日本学園中学校高等学校では、創発学の一環として中学1年生が林業体験を行います。

今年も7月12日に、中学1年生が山梨県の大和自然学校にて林業体験に行ってきました。

当日の天気予報は90%の確率で雨。

ところが、日ごろの行いの良さが現れたのか、

雨に降られることもなく一日を終えることができました。


さて、林業体験の様子です。

この日は30メートルくらいの高さがある、ヒノキと赤松の木を伐採しました。

 

 

これは間伐といって、自然破壊ではなく、むしろ健康な木々を育てるのに必要なことです。

定期的な間伐をすることで、まっすぐな良い木々が育つのだそうです。

それにしても、大きな木を倒すのは想像以上の重労働で、

1本の木を倒すのに、10人がかりで1時間以上かかりました。

 

生徒たちは

「こんな大変な作業に支えられて、教室の机や椅子は作られているんだなあ。」

と感心することしきりでした。


今回の林業に続いて、来月は農業体験に向かうことになります。

そこでは、どんな新しい学びや気づきがまっているのでしょうか。

子供たちの成長が、今から待ち遠しくてなりません。

 

男子校には母親の「女子会」が存在する、知っていましたか?担任をしていて一番の支えはこれだ。

「女子会」が形成されるのには、条件が必要だ。自分の子以外の生徒たちの名前をお母さんたちがちゃんと(苗字ではなく)呼べること。そして、また呼ばれた彼らが、はにかみながら、まんざらでもないことだろうか。

体育祭で全力疾走、黄色い声が観客席から聞こえてくるが、どうも自分の家の母親の声ではない。A君のお母さんの声だ。

もう卒業して2年がたつが、お母さんたちの「女子会」は解散しない。担任はいまだに呼ばれれば、「女子会」で現在の彼らの動向を知ることとなる。

中学時の多感な時期、親御さんの悩みはみな同じ。最近、なかなか対話がうまくいってなくて、と。当然です、それは彼らが成長してしるし。

そんな時期でも、他のお母さんの一声には、彼らは弱い。だれだれしっかり!なんて笑いながら言われると「はい」とか言っている。

こういった「女子会」の支えがあって、彼らも見守られながらいい自立ができたのではないかと今思う。

彼らは、埼玉・早稲田・明治・中央・青山・日大などに現役合格をしたが、学生生活を楽しみ、学んでいることが風の便りで届く。

明日は、オープンキャンパス(10:00~)だ。男子校の「女子会」についてもお話したいところだが、まずは受験生・保護者の皆さんに「にちがく」を楽しんでいただけるように心を尽くしたいものだ。

日本学園さまざまな人材を世に輩出したことはよく知られていると思います.

あまり触れられていないところでいうと、日本を代表する「出版人」の系譜があります

岩波書店の創業者・岩波茂雄氏をはじめ、新潮社社長の佐藤義夫氏、

そして、現在紀伊國屋書店・代表取締役社長の高井昌史氏です。

 

今年度の中学受験生向け学校案内には、

高井氏から日本学園を目指す生徒たちに向けて熱いメッセージが掲載されています。

社会で役立つ「学力」と「実践力」の意義、そして正しい努力を継続する大切さについて。

高井氏は、世界で注目された大書店を、昨年ドバイに作られたことで有名です。

ヨーロッパ中の本を、アラブ圏内の人々がはじめて手にできるようになった画期的な書店だそうです。

また、本校キャリア教育プログラム「創発学」の一環として行っているあつき恵み教室で、

生徒たちのインタビューにも答えていただきました。

電子書籍の未来は?紙の書籍の今後の行方などについて、熱い質問を生徒たちはしました。

 

未来の「出版人」よ、来たれ!

