中学1年生は、中学に入学して初めての夏休み。

この夏休みは、7月いっぱいは午前が夏期講習、午後は部活動でしょうか。この夏休みには、自宅学習用の国語の教材として『芥川龍之介特集』が渡されます。

先日、芥川賞の発表があったばかりですが、『アンネの日記』を下敷きにした作品が受賞したようです。以前、綿矢りささん(『蹴りたい背中』)が受賞したときには、朝の輪読用に受賞掲載誌「文藝春秋」をそれぞれ書店で購入し、みんなで読んだこともありました。

話を戻すと、この夏の『芥川龍之介特集』は、有名な「蜘蛛の糸」「杜子春」からはじまり、高校教材でもおなじみの「ピアノ」、寓話風「蛙」、「雛」などを題材に、問題演習ができる教材が宿題に出されています(夏休みあけに解説授業)。つまり、一石二鳥をねらいます。

読書として、芥川龍之介の文章を楽しんで欲しいですし、またその文章の読解を通じて問題演習も取り組んで欲しいということです。

楽しみながら、少しずつ解いてほしい教材です。

冬休みの課題としては志賀直哉特集』が用意されています。大正時代の作家たちが書いた小説を読み慣れることで、多少読みにくい文章にも果敢に挑戦できる自信をつけほしいという願いが込められています。

朝の輪読・・・みんなで旬の本(同じ本)をリレーして音読します。

硬式野球部の雄姿が、朝日新聞に掲載されています。残念ながら、試合は善戦したものの負けましたが、今回も4点先攻された試合をひっくり返す粘りを見せ、気分を一新すべくチームみんなで戦う姿を写真は捉えています。

今朝、終業式が行われました。谷川校長は彼らの夏が終わったことを全校生徒に告げました。と同時に、これから新たにもう一つの戦いが始まるのだ(高3は進路実現)という話をしました。高校生はもちろん中学生を含めて、熱心な面もちで話に聞き入っているのが印象的でした。

これまで熱心に取り組んできたことが一区切り、しかしそこで何かが終わるわけではありません。そこからまた別な道が始まっているのであり、その始まっている次なる目標に、まず生徒自身が気づき、これまでの経験を活かして目標達成に向けての新たな取り組みを始めて欲しいというメッセージでした。

話を聞きながら、生徒たちが全身全霊をかけて、ともに希求したものが見えるような気持ちになりましたし、その熱い思いはきっと別な道にも生きるはずだという谷川校長の気持ちも見えるような気がしました。

ああ、男子校で働けてよかったな、と思える瞬間でした。

部活動体験見学会(この夏休みをご利用下さい)

8月7日と8月28日にどうぞ。

にちがくは、この夏耐震工事があります。国の有形文化財の1号館を中心に工事が行われるため、毎年行われる夏期講習が本校では中高すべての講座が行えません。

夏期講習では、基礎から応用まで問題演習・解説授業が行われますが、中学生だけお隣の二階堂高校を1週間ほどお借りして実施します(高校生は本校実施です)。

二階堂高校との交流は、文化祭をはじめこれまでも親交を深めてきました。

充実した夏期講習にしたいと思います。二階堂高校の先生方、ありがとうございます。

生徒たちといっしょにせっかくのいい機会を与えていただいたことに感謝するとともに、しっかりと

この夏の成果をあげることを誓いたいと思います。

古文については、読解演習みっちりやります。中2で高校入試問題が十分解ける力を身につけたいと思います。

中1で『竹取物語』の全文読解を乗り切った生徒たちですから、これから楽しみです。

にちがくの谷川校長が、自らの海外体験・楽天の三木谷社長の言「No English,No Job」などを踏まえながら、この夏生徒たちに英語の宿題を出しました。

さて、谷川校長が出した英語の宿題とはどのような宿題か?

語学は、理解→訓練→理解→訓練…。どこかに終点があるわけではありません。

大学入試はもちろんですが、大学に入ってからも、社会人になってからも、ずっと学び続けるものです。

また、これから21世紀半ばを生きる生徒たちにとっては、英語は社会で生きる上で必須。

にちがくでは、新聞・雑誌・他校の先生方から注目されています「リンクイン・システム」(4時間を日本人教師が英文法・リーディング+3時間をネイティブが英作文まで掘り下げるシステム)を実施しています。

では、谷川校長自ら出した宿題とは?

