中等科サッカー部とバスケット部東久留米市少年少女駅伝大会に参加しました。
23回目となる今年の大会には市内から小中学生のチームが参加しており、中学生男子の部は18チームがエントリーしていました。
結果はバスケット部が7位、サッカー部Aが9位、サッカー部B(1年生)が15位という順位でした。
昨年度はサッカー部が3位と5位に入賞を果たしたのですが、今年はあと一歩で適いませんでした。

しかし、日ごろお互いに厳しい練習に取り組んでいるどうし、お互いの限界を分かっているからこそ、走者に対しても補欠などのサポートメンバーに対しても温かい声かけが多く聞かれました。
最終走者が帰ってきたときなどにも部を超えて喜び合うことができ、一生懸命走っているほかの学校のチームにも応援を送ることができました。

他校の実力に刺激を受け、意識を高める機会になったとともに、それぞれが持っているものを惜しまずに、ひたむきに努力することが大切だと学ぶことのできる機会ともなりました。

 

 

プレッシャーを力に変えてやりきった生徒たちの笑顔が印象的でした!

本日東京成徳中学・高等学校で行なわれた情報教育交流会主催の「プレゼンピック」において、 本校高等科2年の生徒はプレゼンテーション部門で準優勝、ポスター部門で優勝を飾りました!

週に3コマある「情報」の授業のなかで生徒たちは情報リテラシーコミュニケーションについて学び、 その発表の場として毎年同大会に出場しており、
過去8回の出場のなかで、優勝4回、準優勝4回と、その力を存分に発揮しています。
またポスター部門でも今年度で2連覇を飾ることができました。
今年度プレゼンテーション部門は「SNSが人生を変える」と題して、急増するSNS人口とそれに伴なう社会問題を取り上げ、 どのようにしたら私たちが正しい扱い方を実につけることが出来るか提案しました。
ポスター部門でもSNSやインターネットの弊害を分かりやすく印象的なイラストに切り取りました。
プレゼンテーションの3名は校内選考によって選ばれ、ポスター部門の生徒は自ら立候補して作成にあたりました。
冬休み返上で準備にあたった生徒たちの快挙を、学校から応援に駆けつけたクラス全員が温かく祝福しました。

 
 

本校では、高等科2年生になると全生徒が情報教育交流会主催の「プレゼンピック」に出場します。
プレゼンピックとは「情報社会」に関する幅広い内容の中から、独自に研究テーマを設定し、
プレゼンテーションの力を競う大会で、全国から約10校が出場します。
本校は2011年度優勝、2012年度準優勝と、優秀な成績を修めています。

また、プレゼンテーション部門だけでなくポスターコンテストも開催され、昨年度は本校のポスターが最優秀賞に選ばれました。
(昨年度の様子はこちらから)

昨年度準優勝ポスター        「like!smoke ~身近な依存~」

 

 

 

 

今年度の高等科2年生は、週3コマ行われている情報の授業の中で、
グループごとにプレゼンを作り、2学期の最後にはプレゼンピックで発表する代表を選出するために、校内選考を実施しました。

 

校内選考-プレゼンの最終確認をする生徒

 

選ばれた3名は冬休み中も連絡を取り合い、
1月11日(土)に行われる
大会に向けて準備をしてきました

当日は、U-STREAMからリアルタイムでプレゼンをご覧いただけます。
是非、彼らの日頃の学びの成果をご覧下さい。

 

本校の生徒は、寮や学校で後輩の面倒を見ることが日常的にあるということもあって、
年下の子どもたちに関わることが好きな生徒が多くいます。
今回の冬休みは、そんな子ども好きの生徒たちにとって忘れられない体験となりました。

本学園初等部(小学部)の「JIYUアフタースクール」で有志生徒がボランティア体験をさせていただきました。
(「JIYUアフタースクール」は“子どもたちがもっと夢中になれる放課後”をコンセプトに2年前に設立されました。)

