「眠い…」
「疲れたぁ…」
最近、そんな言葉を聞くことが増えました。
「どうしたの?何かあったの?」と聞くと、
遅くまで勉強をしていた、との返答。

スキマ時間を上手に使えている生徒も多く,
「よく勉強するよね」と、職員室でもよく話題になっています。

集中力の高さや、分からない問題に立ち向かう粘り強さ。
これらが確実に培われていて、私たちも誇らしい気持ちになります。
質問への対応で、職員室は大忙しです。
しかし、それを嬉しく感じる毎日です。

自分が納得するまで物事を突き詰める力。
これこそ、これからもっとも大事になる力ではないでしょうか。

テストまであと2日。
体調を崩さないように、テスト勉強に全力で取り組みましょう。

(小川)

3学期が始まってすぐに「技術では今、何をつくっているの?」と聞くと、
クラスのあちらこちらから「玉手箱」「宝箱」「宝石箱」などという声が聞こえていました。
聞いた私の頭の中は「???」
それから2カ月余り。完成品を持って教室へ来るとその「???」は一気に解消されました。
手には立派な木製の箱。
取っ手を付けたり、角を金具で留めたり、細かい作業をしてやっと完成させたそうです。
一番大変だったところは?
・・・という質問に、「後ろに付けた蝶番(ちょうつがい)です。」と即答。
本当に大変な思いをしたからこそ「ものづくり」の大切さを学ぶことができるのでしょう。
自分でつくった「箱」にはこれから何が入れられていくのでしょう。
この「箱」は彼らにとってはきっと「玉手箱」であり「宝箱」でもあり「宝石箱」なのでしょうね。
(吉田)

いよいよ定期試験まで今日を含めてあと4日。

1年生も2年生も、全体的に「試験モード」になってきています。

本校ではテスト1週間前から放課後に学習室3を開放し、

「無言学習室」として利用できます。

全く私語のない空間なので、参加している生徒たちは集中して自習することができます。

先生は1人だけ付いていますが、この空間では質問さえもできません。

自力で問題を解いたり要点をまとめたりすることで、

ひとりで勉強する力を付けることができます。

誘惑されるものもありませんから、むしろこの空間を楽しみにしている生徒もいるようです。

 

今日も10数名の生徒が真剣に自習していました。

努力の成果が、テストの点数にも表れると良いですね。

(土佐)


土曜日に1年生、2年生合同で道徳の授業が行われました。
テーマは誰からも愛される“ディズニ―ランド”でした。
皆さんもご存じの通り、夢と感動を与えてくれる夢の国です。
現実を忘れ、幸せな気持ちになります。
人に夢と感動を与えるためには、
随所におもてなしの工夫がなされていることはもちろん、
時としてスタッフ個人が「自分で考えて行動する」ことが必要となってきます。

一昨年,東日本大震災が起きた3月11日の来場者は7万人だったそうですが、
大きな混乱もなかったそうです。
それは、年に何百回もの避難訓練を行っているからだけではなく、
“1人1人が自分で考えて行動した”からだということです。

緊急時に細やかな指示がなくても、“すべてはゲストのために”
という哲学のもとに行動できる素晴らしさ。
プロ意識の高さがうかがえます。
この話を聞いてどう感じたのか、生徒の感想を紹介します。

 

私は考えて行動に移すことが苦手でなかなかできません。
けれどこのディズニーのパークを知って,全ては
ゲストを思って行動しているのだと思い感動しました。
アルバイトでも自己判断で行動できる
プロの意識の高さは素晴らしいと思いました。
これはアミューズメントパーク内のみの話だけではなく、
私たちにも生かせると思いました。(2年生)

私はディズニーランドが大好きです。
ランドやシーに行ったときはいつも楽しくて、ついはしゃいでしまいます。
でも、私たちがそんな風に楽しんでいる裏では
たくさんのキャストさんたちが頑張ってくれているんだなということを
改めて感じることができました。
私たちはウォルトディズニーが大切にした
「夢と感動をプレゼントする」という言葉の通り、
たくさんの夢と感動をもらっているんだと思いました。(1年生)

 

“自分で考えて行動する”
改めてこの大切さに気付かされました。
自分で考えて行動できる人になりたいですね。
(小川)

生徒会本部役員選挙で1年生3名、2年生4名が 生徒会役員に決まりました。
その7名の認証式が行われ、1人ずつ意気込みが語られました。

“一緒にいい学校を作っていきましょう”
“頑張っていきます!!よろしくお願いします!!”

学校をよりよくしていきたい、教員と生徒を結ぶ架け橋となっていきたい、と
一生懸命語りかけていました。
これから生徒の自治活動がスタートしていきます。
“こんなことをしてみたい”という思いがすでにあるようでいろいろな声が聞こえてきます。

本校はまだ歴史を刻み始めたばかりですが、
第1期生徒会本部役員の生徒を中心に、
初めて学校行事にも携わり新たな一歩を踏み出します。

生徒たちの活躍に期待しています。
(小川)

本校の図書館は少し離れたところにあるため、
空いている部屋を利用して“本の森”を開設しています。
最初は本も少なく、生徒が本を借りに訪れても
読みたい本が見つからず、そのまま戻ってしまう…
ということもありました。
しかし、今では「本を借りに来ました!!」という生徒が多くなり、
読みたい本が借りられている…という状況です。
これもいろいろな先生方のご協力があったからこそ
実現しました。
何よりも、“本の森”の管理をしている吉田先生。
いつもたくさんの本を抱えて本の整理をしてくださっています。

