高校1、2年生の授業で、セネガル出身の方に講演をしていただきました。
その感想を紹介します。

セネガルがフランスの植民地になったことについて。
・よいことは何もなかったということが衝撃的でありましたが、納得もできました。
・アフリカの人からみた歴史を知ることができてとてもよい勉強になりました。
・植民地活動を「した」側の目線で学んでいたので、植民地に先進技術をもたらしたと学びました。
 しかし、「された」側の目線では学んでいないので、すごくためになりました。もっとセネガルのこと、植民地時代のこと、イスラム教のことを知りたいです。

日本のイメージについて
・日本人は「電車とバスの中が静か!」とおっしゃってましたが、セネガルではどんな感じなのでしょう。
・日本は「ハイテクというイメージを持っている」と知って、少し意外に感じました。
・日本人は約束を守ると言われて、うれしくなりました。

セネガルとマサンバさんについて
・食文化にとても興味を持ちました。オススメ料理のチェブジエンはどのような食べ物なのでしょう。作ってみたいです。
・マサンバさんは優しくて気さくで人柄に感心してしまいました。

学校について
・セネガルの子供は私たちよりも勉強時間が長いことに感心しました。
・日本では学校に通えるのが当たり前になっていて、行けるありがたみを感じてる人はあまりいません。
 勉強も授業が始まるとめんどくさい、だるいなどやる気の起きない人もいます。
 セネガルの子供たちは行きたくても行けないのでかわいそうです。私たちは普通に学校に通えるという幸せを感じなければなりません。

当たり前と思っていたことが、他の国の人の視点でみると、当たり前でなかったと分かります。
広い視野で「考えることのできる人」になりたいですね。

 女子サッカー部の高1,2年生と中2の部員たちが9月30日~10月3日にかけて、10年以上親交が続いている富山県の高岡商業高校に遠征しました。
今回の遠征の目標としては、サッカーを通して人間力を育てるという部活の方針から『自己を振り返る』を掲げました。
というのは、期間中、部員たちは高岡商業の部員のみなさんのご家庭にホームステイさせていただいており、友情を育むことだけでなく、ホームステイを通して自分の足りないところは何かを振り返ることができる絶好の機会となると考えたからです。

部員たちの感想文から一部抜粋しましたのでご覧ください。
 「自分は今年の夏にカナダでホームステイし、秋には北海道でファームステイを経験しましたが、今回の富山遠征では今までになく、どこか違う、人のつながりの大切さを学ばせていただきました。これも受け入れをしてくださったご家族の皆様のおかげです。また、人に感謝する気持ちを今まで以上に大切に思うことができました。」
 「今回はこのような機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。初日に行った五箇山では普段体験できない和紙作りや神奈川では決して見られない合掌造りの家を見られて、とても貴重な体験ができてよかったです。一緒にサッカーでできて、自分たちに足りないもの、まねすべきところが見つけられ刺激を受けました。(中略)最終日に、家族のみなさんとお別れするのはとても悲しかったです。冬休みにお互いの成長を見せることができるように楽しみにしております」
 「いつも自分の家で普通に過ごしていて、それが当たり前になっていました。ホームステイをして手伝いをして自分の家にいるばかりでは気付けないことに気付くことができました。本当にありがとうございました」
「2日目の朝食に出てきたとろろこんぶが美味しかったです。自分自身の課題も見つかり、また家族の有難みを改めて実感することができました」

このような高岡への遠征は今回で6回目になります。遠くの地でサッカーを頑張っている仲間の生活環境(中には船を登下校で使う家庭もありました)、練習環境(冬は雪の上でサッカーをやることもあるそうです)を目の当たりにした本校女子サッカー部は、今回の遠征を通して一人の人間として成長するきっかけが多々あったように思います。今後に期待したいと思います。

 先週の金曜日、テレビ神奈川の午後9時からの番組をたくさんの人が観たと思います。限られた時間の中で、翠陵のこと、5人の部員で頑張って活動している硬式野球部のことが上手に編集されていました。引き続いて取材してくれますので、楽しみにしていてください。

その番組の中で面白いなと感じたことがあります。部活動紹介コーナーが“しゃかりき”という名前だったことです。“しゃかりき”という言葉は今の中高生には使われていない言葉だと思っていましたが、そうではなかったことです。“しゃかりき”とは、夢中になって何かに取り組むことを意味しています。お釈迦様が人びとの幸せのために力の限りを尽したことから、夢中になって取り組む姿を、“お釈迦様の力=釈迦力”と言うようになったと伝えられています。

 