アフタースクールに通ってきている初等部の児童といっしょに遊んだり本を読んだりお掃除をしたり、
電車に乗って航空公園まで出初式を見に行ったりと、充実した経験となったようです。
参加した生徒の「子どもたちがとてもかわいかった!」「いっぱい名前を覚えました!」「春休みもお手伝いできますか?」などと口々に語ってくれる様子が、彼らの活き活きとした経験を物語っていました。

自ら希望したということもあり、みんな子どもたちに溶け込むのが早く、冬休み中でいつもより人数が少ないアフタースクールも生徒たちの熱気でにぎやかになったようです。

生徒たちにとっては、多様な年代と関わり社会に貢献することを学ぶ、一貫教育の強みを生かした貴重な体験となりました。
(本校では主に高等科を対象としてこのようにさまざまなボランティア活動を推進しています。)

受け入れてくださったアフタースクールの皆様に御礼申し上げます。

 

 

冬休みに、教員と有志の生徒が集まり、もっと授業を発展させるために話し合いを行ないました。

話し合いのポイントとして使ったのは「システム思考」という考え方です。
目の前の問題や不満だけをとりあげるのではなく、その背景になにがあるのか、
どこにてこ入れをすれば本質的に改善していくのか、問題解決の思考法も学ぶ時間となりました。

まず、授業の現状から連想したキーワード(問題点など)を付箋に書き出し、
ホワイトボードに張り出して分類しました。

 次にそれらの関連性を示す「ループ図」を作成し、レバレッジ・ポイント(てこ入れのポイント)を探っていきました。


それらをもとに、
「基礎学力の向上」や「生徒のやる気」などの具体例に焦点を当てて議論を交わし、3学期にグループごとに発表することになりました。

生徒たちは、普段思ってる「授業に対する不満」や「もっとこうしたら良くなる」という意見を積極的に出してくれ、今後より良い授業をつくっていく一歩を踏み出すことができました。

中3から高3まで、なかには2時間近くかけて学校まで来てくれた生徒もおり、授業をよりよくしたいという思いの真剣さに触れる機会ともなりました。

年始の職員会議では、この生徒たちの思いを受けて、よりよい授業づくりのために話し合いを行っていく予定です。

本校は1学年1クラスの小さな学校です。
すでに73回生までが高等科を修了していますが、卒業生の数は3000人にも足りません。
しかし、卒業生は多方面で広く活躍されています。また、卒業生のうち約30人に1人は海外でお仕事をされています。

元旦の本日、新年を祝う「新年礼拝」に海外でお仕事をされている卒業生をお招きしました。
世界的な自動車部品メーカーにお勤めの大橋さん(本校55回生)です。
大橋さんは海外での赴任歴や豊富な渡航経験をもとに、「海外に飛び出そう!」と題して在校生や父母を前に熱いスピーチをしてくださいました。
「刻々と変化している世の中にあって、既存の常識や現状にとどまろうとするのではなく、積極的に新しい環境に身をおいて自分を成長させて行く姿勢が求められている。学園でのコミュニケーションや係りなどの仕事を積極的に行なうこと、学科の学びにまじめに取り組むことは社会に出たときに活きる。知恵と知識とを両輪として、そこに自身の経験を重ねてほしい。」と、力強く温かな激励に満ちたお話でした。
なおかつ、ご自身が海外で働くことを夢見たきっかけとしては、本校中等科入学当時に、海外在住などで英語が堪能な同級生がお2人いらっしゃったことを取り上げ、海外勤務になってからも卒業生のネットワークにサポートされたエピソードも語ってくださり、在校生にとっては大きな励みになるお話しでした。
新年礼拝には初等部から最高学部までの生徒有志が参加しており、貴重なお話しを伺う経験となりました。
この場を借りて御礼申し上げます。

本校は21日に終業式を迎え、生徒たちは親元へと帰りました。
ですが、「自治」を大切にする本校では、冬休み中も近隣の生徒が交代で1日ずつ「冬休み当番」に登校し、
生き物の世話や掃除、修繕、見回りを行ないます。
教員も交代で出勤し、当番の生徒と働いたり、希望者と特別補習を行なったりしています。

そのため、本校は年末年始も含めて年中無休!

