2/5(土)、中学2年生は3時間目に学年集会、4時間目に進路講話会が開催されました。

学習面では「なかだるみ」しがちといわれる中学2年生。
「どうして勉強するのか。私の答えは、『理想を叶えるため』です。」
数年前、卒業式の答辞で、ある卒業生がいった言葉です。
学年集会では、そういった話を紹介しながら、「そもそも、どうして勉強するの?」ということを、ひとりひとり考えてもらいました。

続く進路講話会では、進路指導部長の先生から、11月実施の模試の結果を振り返りながら、家庭学習の方法をを教わりました。
①宿題で終わる勉強ではダメ
②なにより復習が大切
復習にもコツがあり、毎日の授業のノートをその日のうちに見返すのが第一歩。
でも、ノートはあくまでも「先生の言葉」で書かれたものだから、「自分の言葉」に置き換えて作り直すことで、初めて知識は身につくのです。
だから、たとえ毎日60分勉強できていたとしても、宿題に追われる60分では、力は伸びません。

部活に熱心な翠陵生は「時間がない!」と嘆きがちですが、そんな生徒たちには「時間は自分で作るものだ!」と、進路指導部長から激励をいただきました。

さて、今日の翠陵は大忙し。
放課後には、中学保護者会が開催されました。
中学2年生の保護者の皆様には、いよいよ今年の10月に迫ったオーストラリア研修の様子を、写真のスライドショーを通して見ていただきました。
生徒も楽しみにしているオーストラリア。
今から準備できることとして、
①写真をたくさん用意する(ホストファミリーとお話しするきっかけづくり!)
②お手伝いをする(向こうでは家族の一員!ゲスト気分ではいられません)
③英語の勉強、がんばろう!(「もっとやっておけばよかった~!」という後悔、毎年聞きます。)

やることはたくさんありますが、時間を上手にやりくりして、充実した日々を送ってもらいたいです!

翠陵生活振り返り第二弾です。

翠陵に入学してからの6年間は、小学校で過ごした6年間に比べてものすごく早く、特に高校での3年間は本当に一瞬でした。それだけ、とても楽しかったです! もう少しで卒業するなんて考えられないです。
翠陵での生活は合唱コンや翠陵祭などどれも楽しかったですが、今考えてみると当たり前のこと――毎日授業を受けたり、お弁当を食べたり、部活動をしたり――そんなごく当たり前のことが1番楽しかったんだなと思います。
6年間本当に楽しかったです!

翠陵は、様々な面で恵まれた環境にあると思う。自然豊かなのはもちろん、先生方や友達にも恵まれていたと思う。校内には緑が多く、四季の移り変わりを目で楽しむことができた。先生方はとても親身に相談にのってくれたり、適切なアドバイスをくださった。さらに先生方はフレンドリーで、一緒に話をする時間はとても楽しかった。中高で得た友情は、「一生もの」だと私は思う。辛い時には支えあい楽しいことは共有することができる。そんな友達が翠陵では作れた。

当たり前だと思っていることに目を向けてみる。これも翠陵で大切にしていること。当たり前の時間こそ、「一生もの」の思い出になっていくんですね。

卒業をひかえた高校3年生が毎年綴る「翠陵生活をふりかえって」。

今年もそんな季節がやってきました。今日から少しずつ紹介していきます。

6年間を振り返ってみると思いだすのは部活のことです。どうしても入りたい部活があったから私は翠陵を選びました。
最初のうちは、毎日が新鮮で見るものすべてがキラキラして見えました。でも、中3くらいになると、今までキラキラしていたものも見慣れてきて、何とも思わなくなりました。それどころか学校を辞めようと本気で考え始めました。
今、この作文を書いている私は、6年間部活を続けて本当によかっと思いながら、当時の自分を振り返っています。そして友達・先生・家族のおかげでここまでやってこれたとつくづく思っています。
翠陵に入ってから私は、「私とは何か」というものを追い求めた気がします。翠陵は他の学校と違い、生徒も先生も本当に個性的で、「個性」なんてない私は自然とそれを追い求めていたのだと思います。また、感謝するということも翠陵から教わりました。みんなに支えられてここまでやってこれたので、関わったすべての人への感謝を忘れません。
これからも私は「自分とは何か」を追い求めつづけ、感謝の気持ちを忘れずに、もっとステキな女性になってみんなと再会したいと思います!
翠陵ありがとー!!