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明後日(7月14日・土)のオープンキャンパスにお越し下さいね。

7月16日(祝・月)

世田谷町田地区の合同学校説明会が三軒茶屋で開催されます。

各私立学校の先生方がブースで対応します。

また、各校15分程度の学校紹介プレゼンテーションもあります。

 

 

日本学園中学校高等学校も参加致します。

明治大学との高大連携についても

今後の見通しと目指すところをお話しさせていただきたいと思います。

志望校決めで、お聞きになりたいことがございましたらぜひお越し下さい。

 

 

新しいプログラムや試みなど新情報をお聞き下さい。

場所:三茶しゃれなあど(世田谷区民会館別館)

時間:11:00~17:00


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小学4年~6年生の中学受験を考えている小学生の皆さんを対象に

7月14日(土)にオープンキャンパスを行います。


「にちがく」を体験できる、授業や部活動を用意していますので

ぜひご参加ください。

詳細・申込みは日本学園HPをご覧ください。

インターエデュ記事「にちがくのオープンキャンパス」もあわせてご覧ください。


 

 

日本学園では、さまざまなイベントが目白押し。
先月6月には、
台湾の国立台南女子高校音楽科・台南市立大成国中の合同オーケストラをお迎えし、
すばらしい演奏でした。
10月には、
戦場カメラマンの渡部陽一氏のPTA主催講演会(メインテーマ「 世界からのメッセージ 」)が、
本校体育館で行われます。
国際社会で活躍する強い「個」を育てる〝にちがく〟の教育の一端です。
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日本学園中学校高等学校では、7月14日(土)に
中学受験をお考えの小学4年生から6年生とその保護者の皆様を対象として
オープンキャンパスが開かれます。ぜひお子様とごいっしょにどうぞ。

中高一貫生の高1の国語総合を受け持って、一学期が過ぎる。中間・期末試験も終了した。

 

高校生になってはじめての河合模試の結果も返ってきて、各教科偏差50台から60台をたたき出している。スタートは上々だ。だがまだまだ3教科をそろえるところまでは時間がかかりそう。

そこで開口一番、「首都圏の中学入試とまさか大学入試を同じように考えていないよね」と。ちょっと厳しい言い草だが、男子を目覚めさせるにはこれくらい強めでいかないと目が覚めない。「想定しているステージが違うよ、全国、鹿児島から北海道まで、君達が狙う都内の難関大学は受験してくる。受験する仲間は、全国にいて同じように模擬試験も受けるし、各学校の定期試験も受けている。少しも君達と変わらないが、想定されるステージはどうだろうか」

 

このことを高1で何度も想像して欲しいと思う。そこから想定される気構えや態勢というものが決まってくるはずだからだ。

 

高1からというのはちょっと早いのではないですか、というささやき声が聞こえてくるようだが、彼ら中高一貫生は中学時代、本校「創発学」ばかりではなく、校外学習に部活動にとさまざまな体験をもう思う存分やってきている。

ここは高校生になっていく時期。中学卒業時に「15年後の職業」について、その職業人に生インタビューし、研究論文を制作・発表している彼らだ。学部が見えるところまで突き詰めて、あとは進路実現へ向けて、少しずつ前のめりになっていける準備は整っているはずだ。

 

河合模試の成績が手渡された日、私と面談を希望してきた生徒は複数。自分の問題を明確にする、あるいは解決する策を練りにきた相談内容だった。進路実現が自分の問題になり、自分で何とかしようともがくようになれば、後は教員はがんばり方と耐え方を指導すればいいと思う。

がんばればすぐに成績が上がるのであれば、話は簡単だが、がんばってもなかなか成績はすぐには上がらない。そこで「耐え方」が大事になると思う。心身ともに強くなること、目標を見失わないこと。また、この夏の休み中の使い方が大事になることなどをできるだけ具体的にアドバイスした。

学習に取り組み、不安にならないのはまだ受験生として一人前ではないとも。学べば学ぶほど、不安は付きまとう。それにどう耐えるか。

 

私は座右の銘として加藤楸邨の一句をときどき紹介している。

●学問のさびしさに耐え炭をつぐ

冬の句だが、大学受験の最終ゴールは冬の孤独に耐えなければいけない。今は夏だが、気持ちは同じ。さらに「炭をつぐ」(孤独に耐えつつも秘めた情熱をさらに燃やす)ようにして彼らの夏の充実をまずは明日から始まる「夏期講習」で応援したい。

 

夏期講習・国語だけは、中高一貫生と高入生(特別進学コース)が一同に介し、お互いに刺激しあいながら学ぶ貴重な機会だ。男の子たちは集団の推進力がおのおのの力を伸ばす。このチャンスを教師も逃したくない。

