明日から一応夏休み。

一応というのは、7月29日まで全員補習、

また前期期末試験で成績が思わしくなかった生徒は午後から特別な授業があるからです。

本当の夏休みは補習の終了する7月30日から8月21日までです。

(8月22日からまた全員補習が始まります。)

 

今日は、前期の締めくくりとして学年集会を行いました。

はじめに校長先生の挨拶・次に生徒指導部主任の山下先生から

夏休みの過ごし方についての話がありました。

人数が少ないとはいえ、真剣に先生方の話を聞いている生徒の態度は立派の一言でした。

当たり前のことですが、話し手の方に顔を向けしっかりと聞く態度が出来ていました。

千葉明徳中学校の生徒が、きちんと成長している事を実感しました。

 

その後、9月24日(土)開催予定の文化祭について係から話がありました。

文化祭の名称は、教員が秋の実りや生徒の成長など、様々な思いを込めて「明実祭」とつけました。

 

内容は、調べ学習を発展させたものでお米に関することをテーマとしました。

それは、「里山・水田環境の生き物」「米の種類」「米の食文化」「お米とお祭り」「稲作の起源」です。

それぞれ担当の先生が生徒に説明しました。

その説明は、一人でも多くの生徒が自分のテーマを選んでくれるように、

他のテーマより自分のテーマを選んだほうが良いと熱弁を振るいました。

お前なんかに負けるかという熱気が伝わってきました。

人をけなすのではなく、「他者よりより良いものを」と、いう心意気がヒシヒシと伝わってきました。

本当のライバルというものは、お互いを高めていく、このような関係だと思います。

久しぶりにこんな光景を目の当たりにし、改めて「千葉明徳中学校の先生凄い」と、思いました。

生徒はその説明を聞き、自分が取り組みたいテーマをアンケート用紙に書き、集会は終わりました。

 

上野孝裕

7/19(火)バレーボール大会を行い、最後に優勝したチームと教員チームが対戦しました。

 

ほとんどの生徒は、まだバレーボールをした経験が少なく、

どのようにボールを扱うのか分からず、苦労していたようです。

ボールは、ソフトバレーボールを使いました。

組み合わせ段階では教員チームをシードにしたので、

なぜか「ずるい」と、言う声が上がっていました。

私たちが予想したとおり、圧倒的な差で教員チームが勝ちました。

年齢が進むにつれて、この差が徐々に縮まりいつかは逆転する日が来ます。

それまでは、先生達は完膚無きまで生徒に勝つ意気込みです。

これが親心とでも言うのでしょう。

 

上野孝裕

昨日の早朝5時頃、トイレに行った。

すると隣家から大きな声が聞こえました。

確か、「やった」と、いう言葉だったと思います。

その声を聞いて、日本が一点入れた声だと察知しました。

その時点で日本が勝っているのか負けているのか分かりませんでした。

私はその試合を後で観ようとビデオに撮っていました。

その後、ニュース番組は一切観ずに、7時頃からビデオを観ました。

試合内容はご存じのとおりです。

暗いニュースが続く中、久しぶりの明るいニュースでした。

以前も1月のアジアカップ優勝の時にも書きましたが、

近年の日本サッカーの成績は素晴らしいものがあります。

Jリーグ発足してから18年、プロ化したサッカー界全体の成果だと思います。

ただ選手を強化するのではなく、指導者・審判・練習環境を整備し、

小さい頃から本格的な技術や戦術を習得させた成果が実ったのだと思います。

男子に比べると練習環境や強化費など劣っているようですが、

それをはねのけた事は、賞賛に値します。

勿論、一番頑張ったのは、選手であることは間違いありません。

 

世界一になった選手の皆さん、おめでとうございます。

 

上野孝裕

昨日は答案返却の1日目でした。

私は、初めて答案返却を様子を見にいきました。

数学の時間で皆、どのような点数が付けられているか不安な顔をしていました。

問題・模範解答・解答用紙の順に担当の先生から用紙が配られました。

生徒は一喜一憂していました。

+、-の符号を間違え悔しがっている生徒から

努力の成果が点数に現れてニコニコしている生徒まで悲喜こもごもでした。

中には、自分はもう補習だと諦めている生徒までいました。

点数の多い少ないは、生徒が一番気になるところですが、

自分がどこで間違えたのか把握する方が、定期テストの答案返却では大事なことです。

次回同じ問題が出たらきちんと解けるようにしておきましょう。

また、うっかりミスは練習不足です。

日頃からコツコツと時間をかけて練習しましょう。

今の点数は、日頃の勉強の表れです。

次のテストの時に良い点を取りたければ、今からどうすればよいか分かるでしょう。

時間は過去・現在・未来と繋がっています。

 

