本校には、「東天寮だより」(通称『だより』)と呼ばれる冊子があります。

この冊子は、高等科3年の生徒数名が年間5~6冊発行しており、
東天寮の生活の様子や学校行事、音楽、スポーツ、映画など様々なジャンルの記事が掲載されます。
毎回高3の人が考える様々な企画も掲載され、
在校生は、「東天寮だより」の発行を楽しみにしています。
中等科1年生には、過去に発行された東天寮だよりも人気です。
人気の理由の一つには、憧れの高3の生徒が中等科だった頃の様子がわかることです。

東天寮だよりを読む中1

今回発行された東天寮だよりは、10月に行なわれた体操会の特集でした。
生徒は、企画、印刷、製本などすべての工程を自分たちで行うで、考えたことを実行に移す力を養います。

 

 

本校では、中等科1年から高等科3年までが食堂に集まり、皆でお昼ごはんをいただきます。
お昼ごはんは父母の方が手作りして下さり、いつも安全で温かい食事をいただくことができます。
詳しくはこちら


そんな温かい昼食の時間は、全学年の学びの場です。
テーブルは縦割りになっており、学年を飛び越えてコミュニケーションをします。

昼食時には報告の時間があり、当番に入られた父母の方がその日の献立の報告と当番に入られた父母の方の紹介をしてくださいます。
生徒は、美味しいご飯を作って下さる父母の方に感謝の意味を込めて、当番の父母の方の名前が読み上げられると、拍手をします。

今日の献立はアイリッシュシチューでした。
献立の報告をしてくださったお母様がアイルランドに行かれた経験を活かし
アイリッシュシチューの話とアイルランドについてお話をして下さいました。
ホワイトボードには、かわいイラストが書かれた手作りポスターが貼られ、
昼食を通して世界に触れる時を持ちました。

 

 

この他にも、生徒や教員が準備し、書道やスポーツ、語学など様々なジャンルについての報告がされ、
生徒は和やかな雰囲気の中、たくさんのことを学びます。

本校のお昼ごはんは単なる食事の場ではなく、多くの人との交わりの場、学びや発見の場でもあります。

世界中の言葉で「ありがとう」ってなんて言うの?T先生のお話はいつも異文化との出会いの機会。

 

 

本校がある東久留米市学園町には、公立の東久留米市立南中学校があり、
毎年12月にサッカー部の交流試合を行なっています。
この企画は、町内自治会の方と両校父母のサポートによって、今年で8回目を迎えることができました。
例年交流戦の日は晴天に恵まれ、今年も青空のもと、生徒たちは元気にボールを追いかけました。
試合後にはお弁当と父母の方が作ってくださったお汁粉をいただき、交流のときを持ちました。
試合結果は、2年連続で南中学校に軍配が挙がりましたが、今年を締めくくる試合としてよい機会となりました。
本校のキャプテンは昼食時に「もっと練習して、次は勝てるようにしたい。」感想を述べており、
良い刺激をもらう機会となりました。
自治会の皆様と両校父母の皆様に感謝申し上げます。

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英語科が今年度から始めた毎週木曜日の「夜補習」が大人気です!

寮のある学校の本校だからこそできる、安心の学習サポートです。

時間になると生徒たちは校内にある寮から教室まで、手に教材を携えてやってきます。

昨晩の20時すぎに教室をのぞくと、日中の授業とはまた違ったアットホームな雰囲気で補習が展開されていました。

この補習体制、担当教員から声をかけることもありますが、

基本的には自主参加

にもかかわらず、中1生徒のじつに半数以上が毎回参加しています。

このほかにもボランティアの方にお願いして中高生対象の数英の補習

大学部の学生に依頼しての個別指導など、

生活面だけでなく、学習面においても、寮での生活には生徒一人ひとりを伸ばす可能性がいっぱいつまっています。

そして今朝も、朝7時過ぎから職員室で、

英語科の「朝補習」が行なわれていました!

