少しさかのぼること、7月17、18日に高校女子テニス部は横浜地区リーグテニス大会に出場しました。
2日間の間に団体戦(ダブルス2試合、シングルス3試合)をこなすというハードなスケジュール。
今回の大会が2年生に代替わりして臨む初めての公式戦ということもあり、選手のみんなも気合十分でした。

初日の17日に行われた団体戦では2試合とも勝利!
高校生になって始めての公式戦に臨んだ1年生の粘りもあり、チーム全体にいい勢いがつきました。

迎えた2日目には3試合が行われました。
結果は昨年度までは上位のリーグにいた2校に破れ、総合成績としては6チーム中3位という結果になりました。

団体戦は選手たちが最後まで粘り強く戦い、タイブレークまで持ち込んでの惜敗……という内容でした。

勝利の喜びとともに悔しい思いもし、新たな課題も見つかった今大会。
それぞれ個人としても、チームとしても様々な発見があったのではないでしょうか。
8月後半からは新人戦が始まってきます。今大会の反省を活かして、更なる飛躍を目指していきましょう。

 

     

  

 

722日から24日までの3日間で、国際コースの1年生がSummer English Seminarに参加しました。

最初の自己紹介ではこれから始まるという緊張と、英語のみという環境のためか、生徒の硬い表情が目立ちました。

しかし3日に渡り英語はもちろん、プレゼンテーションの基礎を学習した結果、自己紹介もそしてグループプレゼンテーションも大成功となりました。

最後には修了証書を頂きました。

生徒に代わって、ご指導頂いた先生方、またプログラムを企画・運営して頂いたISAに感謝致します。

受講した生徒の皆さんも、この経験を忘れずに、残りの夏休みもしっかりと勉強してくださいね!!

サマーイングリッシュセミナー(略称SES)が始まりました。国際コース高1の男女合わせて23名が意欲的に参加しています。2グループに分かれ、それぞれのグループに1名のネイティブの先生がつきっきりで、午前9時~午後
3時まで3日間の指導を受けます。
このSESの狙いは、英語でのプレゼンテーションスキルの基礎を学び、人前で堂々と自信を持って発表すること、英語でのコミュニケーション力の向上を目指すことです。
初日は基本的なスピーキングトレーニング、プレゼンテーションのドラフトの基本構成について、身近な例を使ってミニプレゼンテーションなどを実施しました。
二日目の今日は、生徒たちも昨日と比べ、明るい表情が目立つようになり、英語でコミュニケーションを取ることが当たり前のように感じているようです。授業では実際に他の生徒の前に立ち、短いプレゼンをし、担当のネイティブの先生に目線の配り方、声の大きさ、英文の作り方を一人ひとり丁寧に指導を受けています。
生徒に感想を聞いたところ、「英語を喋ることがこわくなくなりました」「英文が一文ではなく、自然と二,三文出てくるようになりました」「人の英語を聞く量に耳が慣れてきました」「堂々と喋ることが大事だと思うようになりました」などなど、自分の変化を少しずつ実感しているようです。
明日は最終日。全員の前でプレゼンテーションを実施する予定です。終了後に彼らが得ることの大きさに期待しています。

明日から夏季休業に入ります。

夏季休業は毎年ありますが、皆さんの今の学年での夏季休業は今回1回限りのものです。有意義な夏季休業になるよう、計画をしっかり立てて取り組んでください。

7月の初めにボーイング社の新型旅客機787が日本にやってきました。“ドリームライナー”と呼ばれるこの旅客機は、飛行性能に優れた夢の次世代中型機として注目されています。ANA(全日本空輸)は、最初に完成する1号機の購入を始め、計50機の購入を決めています。今回は、日本で就航する前に各空港との適合性を検証するテスト飛行のためにやってきました。

ボーイング社の責任者が会見で次のように述べています。「 787は日本で生まれた旅客機だと言ってもよい。機体を構成する全部品の35%を日本のメーカー(三菱重工、川崎重工、富士重工)が製造しています。さらに、タイヤはブリヂストン、機内エンターテインメントシステムはパナソニックが供給しています。そして、東レが開発した新しい炭素繊維複合材がなければ787は存在し得ませんでした。」

787には、さまざまな先端テクノロジーが凝縮されています。なかでも注目を集めているのが、ボディや主翼に採用された新素材です。従来の旅客機に使用されてきたアルミ合金に代わり、全重量の50%以上にカーボンファイバー(炭素繊維)をベースにした複合材を採用しています。これにより機体の大幅な軽量化が可能になり、787は同クラスの従来機に比べ20%もの燃費効率向上を実現しています。

その787の機体に使うカーボンファイバー(炭素繊維)を、16年間供給する契約を東レとボーイング社が結んでいます。契約の調印式で、東レの社長の榊原定征(さだゆき)さんはこう挨拶しました。「私の高校生の時の夢が、本日現実のものとなりました。」

今から50年ほど前、榊原さんが高校生の頃、学校の図書館にあった雑誌の記事に目が止まりました。「夢の材料“炭素繊維”が日本人研究者の手で発明されました。」という記事でした。炭素繊維の重さは鉄の4分の1、強さは鉄の10倍。炭素の糸なので、錆びたり腐ったりせず、伸びたり縮んだりもしません。榊原さんは、「この技術で世の中を幸せにしたい。」と思いました。

