ここのところ日本学園の学習についてお話することが多かったので本日は部活について取材してみました。
なんといっても私学の魅力の一つは「勉強も部活も一生懸命!」というところでしょう。
私学の卒業生の声を聞くと「部活が思い出に残っている」「部活を通して一生付き合える友だちに出会った」という言葉をよく耳にします。
決して詰め込みではなく、緩やかに、そして確実に力や経験を積めるのが私学の魅力ではないでしょうか?
今回はここへの登場回数も比較的多く「おなじみ」的な印象もありますが日本学園の「山渓部」についてご紹介いたします。
山渓部は4日(日曜日)の夜から合宿に出かけます。
その前準備として、本日、その主力メンバーが合宿用の装備を点検したり、買い出しをして備品をそろえていました。
まずは驚いたのがテントの設営、そして片づけ(?)の部員のみんなの手慣れた手つき。
早いはやい!
まず、設営は3分以内にしなければならないそうです。
時間を意識し、手間取りながらも確実に準備していきます。
(ただし、横で同時にされていた先生のスピードには到底かなわない様子。
部員の中高生! 高い目標を持ってがんばってください)
このテント張りで気を付けなければならないのはテントが破れていないか、などだそうです。今回は「はり綱が短かい」ということがわかり、新しく用意するそう。
4日出発で合宿の準備が本日1日では日程的に早すぎるのでは!?と思いましたがなるほど。備品の再購入などを考慮すると準備日程として早すぎるということはないですね。
この後、コンロの点検なども行うのでまだまだ準備には時間がかかるそうです。
さて、ちょっと休憩時間がありましたので部員のみんなに話を聞いてみました。
Q1:山渓部に入部して身についたことってありますか?
A1:声を出して挨拶することが意識せずできるようになりました。
これは中学1年生のおこたえでした。
確かに。日本学園は外部から来た来客の方に挨拶ができるとよくお褒めの言葉をいただきます。
今度は先輩に聞いてみました。
Q2:今年の中学1年生はどうですか?
あと入部して身についたな、よかったなと思うことはありますか?
A2:自分が中学1年生のときよりテント張りなど上手です。
(中学1年生の挨拶の話を受けて)挨拶は基本です。
部活に入ってよかったことは「時間を守る」ということをものすごく意識するようになったことです。
とのことでした。
今回取材してまったく山について知識のない自身も「山で時間を守る」ということの大切さを感じることができました。
この後、部員の一人が部活の顧問の先生が優しそうだったから入部した、とお話してくれましたが、確かに顧問の先生方は厳しく優しく的確に、生徒を指導。
テント張りや片づけに手間取っている中学1年生にどうしたらうまくできるか、ヒントを与えながら実地でやらせる・・・といったことを繰り返し行っていました。
この夏、はじめて山に登る部員も多いとのこと。
帰って来たときには一回りも二回りも人として大きくなっているのでしょう。
またその後の感想も話を聞きたいと思います。