入試を直前に控えたなか、受験希望の方々の学校見学も、毎日受け付けております。

9時~15時のあいだにお越しいただける場合には、在校生が校内をご案内いたします。

ご希望の方は前日までに042-422-3115にお電話いただき、直接お申し込みください。

(本校は、寮のある学校であることもあり、原則としては入試前に必ずご来校いただき、見学をしていただいています。6年間を過ごす学校選びは、ご本人にも保護者の方にも直接ご覧いただくことで、迷いの無いものになると私たちは考えています。お気軽にお電話でご相談ください。)

年の暮れ、グラウンドでは卒業生と在校生が入り乱れ、ボールを楽しげに追いかけている姿がありました。
今日は毎年恒例のサッカー部「蹴り納め」。
近隣で参加可能な生徒や卒業生が、30人近く集まってのサッカー大会となりました。

 

中学生~50代まで年代はばらばらですが、小さい学校ならではのアットホームな雰囲気でお互いが気さくに関われることも、
本校の魅力の一つかもしれません。
勝ち負けを超え、サッカーを通じて豊かな人生を送っている卒業生の姿から、生徒たちも感じるところは多かったようです。

 

次回は年明けの1月4日に「蹴り初め」を行なう予定です。
再会を約束して、今年最後の活動が終了しました。

学期末の水曜日、19時過ぎになっても2階の小教室は煌々と明るく、なにやら笑い声が聞こえてきました。

ここでは中3から高3までの生徒有志(約15名)が集まって、「ピアサポート」プログラムが行なわれています。

このプログラムのなかで生徒たちは、社会人になって研修で学ぶようなコミュニケーションスキルを習得し、
クラス(学年)の仲間あるいは上下級生や教員と関わってその関係をよくする力、
そしてそのことによってクラス(学年)や学校全体をより活き活きとした環境に変えていく力を身につけていきます。生徒たちの「自治活動」を支援するプログラムとしてすでに10年近く取り組んでおり、多くの卒業生が修了証を手にしています。

 

プログラムの進行は本校スクールソーシャルワーカーの米川和雄先生です。

先生は、大学で講師をされながら社会人を対象にしたスクールソーシャルワーカー養成・研修講座も精力的に開催されている、
スクールソーシャルワーカー養成のスペシャリストです。
(先生の活動についてはこちらから)

スクールソーシャルワークとは、子どもたちの問題解決を、人とのつながりや環境整備も含めてサポートしていくという社会作り、組織作りのノウハウを併せ持ったサポートシステムです。
その有効性が日本でも認められ、現在学校現場への導入が各地で進められています。


今回生徒たちが学ぶのはまさにソーシャルワーク(社会づくり)の第一歩、尊重しあえる関係性作りについてです。

先生の進行のもと、生徒たちはメンバー同士で対話のトレーニングを行いました。
最初はなにが始まるのかとけげんな表情を浮かべていた生徒も、少しずつ勝手が分かってくると普段の積極的な姿勢が首をもたげ、
あっという間に3時間が経ち、19時過ぎに終了するころには教室が熱気にあふれていました。

 

第1回目の感想では、
「同学年は1人だけで、上級生ばかりで心配したがみなが優しく関わってくれて嬉しかった。」(中3)
「たった3時間だがこうして講座を終えると、同じ空間を共有したメンバーのつながりを感じる。」(高2)
「楽しかった!いろんな人と話せて、自分の弱点だと気にしていたことが人から見ると長所」
「意外な人がきていてびっくりしたけど、普段話さない人と関われてとても楽しかった。もっと多くの人を巻き込みたい」(高3)
など、ポジティブな意見が多く挙げられました。

これらの経験を通じて、お互いがお互いを支えることのできる(「ピアサポート」)関係性を構築していきたいと考えています。


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