7月7日朝日新聞に掲載された「ヒッグス粒子研究に日本の技術 CERNの巨大加速器支える」と題する記事に、
男子部卒業生で、長年CERNの研究に協力してきた
高エネルギー加速器研究機構山本明さん(超伝導低温工学センター長)のコメントが紹介されています。

記事は「ヒッグス粒子」とみられる新粒子の発見の舞台となった欧州合同原子核研究機関(CERN)の巨大加速器には、
日本の研究所と企業の密接な協力による様々な先端技術が詰め込まれており、日本の技術力が世界的な発見に貢献した、
というもので、「発見は日本企業の技術力の成果でもあり、日本人は自信を持っていい」というコメントの内容になっています。

山本さんは本校を卒業後、高エネルギー物理学研究所(現高エネルギー加速器研究機構)で
超伝導の研究に取り組み、その研究成果は国際的にも高く評価されてきました。
昨年12月には自由学園で
「宇宙を観る夢、科学者への夢」というテーマでご講演をして頂きました。

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

毎年の学期末には、本校の名物行事といえる、ラグビーの学年対抗試合が行なわれています。
中等科3年生から高等科3年生までの学年が参加し、ラグビーのまとめととしてすっかり定着しました。
下級生は、上級生に「勝ちたい」、上級生は下級生に「負けられない」といった思いがあり、試合はいつも白熱します。
またラグビーが得意な人だけが対抗戦に出場するのではなく、全員が学年代表として試合に出場します。

7月9日の月曜日には、中3対高1、高1対中2がそれぞれ試合をおこないました。
また翌日7月10日火曜日には、高1対高3、高2対高3の試合が行われました。

結果は以下のようになりました。
中3 対 高1 (0対49) 高1の勝利
高1 対 高2 (21対0) 高1の勝利
高1 対 高3 (7対10) 高3の勝利
高2
 対 高3 (0対0) 引き分け

経験豊富な高2に勢いとスピードで上回った高1の頑張り、その高1を振り切った高3の底力、
互いの意地と意地がぶつかった高2と高3の好ゲームと、良い試合ばかりでした。

 
 

本校は体育で年間を通してラグビーを取り扱っています。
激しく怪我の多いイメージがあるラグビーですが、
お互いの個性を活かし、みなが輝くことのできる機会として、
また、チームへの貢献を通して自治の根幹を学ぶ機会として、
大切に行なっています。(ラグビーの取組みについてはこちらから)

節目の行事も終わり、いよいよ今週末から夏休みを迎えます。

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

 

中等科1年生の美術の授業では、「高等科3年生の似顔絵」というテーマで、新入生部屋室長の似顔絵を描きました。
新入生部屋とは、中等科1年生が入学して寮に入る際に、一番最初に生活する部屋のことです。
室長の高等科3年生は、新入生の寮生活の指導にあたっており、お母さんやお父さんのような存在です。
(新入生部屋の最初の一日はこちらから)

美術が始まる前は、室長の似顔絵と聞いて少々緊張気味の1年生でしたが、
実際に描き始めると緊張もほぐれ、思い切りの良い作品がたくさんできました。
また、始めは似顔絵のモデルになるのを恥ずかしがっていた室長たちも、
1年生と関わるなかで自然と笑顔になっていました。

 
(デッサンをもとに一枚の絵にまとめる)      (室長を囲んで)

作業は、まず室長の似顔絵を一人1枚デッサンして、室員全員で大きな木板に1枚の絵としてまとめていきました。
最終的には今回の学習をもとに木版画を作成し、11月の
美術工芸教育発表会(美術展)で展示する予定です。

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

高等科1年生では、1年をかけて「社会を知る」「地域につながる」学びをしています。
本日は、NPO法人セカンドハーベストジャパンの太田潤氏にお越しいただき、
2時間の講演を伺うことができました。
セカンドハーベスト・ジャパンとは、
食べられるにもかかわらず廃棄されていく食品を、必要としている方々に届けるための
様々な取組みをしている団体です。
(セカンドバーベスト・ジャパンの活動については
こちらから)
大量に輸入しながら大量に廃棄していく日本の食糧事情、フードバンク活動について、
そして今自分たちには何ができるのか、一人ひとりが考えさせられる充実した時間となりました。
終了後に生徒が書いた感想には、
「見えていなかった日本の現状が分かった。自分は本当に幸せだと思う。家庭から無駄な食品を出さないように取り組んで行きたい」
「僕は困っている人や問題点を見る視野が狭いなと感じた。困っている人たちのことをしっかり考えて動ける人はかっこいいと思った。日本には現在たくさんの問題があると思うので、一つ一つ考えていきたい。」
などのものがあり、これからの生き方に示唆をいただく貴重な時間になったことが分かりました。

