現在、翠陵女子サッカー部は、第18回熊谷市高校女子サッカー大会「めぬまカップ2012」に参加しています。
栄えある開会式では、本校キャプテンが「人と人との絆を更に深める大会になるよう、精一杯戦います」と選手宣誓しました。
全国の猛者が揃うこの大会で、他校との絆を深めつつ、翠陵らしさ、翠陵のサッカーを全国に披露してほしいなと願いいます。
思いを形に!Challengeを!!!

平成23年度は、東日本大震災後の対応と共学校としての新たなスタートの年が重なり大変慌しい一年でした。

 

震災から一年が過ぎましたが、依然復興の道程は厳しいものがあります。震災後「絆」という言葉が強く叫ばれてきましたが、時間の経過と共に薄れてきたように感じています。復興に向けて頑張っている被災地の人たちと共に歩むために、分かち合うこととはどのようなことなのかを引き続き考え、実行していかなければいけないと思います。

 

 

これまでに実際に被害に会った方の話を聞く機会が何回かありました。その中で、特に印象に残っていることを紹介します。

 

この方は、宮城県の名取市でクリニックを開設しているお医者さんです。名取市は仙台市の少し南に位置しています。皆さんの中に、小学校や中学校で“NPO法人地球のステージ”の国際理解講座を受けたことのある人もいると思います。このお医者さんは、その代表の桑山紀彦さんです。

 

地震が起きる前の町の写真、小学生の女の子が震える手で撮った津波によって流される家々や車の映像、逃げ遅れた人びとを救うために犠牲になった知人たちのこと、津波が引いた後の変わり果てた町の姿、避難所で生活する人びとの様子など、映像を使いながら教えていただきました。

 

桑山さんは、3つあったクリニックのうち2つを震災で失いましたが、残ったクリニックで自家発電装置を使いながら24時間診療を震災後からずっと続けたそうです。一人ではできないことも、仲間たちと助け合うことによって何とかできるようになることを実感した、と話されていました。また、各地から救援のために訪れたボランティアの皆さんの活躍している様子と、町の人びとの感謝の気持ちも伝えていただきました。

 

終りに、桑山さんは、神奈川に住む人たちにお願いしたいことについて話されました。

 

それは、意外にも「普通の生活をしていてください。」というお話でした。

 

「家族が一緒に暮らし、お父さんが働きに出かけ、お母さんが家事をきりもりし、子どもたちが学校に通う生活。今、私たちが求めているのは、このような普通の生活をもう一度取り戻すことなのです。神奈川の人たちの営む普通の生活を見ることで、私たちの希望を確かめるとともに、励ましにもなるのです。」と話されました。

 

普通の生活をしながら私たちができることを工夫し、実行することが、復興の一助になることを教えていただきました。

 

皆さんには、復興が実現するまでこのことをしっかりと噛みしめ、実行してほしいと願っています。

 

 

今、皆さんは学校に通って勉強しています。学校は、たくさんの人たちが一緒に生活している場所です。したがって、たくさんの人たちと一緒にいるからこそ学べることを、しっかりと身につけることが学校の学びで大事なことです。言い換えると、集団生活で大切にしなければいけないことを身につける場が学校なのです。

 

高校の卒業式で「忘己利他(もうこりた)」の話をしました。

 

「忘己利他」とは、「自分のことはひとまずおいて、他の人のために働くこと」だと話しました。

 

集団生活で大切なことは、この忘己利他の心を持って行動することだと考えています。

 

自分さえよければとか、自分が得することだけを考えてはいけません。自分のことはさておいて、他の人のことを思いやることができる心をしっかりと身につけてください。

 

 

人は節目節目で立ち止まり、自分の現在位置を確認する必要があります。年度を終えるこの機会を、自分を振り返る節目にしてほしいと思います。計画通り進めることができているか。何か忘れていることはないか。次にやるべきことは何か……。しっかりと自分を見つめ直してください。そして、学校に通って学ぶ意義についても改めて考えてほしいと思います。

 

4月5日に、新しい希望に満ちた皆さんの元気な姿を見るのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は修了式。
まずはいつものように大掃除です。一年間の感謝と愛を込めて慣れ親しんだ教室をきれいにします。
そのあと全校で集まり、校長先生のお話を聞き、今年度を振り返りました。

この一年で皆さん、大きく成長しましたね。
来年もたくさんのことに挑戦して、もっと大きな人間になってください。
校長先生はじめ、教職員全員、みんなの成長を楽しみにしてます!

第11回 横浜翠陵中学校卒業式が滞り無く挙行されました。

元気いっぱいの生徒が揃った今年の中学3年生。

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ハニカミながらの入場、卒業する実感が現実となった「卒業証書授与式」。

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校長先生のお話、翠陵会会長のお話、卒業生代表の話と式が進んでいくたびに走馬灯のように思い出がよぎったようです。

最後は万感の笑顔で退場。
中学校卒業おめでとう!
この誇りを胸に、高校でも頑張りましょう!

