前回、「不易と流行」について述べました。
これから教育に関する「不易」について、述べて行きます。

 

1.なぜ学ぶのか?

 

答1 人間になるために

(理由)

 人間は他の哺乳動物に比べれば未熟な状態で産まれてきます。それは、限りない可能性を秘めているからだと言われています。実際に、3才児ぐらいにならなければ自分で食べることも排泄物を処理することも出来ません。

 この未熟なことが、限りない可能性を秘めていることと密接な関係を持っているといわれています。例えば、日本人から産まれた子供は、必ず日本語が話せるか?と問われれば、答えはNOです。親が英語しか話さなければ、その子供は英語を話します。翻って犬はどうでしょう。犬は誰に育てられようと「ワンワン」としか吠えることしか出来ません。

 つまり、人間は学習しなければ言葉を習得できないのです。学習は、人間の限りない可能性を引き出してくれるのです。そして、未熟に産まれてきた猿をヒト(ホモサピエンス)に成長させるのです。

 

(上野)

 

寒くなってきました。ブログを観ていただいている方々、お体は大丈夫ですか。

特に受験生は、追い込みシーズン!頑張って下さい。

また、志望校を決めるシーズンでもあります。

皆さん「新生!千葉明徳中学校」はどうでしょうか。

中高一貫の第一期生になりませんか。

 

今回、本校では4回の入学試験を予定しています。

12月2日に第1回入試(第一志望入試)、1月20・23・2月1日に第2・3・4回入試を実施します。

また、受験しやすいように、出願書類を簡単にし、第2・3・4回入試では、延納手続きができます。

この手続きも簡単!

出願時に、書類の項目に○を付けるだけです。

そして、手続きの際の延納金を必要としません。

多くの受験生に受けてもらい、千葉明徳中学校を知っていただきたいです。

 

受験生の皆さん、志望校の一校に!

(横山)

10月23日(土)、第3回学校説明会を開催いたしました。

参加してくださった33名の皆さん、ありがとうございました。

今回の司会は養護教諭の横島先生(写真左)。

いつも私(土佐)が司会をさせていただいていましたが、雰囲気が若々しく変わりますね。

内容としては、園部副校長あいさつ、教頭就任予定の山田先生から本校の教育理念についてのお話しをした後、

具体的なお話しに入りました。

 

まずは土佐から全体的な概要説明、そして鮎川先生の進行のもとで、本日のテーマの発表です。

理科は相馬先生から、実験道具を用いた説明が展開されました。(写真央)

実際に参加者の皆さんにも問いかけがあり、公開授業のようでもありました。

数学は田村先生から「書かせる数学」と題しての発表でした。(写真右)

こちらも実際の授業での問いかけ例を交えてのお話しでした。

 

また、同時開催の体験授業は英語。現在は特進コースで担任を務める坂本先生の授業でした。(写真左・央)

スライドとCDを使い、どんどん生徒が参加させるダイナミックなスタイルの授業で、

参加した受験生たちも非常に楽しそうに授業を受けていました。

また、ペアワークのコーナーでは担任役の奥村先生(理科の先生。来年度は副担任になる予定です)

もいっしょに参加(写真右)。とても熱気あふれる授業になりました。

 

さて、次回の説明会テーマは「千葉明徳の英語」です。

何度も足を運んでくださっている皆さん、また初めて「行こうかな」と思ってくださっている皆さん、

ぜひ千葉明徳学園までお越しください。同時開催の体験授業は宍倉有加里先生の数学です。

(詳しくはこちら

 

(土佐)

本日、第3回目の学校説明会がありました。

ご参加下さいました小学生のみなさん、保護者の皆様、有難うございました<(_ _)>

 

私(田村)は今日、数学と入試について説明させていただきました。

 「あれも伝えたい。これも伝えたい」という気持ちが先走りしてしまい、

逆に不十分になってしまったのでは・・・?と若干不安です((+_+))

 

ふと空を見上げれば、真っ青な青空で気持ち良いです。

新しい学校創りに向けての英気を養うために、久し振りに魚釣りにでも行こうかなあ。

「日本の魚釣り」(hachette)vol.1,vol.2も買ったことだし・・・。

 