ブログをご覧下さい。

 

受験生の保護者みなさん(特にお母様方)にとって、「男子校」ってどんなところなのかなかなか見えにくいのではないでしょうか。

 

作家・なだいなださんが書いていますが、見えないと人はその見えない不安から、悪いことばかり想像するんだそうです。「男くさく、むさくるしいのでは?」「指導が厳しいでは?」「荒っぽいのでは?」・・・などが一般的な印象でしょうか。「男子校」を実際にご覧になっていないところでいくら想像をたくましくしても詮無いこと。百聞は一見にしかず。

 

男の子が一番成長するのはこの6年間です。ただ、たくさんの芽が子供たちからすごい勢いで伸びているのを感じてはいても、なかなか目撃できないという保護者の方々の声を聞きます。

 

それはそう。成長期の男の子は、恥ずかしがり屋、いじっぱり、格好つけたがり、でなかなか今の自分をそのまま見せてくれない時期に当たっています(これも成長している証拠ですが)。しかし、「男子校」では、それがよく見えるんですよ。

 

何格好つけてんの、意地はってんのってところから友達関係が始まるのが、「男子校」です。元気な子も、おとなしい子も、今の自分を素直に出しながら、まずは友達がその子の魅力を見つけてくれる空間があります。友達に誉められる、認められる、これくらい自信のつくことがあるでしょうか。そして、先生ががんばればさらに誉める、励ます…。

 

男の子は、誉めて育てる!ただし、その子が目指す山頂を一緒に登りながら(目指しながら)、という条件がつきます。がんばっている自分を認めてくれる友達、先生が、すごい勢いで伸びている成長の芽を、本人に気づかせ、自信をつけさせてくれます。またそのきっかけを手にするチャンスが「男子校」にはたくさんあります。

 

 

鉄道研究部・オープンキャンパスでの展示の様子

 

0時間目英語暗唱文小テスト・計算テスト・輪読)

にちがくの朝は、脳トレから始まります。

今朝の読売新聞に写真・記事ともに掲載されています。

昨日、大田スタジアムで行われた夏の甲子園東京都予選・本校硬式野球部が延長戦を制し

勝利しました。ねばって勝つというのはたいへん難しいことだと思います。力は五分五分。

気力・体力・集中力そして何よりもチーム力がなければ、こういった延長戦を制することできません。

よくがんばってくれました。

廊下や校庭はもとより登下校の商店街でも会ったときは挨拶をしてくれる生徒たちです。

日々の取り組みが、試合までの準備・心構えが、肝心なときに力となって発揮されるのだと思います。

硬式野球部の部活動体験見学会が、この夏休み本校グラウンドで行われます。

8月7日と8月28日です。

部活動での活躍が続きます。

にちがくでは、文武両道がモットー。両輪で育てていく、自立していく。

どんなに才能や力量があっても、そのことに対する本人のモチベーションが育っていくか、どうか。ここだ大切だと思います。

希求する気持ちを育てる。そうやって初めてその生徒の力が評価されるところまで傑出してくるのではないでしょうか。

ジュニア・アジアスポーツ交流大会 柔道81㌔級代表選手に上田達彦君が選出されました。

監督の万田先生に取材すると「積極的に自分から仕掛けていく、技が切れる選手」とベタボメでした。

彼は、東京都インターハイ個人戦の予選で2位の実績を持っており、その活躍が今回の国際大会の代表選手選出につながったように思います。

先日行われましたオープンキャンパスにたくさんの参加者がありました。

 

 中学から陸上道をこつこつ登ってきたにちがくの生徒が、「円盤投げ」という競技に出合い、ついにこの快挙を手にしました。

体格も他の選手に比べ恵まれているというわけではありませんでしたが、学校で彼が熱心に練習する姿を何度も見かけました。

中学生から高校生になっていく過程に見える生徒たちの成長ぶりは、まぶしい限りです。

ぜひ、男子校の盛んな部活動のようすをホームページでご覧下さい。

今年、創立125周年を迎えたにちがくの1号館は、

昨秋、国指定の有形文化財に登録されました。


1号館は、にちがくOBで早稲田大学教授であった

今井兼次氏が設計したもので、高い天井に、

当時としてはモダンな吹き抜けの階段と、

OBならではの愛情が込められた設計と言えます。


その1号館を守るべく、期末テスト終了後に、

耐震工事が始まりました。

テニス部には迷惑をかけることになりましたが、

テニスコート3面に重機も入ることとなり、

いよいよ本格化してきます。

2学期、美しく強くなった1号館に

再び生徒の明るい声がこだますることでしょう。

日本学園中学校・高等学校のホームページはこちら

 

 

タレント揃いのにちがくの教員ですが、

今回ご紹介するのは芸術科・美術の小飯塚先生です。

現在中2の担任として美術の授業はもちろん、

生徒の生活指導も行う一方、芸術家としての活動も

本格的に行っているのです。

毎年開催している個展が、今年も銀座のギャラリーで

開催されています。

自らの日常をリトグラフに表現した作品の数々です。


その小飯塚先生が「個展」について語っています。

ぜひこちらをご覧下さい。

なお、その小飯塚先生は軽音楽部の顧問でもあります。

ベースの指導もピカイチのミュージシャンです。

まさに芸術科教員で、芸術家です。

タレント揃いの教員がいる日本学園中学校・高等学校、

夏以降も多くのイベントが行われます。

ぜひ足を運んでみてはいかがですか?

教職員一同、お待ちしております。

日本学園中学校・高等学校のホームページはこちら

 

 

 

ページ
TOP