さて、この作者さんは今では充分個性的。彼女を知っている私たちからすると感慨深いものがあります。
6年間の成長を一番近くで見ることのできる私たちが、一番の幸せものですね。

自分たちが使う場所は、自分たちできれいにする。

これが翠陵のポリシーです。
ですから当然、毎日の清掃も生徒と教員の手によって行われます。

中学入試がつづいていますが、入試前日も「受験生が気持ちよく試験を受けられるように!」を目標に、全校生徒による大掃除を行いました。受験会場はもちろん、学校中をピカピカにして、在校生から受験生への応援の気持ちを伝えようと、みんな一生懸命。

私はトイレ担当。……驚きました!!
翠陵生はたしかに掃除が上手。みんなよく働きます。
でもさすがに、トイレの床まで手で磨いてくれたのは初めて!!!

モップをかけるのが通常のやり方。ところがいざ始めてみた生徒たちは、
「先生、モップを使わなくてもいいですか? モップだときれいになりません。」
と、モップの代りに雑巾を手に持ち拭き始めました。
拭き掃除は床だけにとどまりません。便器もきれいに磨きあげてくれました!

学校のトイレにも絶対に神様がいて、あなたたちのがんばりを見ていてくれたにちがいありません。いや、神様が見ていなくても、私がしっかり見ていました!!

翠陵生はまちがいなく、べっぴんさんです!!!!!

「え~、まさか!?」 「きたー!!」

スピーチコンテスト(レシテーションの部)でクラス優勝した中学1年生2人の、結果が発表された瞬間のそれぞれの感想です。

「英語が好きで、英会話もならっていた私は、はっきり言ってねらってました!」
「英語に触れることは学校での授業だけです。発音にも自信がないので、とにかく気持ちを込められればいいなと思っていました。」
と、とにかく対照的な2人。
クラス選考会までの練習にも違いがあったようです。
冬休み前に暗唱する内容が書かれたプリントが配られ、1月中旬の選考会に向けて各自が練習を開始します。さて、どんな練習をしていたのでしょうか…?

「次の日に半分、年明けに全部の暗記が終わりました。1日1回プリントを見ながら読み、選考会一週間前からは暗唱練習に切り替えました。」
「次の日には暗記しました。とにかく毎日あいているちょっとした時間にブツブツ唱えていました。たとえばドライヤーで髪を乾かしながらとか、お風呂に入りながらとか。」

なるほど。それぞれ自分のペースと、自分に合った方法で練習を重ねていったのですね。そしてもちろん、家族の協力もありました。

「お母さんにプリントを見ながら聞いてもらいました。」
「私も発音を家族にチェックしてもらいました。」
なんと自分の声を録音して、自分でチェックもしていたそうです!

対照的な2人ですが、話を聞いていると共通点が見えてきました。それは「人前でスピーチをする」時に、とても大切なことです。
「発音も悪い私が選ばれたのは、たぶん中身にそった話し方、内容を相手に伝えようと思って話したことが評価されたのだと思います。」
聞き手の目を見て話すことを心がけました。」

――「相手に伝えようとすること
これが最終的に2人の優勝につながったのでしょう。
2人とも、クラスには自分よりも英語を上手に話す子がいると言っています。でも、2人が選ばれたのはきっとこの意識の差だったのではないしょうか?

そんな2人の体育館での本番の反省点は、
「下を向いてしまったことと、内容をイメージしながら話せなかったこと。」
「みんなを見ようと思いすぎて、目線がいろいろなところに飛びすぎてしまったこと。」
とのこと。最後まで「相手」への意識を忘れずにいたようですが、やっぱり緊張には勝てなかったとか……。

さて、今回の経験をもとに、今後の抱負を聞いてみました。
「もっと英語を上手に話せるようになりたい! 人前でもひきつらない笑顔で話せるようになりたいです!」
「発音の細かいところを練習したい。そして、相手の人数に合わせた話し方ができるようになりたいです!」

なんとも頼もしい中学1年生! 今後のさらなる活躍に期待しています!!!