上野孝裕

昨日で試験が終わりました。

試験の結果は、事前の勉強量に比例すると思います。

どのような問題が出ても「完璧だ!」と、言えるほど勉強した人と

試験に出そうな所だけ勉強した人の差は明らかです。

今やらなければ必ず後になって後悔します。

まだまだ易しい段階に取り返しておきましょう。

マラソンに例えるなら、スタートしてまもないところで、少しで遅れた状況です。

まだ先を走っている後ろ姿がはっきり見えます。

影も形も見えなくなってしまっては、追いかける気にもなりません。

そうなっては手遅れです。

先を走っている人は、油断しないでその調子で走ってください。

6年後には、必ず大きな成果が待っています。

中間に位置する人は、前にも後ろにも人はいます。

どちらに付くかはあなた次第ですが、前に付く方が良いに決まっています。

 

上野孝裕

さて、自分の都合で他の生物を犠牲にすることばかりでなく、

人が他の地域に住んでいる人々にも迷惑を掛けるということが、

今回の原発事故で起きています。

 

送電で失われるエネルギーを考えれば、

電力消費地近くに発電所を作った方が良いに決まっています。

しかし、都会の人々が快適な生活を送るために、なぜか遠方に作りました。

そして事故が起こり、事故とは何の関係のない人々が、

生まれ親しんだ土地から避難させられています。

この事故が起きるまで、都会の人々は電力源がどこにあるのか知らない人が多くいたと思います。

そして、人は様々なところで繋がっているのだと言うことをこの事故で知りました。

「つながるを育てる」本校の教育方針を大切にしたいと思います。

 

上野孝裕

通勤のため、鎌取駅から中学校まで歩いてくると様々な物が目に入ってきます。

駅前の広場には、欅の木が数本植えられており、

最近はムクドリのねぐらになっているようで

樹の回りのコンクリートは白い糞で覆われています。

また、春の道に続く石畳は200mくらい続き

7時30分頃にはもう既にコンクリートの道は熱気を含んでいました。

 

そこで私が見たものは、おびただしい数のミミズの死骸です。

そのほとんどはもう干物状態になっていました。

トンネルを抜けると緑の葉が茂る桜並木が続き、少し熱気が和らぎました。

コンクリートの通路に目を向けるとあれほど多かったミミズの死骸はほとんど在りません。

 

私の推理では、たぶん木の根元の冷たい土の中に逃げ込んでいるのだと思います。

すると先ほどの石畳のミミズたちは、逃げ込むところがなかったのだと言うことも推測できます。

人間が自分たちの生活を快適におくるために、

コンクリートで地面を覆ってしまった結果かなとも考えられました。

 

そんな事を考えると「人間て本当に自分勝手だな」と思いました。

自分の都合で他の生物を犠牲にしてしまうということが。

 

上野孝裕

12日から前期期末考査が始まります。

日頃の学習の成果が試されます。

皆、一生懸命試験の準備をしたことと思います。

努力がそのまま点数となって表れることもあれば、そうでないこともあります。

後者の場合、努力が無駄になったと思う事がよくあります。

では、努力しなかったらどうなるでしょうか。

結果は、良くないに決まっています。

努力がその結果として表れる場合もあれば、表れない場合もあります。

しかし、結果として表れなくても勉強したことは残ります。

その蓄積が自分のためになります。

試験は、点数を多く取ることも一つの目標かも知れませんが、

学力を付けることも目標の一つです。

 

上野孝裕

今日は、総合学習の水田実習でした。

東邦大学の学生の応援を得て4組に全体を分けて行いました。

生き物調査では、トンボの確認を中心に行いました。

私たちの班は、シオカラ・オオシオカラ・コシアキ・アキアカネ等のトンボを見つけ、

チョウトンボの大群も見かけました。

田んぼでは、先日植えた稲の生長ぶりを観察しました。

 

 

生徒が稲を観ている間、先生方は水田への給水実習を奥村先生指導のもとで行いました。

夏休みの間、水田への給水は教員の大事な仕事だからです。

本校の水源は、水田協力者の方の井戸水を借りています。

そして、今日の実習はそのポンプのエンジンのかけ方でした。

スイッチを入れ、燃料目盛りを始動に合わせ、最後に力強く始動のヒモを引くという手順です。

1回でかからないと何回もヒモを引かなければなりません。

皆、恐る恐る試し何とか今回は掛かりました。さあ、本番では今日のように上手く行くか心配です。

(実習をしている間、私は昨年、エンジンがなかなか掛からず途方に暮れた記憶が蘇ってきました。)

 

上野孝裕

来週火曜日から定期テストということで、多くの生徒が職員室を訪れます。

 

「田村先生はいらっしゃいますか」

「奥村先生に用があって来ました」

「鮎川先生、英語の質問があるのですが」

 

放課後にはテストの準備に追われる日々のはずですが、

なかなか先生たちも質問に追われてテストの作成が進みません。

しかし、これが何とも嬉しく感じます。

自分で勉強していなければ、質問したいことは出てきません。

家庭学習の習慣が身に付いてきている証拠です。

たくさん勉強しているからこそ、自分だけでは解決できないことにぶつかる。

その結果としての「○○先生、質問が・・・」というわけです。

私たちも、どこまで自分でやってあって、どこまで理解できているかを確認してから

教えるようにしていますが、だんだん自ら学習できる集団になりつつあることに、

喜びを感じています。

 

(土佐)

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