本校では毎年デンマークから体操の先生をお迎えしており、本場の体操にふれたり、海外の方とコミュニケーションする場があります。

今年度も例年に引き続き、デンマークから4ヶ月間、体操の指導者をお迎えしています。
本校と親交の深いオレロップ体育アカデミーの卒業生が2名、8月下旬から来日して卒業生のご家庭や大学部の寮に宿泊しています。
主に10月に予定されている体操会に向けて中等科の体操と転回運動部の指導に当たっていただき、その後も各学年の体育の授業などで交流していただく予定です。
今日は初めて生徒と顔を合わせ、昼食時に自己紹介をしていただきました。
「いっしょに体操を楽しんで良い体操の演技を創っていきましょう。」と呼びかけてくださいました。
夕方にはさっそく転回運動部の指導にあたっていただきました。

英語科教員の通訳を交えて自己紹介をしていただく

本校では、自分の思いや体験した出来事を文章にしてみなの前で発表する機会を大切にしています。
そのような場を多く経験することで、大勢の前にあっても自分の思いを臆せずに発信していく力、
人に聴いてもらうための文章を作ることで考えを整理していく力を身につけていってほしいと願っています。
(本校のコミュニケーション教育についてはこちらから)

本校では、生徒一人ひとりが全員の前で、「夏休み報告書」を朗読します。
各々過ごした夏休みの様子を、ある人は事細かに、ある人はユーモラスにまとめ、みなで聴きあいます。

今日は中等科1・2年生の生徒全員が2時間かけて朗読しました。
なかにはなかなか大きな声が出せずに下を向いてもごもごと読んでいる生徒もおりましたが、その時は最後列に座っている高等科3年生が、ときには教員より先に「ちょっと声が小さいよ。」「後ろまで聞こえないよ。」などと声をかけていました。
生徒の楽しい夏のエピソードに対し、会場が笑いに包まれる場面が多くあり、皆で楽しい時間を共有することが出来きました。また、つっかえつっかえ読む生徒に対しても、みなが辛抱強く聴いてました。

本校では、夏休みが終了した2学期始業式の終了直後に、生徒たちが学年ごとにバスに乗り込み、北軽井沢や山中湖をはじめとする自然豊かな場所へ「修養会」にいきます。「修養会」と呼ばれる3泊4日のこの行事では、「読書」「レクリエーション」「懇談」といった盛りだくさんの予定が組まれます。そしてその中で、2学期に向けての目標を定め、みんなの気持ちを一つにそろえて、2学期の寮や学校の生活に向かっていきます。

 

高等科2年生は、信州共働学舎で修養会と労働体験をしました。
会の途中からは、最初に宿泊した宿舎よりもさらに1時間あまり山道を登った場所での生活を行ないました。
白馬連山を見渡せる美しい自然のなかで、収穫したおいしい野菜をふんだんに使って食事をつくりました。
労働体験のなかでは、小川からの給水設備の整備を行ったり、山道を上り下りして荷上げに汗を流しました。
また、お風呂はドラム缶で焚くなど、不便ながらも楽しい生活を送りました。
夜は、映画監督の本橋成一さんにお会いして興味深いお話を伺ったり、学年が抱える問題を輪になって話し合うなど充実した時間を過ごせました。
(先日本橋さんが朝日新聞に寄稿されたコラムはこちらから)
高等科二年生は、修養会を通じて、2学期に向けてよいスタートを切ることができました。

力を合わせて大きな倒木を運び出

大自然の中で食事の準備

     

本校では、夏休みが終了した2学期始業式の終了直後に、生徒たちが学年ごとにバスに乗り込み、北軽井沢や山中湖をはじめとする自然豊かな場所へ「修養会」にいきます
「修養会」と呼ばれる3泊4日のこの行事では、「読書」「レクリエーション」「懇談」といった盛りだくさんの予定が組まれます。そしてその中で、2学期に向けての目標を定め、みんなの気持ちを一つにそろえて、2学期の寮や学校の生活に向かっていきます。

 

中等科1年生は関係性の向上を目的として河口湖畔で修養会を行ないました。
修養会に向けての話し合いでは、目標を「心がつながる」と決めました。
1学期も全員で寮生活を行なっていましたが、中等科一年生だけで宿泊する体験は今回が初めてでした。
野外での食事作りも協力して行ないました。
今回の修養会では「プロジェクト・アドベンチャー」を行ないました。
これは、グループで協力しないと達成できないいくつかの課題を解決していくなかで、
連帯感や協力の大切さを学んでいくアクティビティの方法です。
生徒たちはわいわいと盛り上がったり恥ずかしがったりしながら、
お互いに力を出し合って課題を乗り越えていきました。