明日が待ち遠しい。難関大学評論文講座のスタート。

中学受験で入学された生徒たちは、この6年間で男女いずれも成長期を迎えます。

6年間同じ学校でこの多感な時期を過ごすことで一番大事なことは、「安心」して自分の成長段階に合わせて、学校生活を送ることだと思います。

本校は男子校です。男の子はこの時期とても恥ずかしがりやか、自我が芽生えてくる時期ですので、背伸びをしたり、場合によれば意地を張ったり、とてもその子の性格が見えにくい時期にあたると思います。

しかし男子校での彼らはちょっと違います。ご家庭ではやや扱いにくい存在、話がなかなか入らない存在になっているかもしれませんが、同世代の男の子たちですから、妙に格好をつける必要がありません。ほぼ彼らは自然体で素直に自分を出していると思います。

たくさんの芽吹きがあるこの時期、彼らのずっこけたところも含めてその成長ぶりが手にとるようによく見えます。

 

 

男の子はどの子もとても素直なところがありますからね。いいところを褒めるチャンスがたくさんあり、褒められれば自信をつけてまたがんばってくれます。

また男子ばかりなので生徒会長から体育祭実行委員・学園祭実行委員まですべて自分たちで長い6年間いろいろな体験をすることになります。おとなしいお子様も、プレゼンの機会多数です。

 

大学受験での保護者の皆さんの「真の安心」はなんでしょうか。6年後の進路大学があらかじめ決まっていること?その「安心」は、学習意欲につながる場合もあれば、逆の場合もあるかもしれません。6年間で彼らは成長し、乗り越えていくことでたくましくなっていきます。自らの目標をみつけ、それを実現するために学習があるはずです。身近に具体的な目標大学があってそれを参考にしてモチベーションを高め進路実現していくことが男の子にとっていいと私は思います。

今、社会は就職難です。人事の方に話を聞くと、最近では大学は「一般入試?推薦?付属?」という質問をどの会社もするそうです。粘り強く自己実現に向けて努力したかが問われる時代になっているということです。彼らの伸びは未知数です。受験のときの成績が必ずしも大学受験前の彼らの成績ではありません。逆転はいくらでも起きます。

 

 

男の子を伸ばすには、具体的な目標があり、そこへ向けての確かな取り組みと乗り越えがあり、進路を自分で何とか勝ち取ったということによる自信が大事だと思います。

本校では明治大学がそのとりあえずの具体的な目標校です。大学は、全員明治大学に、という要請はしておりません。伸びた生徒は行きたい国公立でも早慶でもどうぞという懐の深い言葉をもらっています。

長い6年間、男の子は心身ともに成長します。そして6年間は長いです。じっくり中学では本校「創発学」で大きな幹を育て、木の芯はなんといっても学力ですから、その学力を目標に向けて伸ばしています。

 

日本学園中学校高等学校では来年度入試から新しい中学受験制度がスタートします。

2・4科/適性検査いずれでも受験(受検)できます。

 

今週末7月14日のオープンキャンパスにどうぞお越し下さい。

すでにご存知のように日本学園は、今年3月に明治大学と高大連携の協定を結びました。

 

「連携」で何が出来るの?という質問をよく受けます。

①日本学園は明治大学和泉校舎と徒歩10分という近いところにあり、その地の利を生かした教育実践を行っていきます。その和泉校舎に今年できたばかりの新図書館の見学会に高3生がすでに行ってきました。

②また、交通至便な「明大前駅」が最寄りですので、大学の各校舎いずれも電車に乗れば直ぐです。7月には、理科系校舎・生田キャンパスおよび登戸研究所に中学3年生が訪問・見学し、登戸研究所所長の講義を受けることになっています。その他、大学の教授の主張授業や公開講座なども今後予定しています。

③明治大学生と連携しての地域貢献活動を行っていきます。

 

 

たくさんある大学の中で、今日本で一番人気のある大学と言われる明治大学にしっかり照準を合わせて進路指導を行っていきます。

明治大学に行くには、どれくらいの学力が必要か、それをまず生徒たちが知る機会が中学からあることはとても大きいことだと思います。なかなか進路が決まらなければ、男の子は本気になってくれないところがあります。

 

また、本校には独自の「創発学」プログラムがあり、調査研究で身につけた調査力・発表力を、自らのキャリア教育に応用していきます。最初に学部ありき、そしてまずは明治という具体的な目標をもてることでまだ足りない、これをやらなきゃと具体的に中学から見えて来ることが、男の子たちを真剣にすると思います。