始まりました。
中学入試第一回目の試験開始時刻を過ぎました。

気持ちが引き締まるような寒さの中、朝早くからたくさんの受験生が元気に集合。
ただいま一生懸命問題に取り組んでいる真っ最中です。

みんなのがんばりが、良い結果につながりますように

土曜日に行われたスピーチコンテストは、昨年同様とてもレベルが高く嬉しく思っています。
言葉の持つ力の素晴らしさを皆さんもぜひ理解してください。
スピーチをする際には、伝える内容とともに、伝えたいことをまとめた印象に残る言葉が含まれているとより良いスピーチになると思っています。
レシテーションコンテストの課題になっていたスピーチがとても参考になりますし、同時に覚えておいてほしい一節があります。
キング牧師の演説の一節です。
「私には夢があります。いつの日にか、かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷主の息子たちが兄弟愛のテーブルに一緒につくという夢です。」
“ I have a dream. One day the sons of former slaves and the sons of slave-owners will be able to sit down together at the table of brotherhood.”
ケネディ大統領の就任演説の一節です。
「自分のために国が何をしてくれるのかを問うのではなく、自分は国のために何ができるのかを問うてください。」
“ Ask not what your country can do for you.  Ask what you can do for your country. ”
マザー・テレサのスピーチも課題になっていましたが、以前に紹介した「愛することの反対は憎むことではありません。無関心です。」という言葉も押さえておいてほしい言葉です。
相手に関心を持つことから愛が始まるということを忘れないでください。

言葉には素晴らしい力がありますが、使い方を間違えると人に迷惑をかけることになります。
その耳障りな言葉の代表的なものに、授業中の私語やバスや電車内での大きな声での会話などがあります。
私たちの顔には、外からの刺激や情報などを受け入れたり、発信したりする機能を持つ器官が4つあります。目、鼻、耳、口です。それぞれの器官の使い方は何かと考えてみると、目で周囲の状況を観察し、鼻で呼吸し臭いをかぎ、耳で周囲の意見を十分に聞き取り、的確な判断に基づいて発言すべき時に建設的な考えを口で述べることにあると言えます。
しかし、4つの器官のうち1つだけ他と異なる器官があります。
見たくないものがあれば、目を閉じればよい。
嫌な臭いを嗅ぎたくない時は、一時鼻で呼吸するのを止めれば済みます。
何も言いたくない時は、口を閉じればよい。
自分の意思でその機能を止めることができます。
しかし、耳はそうはいきません。耳栓をしたり、手で覆ったりしない限り、否応なくどのような音も飛び込んできます。
言葉には素晴らしい力があります。でも、耳は塞ぐことができません。
耳障りな言葉にならないよう、口を開く時かどうか判断してください。

英語スピーチコンテストが開催されました。

中学生はクラス代表者による発表。
高校生はコンテスト形式。

4月から英語の勉強を始めたとは思えないくらいの流暢な英語を披露してくれた中学1年生。
ワード数も増え、さすがの違いを見せてくれた中学2年生。
そして3年生は、実体験に基づく自分の意見を英語原稿にまとめてスピーチしました。(1・2年生はレシテーションコンテストです。)

高校生は、やはり量も内容もぐんと深まり、実体験から社会・世界へと視野を広げた問題や話題となりました。その上で、自分自身がどう生きていくかということを語ってくれました。

入賞者は以下の通りです。

 Junior 1  (Recitaton) MIzuki Sugita / Hitomi Mori
             2  (Recitaton) Rino Moore / Momoko Tatsuta / Msaki Adachi
             3  (Speech)   Ryoko NIshikawa「My Best memory in Australia」
                          Suimire Sekiguchi「My Dream」
                          Yurie Horiuchi「Love for Basketball」
  Senior 1 (Recitaton)   Ru Ri
              (Speech)      Maika Fujisawa 「Meaning of Special」
           2 (Speech)      1. Mishio Kanno 「Encounters」   
                             2. Sakura Kaneko「Change the World with My Dream」 
                                        Sayaka Yamaguchi「My Dream」
 
入賞者インタビューを掲載予定。ぜひお楽しみに!

生徒の生活は、とっても規則正しいです。

毎日同じ登校時間。
時間割にそった授業。
そして、ほとんど同じ時間に下校。

規則正しいリズムを作って生活することは、非常に大切なことです。
…でも、だからこそ。
たまに違うことが起こると、ごく小さなことでも、大きな変化として感じることができます。

昨日のブログで紹介しましたが、教員の中にも熱でダウンしてししまった人が…。
そこで、いつもと違う先生が授業を担当。
そんな一日について生徒の「スクールライフ」には、こんな一言が。

今日は1時間目と6時間目が、いつもと違う先生でした。
1日の最初と最後…。
なんだか新鮮な1日でした♪

変わらないように見える毎日の中でも、常に新しい何か発見をする。楽しい人生を送る秘訣です。

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