 

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

 

 

本校では、自分の身の回りのことを親の手を借りずにできるようにするために、
中等科1年の家庭科の時間を通じて、生活の基礎を学びます。
内容は、洗濯のしかたや、小遣い帳のつけかた、調理のしかたなど様々です。
自分たちの寮での生活に直結することなので、みなの取り組みは真剣そのものです。

(寮については
こちらから)


中等科1年生は、
家庭科の授業で、布を使った小物入れとブックカバーを制作しました。

授業で、なみ縫いやボタン付けの練習をしていたところ、
「実際に何か物を作ってみたい」という要望がでたので、手縫いで制作可能なものを作ることにしました。
生徒達は、制作したいものをノートにスケッチし、型紙を作り、 いろんな色の布の中から各々好きな2色を選び、
すべて手縫いで行ないました。
完成した作品をみなが嬉しそうに手に取っており、多くの生徒から
「苦労して作ったので大切に使いたい」「色の組み合わせを工夫して作ることができた」
などの感想を聞くことができました。
今回の授業を通して、モノづくりの楽しさや、完成した時の達成感を味わうことができました。

          

          
 
 
 
 

 自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校では、自然のなかで働きながら多くを発見していく過程を、重要な学びとして捉えています。
そのような教育の一環として、高等科の生徒になると植林の実習を行ないます。
(詳しくはこちらから)

7月2日から高等科3年生の生徒が、埼玉県飯能市名栗にて植林活動を行なっています。
期末試験を前倒して行ない、寮の責任を高等科2年生に託しての3泊4日の実習です。

卒業生のお宅に宿泊させていただき、早朝から日が暮れるまで、屋外での活動が続きます。
 

今回の主な実習内容は、林道作り、橋作り、運材の実験の3つです。

 

林道作りでは、新しい道を作ると共に、今まで活用してきた林道の修繕作業を行ないました。
修繕の際には、腐ってしまった丸太の土止めを新しくし、太い針金で固定します。

 
(林道を修繕する)          (協力して道を築く)

今回は、東京農工大学との共同研究で、布を活用した丸太の運搬実験を行ないました。
実験は、斜面の上にある切り出した木材を、布を利用して下まですべり落とすというものです。
布を活用することによって、手作業よりも早く、急な坂面から丸太を搬出することができます。
生徒たちは新たな挑戦に苦労しながらも活き活きと作業をして、正確な実験データを取るために、繰り返し実験を行ないました。

 
(丸太を慎重に滑らせる)       (実験は次の課題を見つける貴重な学び)

労働を終えると、宿舎の近くの川に行き、一日の汗を流します。

 
(自由時間には川で遊ぶ)       (ほっと一息つける時間)  

食事も生徒たちが自炊でつくり、夜は礼拝をしてお互いの思いを静かに聴きあいます。
皆が大自然のなかから、友と向き合い、自分と向き合い、日常からは得がたい多くのものを学んでいます。

 
(今晩の夕食はカレー)        (交代で生徒たちが司会を勤める礼拝)


 自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

普段は特徴ある学校の様子ばかりご紹介していますが、じつは本校では今が期末試験のまっただなかです。
寮があることもあり、夏休みはやや他校よりも長いのですが、学習に手は抜けません。


(期末試験に挑む)

1週間前から部活動が停止となり、生徒たちは寮や学校で試験準備に一生懸命です。
今日は最終日。昨晩も寮では補習が行なわれ、5時間続きで3学年の補習をしたという数学の教員もおりました。
中学1年生の生徒は職員室に来て、「昨日は2年生の先輩に次数を教えてもらいました!」と嬉しそうに話してくれました。
(中1の1学期の試験範囲には、もちろん次数は含まれません。)

