にちがく中学入試は、2科と4科で受験可能です。

入試情報最終回は、社会の情報です。社会の大橋先生よりお伝えします。

 

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中学入試の社会科は三分野からの出題です。

その三分野、覚えなければならない知識の量は確かに膨大といえるでしょう。

では今から入試までの間、何をするべきでしょうか?

 

<地理分野>

日本地図の見直しを!地形と地名、産業が思い浮かびますか?

農業・水産業・工業と関連させての確認をしておきましょう。

 

<歴史分野>

各時代のキーとなる人物・事件を並べてみましょう。

また、重要な年号を覚えておくのも大切です。

 

<公民分野>

政治(三権分立)と憲法(三大原則)は頻出です。

時事問題は、アメリカ大統領選、衆議院選挙の確認をしておきましょう。

中学入試体験を1月9日(土) 10時より開催します。(9時30分より受け付け)

入試体験は予約をお願いします。(申込・詳細は本校ホームページより)

併設の説明会は予約不要です。

 

高校最終説明会を同じく 1月9日(土) 15時より開催します。

予約不要です。

ご来場をお待ちしております。

※本校校長 谷川平夫が生徒に向けた年頭のメッセージです。 受験生の諸君達にとって今の努力が、これからの人生において、無駄にならないと信じています。

 

明けましておめでとう。2010年が君たちにとって素晴らしい年になるようにと願っています。

勉学に、そして部活動その他において真摯に努力する1年にしてください。努力が、すぐの結果につながらないことがあるかも知れません。だからといって、努力することを馬鹿馬鹿しいと思ってはいけません。君たちのこれからの長い人生を考えた場合、むしろ<粘り強く頑張れる力>を自分のものにすることが非常に大事だと、私は考えています。

自分の例を出して申し訳ありませんが、私は中学1年生と2年生の時期を北陸で過ごしました。中学校は自宅から4キロのところにありました。徒歩で通いました。片道約1時間の道のりです。爽やかな春、秋は苦になりませんでしたが、夏は汗まみれになりました。もっと大変だったのは雪の積もる冬場です。重い教科書を入れた鞄を肩から提げて、冠雪した道を歩き通すのは大変でした。下校が遅くなり、雪の夜道を歩いたときは泣きそうになりました。

当時の私に、「努力しなければ」という意識は特になかったと思います。時代が今と違いますから、そういうものだ、という感覚でした。いずれにしても、その2年間はほぼ無欠席、無遅刻だったと思います。自分で言ってはおかしいかもしれませんが、私は、特段の能力はないものの、取り柄は弱音を吐かない粘り強い性格かなと思っています。レバノンでは民兵がうろつく山中で、1人で孤立したことがあります。このときは、さすがに「無事に日本に戻れるかな? ちょっとヤバイぞ」と心細い思いをしましたが、そのときは別にしても、様々な難しい状況に対して、おたおたすることなく、へっちゃらで対応してきたような気がします。

もし私に何がしかの<精神力>というものがあると言えるならば、それを培ってくれた最初の一歩は、あの中学時代の2年間、毎日雪道の往復8キロを歩き通したことにあるのではないかと、私は考えています。

努力するという行為は、もちろん大学進学、スポーツでの入賞といった具体的な成果が目標になるでしょうが、加えて君たちの<人間としての底力>を鍛える点に大きな意味があるのです。

にちがく中学入試は、2科と4科で受験可能です。

本年最後は、理科の情報です。理科の川崎先生よりお伝えします。

 

試験は30分間で50点満点です。物理、化学、生物、地学の4分野からまんべんなく出題されます。各分野の配点は12点~15点くらいの範囲、設問は各分野で5問程度です。なお問題の出し方は、難関大学クラス、進学クラスともに共通です。

過去の入試問題の傾向は物理分野からは力のつり合いなどの運動に関するものとエネルギーに関するもの、化学分野からは気体や水溶液の性質に関するもの、生物分野からは植物と動物の体の仕組みと成長に関するもの、地学分野からは天体の運動を中心に気象や地形に関するものです。

