11月10日土曜日に、ジャパンソサエティ(1907年にニューヨークで創立された全米最大の日米交流団体)の教育部門の代表2名、静岡の中学校の先生が本校の情報の授業(Skypeを用いた海外の高校生と平和について議論する)の見学に来られた。 参加している高校二年生は、Skypeを用いた国際交流が三回目ということもあり、だいぶ慣れてきた様子だった。 今後は更にパキスタンの学校なども含め、平和についての学習を展開していく予定です。来校された方々からは、学園の教育カリキュラムは素晴らしく、特に「解決する力」が身についていると高く評価していただき、来年度の日米リーダー交換プログラムにエントリーしてほしいとお誘いを受けた。

ジャパンソサエティの方に英語で自己紹介
Skypeを用いて、海外の高校生と「平和」について議論

 

 

本校では、中等科3年生になると「産業」の授業が行われ、養豚や畑など5つのグループに分かれて、生命に触れる学びを行なっています。
(詳しくはこちらから)

10月8日に、家庭科教員の指導のもと畑グループの生徒達が、放課後の時間を使ってスイートポテトづくりに挑みました。
畑グループでは、作物を収穫したあと、食品に加工することに挑戦しています。 先日は人参ケーキを作って、ホームカミングデイで来校した卒業生の方々にも購入していただきました。
焼きあがったスイートポテトをお盆いっぱいに並べた生徒達は、夕暮れ時の職員室に販売に来ました。焼きたてのものを勧められてほおばると、素朴な甘みが口いっぱいに広がりました。
  

 

 

 

自由学園男子部では11月10日に学校説明会を開催いたします。
本校の学習や寮生活などについて、生徒や教員から説明させていただきます。
お申し込みはこちらから。

 

今学期、中等科2年生は、図形の合同証明について学んでおり、本日はその発展学習として、任意の合同な四角形がタイル張り(平面充填)できることについて学習しました。
生徒達は、好きな四角形で型を作り、複数の色紙を型に合わせて切り抜きます。
その後、台紙の上に切り抜いた四角形並べ、敷き詰めていきます。
最終的には、のりで四角形を台紙に貼り付け完成となります。
皆思い思いの形でタイル張りをし、きれいな作品を作ることができました。
また完成した作品を皆で見合う時間をとり、作品に対して感想を聴き合いました。
生徒達は「皆異なる四角形で作ったのに、タイル張りできている」や「~君のは配色がきれい」などと感想を述べていました。
中等科2年生は、合同の証明問題が解けるようになっただけでなく、合同な図形にはどんな性質があるのかを、実際に手を動かし確認することが出来ました。
今回制作したものは、美術展にも展示する予定です。

    

 

    

 


自由学園男子部では11月10日に学校説明会を開催いたします。 本校の学習や寮生活などについて、生徒や教員から説明させていただきます。 お申し込みはこちらから。

本日1・2時間目に、全学年で漢字検定が実施されました。本校では高等科修了までに2級(高校卒業・大学・一般程度)合格を目指していますが、それぞれの人が自分の実力にあった級を受検して、毎年のステップアップを励んで来ています。

夏休み前に受検級を決定して、夏休み中から練習を重ねてきた生徒もいれば、体操会が終わった10月頃から集中して取り組み始めた生徒もいます。今朝は朝礼前より皆緊張した面持ちで登校してきていました。とりわけ今年度から、平成22年に改定された「常用漢字表」に則った内容の検定となり、2級では「憂鬱」や「滑稽」などの字を含んだ196字が新しく加えられるなど、難易度の増した検定でした。

気持ちのよい秋晴れの中、60分間の検定にそれぞれが学んできた知識を用いて、集中して挑む姿が、多く見られました。検定終了後には、晴れ晴れとした顔をしている人と、浮かない顔をしている人と、双方の顔が見られました。結果発表は約1か月後です。

中等科2年生

高等科3年生

 