(田村)                                                 

ある日の職員室での話。

「動画投稿サイトってすごいですね」

「本当だよね。教材の準備とかにすごく役立つよね。」

「いや、そうじゃなくて、自分の好きなバンドの演奏の様子とかが見られるじゃないですか」

「あぁ、そっちの方ですか。確かにそうですね。」

 

その日の家での話

「動画投稿サイトってすごいよね」

「本当だよね。仕事でもよく使うよ」

「いや、そうじゃなくて、今日の料理。レシピのわからないところを動画で参考に。」

「なるほど。そんな使い方もあるね。中学生くらいだと好きな音楽を聴くために使う人もいるらしいね」

 

たまたま同じ日にあちこちで話題になりました。教材、趣味、料理と、同じサイトでも利用法は様々です。

 

インターネットの可能性といいますか、使い道の多様性にはいつも驚かされます。常に新しい

サービスが登場して(その後消えていくものもあり)、私たちの生活はどんどん便利になります。

 

英語の指導でも音声でも映像でも活用できるのですごく助かっています。来週の高校の授業では

キング牧師のスピーチを見るのに使います。ついでに私のお気に入りのケネディ大統領の演説

(”Ask not what your country can do for you”のやつです)も見せたいな。中学の

授業ではどのように使えるか。活用が今から楽しみです。

(鮎川)

中学開設に当たって先ずはじめに考えたことは、どのような中学校が今日求められているのかでした。

 

今日の社会状況を見ると、経済不況が長続きし今後飛躍的に良くなることは望めません。

子供達に夢を持てとか、目標を持てとかなかなか言えない状況になっています。

以前なら、良い高校・大学に入って・良い会社に入れば、幸せな生活が待っている、

だから、勉強しようということで子供達を指導できました。

 

しかし、何が起きるか分からない先行き不透明な時代ではそうはいきません。

 

そこで、教育や学校の原点に戻って本質を追究しようということになりました。

俳論用語に「不易と流行」と、いう言葉があります。

時代に合わせて変えなければいけないこと、また、時代がどのように変わろうが変えてはいけないことがある

ということです。これを実践すれば必ず、多くの方から支持を得られるだろうと考えました。

 

(上野孝裕)

中学開設準備を進める一方で、高校の特別進学コースの英語の授業も担当しています。

その授業でした「余談」の一つをご紹介。

 

「察する」ということに価値をおく私たちの国の文化は、それはそれですばらしいと思うが、

一方でちゃんとするべきことがある。例えば、「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか。

そういう挨拶のようなことは当たり前のこと。

でも、あたりまえだけども、ちゃんと言葉にしなければいけないこと・ときがある。

そういうことができるようになるためには、「察する」ことをベースにした

「優しさ」というものが必要になるのではないか。

優しさを人に伝えてあげることがフィードバックというものの重要性の

本質であるように思う。

感じたこと、特にいいことなら、ぜひ伝えてあげなさい。

自分のことほど自分では気づきにくい。

そしてそれを人に伝えてもらえたときのうれしさったら、ない。

自信につながったり、不安が解消できたり、いろんないいことがある。

そういうことができる人間になるのはどうだろうか。

 

 

こんな内容で話をしました。もっと具体的な事例と結び付けて話しましたが、ここではそれは割愛。

生徒とのかかわりでフィードバックを大切にしています。同時に、教員間のかかわりでも同じように大切にしています。

ほめられることがあったらほめる。照れくさいときもありますけど、やると決めているので、やります。

 

私たちの中学開設企画局はこのフィードバックを、みんなちゃんとできているなぁと感じてます。

いいことはいいというし、ダメなことにはダメといいます。

上野局長の方針というか人間性が色濃くにじみ出ているからなのですが、これがすごくいいのです。

ダメ出しの時もあるけれど、落ち込むときもあるけれど、結局のところ、やる気につながるなぁと感じています。

 

開設準備の仕事も残すところあと5か月ほど。この雰囲気ならいい学校が作れるなぁと感じながら、

こつこつと頑張る日々です。

 

(鮎川)

やっと、季節らしくなってきました。

高校では体育祭も終わり、明日から中間試験1週間前!