食事作り

皆でする食事

ボート体験

「プロジェクト・アドベンチャー」の様子

 

本校では、夏休みが終了した2学期始業式の終了直後に、生徒たちが学年ごとにバスに乗り込み、北軽井沢や山中湖をはじめとする自然豊かな場所へ「修養会」にいきます。
「修養会」と呼ばれる3泊4日のこの行事では、「読書」「レクリエーション」「懇談」といった盛りだくさんの予定が組まれます。
そしてその中で、2学期に向けての目標を定め、みんなの気持ちを一つにそろえて、2学期の寮や学校の生活に向かっていきます。

中等科2年生は、神奈川県三浦市初声町にあるYMCAふれあいの村に修養会に行き、海岸動物の観察実習「磯の勉強」を行ないました。
生徒達は、宿泊先近くの長浜海岸へ海岸動物を捕まえに行き、海に潜ったり、箱メガネで覗いたりと、思い思いに磯の生物を探していました。
また捕まえた海岸動物は、実験室に持ち帰り、 魚のウロコや貝の模様まで観察し、とても細かくスケッチしました。
夜には宿舎施設に海洋生態学の第一人者の方をお招きし、夜の海岸に行きました。
海藻を食べる虫や、光るミミズなど、日中には見ることのなかった生物を教えていただき、
生徒たちはとても興奮した様子でした。

  

高等科1年生の福祉施設での活動も3日目を迎えました。
(初日の様子はこちらから)
毎晩、全員が感じたことを話してそれを互いに聴きあうことで、
グループや個人ごとの学びを全体で共有する機会を持っています。
生徒たちの感想には次のようなものがありました。(一部抜粋)
「高齢者の方の笑顔を見ることができて、人を喜ばせることは自分にもプラスになると感じた。」
「自分が話しかけてもうまく伝わらないけれど職員の方が話すと伝わる。まねしてみたけれど何かが違った。」
「普段言われるありがとうと、ここで言われるありがとうの重みが違うように感じた。」
「どうすればいいか分からなくて困っていたときに利用者の方に話しかけてもらってとてもほっとした。」
「昨日よりも今日、利用者の方と多く話しができて嬉しかった。」
「昨日話した方に、今日行ったらそのことを忘れられていてショックだった。」
それぞれの視点で語られる真剣な思いを、静かに受け止めることができました。

   

施設の清掃

車いすの掃除

 

 

本校では、夏休みが終了した2学期始業式の終了直後に、生徒たちが学年ごとにバスに乗り込み、北軽井沢や山中湖をはじめとする自然豊かな場所へ「修養会」にいきます。「修養会」と呼ばれる3泊4日のこの行事では、「読書」「レクリエーション」「懇談」といった盛りだくさんの予定が組まれます。そしてその中で、2学期に向けての目標を定め、みんなの気持ちを一つにそろえて、2学期の寮や学校の生活に向かっていきます。

 

中等科3年生は北軽井沢のキャンプ場で、大自然のなかでの生活を体験しています。
毎回の食事はグループごとにメニューをたて、決められた予算のなかから材料を購入するところも全て計画して行ないます。
昨日は、飯ごう炊爨の火起こしに苦労してすっかり食事が遅れてしまったグループもありましたが、 今日はかなり上達してきました。
メニューも豊富で、定番の焼き肉やカレーから、お好み焼き、親子丼、スパゲッティミートソース
まで、 慣れない手つきでつくった「男メシ」の完成度を自慢しあいます。
読書の時間では友情をテーマとして扱い、ニーチェの言葉などに触れています。
KJ法を使った、関係性向上のためのワークショップも行ないました。
明日は、引き続き読書を行ない、夜にはキャンプファイヤーを予定しています。

寝泊りするテントを立てる

屋外の炊事場で食事をつくる

トランポリン遊具でのひとコマ

それぞれ課題の文章を読み解く

 

本校では、夏休みが終了した2学期始業式の終了直後に、生徒たちが学年ごとにバスに乗り込み、北軽井沢や山中湖をはじめとする自然豊かな場所へ「修養会」にいきます。「修養会」と呼ばれる3泊4日のこの行事では、「読書」「レクリエーション」「懇談」といった盛りだくさんの予定が組まれます。そしてその中で、2学期に向けての目標を定め、みんなの気持ちを一つにそろえて、2学期の寮や学校の生活に向かっていきます。