自由学園男子部では11月10日にそれぞれ学校説明会を開催いたします。 本校の学習や寮生活などについて、生徒や教員から説明させていただきます。 お申し込みはこちらから。

 

高等科3年生が市内にあるインターナショナルスクールのCAJ(Christian Academy in Japan)へ文化交流に行ってきました。
本校とCAJは、生徒達が毎年お互いの学校を訪問しているほか、サッカーやテニス、バスケットの交流試合なども盛んに行なっています。
午前中はお互いの学校紹介をしたり、歌を歌ったりしました。本校の生徒は「空も飛べるはず」を歌い、大きな拍手で迎えてもらいました。
その後、グループごとに自己紹介やアクティビティを行い、日本語、英語、数学、心理学の授業に分かれて参加させてもらいました。
生徒たちは、「外国の匂いがする!」「掲示板が英語で書かれてる!」「授業中にみんなが発言している!」などとさまざまなことに驚きながら、共同作業やコミュニケーションを楽しんでいました。
お昼ご飯は屋外で、両校の生徒で一緒に食べました。タコライスやアイスクリームなど、普段は食べないお昼ご飯にみな大興奮していました。
最後に写真撮影を撮り、学園に帰りました。
振り返りの際には「英語が通じたことが自信になった」「もっと英語を頑張ろうと思った」という生徒が多く、
今後の英語の取り組みのモチベーションになったようです。
今度は来年1月に、CAJの生徒を自由学園にお招きします。

 

 

 

自由学園男子部では11月10日に学校説明会を開催いたします。
本校の学習や寮生活などについて、生徒や教員から説明させていただきます。
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本校では、埼玉県飯能市にある名栗の造林地で植林作業や山道整備を行ないます。

高等科2年生が前半、後半の二つのグループに分かれ、10月15日から19日、10月22日から26日の各日程で埼玉県名栗村の学校林で植林体験を行いました。

【前半グループの活動】
前半グループは、間伐材の運び出しや林道の整備を行い、小屋周辺の整備として入口に軒の作成、台所となる小屋の柱を立てるなど、大自然のなかで力一杯働くことができました。伝統的に「西川材」で有名なこの地方で製材の勉強もできました。
さらに名栗小学校を訪れて小学生に植林活動を伝える活動も行いました。
今回は窯でご飯を炊きましたので焦げてしまうこともありましたが、協力して生活できたことはよい経験になりました。

 

【後半グループの活動】
後半グループは、間伐材の運び出しと同時に、林道の整備として沢を渡る橋の建設を行ないました。
7mほどの間伐材を沢の上から降ろしたあと、かすがいを使って組み合わせ、表面を削って滑らないようにしました。
また、道の路肩や土砂崩れの部分も杭を打って固めました。
小屋の周辺では台所が整備されました。
今までは屋根のないところで炊事をしていたのですが、水周りと窯がひとつにまとまり、ビニールシートですが屋根もできたのでとても便利になりました。
 

 

体験学習から帰ってきた生徒の表情からは、疲れのなかにも充実した体験だったことが見て取れました。

 

本校は、幼児生活団(幼稚園)から最高学部(大学部)までの一貫教育の学校です。幼児生活団、初等部(小学校)、最高学部は男女共学ですが、中等科・高等科の6年間は男女別学で、男子部・女子部に分かれています。中等科以上は寮があり、日本全国から生徒が集まっています。

10月20日土曜日に初等部4年生の児童と父母の方々が男子部を見学に来てくれました。
寮の生活を知ってもらうために、説明会は寮で行ないました。
高等科2年生の係りが男子部の勉強や生活の様子を説明して、その後寮を見学してもらいました。
「寮ではどれぐらいの人が生活しているんですか?」「朝起きるのは大変ですか?」
など、子どもたちからの屈託のない質問に生徒たちは自分で考えて答えていました。
4年生の子どもたちは体操館に移動して、別の高等科2年生たちと一緒に、身体を動かしながらの交流をしました。
みんな元気いっぱいで、対応した高校2年生も汗だくになりながら、楽しそうに関わっていました。