出勤してくる教員も、毎日の恒例行事なのでとくに気にするふうでもありません。

本鈴までの30分間で、中1の3名は苦手だった「三・単・現」について学んでいきました。

登校時間約2分の環境を生かして、生徒たちの「学びたい!」という自主的な意欲が、

日々、育まれていきます。

 

本日中等科2年生、3年生を対象に、英語の統一テストが行われました。

各教科の取り組みについてはこちらから。

統一テストとは、中等科段階で習得するべき文法事項をまとめたものです。

本日に向けて、中等科2年生、3年生は文法の型を暗記するほど取り組んできました。

2学年で同じテストを行ったことで、お互いの学年を意識しながら切磋琢磨している様子がありました。

 

明日の夕方、本校の生徒は海外からのゲストの演奏を聴く機会に恵まれました。
ニュージーランドで活躍し、その演奏は「ヴェルベット・サウンド」と形容される、ウェリントン・シタデル・バンドが、
卒業生のご尽力によって、本校に来ていただけることになりました。

今回の公演は生徒だけでなく一般の方にも開放しております。入場は無料です。

ぜひこの機会に本校に足を運んでいただき、
10万㎡の広大な敷地に響く豊かな音色をご堪能いただければと思います。

(詳細はこちらから)

学校見学や個別相談など、ご希望の方は042―422-3115までお問い合わせください。

 

自由学園には歴史の長いサッカー部があり、中~大までの一貫した指導によって、
サッカーを愛する仲間を輩出し続けています。

毎年この時期にOB会に企画していただき、年代を超えてサッカーを楽しむ場、「サッカーフェスティバル」を開催しています。

今年も200人近い方々に足を運んでいただき、様々な催しを行ないました。(詳しくはこちらから)

小学校(初等部)からは放課後のサッカー教室を受けている子どもたちやその同級生。
中高からはサッカー部と、最近発足したフットサル同好会の生徒、そしてサッカー部を引退した中3や高3の生徒。
大学(学部)からもサッカー部のメンバーと引退した4年生。
そして多くの卒業生、父母の方々、在校生の友人、兄弟姉妹、などなど。

みなでいっしょにボールを蹴って笑いあう。

勝ち負け以上に大切な、「生涯現役」の姿勢がこの学校では育まれていきます。

 

本日ミニゲームを楽しんだなかには、御年71才、卒業後約50年を迎える方もいらっしゃいました。

一生サッカーを続けられる健康なからだ。チャレンジしたいと思う心。そしてまた集いたいと思える仲間。

「生涯現役」の姿勢を生み出し続けるシステムは、サッカーだけではなく、本校の24時間365日の学びのなかにあります。

 

中等科1年生が廊下で食い入るようにある冊子を読んでいました。

 

冊子の正体は「東天寮だより」でした。


「東天寮だより」とは、高等科3年の生徒数名が毎年発行している冊子で、

内容は、登山体操会などの行事や寮での生活の様子、音楽、スポーツ、映画、ファションなど様々です。
季節やその年の高3の生徒によって内容も変わります。

1年生が読んでいたのは、過去に発行された「東天寮だより」でした。
そこには現在寮で室長をしている高3の生徒が中等科だった頃の写真や文章などが掲載されていました。

1年生は
  「~~くん顔が違う。」、「~~くんにもこんな時代があったのか」
などの感想を口にしながら 皆で楽しげな様子でした。

「東天寮だより」は、企画から、紙の発注、印刷、製本にいたるまですべて生徒の手で作られます。
締切が迫ると日常生活との両立は大変ですが、高3の生徒の努力とユニークなアイデアが、全校生徒に楽しいひと時を提供してくれます。

 

 

国際連合大学主催の中国教職員招へいプログラムの一環で、

本日本校に中国人の教職員25名とスタッフ4名が来校されました。

学校説明・校内見学の後、本校自慢のお昼ごはんを生徒といっしょに召し上がっていただきました。

午後は中等科2年生が、英語と中国語の授業を受けました。

教職員もいっしょに授業に入り、生徒になった気分で中国語を学びました。

(本校の教科教育についてはこちらから。)

「你好。我是~、你好骂?」午前中に学んだ簡単なあいさつや発音が、実際に中国人の方に通じて自信をもった生徒もいました。

日本語はもちろん、覚えたての中国語や中学英語だけではコミュニケーションがとれない時に、紙に漢字を並べて必死に伝えようとしたり、相手の表情や身振り手振りから話を理解しようとしている様子からは、
一生懸命工夫をして関わろうとする生徒たちの姿勢を見ることができました。

伝えることの難しさ、そして伝わったときの嬉しさをも体験することができました。

 

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