~

会場:視聴覚室

講師:池田 浩先生(日本サッカー協会理事、日本サッカー協会 医学委員会 委員長)

今週3回目の心の授業です。講師の先生は、なんと、前回ブラジルW杯に出場したサッカー日本代表チームのチームドクター。

池田先生は小学生時からサッカーをやっておりましたが、高校生の時に骨折し、これがきっかけで、スポーツドクターになったそうです。

今回の池田先生からのお話でのポイントです。
1.ドクターの仕事は治療がメインと思われているが、実は予防の知識を知ってもらい実行できるかが重要。特に膝専門だけあって足を着いた時の、膝の向きは重要。

2.ドーピングについて(中学生には関係ないかもしれないが、高校1年生の国体から
ドーピング検査がある。)スライドを見て選手とキャッチボールしながら意識させていました。またテニスのシャラポワ選手にも触れていただきました。
実際に市販薬の風邪薬を飲んで、引っかかった例を紹介していただきました。

3.代表選手の岡崎選手の話は有名ですが、個人で走力のエキスパート(現在大学教授)と契約し、走り方から細かい部分までサポートしてもらい、現在の岡崎選手がおります。常に現場で満足せず、前を見て先を考え行動に移しています。

4.スポーツ外傷とスポーツ障害の違いについて丁寧にお話頂きました。
(監督から:昔、コーチの資格を取る時に、筆記試験に出していた問題で、重要です)
またプロは痛みがあっても監督とドクターが相談し、プレーをすることもあるが、育成年代では絶対にやってはいけない。

5.代表選手の長時間の移動(飛行機では全身タイツで筋肉に刺激を与え筋疲労や
エコノミー症候群を予防している)
また海外での食事では、まず選手は生野菜を沢山食べるなど、選手や保護者にとってありがたいお話はでした。

その他
Jリーグのチームに長年携わり、365日、選手はもちろん、選手の家族にまで関わり、「家族とサッカーとどっちが大事なの?」と言われ続け、家庭に迷惑を かけながら仕事をしてきたということがわかりました。過去で一番ショックだったのが、「お父さん たまには家まで遊びに来てね」とお子さんから言われたことで、今だに忘れられないということでした。
また日本代表のチームドクターになって以来、携帯電話の料金が半端じゃない生活。特に海外選手からの電話に出られず、自分から (例えば)香川選手にかけると、怪我に対しての話だけで30分から1時間かかってしまう。最近は海外選手が増えたので、家族会議を開き、自分の携帯を家族 みんながとりやすいところに置き、まずかかってきたら、誰でもいいから電話に出るそいう方法にしたそうです。すると、これが功を奏してかなり料金を抑える 事ができたという、涙 涙の物語も聞かせていただきました。

今回のお話は とても貴重なお話で、選手が自分の財産にするか否かが問題です。

池田先生、本当にありがとうございました。



AEDの必要性、AEDがなかった場合はどうするの?成立学園中学校サッカー部は常に携帯しています。選手全員毎年普通救命講習を受講しています。


メディカルチェックと報告書

走りの進化について

講師:明理会中央総合病院
・地域医療連携室支援室 主任 与五沢 紗季子先生
・栄養科 管理栄養士 係長 喜瀬 道子先生
・栄養科 管理栄養士 相澤 佐央理先生

まず最初に、与五沢先生から紹介があり、相澤先生のお話から始まりました。資料までご用意いただき、素直に正直に一生懸命お話していただきました。

特に印象深かったのは国家資格の管理栄養士の免許を資格を取得するのに4年かかった。それでも諦めずにチャレンジして良かった。

管理栄養士と栄養士の大きな違いは、仕事の幅。現在患者さんと向き合い、食事提供と栄養管理、そして入院、外来患者さんに対しての栄養指導。心のケ アまでが大事。確かに世間話やコミュニケーション能力がないと、患者さんをリラックスさせたり、悩みを聞いてあげられなかったりで、大変な、またやりがい のある仕事だという事がわかりました。

またこの職業を選んだきっかけは、基本的に食べる事が好きで、食事で治療に携わる事ができるから。また大学時代のファミリーレストラン等でのアルバイトが非常に役に立ったということです。

また、栄養科係長の喜瀬先生のお話は選手に訴えるものがあり、選手には最終的に
何事も諦めたら終わり、絶対に諦めない!と説得力のあるお話でした。
また川崎フロンターレの19番 森谷賢太郎選手(マリノス下部組織出身)と横浜F.マリノスの中村俊輔選手の大ファンという事で、サッカーのお話にも触れていただき、笑いをとるなど、途中かなりリラックスムードも作っていただきました。