“しゃかりき”になって生きている人を紹介します。

同じ先週の金曜日、高3のLHRの時間に「卒業生による進路講話」が開かれました。講師は、卒業生の田辺希さんです。大学を卒業しNHKのアナウンサーになり、最初は岩手県の盛岡、次は宮城県の仙台、そして横浜の各放送局に計10年ほど勤めました。現在は、フリーアナウンサーや気象予報士、野菜ソムリエとして、テレビや講演、雑誌など幅広い分野で活躍しています。

与えられた原稿を読むことが多いアナウンサーの仕事と違って気象予報士の仕事は、毎朝2時に起きて刻々と変わる気象データを分析し、番組開始の数秒前までどのように分かりやすく伝えたら良いのか考えながら仕事をしているそうです。気象予報士の資格を取得するためには難しい試験にパスしなければいけませんが、田辺さんは一発で合格しました。「頭が割れそうになるくらい勉強しました。」と話していました。

その田辺さんに、東日本大震災報道の応援依頼がNHKからきました。危険だからという心配の声もありましたが、かつて取材で訪れた場所が地震や津波の被害に遭い、復興もままならず、厳しい避難生活を続けている人びとの様子を伝えることは自分の使命だと思い、1週間の内で仙台、長野、静岡などを回って仕事をする超多忙な生活を半年間繰り返してきました。

田辺さんは講話の中で、次のようなことを話してくれました。

・高校時代にもっと勉強していれば良かったこと。

・無駄なことは何一つないということ。

・自分を成長させるためには、いろいろな人が居る所に身を置くこと。

・今の自分と高校時代が深くつながっていること。

・自分に限界を設けないこと。

・夢を叶えるための具体的な方法について。

そして、自分が気に入った言葉を書き留めて置くことも。

田辺さんは、特に好きな言葉として2つ挙げました。

「何もかも失われた時も、未来だけは残っている。」

「希望は人を成功に導く信仰である。希望がなければ何事も成就するものではない。」(ヘレン・ケラー)

 

田辺さんは、高3生が終礼で書いてくれたコメントを読み感動していました。「自分の話をこんなに熱心に聴いてくれたんだ。」「自分の好きな言葉をたくさんの人が持っているんだ。」と。

3生が書いてくれた好きな言葉をいくつか紹介します。

Tomorrow is another day !」

「在るがまま、想うがまま。」

「努力は必ず報われる。」

「自分に誇りを持つ。」

「幸せは自分の心が決める。」

「今日が私の残りの人生の最初の一日。」

 

好きなことに打ち込める、没頭することができる。これは、若者の特権です。

皆さんは、“しゃかりき”になって生きることの素晴らしさ、大切さを学び、ぜひ実行していってください。

今年も「「親子ふれあい自然教室」 が開催されます。皆様ふるって、参加下さい。

 

 

1.事業名

若葉台・霧が丘地域学校連合「学びのまち」創造プロジェクト 第5回「親子ふれあい自然教室」 

 

2.主催・主管

主催 若葉台・霧が丘地域学校連合「学びのまち」創造プロジェクト

主管 横浜翠陵中学・高等学校

 

3.参加対象者

幼児・園児・小学生とその保護者

 

4.事業目的

・自然環境に恵まれた地域に住む住民としての意識を高めるとともに、すすんで環境を保護する心を育てる。

・親と子のコミュニケーションを通して、より良い家族関係を築く一助とする。

・自然の恵みを生かし、さまざまな工夫をしながら、ものを創り出す喜びを体験する。

 

5.事業内容

①三保市民の森・新治市民の森や翠陵キャンパスの自然環境の豊かさについてのレクチャー

②(晴天時)里山遊び …… 丸太切り、ロケットラワン、こま回し、だるま落とし ほか

②(雨天時)里山工作教室 …… どんぐりアート、バードコール、竹細工、切り絵遊び ほか

 

6.実施日時

平成231120日(日) 10:0012:00  受付開始 9:30~ 〔晴雨にかかわらず開催〕

 

7.実施場所

横浜翠陵中学・高等学校 教室・グラウンド

 

8.講師

NPO法人四季の森里山研究会理事長 武本弘次氏(かながわ森林インストラクターの会会員) ほか 

 

9.申込方法

1117日(木)までに、電話またはFAX・メールで、横浜翠陵中学・高等学校事務室に申し込む。

・参加者は傷害保険に加入するので、申込時に氏名(フリガナ)・住所・電話番号・生年月日を添えて申し込む。

・小学校2年生以下の児童が参加する場合は、必ず保護者の方も参加。

・参加費は無料。

 

10.申込先および問い合わせ先

横浜翠陵中学・高等学校事務室

  電話 045-921-0301  FAX 045-921-1843  メール suiryo@soei.ac.jp 

 

