
梅雨の貴重な晴れ間の夕方。
翠陵の上空にはきれいな色の雲が浮かんでいました。
そして今はあじさいが満開。
足元の並木道は緑があふれるほど。
夏の贅沢な夕暮れです。
梅雨の貴重な晴れ間の夕方。
翠陵の上空にはきれいな色の雲が浮かんでいました。
そして今はあじさいが満開。
足元の並木道は緑があふれるほど。
夏の贅沢な夕暮れです。
本年度からいくつかの部活が新しく創設されました。
囲碁将棋部もそのうちの一つ。
現在は中学1年生と高校1年生が活動しています。
将棋は頭脳のスポーツだといわれます。
プロ棋士は1つの対局を数日かけてこなします。
1つ先の手を読むだけで、何試合分かの先読みを繰り返します。
そうして検証に検証を重ねた一手の積み重ねが対局。
まさに生と死を分ける、戦場の一手です。
まだ彼らの将棋は一手の重みがありません。
しかし教員と対局する時は真剣に先を読んで対局しています。
対局をしないときには詰将棋などで将棋のパターンと読み方を学びます。
そのうちに彼らの一手には重みが加わっていくことでしょう。
その時に同じ重みの一手を返せるように、顧問としても研鑽を欠かせない毎日です。
今日の全校集会で新しい生徒会役員の皆さんに任命状をお渡ししました。
しっかりとした抱負を一人ひとりに述べてもらい、たいへん嬉しく思います。
生徒の代表として、生徒会活動がさらに充実したものになるよう大いに活躍してくれることを期待しています。
今年から男子生徒が入学し、共学1年目を迎えました。
共学校のキャッチフレーズは、“ Think & Challenge!” です。
校訓「考えることのできる人」の実現を目指すとともに、確かな学力を身につけ、
目標達成に向かって最後まで粘り強く挑戦し続けることができるチャレンジ精神旺盛な人をたくさん育てていきたいと考えています。
授業や行事などさまざまな機会を通じてチャレンジ精神を養っていきます。
行事も、できるだけ生徒が主体となって運営していくことを考えています。
新役員の皆さんが大いに活躍するためには、全校生徒の協力が不可欠です。
新役員任命にあったって、全校生徒が一丸となって協力し活動しようという意識を一人ひとりが持ってください。
皆さんは学校に通って学んでいます。
しかし、学びの場は学校の他にもあります。
学校に通う皆さんには、学校でしか学べないことをしっかり学んでほしいと思います。
学校でしか学べないこととは、集団生活でのルールや集団生活の素晴らしさについてです。
集団生活を通して良き友人、素晴らしい仲間をたくさん得てください。
皆さんが、良き友人、素晴らしい仲間と共に、一生の思い出となる充実した翠陵生活を創り出していくことを期待しています。
6月24日、中学生全員に、「ケータイやインターネットのトラブルに巻き込まれないために」というテーマでのケータイ安全教室が行われました。。
携帯電話やインターネットのサイトは年々複雑になり、トラブルに巻き込まれるケースも増えてきています。
そこで、安全な使い方をするために
「自分の身は自分で守る」
「周囲に迷惑をかけない」
「困ったときはすぐ相談する」
という3つのポイントについて話がありました。
一人ひとりが「責任を持って使う」ことを生徒たちも再認識したようです。
正しい使い方を、各々がしていくように心がけていきましょう。
横浜翠陵中学の名物行事といえば、これ。
中学3年生の秋に実施されるオーストラリア海外教育研修。
2週間の間、1人1家庭でホームステイをします。
3年間かけて準備をしてきた集大成です。
今日はかつてオーストラリア海外教育研修にいった実習生の先生たちが自身の経験を語ってくれました。
やはり直接の先輩からのメッセージは得るものが大きかったのか、みんなしきりにメモをとりながら聞き入っていました。
先輩に負けないくらい、素晴らしい研修にしていきましょうね。
生徒からの近況報告第5弾。今回は、高校から入学した生徒からのメッセージです。
横浜翠陵高校に入学して2ヵ月が経ちました。中学校の頃とは異なり、授業の進み具合はとても早いです。
翠陵の先生方はとても教え熱心な方が多く、わからなくなってしまった所を丁寧に教えてくれます。
職員室にも気軽に入室ができ、苦手なところをわかりやすく教えてくれるので、私はこの点が翠陵の良いところだと思います。
また、進路指導にも熱心で、全学年が参考にできる資料が置いてあったり、効率的な勉強法など教えてくれるので、受験を
視野に勉強をしていくことができます。
これからも一生懸命に勉学に励んでいこうと思っています。
日曜日に東日本大震災に遭遇した方のお話を聴く機会がありました。
この方は、宮城県の名取市でクリニックを開設しているお医者さんです。名取市は仙台市の少し南に位置しています。
地震が起きる前の町の写真、小学生の女の子が震える手で撮った津波によって流される家々や車の映像、逃げ遅れた人びとを救うために犠牲になった知人たちのこと、津波が引いた後の変わり果てた町の姿、避難所で生活する人びとの様子など、映像を使いながら教えていただきました。
