7月7日朝日新聞に掲載された「ヒッグス粒子研究に日本の技術 CERNの巨大加速器支える」と題する記事に、
男子部卒業生で、長年CERNの研究に協力してきた高エネルギー加速器研究機構の山本明さん(超伝導低温工学センター長)のコメントが紹介されています。
記事は「ヒッグス粒子」とみられる新粒子の発見の舞台となった欧州合同原子核研究機関(CERN)の巨大加速器には、
日本の研究所と企業の密接な協力による様々な先端技術が詰め込まれており、日本の技術力が世界的な発見に貢献した、
というもので、「発見は日本企業の技術力の成果でもあり、日本人は自信を持っていい」というコメントの内容になっています。
山本さんは本校を卒業後、高エネルギー物理学研究所(現高エネルギー加速器研究機構)で
超伝導の研究に取り組み、その研究成果は国際的にも高く評価されてきました。
昨年12月には自由学園で「宇宙を観る夢、科学者への夢」というテーマでご講演をして頂きました。
自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。