試験対策ですが、物理分野ではバネや滑車、てこに関する内容を確認しておきましょう。計算問題以外に、実験結果(表やグラフ)の読み取りやグラフの作成などが出される場合があります。

化学分野では二酸化炭素や酸素、水素などの気体の性質や発生について、また水溶液の溶解度に関する問題を学習しておいてください。グラフの読み取りや計算問題にも注意が必要です。

生物分野では植物と動物の体の基本的な構造について、作図ができるくらいに覚えておきましょう。また動物は消化について、植物は光合成についても学習しておいてください。種子の発芽や卵が成体になる仕組みについても復習しておきましょう。

地学分野では月や星座、太陽といった天体の動きの基礎を理解しておきましょう。また自然現象により引き起こされる地形の変化や火山についても理解しておいて下さい。

難関大学クラス、進学クラスともに基礎的な内容を中心に、4分野をまんべんなく出題します。標準問題を確実に解けるようにしておきましょう。ただし、難関大学クラスは記述式の解答が多いです。
また教科書をよく読み、身のまわりの現象に常に興味を持っておくことも大切です。なお生物分野と地学分野は作図問題が何らかの形で出されます。化学分野でも実験器具の配置を作図する問題がかつて出題されました。教科書で重点的に扱われている内容に関して図も含めて丁寧に書いて、ノートへ整理しておくと良いです。

中学入試国語の情報を、国語科の伊藤先生よりお伝えします。

 

難関大学クラスの入試問題は、大問1が漢字の読み書き問題、大問2・3が小説(物語文)と説明文(論説文)を用いた文章読解問題となります。

物語文では、人物の心情が読み見とれるか、説明文では筆者の論理や意見を丁寧にたどれるかが大事になります。一定の時間内で心情が表れた部分やキーワード などに線を引きながら読む練習をくり返してほしいと思います。
ことわざ・反対語・文法・四字熟語などの基礎知識は文章題の中で出題します。基本的なものが 多いですが、これも広い知識が欠かせません。

進学クラスの入試問題は、大問1が漢字の読み書きの問題、大問2が国語の知識に関する問題、大問3が比較的長い文章(物語文が中心)を用いた文章読解問題です。

いずれも基礎的な国語力を見るものですが、文章題は長めですので、人物の整理をしながら読む、人物の気持ちをきちんと追いながら読むという練習が必要です。

難関・進学とも、記述問題が出されます。必要な語句をしぼり、文末表現に気をつけながら、解答を作成する練習を積んでほしいと思います。

4回目より、中学入試の情報となります。
中学入試の1回目は数学科の工藤先生からの熱いメッセージです。
具体的な出題傾向も書いてありますので、どうぞご活用ください。

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はじめに
基本的に日本学園の今年度の入試は、難関大学・進学ともに過去の傾向と大きな変更はありません。そのため、過去問題集をしっかりやっておくことは必須であるといえます。

難関大学入試
難関大学入試に関しては、最初の計算、□にあてはまる数を求める問題、そして標準的な小問集、ここで点数を稼いでおかないとなかなか合格点には到達できません。とくに食塩水に関しては毎年出題しているので、過去問題集を通して何度も練習しておいて下さい。

進学入試
進学入試に関しては、最初の計算、そして基礎的な小問集で4割前後を確保できます。そのため、簡単な問題でもミスなどをせずきっちり正解を導き出せることが重要です。とくに食塩水はもちろんのこと、流水算や水そうの問題などが大好きな先生がいますので、これも過去問題集からしっかりと対策を練っておいていただきたいと思います。

チャレンジ入試
そして忘れてはいけないのが、特待チャレンジ入試です。この入試は、難関大学入試と進学入試の特徴を合わせ持った入試であるといえます。進学入試での基礎的な計算問題から、難関大学入試の応用的な内容まで、幅広い難易度から出題されます。対策としては、過去問題集には掲載しておりませんが、難関大学入試問題と進学入試問題の両方を解けるようにしておくことが大事であるといえます。