初等部では4・5・6年のときにそれぞれ男子部・女子部を見学に行く機会があります。
5年生ではまた違ったプログラムで、男子部の色々な面に触れ、生徒達と交流してもらえればと
思っています。

学校紹介を行う生徒

初等部4年生と体操で交流

笑顔の男子部生と初等部4年生

 

自由学園男子部では10月27日・11月10日にそれぞれ学校説明会を開催いたします。
本校の学習や寮生活などについて、生徒や教員から説明させていただきます。
お申し込みはこちらから。

10月20日土曜日に、卒業50周年、25周年を迎える卒業生(21回生と43回生)をお招きして、 同学会のご協力のもと、ホームカミングデーを開催することができました。

10時30分に卒業生と共に男子部芝生に整列して朝礼を行ない、生徒代表による礼拝のあと、 21回生の皿井さんと43回生の松原さんにそれぞれスピーチをしていただきました。
ご自身が携わっていらっしゃるお仕事のことから、 男子部で学ぶことが社会でどのように役立っていくかということまで、 生徒達にも分かりやすいお話しを聴かせていただきました。
生徒のなかには終了後に直接お話しを伺いたいと申し出てきた者もおり、 自分の人生や将来について考える機会になりました。
お昼のあとにはしののめ寮に移動して、近況をご報告いただいたり、昔の寮の様子を映像で見たりして お過ごしいただきました。
今回ご出席くださった卒業生のなかには、卒業以来初めて学園に足を運ばれた方もいらっしゃいました。
「何十年ぶりに会ってもいつも一緒にいるように感じる、すごい仲間がいることに気づけた。」
「ここで育ったかけがえのない人生。学園での経験を支えに70年生きてきた。」
「在学時は迷ったり悩んだりした時期でもあり、来るまでは不安があった。でも本当に来れてよかった。」
などの感想を伺うことができました。

 

 

 

本校では、毎年2学期に全生徒が漢字検定を受検しており、この時期になると漢字検定試験に向けての勉強が盛んに行われます。
本日は中等科2年生が国語の時間に漢字検定の勉強をおこないました。
国語の授業では、毎回10分程度、漢字の書き取りや四文字熟語の課題が行われています。
繰り返し漢字の書き取りを行う生徒や、四字字熟語を声に出して覚える生徒の姿がとても印象的でした。
また課題を行うだけでなく、間違えてしまった問題を書き写すプリントが配布され、自分の苦手な問題がすぐに確認できるようにしています。
中等科2年生の中には、準2級(高校卒業レベル)を受検する生徒もおり、皆が自分の目指す目標に向かって取り組んでいます。
試験まで良い準備を継続させ、多くの人が合格できると良いです。

昨年度の漢字検定試験の様子はこちらから

高等科2年、3年生が明日行われる数学の中間テストに向けて、「学び合い」学習をしました。
本授業では、先生が一方的に授業をするのではなく、生徒同士がコミュニケーションをとり、互いに質問を交わし合う「学び合い」を大切にしています。授業は、「解説、演習、宿題」と大きく分けて3つ内容で構成されており、まず先生から、その日行われる演習問題の解説がされます。その後は5~6人ほどのグループに分かれた生徒達が、その日与えられた演習問題を解きます。グループには毎回リーダーが設定され、グループのメンバー全員が演習問題を解けるように気を配ります。
今日は、明日試験ということもあり「この問題わからないんだけど教えてくれる?」、「x番目の問題の答えこれで合ってる?」など授業中にはたくさんの質問が飛び交いました。また早く演習が終わった人は、終わっていない人に所に行き、問題の解説をしていました。
今日の夜は、明日の試験に向けてで勉強会が開かれる予定です。

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