日中の教室でも、休み時間や自習の時間には、自然と聞き合ったり教えあう様子が見えました。
学習の面でも、競争ではなく協力を大切にする姿勢が身についていることを感じられるひとときでした。

 

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

 

本校では月毎、学期毎に「完全出席」の会が行われています。
「完全出席」は無遅刻無欠課で健康に登校できた生徒を称える行事です。

いわゆる「皆勤賞」に当たるものですが、学年としての出席率を励みあったりと、個人で終わらない取組みになっています。

高等科2年生の生徒が係りとなって、皆が健康で登校できるように「手洗い、うがいをしましょう」など呼びかけています。

今日は、6月の完全出席の会が行われ、出席率が一番高かった中等科2年生が全校生徒の前で表彰されました。

中等科2年生の出席率は、なんと97.1%でした。
一ヶ月間、ほとんどの生徒が健康に一ヶ月間学校に来ることができました。

学年内で励みあい、みなが一人ひとり努力して築き上げた快挙でした。

一昨年には、高等科3年生が1学期のあいだ全員無遅刻無欠課という偉業を成し遂げました。
(一昨年の様子はこちらから)

中高6学年全体の今月の出席率は61.4%でした。
7月は、登校日数も少ないので、皆が健康に登校して夏休みが迎えられると良いです。

(教室にて、表彰で受け取った旗を掲げる)

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日に

オープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

 

オープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

 

オープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

 

 

 


 

 

 

 

自由学園は「たましい」を育む場として「礼拝」を毎日行なっています。
教職員や生徒は、クリスチャンの者もそうでない者もいますが、
みなが「目に見えない存在」に心を向け、自分自身を見つめる機会としてほしいと願っています。
(続きは
こちらから)

今日は、週に一度行なわれる、生徒による礼拝でした。
礼拝の司会者は、委員長のS君で、今期の目標の「自発」について次のように語りました。

「生活する中では、楽しい時とつまらない時がある。
僕は、勉強や掃除などを他人から強制された時、つまらないと感じる。
なぜなら、そこに自分の意思はなく、その場しのぎになってしまうからだ。
しかし自発的に取り組んだ時には、たくさんのことが得られ、楽しいと感じることができる。
皆も生活の色々な場面で自発的にチャレンジしてほしい。
意見や困っていることは声に出してほしい。
僕は今期、男子部生の自発的なチャレンジをサポートしていきたい」

礼拝の最後には、皆で声を合わせて次の聖句を読みました。

「現在の苦しみは、将来のわたしたちに表されるはずの栄光に比べると、取るに足りないとわたしは思います。」
(ローマ信徒への手紙8章18節)

S君の短くも力強い言葉が、黒板に貼りだされた「自発」という大きな字、困難のなかにも希望を見出せる聖句と相まって、
皆の心に訴えかけてくる礼拝となりました。

  

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

本校では、いのちに触れる学びとして「産業」という授業を行なっています。
「産業」は中2・中3で行なわれ、豚や魚の飼育、畑などのグループに分かれて活動します。
生産品の販売から収支計算まで含んだ、総合的な学びの時間として大切にしています。
(産業の取り組みは
こちらから)

6月27日、2頭の豚を出荷しました。
この豚は3月下旬に入荷したものです。
(入荷の様子はこちらから)

その日から4ヶ月間、中等科1年生と中等科3年生の養豚グループの生徒が
毎日豚舎掃除と餌やりを行ない、育ててきました。

毎回の出荷はこれまで業者の方に依頼していましたが、
今回は生徒と教員
で、と場まで運びました。

トラックの荷台に鉄の棒で柵を作り、慎重にトラックの荷台に載せました。
初の試みでしたが、無事に業者の方に引き渡すことができました。
 

今週土曜日には、生徒たちが精肉店の方のご指導のもと、挽肉にする作業を行ない、
学期末には、初等部(小学校)から最高学部(大学部)までの食卓にのぼる予定です。

単にかわいがるだけでなく、育てて食すところまでの学びは、厳しさも伴いますが、
生命に触れる機会は、生徒たちが人間的に成長していくうえで欠かせないものです。

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。


 

 

 

 

 

 

ページ
TOP