最後に
努力を惜しまない受験生の諸君達が、難なくこの入試を突破し、来年は一緒に数学を学べていることを私たち教員は望んでいます。

高校入試(国語)について、本校国語科教員 宮崎よりお伝えします。

【特別進学コース】

○大問一:漢字の読み書き(漢字検定試験4級程度の漢字の読みと書き、5題ずつ)

○大問二・三:3000~4000字程度の小説と評論文
小説も評論も出題の中心は読解です。普段から3000~4000字程度の文章を集中して読めるようにしましょう。特に小説は心情把握に力を入れて勉強してください。同じ内容を別の言葉で表現した部分を抜き出す練習をしておきましょう。評論文は新聞の社説や、新書のレベルの文章が読めるようにしてください。知識問題では、四字熟語や慣用的表現。文法、語句の意味などを中心に出題します。

○大問四:古文
やさしい古文の読解を中心に出題します。中学の教科書に出てくる古語の意味と用法を復習しておきましょう。

【総合進学コース】

○大問一・二:3000~3500字程度の小説と評論文
小説は、話の筋だけでなく登場人物の行動から心情をイメージ出来るようにしてください。言葉の意味は一般的なものだけでなく、文中でどのように使われているかを考えて解答してください。 評論は丁寧に文章を読み、筆者の考えがどのように述べられているかを読みとりましょう。知識問題では、四字熟語や慣用的表現。文法、語句の意味などを中心に出題します。

シリーズ 入試情報 今日は高校数学受験について、数学科主任の熊野先生よりお知らせします。

 

受験生の皆さんは毎日地道に勉強をしていることと思います。入試までもう日がないので、特に次のことを意識して勉強することをお勧めします。

まず、計算問題はとにかく繰り返し練習をしましょう。しかも、演習の時には必ず時間を計り、限られた時間内に正確に解けるようにすることが重要です。計算を短時間で終わらせ、応用問題に充てることのできる時間を確保しましょう。

応用問題については、
①問題文を図に表して考える習慣をつける
②似たような問題を何度も練習し、パターンをつかむ
といったことが大切です。このような練習を積んでおけば、ただやみくもに解くのではなく、ある程度予測を立てて解くことができるようになります。

また、特進コースを受験する人は
③公式をただ覚えるのではなく、その式の持つ意味を考える
という力が必要です。
例えば、
(直径)×π=(円周の長さ)
という公式も、πが円周率であることも、πが3.14に近い数値であることも、受験生なら誰でも知っています。しかし、π(円周率)とは何なのかということについては、もう忘れてしまっていませんか? でも、この公式をよく見て考えれば、πの持つ意味がわかってきます。
公式の持つ意味について考える習慣をつけると、難度の高い問題に対しても、工夫して楽に解くことができるようになってきます。特進コースの入試では、「習ったことを基にして自分で考えを組み立てることのできる力」を見たいと考えていますので、このような習慣をつけてください。

学習面と共に生活面にも十分留意し、受験まで頑張ってください。

7回連続で入試情報をお伝えしていきます。
第1回は、英語科堀越先生からのメッセージです。

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高校入試は英語・数学・国語、中学入試は国語・算数・理科・社会です。受験生の皆さん、体調に気をつけながら、しっかり勉強してくださいね。

今日は英語入試ワンポイントアドバイスです。

(1) 英語で一番大事なのは動詞です。動詞がわかれば主語がわかります。英語は配置の言語だからです。
まずは「主語+動詞」の語順を必ずとらえましょう。読む時 も書く時も「主語+動詞」を一番意識することが絶対必要なことです。確実に「主語+動詞」をとらえた上で、十分音読練習をしましょう。ちなみに主語になるものは名詞といいます。英語は大きく言えば、名詞と動詞の連続なのです。

(2) 一つ一つの単語の発音練習はもちろん、音のつながりに注意して発音してほしいです。はじめはきれいな発音でなくても、大きな声で必ずアクセントだけでも注意して下さい。音読した後は、丁寧に書いて練習することで学習効果はぐっと高まります。

(3) 書く時は主語と動詞の形に注意することで英語の8割は理解できたことと言えるでしょう。とにかく基礎基本を大切に頑張りましょう。

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