今日は先生方の健康診断。

身長・体重・血液検査……その他諸々の検査をします。

「視力がまた下がってるなぁ」
「体重が増えてるわ…」
「腹部周り測られるの、嫌だわ」(←数年前から登場した通称「メタボ検査」です。)
 
と、さまざまな思いを抱えながら先生方も健康診断の部屋へと向かっていました。

来年度もパワフルに翠陵を引っ張っていくためにも、自分たちの健康を振り返ってみる一日でした。

あさって卒業式を迎える中学3年生が国語の授業を振り返りました。

♪ 一年はとても早かったです…。入学したと思ったら夏休みになり、冬休みになり…。
 国語の授業は週に4回と多かったので、先生に会えなくなるのはさみしいです(>_<)
 高校になっても話しましょうね!

♪ 漢字のプリントが大変でした。
  印象に残っていること・・・先生に、にらまれたとき、すごいこわかった…。
 (※担当の先生に確認したところ、課題をなかなか出さなかったので「にらんだ」のではなく「注意深く見た」のだそうです。)

もうすぐ高校生。心構えを新たに充実した学校生活を送れるといいですね。

高1国際コースがGTEC(英語の総合的なコミュニケーション能力を測るテスト)を受け、その結果が出ました。
半年間の成果がでたようです。

第1回(7月) 高1全国平均 405点 

Advanced→655点 海外進学が可能なレベル
Basic→421点 高校英語初級レベル

だったものが、半年後では…。

第2回(1月) 高1全国平均 405点

Advanced→704点 大学での専門教育を英語で受けられるレベル
Basic→479点 ホームステイや語学研修参加可能レベル

うれしいことにどちらも得点が上がっています。

担当の先生のコメントです。

君たちはよく努力しています。しかし、さらなる高みを目指し、日々努力を続けましょう。今後も期待しています。

昨日に続き、一年を振り返っての感想を紹介します。
どちらも翠陵祭についてのものです。

♪ 高2という立場でしか味わえないこと、感じられないこと、気がつけないことがたくさんあった。高2は自分自身を見つめ直すことのできる学年かもしれない。

 特にそう感じたのは、翠陵祭だ。私たち高2が翠陵祭の軸になり、皆を引っ張らなければならないという不安やプレッシャーの中、あれほど楽しいものにできたのは本当に素晴らしい事だと思う。年の時はただ厳しい規則の下で与えられた仕事をこなすだけだったが、その規則は生徒を思いやったものだと2年になって感じることができた。

 このように考えられるのも2年生という立場だったからだ。翠陵祭を通じて自分自身の今までの考えや思いを見つめ直した経験が、受験生となる自分に少しでもよい方向に作用してくれることを願っている。

♪ 私はある部門の長になり、企画を作る大変さ、数ヶ月分の予定を立て、間に合うようにすることの難しさを感じました。先生と意見が合わず、中々進まなくて泣きながら企画を考えたりしました。

 準備も本当に本当に大変でしたが、辛いとは1ミリも思いませんでした。それは手伝ってくれた友達や後輩がいたからです。私が指示を出せなかったり、段取りが悪かったときでも、嫌な顔一つせず一生懸命動いてくれました。当日成功させることができたのは協力してくれた後輩がいたからです。後輩たちだってクラスの準備で忙しかったはずなのに…。最後までサボらずついてきてくれました。ありがとう。

この一年、さまざまなことがありました。
その感想を高校生に聞いてみました。

♪ この一年は私を強くした一年だと思います。どんなに嫌なこと、不安なことがあっても、決して逃げないで立ち向かいました。それはすごく大変で、時には苦しくなることもありました。

 でも逃げずに立ち向かうことで得られる達成感は自分を確実に強くしました。また改めて支えてくれる友達の大切さを感じました。

♪ 初めての指揮者でどうしていいか分からず、毎日が嫌でした。でも「絶対に他のクラスに負けない」という強い気持ちがありました。クラスの中には朝早くからの練習が嫌だったり、面倒くさいと思っていた人もいたかもしれません。

 しかしそんな毎日の練習に付き合ってくれ、アドバイスをくれたり、励ましてくれました。クラスの皆は本当に私の心の支えでした。その気持ちを裏切らないように、本番では精一杯力強く指揮を振りました。合唱も今まで以上に上手で本当に感動しました。こんな頼りない指揮者に付き合ってくれてありがとう。本当にうれしかったです。

茶道部で高校3年生の追い出しお茶会がありました。

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後輩から卒業生に花束を贈り、最後のお茶を楽しみました。

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茶道の先生から、卒業生に贈る言葉です。

お茶室の掛け軸「日々是好日」は茶道の世界では、「にちにち これ こうにち」と読みます。
一日を素晴らしくするのも、自分の心掛け次第という意味です。一日一日を大切にして下さい。

先生、素晴らしいメッセージありがとうございました。
卒業生の皆さん、「日々是好日」をいつも心に留めておいて下さい。

 

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