この方は、3つあったクリニックのうち2つを震災で失いましたが、残ったクリニックで自家発電装置を使いながら24時間診療を震災後からずっと続けているそうです。一人ではできないことも、仲間たちと助け合うことによって何とかできるようになることを実感した、と話されていました。
しかし、4月に再び大きな地震が起き、元通りに直されていたものがまた壊されてしまった時は、たいへんなショックでしばらくは立ち直れなかったそうです。
一方、各地から救援のために訪れたボランティアの皆さんの活躍している様子と、町の人びとの感謝の気持ちも伝えていただきました。
終りに、神奈川に住む人たちにお願いしたいことを話されました。
それは、意外にも「普通の生活をしていてください。」という話でした。
「家族が一緒に暮らし、お父さんが働きに出かけ、お母さんが家事をきりもりし、子どもたちが学校に通う生活。今、私たちが求めているのは、このような普通の生活をもう一度取り戻すことなのです。神奈川の人たちの営む普通の生活を見ることで、私たちの希望を確かめるとともに、励ましにもなるのです。」と話されました。
普通の生活をしながら私たちができることを工夫し、実行していきたいと思っています。
覚えていると思いますが、3月に食料品やガソリンなどが品不足になった時には、本当に必要なものだけを購入し、余分に買い占めたりしないようお互いが心掛けました。
現在は、原子力発電施設の被害により、この夏の首都圏の電力供給不足が心配されています。消費電力の15%削減が社会的な目標になっています。
翠陵では、それを上回る20%削減を目標にした節電計画を立て、実行していきます。
学校の消費電力の大きな割合を占めているのが照明やエアコンです。消費電力をできるだけ節約して目標が達成できるように、皆さんにも積極的に協力してもらいたいと考えています。
節電のための具体的な行動については、文書でお知らせします。少々の不便は我慢しなければいけません。電力供給不足による大混乱が発生しないように、社会全体で取り組んでいきましょう。
教育実習最終週。
今年は翠陵の卒業生6人が実習を行っています。
実習は発見の連続。
生徒はどんなことを大事にしているか。
先生たちの何気ない仕草にかくされた技術。
教壇にたった新しい自分、などなど。
教員としての視点、生徒からの視点のちょうど間にいるのが実習生の特徴。
教員からすると、すごくうらやましい視点を持っている時期です。
この貴重な時期をぜひ有意義なものにして、再び訪れた学び舎「翠陵」で成長してくれることを願っています。
翠陵中学校から翠陵高校に進学した生徒からの近況報告第4弾です。
私はこの春高校生になり、中学の頃より勉強が難しくなって忙しくなりましたが、
新しい友達がたくさん増え、楽しく充実した学校生活を送っています。
5月には高校生になってはじめての行事である『トレッキングキャンプ』が2日間あり、
山梨の西湖に行きました。1日目は皆と一緒に野外でのカレー作りや、自然とふれあいながら活動し、
2日目は富士山のそばにある山に登りました。この『トレッキングキャンプ』により、友達との絆がより一層深まったと思います。
また、また2日目の山登りをして、登り切るのはとても大変だけど、その分大きな達成感を味わうことができました。
同時に、山登りは勉強にも似ているなと実感しました。
これからの高校生活で色々とつまづいてしまうことが出てくるかもしれませんが、温かく見守ってください。
実習生からのメッセージ。今日は二人の先輩からです。
翠陵では、毎年の合唱コンクールがとても楽しみでした。バラバラの音、バラバラのクラスメイトが練習を重ねるごとにまとまっていき、皆の温度がどんどん上がっていくのが大好きで、本番での一体感や緊張感を味わうのも楽しかったです。一つの目標にむかって一生懸命になれる翠陵魂を私は愛しています。
教育実習では、精一杯生徒の皆さんと学び、一緒に成長していきたいと思います。3週間を大好きな翠陵で過ごせることを大変嬉しく思います。
私は6年間翠陵での学校生活を送りました。
翠陵での思い出は、緑に囲まれた校舎のなかで、のびのびと勉強や部活に打ち込めたこと、みんなが一つになった学校行事、中3でのオーストラリア、高2でのカナダ研修などの国際交流…。たくさんのことがあり、本当に充実していた6年間だったと思います。また、6年間一緒にいたからこそ友達との絆が強まることや、学年の枠を越えたつながりがあることも、翠陵の良いところだと思います。
私はそういう翠陵が大好きで、再び教育実習というかたちで戻ってこれたことがうれしいです。教員を目指すきっかけになった憧れの先生のもと、一生懸命勉強していきたいと思います。
教育実習も最後の一週間を迎えました。生徒のみんなにとって、そして実習生にとって有意義な時間となることを願います。
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