11.当日持参するもの

軍手、タオル、飲み物、運動靴

スクールネットワークのHPで翠陵の学校紹介動画がアップされました。

今回は中学校の先生方が色々な切り口で翠陵を爽やかに紹介しています。

どんな中身かは、見てのお楽しみです。

下記アドレスをクリックして、ご覧下さい。

http://www.schoolnetwork.jp/school/index.php?schid=277

今夜からtvkで始まる「teenage Garden キメ! 執事」で野球部が紹介されます。
遊びやファッションに目もくれず、ただひたすら汗をかいて頑張っている部活男子を追い続ける応援ドキュメンタリー。
皆さん、ぜひ見てくださいね。

放送時間 本日 10月14日(金)21時00分~21時30分
放送局 tvk(テレビ神奈川)

浜市の総合文化祭 放送コンテスト部門に中学2年生が1名アナウンスで参加をしました。

放送委員になったきっかけは「じゃんけんに負けたから」という消極的なものでしたが、
徐々にアナウンスに興味を持ちだし、自ら志願して出場しました。

アナウンス部門は自分で取材して原稿を作るところから始まります。
選んだテーマは「東日本大震災が翠陵の国際交流活動に与えた影響」。
内容は、地震により姉妹校交流が中止になるなど残念なこともありましたが、
そんな状況でも留学生2名(先日、ブログでもご紹介しました)が来てくれたことを
とても嬉しく思う
というものです。

部活動の合間を縫っての練習だったため、放課後は毎日大忙しでした。
学校でも自宅でも練習に励み,本番えはその成果を十二分に発揮できたようです

出場した生徒の声です。
・練習よりは,うまく話せた。
・入賞はしなかったけれど,全部を発揮できた。
・終わるまでずっと緊張しっぱなしだった。

惜しくも賞は逃しましたが、全力で取り組み、力が出せたのは立派ですね。

 

中2の調理実習がありました。
メニューは、ハンバーグ、茹でたじゃがいも、コーンスープ。
可愛いトレイで運ばれてきました。

 

それぞれ担任が試食。お味のほどは…。

1組。「久しぶりの手作りハンバーグはとてもおいしかったです。」
担任、副担任、二人仲良く半分ずつ、食べていましたよ。

2組。「ハンバーグに味がしっかりついて、ソースがなくてもおいしかったです。」
ご飯がすすみそうです。

好評でよかったですね。

次回のメニューはなんでしょうか。

KDDIケータイ教室講師、須能瀬良子さんをお招きして、

高校生に携帯電話でのトラブル回避のためのマナーとルールを教えていただきました。

トラブルなんて自分には関係ない。」
トラブルに巻き込まれてしまった人のほとんどが、こう思っていたそうです。
手軽で便利な機器だけに、いつでも自分が被害者にも加害者にもなり得ることを
知って欲しいとおっしゃっていました。
またトラブル回避には3つの力(判断力、自制力、想像力)が必要だともお話されていました。

生徒の感想です。

・情報をネット頼りにしている面もあったので、すぐに信じないようにしたい。
・身近に危険は潜んでいるなと改めて思った。友達との写真をのせたり(されたり)も怖い。
・周囲に迷惑をかけない程度にプロフをやりたい。
・普段何も考えずに使っている身近な物が恐ろしいものに変わることを改めて知った。
・「自分は大丈夫」と思わずに、日ごろから意識して使いたい。
・「自分は大丈夫」という油断が危険だ。
・個人情報の管理には気をつけたい。
・僕たちは「ケータイ世代」と呼ばれているが、初めて正しい使い方を知った。

日ごろ、危険につながるとは思わない携帯電話。
その気持ちの油断に意識が向いたいい機会でした。

講師の先生、ありがとうございました。

 

昨日、中学3年生が、翠陵中学で最大のイベントであるオーストラリア海外研修に出発。
今朝、無事に到着し、動物園へ行ってコアラと記念撮影。
そのあとみんなと別れてホストファミリーの元へ。
一人で知らない家族の中に入っていくのは心細く、不安だと思います。
1日1日が緊張と挑戦の中、苦しいときもあるでしょう。
寂しくてくじけそうになるかもしれません。

そんなときにこそ翠陵での毎日を思い出して下さい。
この研修のために、いろんな準備をしてきました。
年間学んだ英語、国際理解、人間力
自分を信じて、どんなことにも勇気を持ってチャレンジです!

すてきな経験をたくさんして、充実した毎日を送ってほしいと願っています。
輝いた笑顔での帰国、楽しみにしてますよ。

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