「本の森に行くとワクワクするね!」

と言いながら本を借りに来る生徒。
これほど嬉しい事はない、と吉田先生はおっしゃっていました。

“こんな本を読んでもらいたいな”“これが話題の本だな”
とワクワクしながら本を集めてくださる吉田先生。
少しでも身近に本がある空間を…という思いで本の森は作られました。

借りる人、それを支えてくれる人。
“ワクワク”する気持ちが本の森を育てています。

これも吉田先生のおかげです。
ありがとうございます。
(小川)

2月10日(日)に麗澤中学・高等学校主催、
柏市教育委員会・千葉県かるた協会・柏かるた会後援の
第8回麗澤杯「百人一首競技かるた大会」に参加しました。

明徳中学校からは6人が団体戦にエントリーしました。
5人対5人で競い、先に3勝したチームの勝利になります。
メンバーは2年生から2人、1年生から4人、
1月に行われた明徳中学百人一首大会で上位に入賞した精鋭達です。

団体戦では6つの出場校を2つのリーグに分けて予選が行われました。

明徳中学校は前年度の優勝校である麗澤中学校と、
公式戦でも入賞している成田高校付属中学校と同じリーグでした。
両校とも練習の成果を出し、
序盤から明徳中学校との差を大きく引き離してきました。
そんな中、麗澤中学校との対戦では
1年生の1人が見事1枚差で勝利することができました。
相手陣に目を向けつつ自陣を守りきっての見事な勝利でした。

総合順位では明徳中学校はリーグ3位に止まりましたが、
本格的な雰囲気の中で程よい緊張感と
白熱した試合を楽しむことができたようです。

 

大会を終えての感想を生徒が書いてくれました。以下に紹介します。

 

2月10(日)に麗澤杯の百人一首大会に行ってきました。

初めて他校の人たちの競技を見たのですが、もう驚きの連続でした。

私たちは、麗澤中学校と成田高校付属中学校と
団体戦で大戦しましたが、両校に大差をつけられました。
他校の人たちは各首の決まり字が聞こえた時点で
札がどこにあろうと即座に払っていました。
その速さについていくことができずに、
手を全く動かすことができないことが何度もありました。

しかし今回の大会、とても楽しむことができました!

また、この経験を来年の明徳での百人一首大会に
活かしていけたらいいと思います!

(2年生女子)

本日、6限目を使って生徒会役員選挙立会演説会が行われました。
立候補した生徒も、立候補者を推薦する生徒もすごく緊張しているのが伝わってきました。
あまりの緊張で自分の思いがうまく伝えられず、
席に戻ってからうつむいている生徒もいました。
また、演説を終えて「すごく楽しかった!!」と言う生徒もいました。
いろいろな思いで終えた演説だったようですが、みなさんとても立派でした!

「明徳をよりよくしたい!」「みんなの意見を反映できるようにしていきたい!」
「みんなの心を動かせるように頑張っていきたい!!」

これほどまでに学校のことを考えている生徒がいることを誇りに思います。
本当に素晴らしい演説でした。

来年には3学年がそろいます。
こんなにもたくましい生徒たちが学校を引っ張り、新たな伝統を作っていく。

これからの明徳中学校がますます楽しみになりました。
期待で胸がいっぱいです。

(小川)

2/22,23日に、今年度2度目のレシテーション(暗唱)コンテストを行いました。

今回も前回同様6種類の課題文(5レベル)から選択し、発表します。

クラス内の予選では、11月の時よりも格段にレベルの上がった発表を聞くことができました。

特に2年生はほぼ全員が課題文を読み切り、上級生の意地を見せつけてくれたように思います。

1年生の時の初回、人前で緊張して頭が真っ白になり、1~2文で止まってしまった姿は

まったくみられませんでした。

千葉明徳中学校 レシテーションコンテスト本選

本選出場者は各クラスから選出された16名。過去最多の人数が選ばれました。

発表のレベルもかなり高く、審査する方も苦労しました。

上位は2年生が独占。1年生も善戦しましたが、及びませんでした。

先輩達の堂々とした発表を参考に、来年度また頑張って欲しいと思います。

(土佐)

2月18日(月)、宮城県の復興プロジェクトを行う
NPO法人GRAで活動されている橋本真実さんと、
共に活動されている元プロテニスプレーヤーの赤羽毅朗さんが本校を訪問し、
講演をしていただきました。
講演では、自ら行動を起こすことの大切さや、世界にはたくさんの価値観があることなど、
日本だけなく世界を舞台に活躍するお二人ならではのお話を聞くことができました。

また、1日を通して授業やホームルームを見学されたお二人は、
本校の生徒たちの自己開示力と表現力の高さに驚かれていました。
「積極的に生徒同士、また訪問者であるお二人自身とも交流している姿勢は素晴らしく、
この力はこれからの日本にとって大切な素養になる。」(赤羽さん)、
「ディスカッションをして発表する流れを先生方が意識的にされている。
1分間スピーチの感想を隣同士話し合い、本人に伝えたり、理科では教え合いがあったりと、
問題解決への行動を自ら起こす取組みがなされている。」(橋本さん)
とコメントをいただきました。

学校外の方からこのように見ていただけるのは大変良い機会であり、
私たちも嬉しく思います。
生徒たちにとっても、なかなか聞くことのできない社会人の先輩、
特に海外経験の豊富な方からのお話は刺激になったことでしょう。
実りの多い1日になりました。
(水内)

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