全力で頑張ってほしいです。

 

私は理科の教員なので、今回は、中学校開校に伴い、現在建築してる校舎の屋上にできる、

本校自慢の施設、千葉明徳天文台の「天体望遠鏡」について、お話ししたいと思います。

 

この望遠鏡の正式名は「カセグレン式反射望遠鏡」といい、

コンピューターと連動する自動導入制御対応の本格派です。

私も、まだ説明を聞いただけですが、とにかく凄い!

危険な姿勢になったら自動停止する装置もついているのだそうです。

他に、子午線通過時も楽々の連続観測が可能(従来の観測では、鏡筒を東西に置き換えた)で、

長時間の撮影、小惑星、超新星などの全天パトロールも効率よく観測する能力を持っています。

 

と言うことは、「新星発見!」といった大発見も期待できます。 

また、朝から夕方までは、太陽観測もできるので、何と、24時間対応です。

入学したら、是非利用して、「新星発見!」と言う、大チャンスを体験して下さい。

 

 

 

<実際にこの望遠鏡で見える天体写真(メーカーさんから送られた画像です)>

    ↓   ↓   ↓

(左:土星、央:月面、右:アンドロメダ大星雲)

 

明徳1号、2号・・・・・・・といった大発見になれれば・・・  その日が、徐々に近くなってきて、中学スタッフ一同、楽しみです。

(横山)

先週土曜日は千葉明徳高等学校の体育祭でした。

生徒たちが3チームに分かれ、本校自慢の人工芝グラウンドで熱気あふれる競技を展開してくれました。

私が昨年受け持っていた現高校2年生の生徒たちによる「クラス対抗全員リレー」では、

どんな生徒も手を抜く事なく、まさに「全員」が全力で頑張っていて、

見ているこちらが励まされた気がしました。

頑張っている姿というのは、やはり感動を与えるものですね。

 

さて、千葉明徳中学校では、体育祭ではなく陸上競技会を企画しています。

あくまでも予定ですが、会場は本校からほど近くにある、

本格的な全天候型陸上グラウンドを使用することにしています。

これはもちろん、私が陸上部の出身だから、という個人的な思いからではなく、

本物を体験させたい、という中学スタッフの想いから浮かんできた構想です。

ここでも、先述の「全員リレー」に負けない、生徒全員による一生懸命な競技が

展開される事を期待しています。

もちろん、初年度は最大で120名のわけですから、全体の人数も少ない。

もしかしたら教員団も競技に参加せざるを得ないかもしれません(汗)。

何にせよ、運動が得意な子も苦手な子も、1人ひとりのレベルで楽しめて勉強になる、

そんな「体験」をさせてあげたいと考えています。

 

(土佐)

先日、家から出て暮らしている大学4年生の息子がふら~っと帰って来ました。

「顔を見せに来たよ」などとニクイ事を言いながら夕食をがっつり食べ、愛犬とじゃれあい、

「それじゃ、またね」と言って帰りました。会う度に大人っぽくなり、

「子離れしたなあ」と嬉しいような、でもちょっと寂しいような気持ちになりました。

 

彼が中学生の頃は、まさに「反抗期」の真っ盛りで、親として真剣に悩んでいたのが懐かしいです。

当時の写真を見ると、今からはとても想像できないような、まるで別人のような顔をしています。

本人に話すと、少し照れくさそうに「それが正常な育ち方だよ。」などとのたまいます。

いつか彼が親になったとき、その頃の思い、経験が生きるのではないかと前向きに期待しています。

親バカですねえ(=^・^=)

 

私達は、今、「魅力ある中学校」を作ろうと奮闘努力しています。

来たる23日(土)には第3回の学校説明会を予定しています。

私達の思いを精一杯伝え、一人でも多くの方に来て頂きたいと心底思っています。

 

縁があって受け持つことになる子供達が、時には反抗しながらでも真っすぐ成長し、

6年後に「千葉明徳に入って本当に良かった!!」と言いながら笑顔で卒業してくれることを夢見ています。

 

(田村)

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