大学は工学部の応用科学科に入学。大学院を修了する時に、偶然東レが炭素繊維の研究を行っていることを知り入社します。入社5年後、念願の炭素繊維の研究グループの一員となりました。

炭素繊維のように軽くて強い素材で作った飛行機なら安全性が高まる上燃費も良くなると考え、航空機製造会社に売り込みますが、採用されるまでには長い時間と努力が必要でした。飛行機の材料であるアルミ合金は金属の「板」、炭素繊維は「糸」。どちらが丈夫なのか?どちらが安全なのか? 最初は比較する方法さえなかったそうです。やがて性能が認められ、1975年のボーイング737から機体の一部に採用され始め現在に至ります。

榊原さんは次のように語っています。

「私は夢を実現することができました。でも、実現できなかった夢だってたくさんあります。大切なのは大きな志、高い目標、そして夢と希望を持って生きること。いろいろなことに興味や関心を持ち、美しいことには素直に驚き、感動する感性を持ち続けること。世の中には、まだまだ分からないことや感動することがたくさんあります。それを自分の目で見てみたい、自分の力で解明してみたい、そういった夢や志をいつまでも持ち続け、その実現に向けて前向きに努力すれば、いつの日か道は開け、その夢や志が実現する日が来ると思います。」

しっかりと噛みしめたい言葉だと思います。

夏季休業中は、自由に使える時間がたくさんあります。日頃なかなかできないことに進んで挑戦してみてください。皆さんの人生の良い転機につながる何かを掴むことができるかも知れません。

9月1日には、皆さんそれぞれが、何らかの新しい収穫を得て登校できるよう期待しています。

台風が近づく中、今日は全校一斉の大掃除です。
明日からの夏休みに向けて、お世話になっている校舎をピカピカに磨き上げます。
あいにくの天候のため、拭いても拭いても床は濡れていくような状況にもめげず、生徒たちは一生懸命何度も拭き掃除を繰り返しました。お疲れさま!!

さあ、校舎も、そして磨き上げた心もすっきりしたところで、いよいよ夏休みです!
と同時に夏期講習海外研修も、サマースタディキャンプも始まります。

ゆっくりのんびり…なんてもったいない!

若さ溢れる翠陵生のみなさん。
時間を無駄にせず、やるべきこと、やりたいことにどんどん挑戦する夏休みを送ってください。経験にまさる財産はありません。みなさん一人ひとりにとって、貴重な夏休みになることを願っています!!

「先生、食べてみてください」

お昼休みに突如として持ってこられたのは「きゅうりの浅漬け」。

でもこれを、ただの浅漬けとは思わないで下さい。

このきゅうりは……、
なんと!サイエンス部が翠陵の敷地内にある畑で育てたものなのです。

翠陵印の「きゅうり」の浅漬け
瞬く間に一つ減り、二つ減り、あっという間になくなりました。

今、この畑ではプチトマトが栽培されています。
また収穫後に味見させてくださいね。

土曜ゼミ「身近な食品研究」。
今回は、前回に引き続き小麦粉の性質を調べる研究パート2。「パン作り」でした。

熱気溢れる調理室では、よく発酵します。
ふだんは洗いもの専門(?)の男子も、今日はこねる作業で大活躍。
ちょうどおなかが空く4時間目に焼き上がったパンは、試食やお土産に。
ちょっと嬉しい今日の土曜ゼミでした。

先週に引き続き、今週も家庭科の調理実習についてお届けします。
今回紹介するのは高校二年生の作った「のり巻き」と「茶碗蒸し」。
「実は、調理実習で生徒が持ってきてくれるのを楽しみにしてお弁当を持ってこなかった」
という担任の先生もいるくらいです。

見てください。とても美味しそうですよね!!

家庭科の先生によると今回の実習のポイントは、「二種類の卵の調理」だそうです。
同じ卵をつかって、一つは茶碗蒸しを、もうひとつはのり巻きの具となる厚焼き玉子を作ります。
出汁の温度の違いと混合の仕方によって表面の滑らかさなどにも違いが出るようです。

では最後に担任の先生より一言、お願いします!!
「のり巻きは、切り口もとても綺麗で、見た目の部分から食欲がそそられました。茶碗蒸しも銀杏や三つ葉など入っていて、とても味わい深かったです。美味しくいただきました!ごちそうさまでした」


中学2年生の二人組。

私も教員の中では、なかなか朝早く出勤しているのですが、最近この二人にはかなわないのです。
最初は合唱コンクールの練習のために、しぶしぶ(?)朝早く登校し、ちょっと教員室で暇つぶし……といった感じでした。
ところが、合唱コンクールが終わっても、二人の生活習慣は変わらなかったのです。
今では、毎朝教員室で質問することが恒例に。
コンクール前までは、たしかに教員室でも笑い声をあげながら話している姿を目にしていましたが、最近は真剣に勉強に取り組み、教員室に以前の静寂が戻ってきました(笑)。

この習慣。なんと家庭での生活にも影響を与えているそうです。
何でも言われて動くのではなく、自分から主体的に行動するようになったと保護者の方からの報告が担任に。

さて、そろそろ夏休み
早起きの習慣が、自分を変えるチャンスかもしれませんよ。

ページ
TOP