 

 

一般入試で突破!これが真の実力主義です。この急坂を登り切るために苦労はしますが、そこで身についたものは一生物だと信じています。

日本学園の教育の一端をご紹介しました。

 

7月14日(土)に中学受験をお考えの4年~6年生を対象に「オープンキャンパス」が行われます。

「高大連携」の今後のプログラムをご紹介いたします。どうぞお越し下さい。

お子様が都合がつかない場合は、保護者の皆様だけでもどうぞ。「ミニ説明会」を行います。

 

本日は期末試験3日目。

試験の答案の採点をしてみると、なかなか攻めているなという印象です。

私は中学古典、高校現代文の授業を受け持っていますが、授業では中学1年で『竹取物語』の全文読解、中学3年は高校教材の『伊勢物語』、高校1年現代文はグローバリズムと資本主義についての各文章を教えました。

                                      

答案はいきなり採点せず、生徒の字と答案の埋め具合をぱらぱらと見ることから始めます。もうそこでああ準備しているな、気合いが入っているなというのはわかります。そういった生徒の取り組みや気迫は自ずと答案に出るものですね。

受験生の皆さんも同様だと思います。思いを込めて答案を書く。あえて「作る」という強い言い方をした方がいいかもしれません。それは採点者に何らか通じるものです。

字もまた筆圧や止めはねや丁寧さなどで、書き手の気持ちを伝えるものだと思います。さらにいうなら、書く姿勢も見えてくる場合もありますよ。

                                 

日々の学習を大事にしなければ大きな目標など夢に終わるといつも教室で話しています。地味な努力を毎日続けるのには、実は「才能」が必要です。そしてその「才能」は、ぶれないで継続できる忍耐力やモチベーションを維持できる主体性に支えられているように思います。

期末試験が終われば、すぐに中学は午前講習、高校は夏期講習に突入します。夏は、まとめて学習できる時期です。高校1年生には、1年生から高い目標を持っているのであれば、入試まで3回ある夏をスプリングボードにしようと話しています。

明治大学との高大連携を今年3月に結びましたが、まずは明治大学に届く学力をつけ、それを越えていけるくらいの気概をもってこの夏の時間を大事に使ってほしいものです。

<ご案内>                                         

小学4~6年の皆様とその保護者の方を対象に7月14日(土)オープンキャンパス行います。

中学3年生の皆様を対象に夏の部活動体験見学会(計3回)を行います。

それぞれHPでお申し込みください。

 

日本学園中学校・高等学校では、昨日から1学期末テストが始まりました。

昨日からなので今日は2日目です。そして明後日は3日目です。

この週末は全校生徒ががっつり勉強するのです。


しかし、この週末だけでは済まない生徒ももちろんいます。

そう、高校3年生、中でも特進コースの生徒は必死です。

その様子を担任の先生が「職員室リレートーク」に書いていますのでぜひお読みください。

 

センター試験まで残り約200日。

ギター持つ手にペンを持ち、来春の笑顔のために頑張っています。

MARCH以上の現役合格率86.6%をたたき出した先輩たちに続いて欲しいですね。

 

 

 

7/14(土)オープンキャンパスのご案内

中学受験をお考えの小学校4年生~6年生の皆さんと保護者を対象に、

今月14日の土曜日にオープンキャンパスを行います。

受験生の皆さんには楽しく実のある体験を、

保護者の方へは明治大学との高大連携についてもお話する説明会を実施いたします。

 

科目・部活動 内容 服装・持ち物
理科 霧箱で放射線(α線)を実際に見てみよう!
情報科 にちがく印刷工房!
技術科 日本の伝統 あいぞめ体験!
柔道部 にちがく柔道の強さを体験しよう! 柔道着
無ければ運動しやすい服装でOK
山渓部 校舎のてっぺんから垂直降下に挑戦! 運動しやすい服装
テニス部 初心者も本格的プレーヤーも楽しめるテニス教室! 運動しやすい服装
トライアスロン部 初めてでも安心!スイム・バイク体験!! 運動しやすい服装・水着・タオル
サッカー部 広いグラウンドで思いっきりサッカーを楽しもう! 運動しやすい服装

お申込みはホームページから。ぜひご参加ください。

 

 

 

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