今年度の高等科1年生の修養会は他学年とは異なり、本校施設の東天寮に宿泊して行ないました。
今回のテーマとして「地域に関わり、社会に関わる」ことを掲げ、
近隣の福祉施設に出向いてボランティア活動をさせていただいています。
初日の今日は、特別養護老人ホーム「シャローム」の安河内さんにお越しいただき、
ボランティア活動の実際と、心構えについてお話しをしていただきました。
午後はさっそく各施設に分かれて移動し、夕方まで体験をさせていただきました。

安河内さんにお話しをしていただく

それぞれの施設で貴重な体験をさせていただいた

夕食後には馬場一彦東久留米市長にお越しいただき、市の福祉や経済の実情から、
市長ご自身が今の職に就かれるまでのご経験まで、生徒たちに語っていただきました。
高齢の方や障がいをお持ちの方と接することが初めての生徒もおり、
戸惑ったり不安を感じたこともあったようですが、
そのなかでも多くの学びや喜びがあったことを、振り返りの場では共有することができました。

馬場市長のお話しを伺う

 

自由学園は、1921年に羽仁もと子・吉一夫妻によって創立しました。夫妻は雑誌「婦人之友」の創刊も手がけており、同雑誌は全国の家庭に大きな影響を与えました。現在でも続く同雑誌は読者の団体「友の会」を開き、全国で活動しています。

8月3日には、岡山友の会のご協力をいただき、「木工の会」を開催し、30人を超える小学生に参加してもらうことができました。
子どもたちは、本立て・ティッシュボックス・写真立て・ペン立て・ランプシェード・パズルの6つから1つを選択し、6名の生徒の指導のもとで作品を作りました。

  

ドリルを使った作業は生徒がお手伝いしました

みんな説明を真剣に聴いています

使用したスギやヒノキは、自由学園や地元岡山のものを使用し、のこぎりで切る、かなづちで釘を打つ、やすりをかけるなど、すべてを自分たちで行ない、世界に1つだけの個性溢れる作品になりました。
お昼には、生徒による学校紹介を行いました。机作りや登山の話を聞いた子どもの中からは、「かっこいい!」「すごい!」という声が挙がり、生徒たちの姿が頼もしいお兄さんに映ったようでした。
最後には、一人一人が作品を紹介し、多くの子どもたちが「のこぎりで木を切るのが大変だった」と振り返っていました。

みんなの作品を見合う講評会を行ないました

また、「良い夏休みの宿題ができた」「また参加したい」「次は違う作品を作りたい」という感想も多く、実りある会になりました。

自由学園は、1921年に羽仁もと子・吉一夫妻によって創立しました。夫妻は雑誌「婦人之友」の創刊も手がけており、同雑誌は全国の家庭に大きな影響を与えました。現在でも続く同雑誌は読者の団体「友の会」を開き、全国で活動しています。

7月21日土曜日午後、京都友の会のご協力をいただき、算数の出張教室「夏休み子ども教室」を開催いたしました。

  
この企画は、本校の特色ある授業の一部をいろいろな方に知っていただき、
それぞれの教科の本当の面白さを伝えたいという目的で行なっています。
今回の京都の会には、30名ほどの小中学生に参加してもらうことができました。

関西に住む本校の生徒が授業のサポートに参加してくれました。
彼らを中心に、学年ごとに3つのクラスに分け、次の内容で授業を行ないました。

<小学4年生以下の部>
折り紙とはさみの工作を通して、分数の意味を理解する

<小学5~6年生の部>
真上から見ると文字になる四角錐の工作を通して、比例と立体の理解を深める

<中学生の部>
スピログラフを用いて模様を描いて、最小公倍数の意味を理解する

保護者の方々にもご自由に参加していただき、授業後には、参加者全員でお茶の時間を持ちました。
参加された方々からは
「算数はにがてでしたが、今日は楽しく勉強できて、『算数ってすごいな』と思いました。」
「『考えること』、『プロセスがあること』、具体から抽象へつながっていく授業に驚きました。」
「生徒の方がとても落ち着いて分かりやすく説明されていて感心しました。」
といったご感想をいただくことができました。

今年度、「夏休み子ども教室」は京都以外に岡山、長野、札幌で開催いたしました。
多くの方に本校の教育を知っていただけて、どの会もとても嬉しい機会となりました。
来年の夏も多くの地域で皆様とお会いできたらと願っています。

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