前回の理学療法士のお話の後で、プロのチームでは1人の選手に対して、監督、コーチ、ドクター、トレーナー、管理栄養士、寮のまかないさん、チーム のマネージャーさん、営業マン、GMなどなどが濃く、また薄く関わっているというお話が監督から少しだけありました。サッカーとの共通点は患者さん1人に 対してドクター、看護士、管理栄養士、事務の方々、理学療法士、手術の各ご担当者などなど いろいろな人が関わって、心身共に回復させようと働きかけている事がわかりました。

選手たちも入院して病院食をとった経験がある人、病状に応じて、流動食の人、全く食べられなかった人など何人か経験しておりました。キャプテンが 「病院食って院内で作っている事を初めて知りました。」と感想を述べたことは驚きでしたが、正直なところ全員が知らないことだったようですね。

普段聞くことができない貴重なお話でした。本当に感謝しております。
選手は進路や自分の考え方、人との関わり方など、何かプラスになれば最高です。

最初に与五沢先生(一番右側)から管理栄養士の先生方の紹介がありました。


左から、喜瀬先生、相澤先生、与五沢先生


インパクトのあるお話をしていただいた喜瀬先生(左)、一生懸命経験談をお話しいただいた相澤先生(右)


時には大爆笑の中、盛り上がりました

理科部と美術部の紹介です。

 

~ ある日の理科部の一日 ~

燻製
手作り燻製器を使用して様々なものを燻製にしてみました。
40~50分でも素敵な燻製が出来上がりました。

硫酸銅の結晶
1週間前にセッティングしておいた硫酸銅の結晶づくり。
結果は・・・ なんかトゲトゲしています。
つくった人の気持ちがあらわれるのでしょうかね???

昆虫
様々な種類の昆虫を飼っています。
ヘラクレスオオカブトはいつも元気に暴れています。

美術部では、デッサン基礎から、油絵、イラスト、工作、いろいろなジャンルで、個々にやってみたいことを、
チャレンジしている、楽しい部活です。
美術部デッサン

マルチメディア部、鉄道&旅行研究部の紹介です。

マルチメディア部は、PCを通じで、ゲームをつくったり、
3Dのアニメーションをつくったりしています。
ゲーム作成
文化祭に向けて、2D格闘ゲームで先生同士がたたかうものをつくっています。

歩くシーン
歩くシーンの1コマ

ファイティングポーズ
ファイティングポーズ
などなどたくさんの写真を撮らせてもらいました。
実際のゲームでは、もっとたくさんのポーズがありますよ!
楽しみにしてください。

 

鉄道&旅行研究部では、現在文化祭に向けて、ジオラマを制作中です。
ジオラマ制作

活動風景
線路の確認をしたり、足りない道具を
ペーパークラフトで作成したりと取り組んでいます。ペーパークラフトで作成
ぜひ、文化祭で僕らの展示を見に来てください。

 

講師:明理会中央総合病院 リハビリテーション科責任者 理学療法士 久保田先生、理学療法士 竹内先生

テーマ:理学療法士(PT)って?リハビリって?

まず久保田先生の「リハビリした事がある人?」からスタート。明るく元気な先生たち。

みんなリラックスして聞き始めました。

この職業に就いたきっかけ、やりがい、生きがい。

全て正直にまっすぐ生徒達の目を見て話す姿に選手たちは吸い込まれるようでした。

久保田先生から
「常に患者さんに対して一生懸命、全力投球、しかしその患者さんが亡くなったりすると自分を責めた事もあるし、辞めたいと思った時もある。しかし逆に元気 になって退院する姿を見たり、 ありがとう と言ってもらえただけで、やりがいを感じたりする。この仕事を続けていて良かったと思うし、誇りをもっている。」

竹内先生から
自分の経験を通して、なぜ理学療法士になろうと思ったかを、わかりやすく丁寧にお話ししていただきました。担当の患者さんが亡くなったり、辛い事がある と、一度涙を出し切って次の患者さんに笑顔で向き合うとても素敵な先生です。相手の事を常に考え相手をリラックスさせたり、言葉を引き出す力は凄い方です ね。

久保田先生も竹内先生も、サッカーを経験されていたので、選手はかなり受け入れやすかったと思います。あっという間の1時間でしたが、まだまだ聞きたい事がたくさんあったと思います。

選手が近くを通ったらちょっと寄るかもしれません。話しやすい本当に素敵な先生方でした。今回のお話はこれからの彼らの考え方や進路を決める上で、いい刺激になったと思います。

これからも先生方のご活躍楽しみにしております。

地域振興の古保さんはじめ、久保田先生、竹内先生、改めてありがとうございました。
また是非お願いしたいと思います。


写真左側が久保田先生、右側が竹内先生


中央3人の向かって一番右側が地域医療連携室の古保さんです。

ページ
TOP